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Yamareco

記録ID: 5563998
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無雪期ピークハント/縦走
阿蘇・九重

くじゅう大船山とシャクガ大発生で茶色くなった平治岳に残る希望―吉部登山口から―ミヤマキリシマの九州2日目

2023年05月28日(日) [日帰り]
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e351spAz その他1人
GPS
09:25
距離
17.3km
登り
1,154m
下り
1,136m

コースタイム

日帰り
山行
6:50
休憩
2:35
合計
9:25
6:35
95
8:10
40
8:50
10
9:00
9:05
20
9:25
10:05
20
10:25
10
10:35
11:00
40
11:40
11:55
25
12:20
13:20
15
13:35
45
14:20
10
14:30
14:35
25
15:00
20
15:20
15:25
35
16:00
0
16:00
ゴール地点
天候 曇ときどき薄日ときどき小雨
過去天気図(気象庁) 2023年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
前日:宝泉寺温泉泊
(レンタカー移動)
吉部登山口
(レンタカー移動)
長湯温泉泊
吉部(よしぶ)登山口。レンタカーのカーナビには表示されず、Googleマップでたどり着く。
2023年05月28日 06:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 6:32
吉部(よしぶ)登山口。レンタカーのカーナビには表示されず、Googleマップでたどり着く。
駐車料金は1日¥300。
2023年05月28日 06:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 6:34
駐車料金は1日¥300。
5分もかからずに、ここから登山道。
2023年05月28日 06:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 6:37
5分もかからずに、ここから登山道。
新緑と苔のきれいな道。
2023年05月28日 06:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 6:41
新緑と苔のきれいな道。
ノリウツギ
2023年05月28日 06:50撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 6:50
ノリウツギ
吉部登山口から坊ガツルまでの唯一の激登り。
2023年05月28日 06:54撮影
5/28 6:54
吉部登山口から坊ガツルまでの唯一の激登り。
ロープもある。
2023年05月28日 06:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 6:55
ロープもある。
あとは、緩やかなアップダウン。
2023年05月28日 07:20撮影
5/28 7:20
あとは、緩やかなアップダウン。
コバイケイソウが咲いている。
2023年05月28日 07:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 7:20
コバイケイソウが咲いている。
大きなハリギリ。(ネームプレートが付いていて分かった。)
2023年05月28日 07:30撮影
5/28 7:30
大きなハリギリ。(ネームプレートが付いていて分かった。)
このあたりはハリギリ林なのだろうか。
2023年05月28日 07:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 7:33
このあたりはハリギリ林なのだろうか。
坊ガツルに出た。中岳は雲から頭を出している。
2023年05月28日 07:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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坊ガツルに出た。中岳は雲から頭を出している。
と思ったら、すぐに隠れたり、
2023年05月28日 07:45撮影
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と思ったら、すぐに隠れたり、
また出てきたり。
2023年05月28日 07:48撮影
5/28 7:48
また出てきたり。
2023年05月28日 07:55撮影
5/28 7:55
今日は天気は持つだろうか。
2023年05月28日 07:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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今日は天気は持つだろうか。
坊ガツルは何度来てもいい場所だと思う。
2023年05月28日 08:00撮影
5/28 8:00
坊ガツルは何度来てもいい場所だと思う。
2023年05月28日 08:05撮影
5/28 8:05
テントの人も天気が悪いからか中にいる人がたくさん。登山ではなくキャンプを楽しむ人が多いのかもしれない。
2023年05月28日 08:06撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 8:06
テントの人も天気が悪いからか中にいる人がたくさん。登山ではなくキャンプを楽しむ人が多いのかもしれない。
ハルリンドウとミヤマキリシマ
2023年05月28日 08:09撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 8:09
ハルリンドウとミヤマキリシマ
平治岳のミヤマキリシマは期待できないらしいので先に大船山に登ることにする。ゴロゴロとした大船山への登り。
2023年05月28日 08:15撮影
5/28 8:15
平治岳のミヤマキリシマは期待できないらしいので先に大船山に登ることにする。ゴロゴロとした大船山への登り。
ミヤマキリシマが出てきたが、雲の中に突入した感じ。
2023年05月28日 08:55撮影
5/28 8:55
ミヤマキリシマが出てきたが、雲の中に突入した感じ。
2023年05月28日 08:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 8:58
サラサドウダンツツジ満開。
2023年05月28日 09:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 9:00
サラサドウダンツツジ満開。
段原
2023年05月28日 09:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 9:02
段原
大船山は何とか見えている。
2023年05月28日 09:02撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 9:02
