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Yamareco

記録ID: 5288225
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
日高山脈

コイカクシュサツナイ岳

2023年03月18日(土) 〜 2023年03月20日(月)
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
16:26
距離
31.7km
登り
1,917m
下り
1,907m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
3:58
休憩
0:21
合計
4:19
9:30
111
ピョウタンの滝
11:21
11:38
9
2日目
山行
7:27
休憩
0:08
合計
7:35
3日目
山行
3:59
休憩
0:18
合計
4:17
8:29
8:30
145
10:55
ピョウタンの滝
天候 3/18晴れ,1/19晴れ(風あり)/曇り,3/20晴れ(風強)
過去天気図(気象庁) 2023年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ピョウタンの滝道路脇に駐車
コース状況/
危険箇所等
※トンネル内でGPSに誤差が出たようなので、上り下りの標高差の記録は実際とズレが生じている模様。
ピョウタンの滝〜コイカク登山口・・・無雪
コイカク登山口〜上二股・・・岩伝いに歩ける渡渉多数,雪締まっている
コイカク夏尾根・・・下部カリカリ急斜面,上部脛ラッセル
道道は雪もなくサクサク歩く。
2023年03月18日 09:35撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/18 9:35
道道は雪もなくサクサク歩く。
コイカクシュサツナイ川は水量少なく渡渉も問題ない。
2023年03月18日 11:59撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/18 11:59
コイカクシュサツナイ川は水量少なく渡渉も問題ない。
ゴルジュは中を進む。左岸から巻くこともできそうだ。
2023年03月18日 12:46撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/18 12:46
ゴルジュは中を進む。左岸から巻くこともできそうだ。
尾根が見えた。
2023年03月18日 12:51撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/18 12:51
尾根が見えた。
2023年03月18日 13:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/18 13:42
3/19 取り付きから間もなく、カリカリの急斜面。
2023年03月19日 05:12撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
3/19 5:12
3/19 取り付きから間もなく、カリカリの急斜面。
上部はすねラッセル。
2023年03月19日 07:23撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
1
3/19 7:23
上部はすねラッセル。
Co1500くらいでアイゼンに替える。
2023年03月19日 07:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
3/19 7:57
Co1500くらいでアイゼンに替える。
夏尾根を振り返る。
2023年03月19日 08:02撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
3/19 8:02
夏尾根を振り返る。
風少し強い。
2023年03月19日 08:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 8:23
風少し強い。
圧巻のスケール。
2023年03月19日 08:39撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
1
3/19 8:39
圧巻のスケール。
Co1600~岩が出てくる。
2023年03月19日 08:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3/19 8:44
Co1600~岩が出てくる。
カムエク方面。
2023年03月19日 09:07撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
2
3/19 9:07
カムエク方面。
2023年03月19日 09:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
3/19 9:09
2023年03月20日 20:38撮影
1
3/20 20:38
夏尾根の頭へ。
2023年03月19日 09:09撮影 by  DSC-RX0M2, SONY
1
3/19 9:09
夏尾根の頭へ。
ヤオロ、1839。
2023年03月19日 09:13撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
3/19 9:13
ヤオロ、1839。
2023年03月19日 09:14撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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3/19 9:14
頭からコイカクまで500m。
2023年03月20日 20:38撮影
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3/20 20:38
頭からコイカクまで500m。
9:39コイカク。
2023年03月19日 09:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
3
3/19 9:39
9:39コイカク。
下りはバックステップで。
2023年03月20日 20:40撮影
1
3/20 20:40
下りはバックステップで。
2023年03月20日 20:40撮影
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3/20 20:40
上二股で優雅にもう一泊。
2023年03月19日 12:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
1
3/19 12:41
上二股で優雅にもう一泊。

装備

個人装備
スノーシュー
共同装備
30mロープ

感想

■3/28 晴 ピョウタンの滝(9:30)→上二股(13:50)=C1
アプローチ日なので、遅めの9時半出発。道道は全く雪が無く、自転車でもあれば快適な状態。サクサク歩き2時間弱でコイカク登山口に到着。沢沿いは雪が詰まっていて、よく締まっていて踏み抜きも無く歩きやすい。ゴルジュは巻くこともできそうだ。渡渉を何度も繰り返すが、水量も少ないので岩伝いに靴を濡らすことなく上二股まで到着。のんびりしながら過ごす。18時半くらいまで明るく、だいぶ日が長くなったことを実感する。夜は風が強かった。

■3/19 晴(風)
上二股(4:50)→コイカク(9:30)→上二股(12:30)=C2
5時前にテントを出る。雪の状態がどんな感じか分からず、風が強い場合はCo1308でC2にしようと、テントを撤収し全荷で登り始める。取り付きから間もなくものすごい傾斜に驚く。表面は氷化していてスノーシューがしっかり効くが、重荷でバランスを崩すと大変だと思った。重荷に耐えながらCo1100まで来たところで、雪の状態も良く風も大丈夫そうなので、泊まり装備をデポすることにした。途端に羽が生えたように歩きやすくなった。Co1305はテン場になりそうだ。テン場から上はスネ程度の積雪で、時々腰までズボ抜ける。よく足場を作ってから体重をかけないと、滑って危ない。Co1500くらいからアイゼンに履き替え、ハーネスも付ける。岩場が連続するが、注意して歩けば問題なかった。ロープを出すならここか?というポイントが2か所ほどあったが、結局使わなかった。だが、高度感があり緊張が続く。日高の山々の切り立ち、渓の深さに驚く。夏尾根の頭に出る直前も傾斜が強い。稜上は風やや強い。気温は温度計で−10度。コイカクまでの500mの歩きは、十勝側に雪庇。歩きやすい。1839峰がゴジラのようにそびえていた。行ってみたい、行けるのではないかと思いつつ、まだあそこまで行く勇気がないなと思った。9:32コイカクピーク、写真を撮る。バックステップを交えて下る。氷化した斜面もしっかりと足が埋まり、快適に降りることができた。明るいうちに下山できる時間だったが、せっかくなので上二股でもう一泊。だだっ広い平地の真ん中にテントを張り、雪のボールと枝で野球をやったり、雪上50m走をやって遊ぶ。ビーコンで雪崩捜索の練習もやった。きょうは1年目の結婚記念日だ。

■3/20 晴(風) 上二股(6:40)→ピョウタンの滝(10:50)
ゆっくり準備して出発。重荷がずっしり肩に食い込む。帰り道の道路は行きよりも長く感じた。トンネルで歌を歌いながら頑張って歩く。11時前にピョウタンの滝に到着。きょうが3日間で一番天気が良さそうだった。

(感想)
積雪期に初めて日高の主稜線に立ってみたいと、コイカクを目指してみた。どんなものか分からないので、予備日を入れて3泊4日の行程を組んだ。結果的に雪の締まり具合が非常に良く、好条件の中で登ることができた。今回の条件下なら、1泊2日が妥当か。主稜線から見えた1839峰は、近いようで遠い存在だった。稜上で確実に泊まれる技術を身につけたい。

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