五竜岳・鹿島槍ヶ岳・爺ヶ岳 後立山縦走

2010年07月18日(日) 〜 2010年07月20日(火)

• GPS: 56:00
• 距離: 25.7km
• 登り: 2,636m
• 下り: 3,043m

コースタイム

1日目

• 山行: 3:26
• 休憩: 0:00
• 合計: 3:26

9:08 八方池山荘
10:03 10:03 八方池
12:34 唐松岳頂上山荘

2日目

• 山行: 7:37
• 休憩: 0:00
• 合計: 7:37

5:42 唐松岳頂上山荘
8:21 8:21 五竜山荘
9:31 9:31 五竜岳
13:19 八峰キレット小屋

3日目

• 山行: 8:55
• 休憩: 0:11
• 合計: 9:06

5:23 八峰キレット小屋
5:42 5:42 八峰キレット
7:19 7:30 鹿島槍ヶ岳
8:09 8:09 布引山
9:19 9:19 冷池山荘
10:49 10:49 爺ヶ岳中峰
11:37 11:37 種池山荘
14:12 14:12 柏原新道 登山口
14:27 14:27 扇沢駅
14:29 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

電車 バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

行き：八方に自家用車で入山→ゴンドラリフトやリフトを乗り継ぎ、第一ケルンへ→登山開始　帰り：扇沢からバスでJR信濃大町へ→JR大糸線で白馬駅下車→再びバスで八方の駐車場に戻る。