大船山は何とか見えている。
振り返っても雲の中。
2023年05月28日 09:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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振り返っても雲の中。
大船山山頂のミヤマキリシマ。
2023年05月28日 09:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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大船山山頂のミヤマキリシマ。
大船山は6年ぶり。
2023年05月28日 09:25撮影
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大船山は6年ぶり。
風が強い。
2023年05月28日 09:27撮影
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風が強い。
前日にコンビニで買ったご当地グルメのオーマイパンのマンハッタン。生地が思っていた以上に堅く食べ応えがあっておいしかった。
2023年05月28日 09:36撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 9:36
前日にコンビニで買ったご当地グルメのオーマイパンのマンハッタン。生地が思っていた以上に堅く食べ応えがあっておいしかった。
大船山のミヤマキリシマはシャクガの被害を受けていないようだ。
2023年05月28日 09:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 9:51
大船山のミヤマキリシマはシャクガの被害を受けていないようだ。
花好きの友人も楽しんでいる。
2023年05月28日 09:54撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 9:54
花好きの友人も楽しんでいる。
見下ろした感じがきれい。
2023年05月28日 09:55撮影
5/28 9:55
見下ろした感じがきれい。
岩に張り付くように生えているミヤマキリシマ。
2023年05月28日 09:55撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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岩に張り付くように生えているミヤマキリシマ。
2023年05月28日 09:56撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 9:56
そういえば、くじゅうはマイヅルソウも多かったのを思い出した。
2023年05月28日 09:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
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そういえば、くじゅうはマイヅルソウも多かったのを思い出した。
2023年05月28日 10:05撮影
5/28 10:05
雨は小降り。
2023年05月28日 10:09撮影
5/28 10:09
雨は小降り。
大船山と段原の間はイワカガミがたくさん。
2023年05月28日 10:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 10:16
大船山と段原の間はイワカガミがたくさん。
このサイズのスミレはフモトスミレだろうか。
2023年05月28日 10:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 10:17
このサイズのスミレはフモトスミレだろうか。
株によって花の色が違う。
2023年05月28日 10:20撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 10:20
株によって花の色が違う。
北大船山への稜線はミヤマキリシマがたくさん。
2023年05月28日 10:25撮影
5/28 10:25
北大船山への稜線はミヤマキリシマがたくさん。
蕾もあるがきれいに咲いている。
2023年05月28日 10:26撮影
5/28 10:26
蕾もあるがきれいに咲いている。
2023年05月28日 10:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 10:26
体格制限のある登山道。幅広の人はひっかかりそう。
2023年05月28日 10:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 10:34
体格制限のある登山道。幅広の人はひっかかりそう。
2023年05月28日 10:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 10:37
まだ咲いていない株も多い。やはり6月に入ってからがピークか。
2023年05月28日 10:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 10:39
まだ咲いていない株も多い。やはり6月に入ってからがピークか。
三俣山の頭は出て来ない。
2023年05月28日 10:40撮影
5/28 10:40
三俣山の頭は出て来ない。
雲が流れてたまに坊ガツルが見える。
2023年05月28日 10:50撮影
5/28 10:50
雲が流れてたまに坊ガツルが見える。
思っていた以上にミヤマキリシマが元気で良かった。
2023年05月28日 10:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 10:51
思っていた以上にミヤマキリシマが元気で良かった。
なかなか見ごたえあるではないか。
2023年05月28日 10:51撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 10:51
なかなか見ごたえあるではないか。
ミヤマキリシマの間を抜けていく。
2023年05月28日 10:55撮影
5/28 10:55
ミヤマキリシマの間を抜けていく。
大船山付近のミヤマキリシマは元気。
2023年05月28日 10:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 10:57
大船山付近のミヤマキリシマは元気。
坊ガツルがはっきり。
2023年05月28日 10:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 10:58
坊ガツルがはっきり。
九重町方面が見えている。
2023年05月28日 10:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 10:58
九重町方面が見えている。
2023年05月28日 10:59撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 10:59
2023年05月28日 11:00撮影
5/28 11:00
