多摩百山完登 雲取山荘から長沢背稜4座

2023年04月04日(火) 〜 2023年04月05日(水)

• GPS: 16:53
• 距離: 40.6km
• 登り: 3,582m
• 下り: 3,559m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:40
• 休憩: 1:12
• 合計: 6:52

8:08 日原駐車場
8:15 8:15 中日原バス停
8:24 8:24 観光用公衆トイレ
8:28 8:28 鍾乳洞バス停
8:56 8:56 八丁橋
10:14 10:28 富田新道入口
12:35 12:52 サワラノ平
13:17 13:17 権衛ノ頭
13:22 13:22 野陣ノ頭
13:44 13:45 小雲取山
14:01 14:05 雲取山避難小屋
14:06 14:42 雲取山
15:00 雲取山荘

2日目

• 山行: 8:05
• 休憩: 1:49
• 合計: 9:54

6:23 雲取山荘
6:38 6:38 大ダワ
7:24 7:35 芋ノ木ドッケ
7:58 8:02 コヤセドノ頭(犬落ノ頭)
8:25 8:29 桂谷ノ頭(石楠花ノ頭)
9:02 9:12 長沢山
9:26 9:26 右谷ノクビレ(重松ヒラキ)
9:48 9:50 水松山
10:14 10:32 滝谷の峰ヘリポート
10:35 10:36 滝谷の峰
11:13 11:15 行福のタオ
11:40 11:57 酉谷山
12:06 12:09 酉谷峠
12:09 12:35 酉谷山避難小屋
12:36 12:36 酉谷峠
12:55 12:55 坊主山
13:19 13:21 七跳山
13:25 13:25 七跳尾根分岐
13:49 13:51 大栗山
13:58 13:59 ハナド岩
14:09 14:09 ハンギョウノ頭
14:32 14:33 一杯水避難小屋
15:02 15:04 横篶山
16:12 16:15 東日原バス停
16:17 16:17 日原駐車場
16:17 ゴール地点

天候

1日目　快晴　　2日目　曇りのち晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

東日原駐車場　1日1回500円、2日で1000円。

コース状況／危険箇所等

富田新道入口まではずっと林道。微妙に標高を上げていくので想像以上に長くて辛いです。
富田新道　ちょっと危ないトラバースを抜けて上り始めてからはずっと急登です。ピンクテープがたくさんあるので追っていけば迷うことはないと思います。
雲取山山頂から山荘まで　ほぼ雪も無くなってチェーン等は必要ありません。泥濘等も乾いていて問題ありませんでした。
長沢背稜　意外と案内板とピンクテープがたくさんあって、道もわかりやすいです。違う尾根に行かないように常にピンテを探していけば大丈夫。
全体に雪も泥濘もなく歩きやすいです。

