シーズン締めは立山(登山教室)



- GPS
- 13:08
- 距離
- 21.8km
- 登り
- 1,780m
- 下り
- 2,423m
コースタイム
- 山行
- 3:54
- 休憩
- 0:01
- 合計
- 3:55
- 山行
- 2:52
- 休憩
- 1:46
- 合計
- 4:38
天候 | 13日:晴れのち曇りのち雨・雪 14日:曇りのち雨・雪 15日:曇り時々雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
|
コース状況/ 危険箇所等 |
総じてザラメ、新雪はストップ雪。 真砂岳大走りルート:尾根には雪のある北面からとりつく。2800m付近まで尾根上に雪あり。北側の沢地形(2013年11月に大規模な雪崩あり)にドロップ。斜面は雨の筋。左岸からブロック崩落、デブリ。 室堂山ルート:特に問題なし。安全な山スキーが楽しめる。 一ノ越〜東一ノ越:ストップ雪を150m落としたところ(2550m付近)で早々に夏道に乗る。雪渓トラバースを何度かこなさなければならない。御山谷の滑走をもっと長く楽しむなら、夏道まで登り返さなければならないが、どの支沢(雪渓)を登り返すかで難易度がかなり違うはず。これくらいの雪のつき方だと2500m付近で夏道の乗るには妥当だと思う(あるいはもっと雪の多い時期に黒部湖まで降るか)。 東一ノ越〜タンボ平:カール地形の滑走はザラメで快適だが早々にロープウェイ側にトラバースしなければならない。下部は雨水の流れた跡とデブリでバイブレーションスキー。ロープウェイ下は比較的荒れていなかった。ケーブルカー駅手前はブッシュが多いが駅の真下まで雪は繋がっていた。 |
その他周辺情報 | 雷鳥荘(らいちょう温泉) http://www.raichoso.com/ |
写真
感想
昨年、一昨年と同時期に計画した聖地立山での山スキー教室、いずれもコロナあるいは悪天で中止。今年こそはと生徒・講師一同の期待が高まるも、うらめしい低気圧がやってくる。どうしてこうなのだ、と気分下げ下げ。しかし今年は何かが違いました。先輩方:「1日でも滑れて温泉三昧でもいいかな」。勇気百倍、行ってみよう、奮い立つメンバー一同。結果、大正解なのでした。
初日:朝は意外と良い天気。2日目に予定していた真砂岳大走りに行こう、となる。大正解。一同、雪が切れる2800からの滑走を果たす。
2日目:大荒れが予想されたが、意外と視界よく、雨も風もない。一部メンバーが下山する予定だったので室堂まで見送りがてら室堂山を滑ろうとなる。室堂で別教室のアイゼンピッケル組にも遭遇し、スキー教室組と一緒に記念撮影。みぞれ雪が降ってきたので宿に戻るが、物足りないので一部メンバーと雷鳥沢側の斜面を何度か滑る。ラインコブができていい感じになってきたが、昼過ぎにいよいよ雨が強くなってきたので引き上げる。(予定通り?)温泉♨️三昧+宴会🍶となる。
3日目:低気圧の中間の広い尾根に乗って風がない。ガスは一ノ越より上にかかっているようで今日の計画のルートなら視界も効く。雨もさほどでもなさそう。予定通りタンボ平へ向かう。御山谷はイメージと全く違って雪がとても少ない。わずか150mの滑走後、シートラして夏道に乗る。スキーブーツでの岩場と雪渓のトラバースにしばし耐える。東一ノ越から望むタンボ平に陽が差している。一同歓声。昼食をとってから滑走開始、外国人観光客で溢れる黒部平駅にゴールする。山スキーはやはり登山である。スキーの原点はあくまでも移動手段。充実の小ツアー終了。
12月から毎月開催してきた教室の最終回。シール登攀、ルートファインディング、悪雪滑走、シートラ、等々、総合学習。無事ご卒業です。私もこの立山でシーズン締めます。半年間お疲れ様でした。また来冬に。
https://tokyo-nbr.jp
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