ミヤマキリシマの向こうに法華院温泉。
2023年05月28日 11:01撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 11:01
ミヤマキリシマの向こうに法華院温泉。
2023年05月28日 11:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 11:03
そして平治岳が見えたのだが、ピンク色ではなく茶色…。
2023年05月28日 11:10撮影
5/28 11:10
そして平治岳が見えたのだが、ピンク色ではなく茶色…。
4年前は山頂部がピンク色になっていたのに…。
2023年05月28日 11:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 11:11
4年前は山頂部がピンク色になっていたのに…。
ショックを受けつつ、坊ガツルを見ながら大戸越(うとんごし)に下っていく。
2023年05月28日 11:15撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 11:15
ショックを受けつつ、坊ガツルを見ながら大戸越(うとんごし)に下っていく。
こやつが犯人のシャクガの幼虫。
2023年05月28日 11:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 11:16
こやつが犯人のシャクガの幼虫。
ところどころミヤマキリシマのピンク色が見える。
2023年05月28日 11:19撮影
5/28 11:19
ところどころミヤマキリシマのピンク色が見える。
茶色く染まる大戸越に到着。
2023年05月28日 11:41撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 11:41
茶色く染まる大戸越に到着。
1株ほどきれいに咲いているミヤマキリシマがあったが、なぜシャクガの食害を受けないのだろうか。遺伝的多様性の勝利か。
2023年05月28日 11:53撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 11:53
1株ほどきれいに咲いているミヤマキリシマがあったが、なぜシャクガの食害を受けないのだろうか。遺伝的多様性の勝利か。
4年前はピンク色に染まっていた平治岳の斜面。
2023年05月28日 11:54撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 11:54
4年前はピンク色に染まっていた平治岳の斜面。
ミヤマキリシマが咲いていないとこんなにも急だったかなと思う斜面。大戸越を振り返る。
2023年05月28日 11:57撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 11:57
ミヤマキリシマが咲いていないとこんなにも急だったかなと思う斜面。大戸越を振り返る。
蕾が食べられているだけではなく、食害がひどすぎてミヤマキリシマ自体が枯れている。
2023年05月28日 11:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 11:58
蕾が食べられているだけではなく、食害がひどすぎてミヤマキリシマ自体が枯れている。
大戸越のあの1株の咲いているミヤマキリシマが目立つ。
2023年05月28日 12:03撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:03
大戸越のあの1株の咲いているミヤマキリシマが目立つ。
枯れていない株も蕾は食い尽くされている。
2023年05月28日 12:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:11
枯れていない株も蕾は食い尽くされている。
茶色のミヤマキリシマ。
2023年05月28日 12:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:16
茶色のミヤマキリシマ。
茶色の斜面を登っていく。
2023年05月28日 12:19撮影
5/28 12:19
茶色の斜面を登っていく。
山頂近くには無事なミヤマキリシマもあった。
2023年05月28日 12:23撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:23
山頂近くには無事なミヤマキリシマもあった。
2023年05月28日 12:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:24
一部ピンク色に染まっている。
2023年05月28日 12:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:25
一部ピンク色に染まっている。
2023年05月28日 12:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:26
ああ、なんとかここは残っている。
2023年05月28日 12:27撮影
5/28 12:27
ああ、なんとかここは残っている。
咲いている株をアップで見ればきれい。
2023年05月28日 12:27撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:27
咲いている株をアップで見ればきれい。
2023年05月28日 12:28撮影
5/28 12:28
悲しいほど枯れている。
2023年05月28日 12:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:31
悲しいほど枯れている。
山頂から西に登る尾根を下ったあたりが一番きれいだったのに。
2023年05月28日 12:31撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:31
山頂から西に登る尾根を下ったあたりが一番きれいだったのに。
坊ガツル方面にピンク色に染まっていた斜面が…。
2023年05月28日 12:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:32
坊ガツル方面にピンク色に染まっていた斜面が…。
この辺りは株自体は枯れていないのが救い。
2023年05月28日 12:32撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:32
この辺りは株自体は枯れていないのが救い。
いたいた。なんでこんなに大発生したのだろうか。
2023年05月28日 12:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:33
いたいた。なんでこんなに大発生したのだろうか。
ああやって部分的に大丈夫な株があるのが未来への希望。
2023年05月28日 12:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:39
ああやって部分的に大丈夫な株があるのが未来への希望。
2023年05月28日 12:40撮影
5/28 12:40
2023年05月28日 12:45撮影
5/28 12:45