その他周辺情報

奥多摩温泉もえぎの湯　４月から営業時間が8時までになりました。

写真

4/4 8:09

東日原駐車場　本日は8時で自分の車1台のみ。
2日分1000円投入してスタートです。

4/4 8:24

3月には閉鎖してたトイレがオープン？してました。

4/4 8:56

ようやく八丁橋。まだまだ林道続きます。

4/4 8:57

天祖山への登山口を通過。

4/4 8:58

ずいぶん頑丈なゲートを通過します。

4/4 8:59

注意書きがいっぱい。自転車も進入禁止になってます。

4/4 9:12

道路の真ん中に体長10センチほどのでっかいカエル。
この先で10数匹が道路を占拠していてビビりましたが、蛙なんで特に攻撃はしてこないだろうと素通りしました。

4/4 10:22

で、早速登山口通り過ぎて戻ってきました。
ここまでですでにけっこう体力消費してます。

4/4 10:26

取り付きはちょっと下っていきます。

4/4 10:35

ちょっと危ないトラバースを過ぎて、高所恐怖症の人は下を見ちゃダメな橋を渡ります。

4/4 10:36

ここから鬼のような急登が始まります。

4/4 10:39

ピンクテープを探して進みます。

4/4 10:55

崩れてるところも。

4/4 11:02

微妙に潜るのめんどくさい。

4/4 11:04

富田新道方面しか進めません。

4/4 11:33

急登が続きます。

4/4 12:39

この辺がサワラノ平。ずっと急登でお昼食べるところもなくて、ここで休憩しておにぎり2個食べました。

4/4 13:23

野陣ノ頭。

4/4 13:23

眺望はなし。

4/4 13:36

小雲取山へ。

4/4 13:45

小雲取山。スルーしがち。

4/4 13:46

木がじゃま。

4/4 13:49

富士山、だいぶ霞んでるけどこの時間でも見れました。

4/4 13:57

避難小屋見えました。

4/4 14:04

登頂。とりあえず山梨版。

4/4 14:06

東京版雲取山はりっぱです。

4/4 14:09

日本百名山。

4/4 14:10

天気は快晴ですがかなり霞んでます。

4/4 14:11

富士山、スマホ写真で写るか心配でしたがなんとか写ってます。

4/4 14:12

国師ヶ岳と甲武信ヶ岳ですかね。

4/4 14:12

大菩薩嶺。

4/4 14:14

うっすらと見えるのは南アルプス。

4/4 14:25

今の三角点。

4/4 14:25

昔の三角点。

4/4 15:01

山頂でのんびりして本日の宿雲取山荘に。

4/4 15:12

贅沢にこたつ付きの個室でご用意いただきました。

4/5 5:26

明朝はすごい曇ってましたが、ラッキーにも東側だけちょっと晴れてました。
部屋の窓からです。

4/5 5:27

アップ。

4/5 5:58

朝食。夕食は撮り忘れました。

4/5 6:23

お世話になった山荘を後にして、いよいよメインイベントとの長沢背稜へ向かいます。

4/5 6:25

テン場は4張りでした。暖かいのでテントも楽しそう。

4/5 6:27

下りなので急坂と思われる男坂は敬遠して右側へ。

4/5 6:39

大ダワ。

4/5 6:40

注意書き。

4/5 7:06

右に上ります。

4/5 7:09

振り返って雲取山。

4/5 7:30

本日1座目の芋ノ木ドッケ。
東京都2番目の標高なのにずいぶん地味な山頂標識です。

4/5 7:31

眺望はありません。

4/5 7:35

先を急ぎます。

4/5 7:51

ヤケトノ頭。
適当な板が見つからなかったのでしょうか？

4/5 7:54

思ったより歩きやすい尾根が続きます。

4/5 7:59

2座目　コヤセドノ頭。標識は漢字。

4/5 8:01

ちょっとわかりづらいところはピンクテープを一生懸命探します。

4/5 8:14

危ない痩せ尾根。

4/5 8:16

て、この岩を苦労して下りてきたら右側に巻ける道があったみたいです。

4/5 8:20

この辺は花がきれいなようですが、まだなにも咲いてません。

4/5 8:22

案内板もけっこうあちこちにあります。

4/5 8:53

長沢山手前で振り返って歩いてきた方向。

4/5 9:00

3座目　長沢山。ここは例のりっぱな山頂標識。

4/5 9:00

でも眺望はちょっと残念。

4/5 9:12

途中でかろうじて富士山見つけました。

4/5 9:26

道分かりづらいけどピンテ探して進みます。

4/5 9:34

この辺もぜんぜんわからなくなったけど、すぐにピンテ見つけて復帰します。

4/5 9:45

案内板は右しか示してませんが、ヤマレコルートは真っ直ぐ。

4/5 9:50

ちょっとルート外しましたが水松山。あららぎ山と読みます。
こちらは多摩100山。記録では先月登頂したことになってましたが実は今回初めてです。

