丹後山〜中ノ岳〜八海山

2023年06月17日(土) 〜 2023年06月19日(月)

• GPS: 24:47
• 距離: 21.3km
• 登り: 2,970m
• 下り: 1,817m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:14
• 休憩: 0:59
• 合計: 10:13

5:45 スタート地点
6:21 6:44 丹後山登山口
11:06 11:06 丹後山避難小屋
11:11 11:21 丹後山
11:52 11:52 利根川水源碑
12:03 12:04 大水上山
12:45 12:57 兎岳
13:19 13:20 小兎岳
15:22 15:22 池ノ段分岐
15:41 15:53 中ノ岳
15:58 中ノ岳避難小屋

2日目

• 山行: 6:58
• 休憩: 0:47
• 合計: 7:45

4:45 中ノ岳避難小屋
5:16 5:17 祓川
5:29 5:38 御月山
6:04 6:23 出雲先(八合目)
8:36 8:54 オカメノゾキ
9:53 9:53 荒山
12:30 五龍岳

3日目

• 山行: 2:26
• 休憩: 3:06
• 合計: 5:32

4:57 五龍岳
5:45 6:09 八海山
6:29 6:29 八ツ峰迂回路分岐
6:33 6:59 八海山（大日岳）
7:00 7:04 八ツ峰迂回路分岐
7:09 7:15 八海山（大日岳）
8:03 8:18 地蔵岳
8:24 8:37 千本檜小屋
8:47 10:25 八海山（薬師岳）
10:29 ゴール地点

途中疲れ、12：30に五龍岳でツエルトビバーク。
最初、雪渓も近く好適地と思ったが、ブヨの大群に刺され、後日大変だった。
最後のログが欠如。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