この辺りは、元気な株が多い。
2023年05月28日 12:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:46
この辺りは、元気な株が多い。
このようなシャクガの食害に強い株の種から広がって、またいつかは以前にような姿に戻るのだろう。
2023年05月28日 12:46撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:46
このようなシャクガの食害に強い株の種から広がって、またいつかは以前にような姿に戻るのだろう。
2023年05月28日 12:47撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 12:47
またいつの日かあのピンク色の絨毯が戻る日を願って。
2023年05月28日 12:50撮影
5/28 12:50
またいつの日かあのピンク色の絨毯が戻る日を願って。
ほとんど被害を受けていない株は何が違うのだろう。
2023年05月28日 13:11撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 13:11
ほとんど被害を受けていない株は何が違うのだろう。
大戸越への斜面が一番被害がひどい。
2023年05月28日 13:17撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 13:17
大戸越への斜面が一番被害がひどい。
ここは株自体が枯れてしまっているので、元に戻るには数十年かかるのだろう。
2023年05月28日 13:25撮影
5/28 13:25
ここは株自体が枯れてしまっているので、元に戻るには数十年かかるのだろう。
九重連山の主峰はほとんど雲の中。
2023年05月28日 13:26撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 13:26
九重連山の主峰はほとんど雲の中。
茶色になった平治岳の斜面を振り返って。
2023年05月28日 13:33撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 13:33
茶色になった平治岳の斜面を振り返って。
アセビの新緑がきれい。
2023年05月28日 13:35撮影
5/28 13:35
アセビの新緑がきれい。
ミヤマキリシマが枯れた部分には違う植物が生えるのかもしれない。
2023年05月28日 13:37撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 13:37
ミヤマキリシマが枯れた部分には違う植物が生えるのかもしれない。
小雨降る坊ガツル。
2023年05月28日 14:16撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 14:16
小雨降る坊ガツル。
法華院温泉を見に行くことにした。
2023年05月28日 14:23撮影
5/28 14:23
法華院温泉を見に行くことにした。
坊ガツルのミヤマキリシマは元気。
2023年05月28日 14:29撮影
5/28 14:29
坊ガツルのミヤマキリシマは元気。
法華院温泉
2023年05月28日 14:30撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 14:30
法華院温泉
今度は法華院温泉に泊まりに来ようと話す。ミヤマキリシマの時季でなければ取りやすいかもしれない。
2023年05月28日 14:34撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 14:34
今度は法華院温泉に泊まりに来ようと話す。ミヤマキリシマの時季でなければ取りやすいかもしれない。
すっかり雨。
2023年05月28日 14:39撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 14:39
すっかり雨。
ブナノ倒木。
2023年05月28日 15:18撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 15:18
ブナノ倒木。
帰りは暮雨の滝を見ていく。
2023年05月28日 15:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 15:19
帰りは暮雨の滝を見ていく。
節理の入った岩がいい感じ。
2023年05月28日 15:22撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 15:22
節理の入った岩がいい感じ。
2023年05月28日 15:23撮影
5/28 15:23
あの急斜面でチワワちゃんが段差で大変そうだったのでお節介かとは思ったが途中まで抱っこしていく。
2023年05月28日 15:42撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 15:42
あの急斜面でチワワちゃんが段差で大変そうだったのでお節介かとは思ったが途中まで抱っこしていく。
いい時間に戻ってこられた。
2023年05月28日 15:58撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 15:58
いい時間に戻ってこられた。
車は思った以上に残っている。
2023年05月28日 16:00撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 16:00
車は思った以上に残っている。
チワワちゃんも無事下りてきたようだ。
2023年05月28日 16:19撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 16:19
チワワちゃんも無事下りてきたようだ。
今晩は長湯温泉泊。
2023年05月28日 17:21撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 17:21
今晩は長湯温泉泊。
山頭火が来ている。
2023年05月28日 17:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 17:24
山頭火が来ている。
開高健も来ている。
2023年05月28日 17:24撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 17:24
開高健も来ている。
夕食を食べに正直屋へ。
2023年05月28日 17:25撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 17:25
夕食を食べに正直屋へ。
とり天定食¥990
2023年05月28日 17:44撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 17:44
とり天定食¥990
与謝野晶子夫妻は本当にあちこちに来ているなあ…。
2023年05月28日 18:04撮影 by  COOLPIX W300, NIKON CORPORATION
5/28 18:04
与謝野晶子夫妻は本当にあちこちに来ているなあ…。