4/5 9:53

どうやらこのルートは正規の道ではなさそうです。

4/5 9:55

ここで行き詰まって隣の尾根に移動。

4/5 9:58

合流しました。

4/5 10:16

ヘリポートに到着。

4/5 10:16

埼玉県側。

4/5 10:17

アップで。今日は浅間山も見えてます。

4/5 10:19

右の方。

4/5 10:20

方向的にひょっとするとあれが酉谷山でしょうか？

4/5 10:22

鷹ノ巣山。

4/5 10:22

東京都側。

4/5 10:40

酉谷山へ向かいます。

4/5 10:51

崩れているので慎重に。

4/5 11:14

いよいよ山頂へ向かいます。もう疲れてるのでけっこうきつい上りでした。

4/5 11:41

4座目　酉谷山。これにて多摩百山完登です。

4/5 11:42

嬉しいことに東京側は眺望が開けていて、なかなか気持ちの良い山頂です。

4/5 11:43

たぶん雲取山と芋ノ木ドッケ。奥は飛龍山かな。

4/5 11:43

鷹ノ巣山から日蔭名栗山。

4/5 11:53

嬉しくなって自撮りとかしてしまいました。

4/5 11:57

埼玉県側は残念。
お昼にしようかと思いましたが、ちょっと風が冷たいので避難小屋まで下ります。

4/5 12:10

酉谷山避難小屋。ここでカップラーメン。

4/5 12:10

眺めの良い避難小屋です。

4/5 12:34

小屋は登山道より少し下にあるので、上り返して登山道に戻ります。

4/5 12:47

落ち葉も積もってかなりスリリングです。

4/5 13:21

多摩百山完登しても、長沢背稜はまだまだ辛いアップダウンが続くのでした。

4/5 13:24

七跳分岐。ここからの下山も考えましたが、かなりの急坂下りとまたも長い林道歩きのようだったのでやめました。

4/5 13:24

七跳尾根へのロープは通行止の意味ではなさそうですけど。

4/5 13:59

この案内板の後ろ（背中側）10mくらいに絶景ポイントあります。

4/5 13:59

ここです。

4/5 13:59

もう山座同定する元気もありません。

4/5 14:33

時間も遅いし残りエネルギーも少ないので、三ツドッケもスルーして一杯水避難小屋に到着。

4/5 15:03

気力を振り絞って最後に気になっていたヨコスズ山へ寄りました。

4/5 16:13

情報豊富な案内板まで下りてきました。

4/5 16:17

駐車場に到着。本当に疲れました。

撮影機器：

Galaxy S10 SC-03L docomo サムスン

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 雨具 靴 ザック 昼ご飯 行動食 飲料 レジャーシート 地図（地形図） ヘッドランプ ランタン 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック 着替

感想

romcdeep

多摩百山完登しました。
最後に長沢背稜の4座が残り、自分の力では日帰りはとても無理。
なので少し足踏みしていましたが、雪もなくなって天気も良さそうということで雲取山荘泊で頑張って歩いてきました。

下山の時間がわからないのでいつもの東日原に駐車、長い林道歩きと急登がきついとの噂の富田新道で雲取山へ登頂。
噂ではなく、長い長い林道歩きは本当に辛かったです。微妙に標高も上げていくので心も折れそうになります。
その後の富田新道はどこまでも急登で、ずっと景色もなくこれまたきつい。
当然出会う人など居ようはずもなく、救いはずっと快晴で、遅い時間の到着でも眺望がしっかり楽しめたことです。
山頂ではこの日初めてお会いした先行の方お一人と後続の方お一人と少しお話しさせていただき山荘へ。お二人とも山荘泊まりということで朝までお話しさせていただきました。

山荘宿泊者は11人。（内5人グループ1組）　皆こたつのある個室でとても快適でした。ちなみにこたつは朝まで暖かったです。
朝食が6時と少し遅めだったからか、3人ほどは朝食なしで出発された様子。
小屋前のじゃぶじゃぶ出てるはずの水が凍結して出てないので、出発前に小屋で水とお湯を分けてもらえます。

2日目　長沢背稜は思ったより案内板とピンクテープがたくさんあって、あまり迷うような感じはありませんでした。
一部狭いトラバースとかはありますが、それほど危険なところも無かったように思います。
ただし距離が長く何度もも繰り返すアップダウンで体力勝負です。
自分はやはりちょっとまだ力不足だったようで、最後のヨコスズ尾根の下りでは何度も足が止まって立ち往生しました。
無事に下山できて本当によかったです。

2年ほど前はこの長沢背稜を歩くのは自分にはとても無理で、多摩百山も全部は登れないだろうと思ってましたが、なんとか完登することができました。
これからの山登りに励みとしてまた頑張っていこうと思います。