コース状況／危険箇所等

今回の縦走路には唐松山荘近くに「牛首」、八峰キレット小屋近くに「八峰キレット」の危険個所あり、大展望の縦走を楽しむ意味も含めて好天時に山行を計画したい。

写真

7/18 8:14

八方尾根のゴンドラリフト「アダム」に乗って、登山口へ向かう。

7/18 9:08

リフトを乗り継いで終点の「第一ケルン」1,850mに到着、登山を開始する。

7/18 9:24

良く整備されたつづら折れの道を登る。

7/18 9:34

雲上を散歩するハイカー、この辺りはまだ軽装の人々が多数を占める。

7/18 9:53

雲間から白馬三山が顔を出す。

7/18 10:05

イブキジャコウソウ

7/18 10:08

ガスの中の八方池(2,070m)に到着する。　軽装のハイカーはここまで。

7/18 10:26

7/18 11:02

キヌガサソウ

7/18 11:46

谷を埋め尽くす雪渓。

7/18 12:12

チングルマ

7/18 12:27

きれいにカットされた雪渓。

7/18 12:34

唐松頂上山荘前(2,630m)に到着する。　奥のピークが唐松岳。

7/18 14:25

小屋にチェックインした後に周辺を散策。　小屋の北側の登山道脇に咲く、コマクサ。

7/18 14:28

7/18 14:37

ミヤマクワガタ　アリの大きさと比較してもとても小さい花とわかる。

7/18 14:38

ミヤマダイコンソウとハクサンイチゲのお花畑。

7/18 14:42

ミヤマダイコンソウ

7/18 14:51

イワツメクサ

7/18 14:57

コイワカガミ

7/18 15:00

クロユリ

7/18 15:04

7/18 15:07

タカネヤハズハハコ

7/18 15:09

ハクサンイチゲの花が落ちたらこんな感じに…

7/18 15:11

テントウムシ

7/18 15:12

ハイマツの雄花

7/18 15:14

ハクサンフウロ

7/18 15:35

イワツメクサ

7/18 15:49

7/18 16:59

夕食の時間です。

7/18 18:04

夕景を堪能しようと、小屋の前に多くの人々が集まる。

7/18 18:34

雲を纏い、重厚感を増した剱岳。

7/18 18:36

ガスが通過し、ブロッケンの怪物が現われる。

7/18 19:02

唐松岳の肩に陽が沈む。

7/18 19:02

7/18 19:33

明日、登頂予定の五竜岳。

7/18 19:34

夕闇の剱岳。

7/19 4:16

2日目：小屋の裏の尾根から日の出を待つ。

7/19 4:21

7/19 4:22

遠くの山に滝雲を見つけた。

7/19 4:31

7/19 4:38

7/19 4:42

富士山の手前の平らな山は、美ヶ原。

7/19 4:44

日の出を迎える。

7/19 4:45

剱岳にも朝日が射す。

7/19 4:45

朝焼けの唐松岳。

7/19 5:02

展望レストランで朝食を摂る。

7/19 5:05

朝食はシャケ玉定食。

7/19 5:42

小屋を出発する。

7/19 5:51

小屋を出てすぐに牛首の難所を通過する事となる。

7/19 5:51

五竜岳をめざし歩みを進める。

7/19 5:53

岩場を慎重に通過する登山者。

7/19 6:23

牛首を無事に通過する。

7/19 6:32

遠くに南アルプス。

7/19 6:41

剱岳と毛勝三山。

7/19 6:53

7/19 7:16

キヌガサソウ

7/19 8:05

振り返ると唐松岳。

7/19 8:06

五竜山荘と五竜岳。

7/19 8:10

安曇野側の斜面に広がる雪渓。

7/19 8:39

通過した五竜山荘を振り返る。

7/19 9:19

明日、登頂予定の鹿島槍ヶ岳が姿を現した。

7/19 9:20

五竜岳山頂への岩場。

7/19 9:21

これを越えれば、山頂も近い。

7/19 9:28

山頂が目前に迫る。

7/19 9:31

五竜岳(2,814m)に登頂！

7/19 9:32

山頂からの眺め。　唐松岳と白馬岳。

7/19 9:32

鹿島槍ヶ岳

7/19 9:32

立山連峰

7/19 9:33

中ほどに剱岳。

7/19 9:34

安定感のある鹿島槍ヶ岳をアップで。

7/19 9:34

鹿島槍ヶ岳(南峰)の奥に、槍穂が見える。

7/19 9:34

剱岳のアップ。

7/19 10:02

これから歩む、五竜岳から鹿島槍ヶ岳へ延びる稜線。

7/19 10:28

7/19 10:32

ハイマツ仙人こと、タカネヒカゲ。

7/19 11:14

愛嬌のあるハイマツノ根。

7/19 13:19

本日のお宿、八峰キレット小屋に到着。

7/19 16:56

夕食はハンバーグ定食。

7/19 17:27

食後の散策。　シコタンソウ

7/19 17:29

チシマギキョウ

7/19 17:31

7/19 17:32

ミヤマオダマキ

7/19 17:35

シコタンソウのアップ。　花弁のグラデーションが見事。

7/19 18:14

剱岳のシルエット。

7/19 19:01

毛勝三山の背後に日が沈む。

7/19 19:23

刻々と色を変える、夕景。

7/20 5:23

3日目：八峰キレット小屋を出発。

7/20 5:27

小屋を出てすぐの急な岩場を登り、振り返ると険しい立地に建つ小屋を確認できた。

7/20 5:38

このハシゴが八峰キレットの入り口。

7/20 5:42

狭い岩の谷を湿った冷たい風が吹き抜けていた。

7/20 5:44

キレットの核心部を通過中！

7/20 5:52

五竜岳山頂部がガスをかぶり始めた。

7/20 6:10

崩壊した崖に咲く高山植物。

7/20 6:17

早くも八峰キレットにもガスがかかり始めた。

7/20 6:19

行く手に鹿島槍ヶ岳の山頂部(北峰)が近づいて来た。

7/20 6:36

しかし、ガスに追いつかれてしまい、

7/20 6:45

吊尾根に着いた頃には完全にガスに巻かれてしまった。

7/20 7:08

ミヤマシオガマ

7/20 7:19

鹿島槍ヶ岳の山頂(南峰：2,889m)に登頂するも、周囲はガスに阻まれ視界はゼロ。

7/20 7:44

山頂を後に高度を下げると、視界が開けた。

7/20 7:57

チシマギキョウ

7/20 8:44

キバナノコバノツメ

7/20 8:44

ミヤマキンポウゲ

7/20 9:12

冷池山荘と爺ヶ岳。

7/20 9:43

タカネバラ

7/20 9:56

小屋前では全く気付かなかったが、冷池山荘は崖っぷちに建っていた。

7/20 10:49

爺ヶ岳中峰(2,669m)に登頂。

7/20 11:33

種池山荘が見えて来た。

7/20 11:37

種池山荘に到着。　ここから主稜線とお別れし、扇沢へ向けて下山する。

7/20 13:04

眼下に今回の山行、最終目的地扇沢が見える。

7/20 14:12

爺ヶ岳登山口に下山。

7/20 14:27

しばし、車道を歩き扇沢に到着！　今回の縦走を無事に終える。　この後、バス、電車、バスと乗り継ぎ、3時間かけて八方の駐車場へ向かった。

撮影機器：

EOS 40D CANON

感想

muku-muku

今回達成した五竜岳、鹿島槍ヶ岳の縦走は2度目の挑戦で成し遂げる事ができた。　前回は天候が悪く、濃いガスに阻まれて八方から唐松岳山頂をピストンして14時に下山した。　しかし今回は、ほぼ好天に恵まれて、鹿島槍からの展望は望めなかったものの、気持ちの良い大展望の稜線散歩を安全に楽しむ事ができた。