感想

4年前にくじゅう・平治岳で念願のミヤマキリシマのピンク色の絨毯を見て感動し↓、また見たいと思っていた。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1880694.html
2月末にANAでセールがあったので花好きな友人を誘い、今回は平治岳と大船山を登ることにしていた。
昨年あたりから九重連山でシャクガの幼虫によるミヤマキリシマの食害の被害が発生していることは知っていたが、今年も引き続き平治岳では被害が出ているようだ。
4年前は北東側の男池登山口から登ったので、今回は坊ガツルを経て平治岳・大船山方面へ行ける北側の吉部登山口から登ることにした。
一緒に行く友人はくじゅうが初めて(というか九州が初めて)とのことなので、是非坊ガツルは見てほしい。

前泊した宝泉寺温泉から吉部登山口へは車で30分ほどなのだが、男池登山口ほどメジャーな登山口ではないようで、レンタカーのカーナビではその場所の道路自体が表示されなかった。
やはりこんなマイナーな登山口でさえちゃんと入っているGoogleマップはすごいと思う。
ミヤマキリシマの時季のくじゅうなので駐車場に停めきれるか心配だったのだが、吉部登山口の駐車場は思った以上に広大だった。
平坦な土地がたくさんあるからだろうか、男池登山口の駐車場より広いのではないだろうか。
これで1日¥300なのだからありがたい。

吉部登山口から坊ガツルまでは1箇所200mほどの激登りがあるだけで、あとは緩やかなアップダウンがあるだけの歩きやすい道である。
人工林もなく、最初から自然林の気持ちの良い新緑が続く。
コバイケイソウやノリウツギの白い花と瑞々しい苔の道をいくと、ところどころに大木が。
ミズナラとも違うし、何の木かなと思っていたら「ハリギリ」とネームプレートがあった。
ハリギリのこんな大木は初めて見た。
周囲はミズナラ林ではなく、ハリギリ林なのだろうか。
途中で林道に合流するともうそこは坊ガツル。
坊ガツルに入る一番楽な登山道ではないだろうか。
目の前には九重連山最高峰の中岳が見えているが、雲から出たり入ったり。
なんとか1日天気は持ってほしい。
それにしても、坊ガツルは何度来ても気持ちの良い場所だ。

平治岳の方がシャクガの被害が大きいと調べてきていたので、先に大船山に登ることにする。
大船山は6年ぶりだ。↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1153140.html
ゴロゴロした石の登山道をどんどん高度を上げていく。
登山者はそこそこいるが、ミヤマキリシマの時季としては少ない気がする。
そして、ミヤマキリシマが出てきたと思ったら雲の中に突入してしまった。
雨も降ってきたので、段原で雨具を着用。
山頂はそこそこ風も強く、雨具を着ていてちょうどいいくらいだ。
シャクガの被害はほとんどないようだが、やはりまだ少し時季が早いらしく蕾が多い。
それでもところどころ満開のミヤマキリシマを楽しむことができた。
大船山と段原の間はイワカガミの群落がたくさんある。
そういえば6年前もここでイワカガミをたくさん見たなと思い出した。

