武奈ヶ岳 (比良山系)
- GPS
- 07:07
- 距離
- 16.7km
- 登り
- 1,288m
- 下り
- 1,270m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 0:18
- 合計
- 7:07
天候 | 晴。時折吹く風は冷たく、標高800mから上ではウィンドブレーカー代わりに雨具の上を着こんで丁度いい位だった。下山時は青ガレの上で脱いだ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
往路は京阪電車で京橋6:45→7:25七条、JR京都駅7:56→8:40比良。 帰路は比良16:21→堅田で新快速に乗り換えて大阪5:00着 |
コース状況/ 危険箇所等 |
全体的に良く整備されて歩き易いです。 登り: イブルキノコバからの登りでは沢沿いの一般道は残雪が多いのではないかと思ったので、冬道を登りました。 一般道に出るとコヤマノ分岐までは登山道に残雪がありますが、アイゼンは不要です。残雪の上に乗ると踏み抜きました。 下り: 上林新道四辻から左に下って、奥ノ深谷に出ましたが、あまり歩かれていないようで踏み跡が薄かったです。途中の木橋は朽ちていましたが渡渉は問題ありませんでした。 奥ノ深谷に架かる木橋も朽ちかけていますが、何とか渉れました。 正面谷の金糞峠直下から青ガレまでは落石に注意が必要です。ゴーロの急坂で、不安定な岩が多いので落石を誘発させないようにしたいです。 青ガレから下も最近発生したと思われる崩落が数か所ありました。 このコースは迂回するように促す看板があります。 |
写真
感想
1年ぶりに武奈ヶ岳へ行ってきました。
今年は桜をはじめ色んな花の開花が早いのでひょっとしたら山の花も咲いているのではないかとの期待もありました。
例年2月初旬に雪の武奈ヶ岳に登ってきましたが、コロナ禍以後登れていません。昨年は4月下旬に登りましたが、その時はシャクナゲの最盛期で存分に楽しみました。今回はシャクナゲの蕾は固く、例年どおりに咲くのではないでしょうか。その代わり、バイカオウレンが数ヵ所で、イワナシが1ヵ所で咲いていました。
比良のバイカオウレンはいつもなら4月上旬ですが、今年は大分早く咲き始めていました。比較的小ぶりなので、良く注意しないとわからないほどですが、何時も咲く場所で見つけることができました。
この日は比良駅から大山口に出て、ダケ道→北比良峠→八雲ヶ原→イブルキノコバ→コヤマノ分岐を経て、武奈ヶ岳に至りました。
今年は雪解けも早くダケ道には雪は残っていません。北比良峠付近に少し、八雲ヶ原への下りから段々と目立つようになります。イブルキノコバへの山道では小さな沢を渉る所の近くに残っていました。
アイゼンは不要ですが、上に乗ると踏み抜いたので、雪の縁を歩くようにしました。
イブルキノコバから沢沿いの道は例年5月迄雪が残る場所があるので、冬道を登りました。冬道が一般道に合流す辺りからコヤマノ分岐までは登山道にも多くの雪がありました。やはり踏み抜きました。
武奈ヶ岳からは春霞のせいで遠望は利きませんでしたが、比良の山々は良く見えました。久しぶりに武奈ヶ岳からの展望を楽しんでから下山しました。
ルートはコヤマノ岳→上林新道→奥ノ深谷→金糞峠→青ガレ→大山口→イン谷口→比良駅です。
金糞峠からの正面谷は落石が多いので迂回するよう案内されているので、できるだけ歩かないようにしていますが、この日は金糞峠付近を通りたかったので、やむなく通りました。
金糞峠から下って15分位は右側、堂満岳北面のルンゼから大小の落石が積み重なっていて、その中に不安定な踏み跡があるので、やはり危険です。
落石の巣が終わると、距離はわずかですが左手のザレた急斜面をトラバースします。青ガレも大岩が積み重なっていますが、比較的安定しているようです。
青ガレの下では最近崩落したと思われる場所が数ヵ所ありました。踏み跡はついていたので、歩けましたが、滑落には注意が必要です。
1年ぶりの武奈ヶ岳は登り3時間30分、下り3時間と時間的には順調でしたが、年ごとにきつく感じるようになりました。
いつまで登れるか判りませんが、齢相応の山歩きをと楽しむようにしたいと思いながら、春の扉が開き始めた山を楽しむことができました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する