段原から先北大船山までの稜線は思った以上にミヤマキリシマがたくさん。
蕾も多いが、満開の株も多い。
ここも満開になればピンク色の絨毯になるのでないだろうか。
ミヤマキリシマの花の間を抜けて進んでいく。
そして、いよいよ平治岳が見えてくる。
4年前平治岳のミヤマキリシマのピンク色の絨毯を楽しんだときに、今度来た時は大船山からピンク色に染まる平治岳を見たいと思っていた。
そして、今目の前にある平治岳は…、茶色に染まっている。
こんなにもひどいとは思っていなかった。
かなりショックを受け、そのまま大戸越に下る。
大戸越にはなぜか1株だけ満開のミヤマキリシマがある。
なにか遺伝的要因でシャクガに強い株なのだろうか。

大戸越から平治岳に向かっての斜面、ここが前は一番のミヤマキリシマの群落だった。
が、そこがまっ茶色に枯れている。
蕾を食べられているだけではなく、葉も食べられたからか株自体が枯れてしまっている。
山頂部まで行くと遺伝的にシャクガに強い株があるのか、ところどころに花を付けている株があるのが救いで、その株の種からまたミヤマキリシマは復活していくのだろう。
4年前に見て一番見事だったのが、平治岳山頂から西に延びる尾根のところで、そこで坊ガツル方面にピンク色の絨毯になっていた。
そこが、まっ茶色。
シャクガがなぜ大発生したのか分からないが、ここまでひどいと回復にはどれくらいかかるのだろうか。
蕾を食べられているだけの株はまた来年花を付けるのだろう。
ただ株自体が枯れている大戸越の斜面にミヤマキリシマが復活するのには数十年かかってしまう気がする。

団体さんを案内しているガイドさんがいたが、友人がNHKの「にっぽん百名山」に出ていたガイドさんだと言い、その方に話しかけた。
それにしても、テレビに出ていた方の顔をよく覚えているなと感心する。
お仕事中にも関わらずとても感じのいい方で、一番のシーズンの平治岳がこんなでは商売あがったりですよ、とおっしゃっていた。
確かにミヤマキリシマが売りの九重連山がこんなではガイドさんの需要も減ってしまうだろう。
下りきった大戸越ではアセビの新緑がきれいで、このミヤマキリシマが枯れてしまった斜面はミヤマキリシマが復活する前に別の植生に変わってしまう可能性もあるかもしれないと思う。

坊ガツルに下りきったころにはかなり雨が降ってきた。
友人が法華院温泉を見ていきたいというので寄っていくことにした。
今回も泊まろうと思ったのだが、満室で泊まれなかった。
ミヤマキリシマがこんな状態では、ミヤマキリシマの花の時季にこだわらずに泊まりに来てもいいかなと思った。
またハリギリの森を抜け、吉部登山口方面へ。
途中にある暮雨の滝に寄ると、滝のある斜面がまるで岩を積み上げたような節理になっているのが面白かった。
そしてあの唯一の激斜面。
ちょうどチワワちゃんを連れている方が下りているところだったが、大きな段差のところでチワワちゃんの脚がプルプルしていて怖そうだった。
お節介かと思ったが途中まで抱っこしてあげることにした。
見知らぬ人に抱っこされるなんてやっぱり怖かったのかななんて思う。

吉部登山口に戻ると意外とまだ車がある。
やはり坊ガツルに入りやすい登山口なので泊まりの人が多い登山口なのかもしれない。
今晩の宿は4年前も泊まった長湯温泉。
素泊りなので夕食のため温泉街を歩いたが、山頭火や開高健、そしてどれだけ旅が好きだったんだろうと思うほどあちこちで見かける与謝野晶子夫妻の石碑がある。
この前泊まった時は気付かなかったが、なかなか良い雰囲気の温泉街だ。
夜、長湯温泉のぬるめの湯にゆっくりと浸かっていると、周囲からは宿の名前のとおりカジカガエルの声が聞こえてきた。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 阿蘇・九重 [日帰り]
平治岳(吉部登山口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
ハイキング 阿蘇・九重 [2日]
長者原発 大船山 北大船山 大戸越
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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