タクシー 自家用車

コース状況／危険箇所等

中之岳から五龍まではやはり難路。
途中分かりづらい箇所が数か所。
1箇所間違え1時間程ロスト。（メガネを落とし探した時間を含め）

写真

6/17 5:43

三国川沿いの林道をゆう。

6/17 5:43

ゲート付近駐車場。

6/17 5:53

岩肌からの流水。

6/17 6:39

思わず見落とす登山道分岐。

6/17 8:18

中ノ岳への稜線。
日向山。

6/17 8:18

本谷山、越後沢山稜線。

6/17 10:11

八海山、中ノ岳。

6/17 10:12

本谷山、巻機山。

6/17 10:12

丹後山まであと少し。

6/17 10:32

遠方は苗場山。

6/17 10:40

丹後山付近は笹原の稜線が続く。

6/17 10:40

中ノ岳、八海山。

6/17 10:44

タテヤマリンドウ。

6/17 10:44

イワカガミ。

6/17 10:49

丹後山へ。

6/17 10:50

本谷山への稜線。

6/17 11:10

丹後山頂上。

6/17 11:10

兎岳、中ノ岳。

6/17 11:11

丹後山避難小屋。

6/17 11:11

巻機山。

6/17 11:26

兎岳への稜線より。
中ノ岳、兎岳。

6/17 11:28

稜線右手は利根川水源。

6/17 11:31

だんだんと雪渓が増える。
標高は低いが、さすが豪雪地帯だけある。

6/17 11:51

利根川水源碑。

6/17 11:51

利根川の石。

6/17 11:51

兎岳、越後駒ヶ岳、中ノ岳

6/17 12:32

ミヤマキンバイ

6/17 12:47

丹後山から本谷山そして巻機山へ。

6/17 12:47

越後三山。

6/17 12:48

兎岳から荒沢岳。

6/17 12:49

兎岳。

6/17 13:04

残雪豊富な兎から中ノ岳稜線。

6/17 13:17

兎岳からのルートは雪面をトラバース。

6/17 13:24

中ノ岳までは近く見えるが遠い。

6/17 15:42

中ノ岳到着。

6/17 15:42

宿泊地、中ノ岳避難小屋。

6/17 15:42

十字峡から中ノ岳への尾根道。

6/17 15:42

荒沢岳。

6/17 18:10

中ノ岳頂上。

6/18 4:20

日の出間近。

6/18 4:22

日の出。

6/18 4:22

中ノ岳頂上。

6/18 4:44

八海山へ。

6/18 4:47

ハクサンコザクラ。

6/18 4:55

頂上直下。しばらく雪渓を下る。

6/18 4:55

雪渓の途切れ目の踏み跡が分かりづらい。

6/18 5:28

中ノ岳。

6/18 5:29

八海山への稜線。

6/18 6:16

ウラジロヨウラク。

6/18 7:22

出雲先の先、このガレ場でルートロス。

6/18 7:44

八海山、オカメノノゾキへ。

6/19 5:46

本日はここでツエルトでビバーク。

6/19 6:11

朝方、雲が立ち込める。

6/19 6:15

入道岳から薬師岳へ。

6/19 6:33

お助け鎖で這い登る。

6/19 7:11

大日岳。

6/19 7:18

薬師岳へ。

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

装備

個人装備

長袖シャツ Tシャツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 行動食 非常食 調理用食材 調味料 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル 調理器具 ライター 地図（地形図） コンパス 笛 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 針金 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ストック ナイフ カメラ シェラフ

感想

ganbaruken

6／17
前日十字峡に入り車中泊する。22時位に到着すると、林道終点駐車場は残り2台。帰りの時もほぼ同じ車の駐車だったのでたぶん釣り人と思われる。
　三国川沿いを1時間弱、登山道入り口はうっかりしていると見落としてしまうほど、草むらに道標は埋もれかかっている。給水を忘れ手前の水場まで往復してから登山道尾根に取り付く。いきなりの急坂、しかも朝から蒸し暑く結構水分も補給しながら丹後山まではほぼ上りの連続、途中1，2，3・・・・合目と続く石標が行く手の長さをつきつけて悩ましいが、次第に視界が開け、中ノ岳、本谷山の頂きが眺められるようになる。丹後山まで標高差はたかだかm程だが、約5時間の夏場の上越の上りは苦しいが、頂上間近の稜線に出ると辛さも報われる。
　ここから兎岳までの稜線東側は利根川水源地帯。以前から何度か来たかった場所だったが、漸く初踏破となった。大水上山の手前の利根川水源碑は何度か雑誌で目にしたが、石碑がなければ素通りしてしまうほど変哲もない場所だが、改めて利根川の流域の広さを感じる。
　この当たりの山の稜線は巻機山、平ヶ岳といった有名どころに繫がってりるがいずれも夏道はなく、藪こぎ、もしくは残雪期に縦走するしかないが、いずれにしてもテン泊フル装備が必要となる。いつしか行きたいと思ってい計画したが、もうこの年となるとかなりハードルは高い。
　兎岳から中ノ岳までは残雪豊富でアイゼンは不要だが、下りは結構滑る。雪上のトレースを振り返ると、斜度のある箇所をトレースしているので、気は抜けない。
　中ノ岳までの標高差は400m程あり、かつ思った以上に手前に偽ピー行くがありなかなか到達しない。途中十字峡からの合流箇所も残雪に埋もれ気がづかずに中ノ岳に到達。この日の避難小屋は8割方の混みよう。
6／18
　中ノ岳ー八海山ルートは難所ルートとされている。確かにアップダウンが大きく、鎖場も多いが、一番の難題は下りの時のルートロスだ。部分的に登山道が崩壊そして、下草で分かりづらく、何度か錯誤する。特に、出雲先の先の下りでのルートロスでメガネを紛失。30分ほど探したあげくに自分で踏みつけ破損、以後メガネ無しの歩行は時間的・精神的なダメージが大きく、かつこの日の猛暑で1lの水は五龍手前でなくなる。時間的には十分下山できたが、体力的にはきつく、途中ピークで暫し睡眠し時間も費やす。結局五龍岳ピークでツエルトビバークする。展望もよく間近に雪渓があり水には問題なく、幕営好適地と思ったが、このあとブヨの猛攻撃にあい、その後2週間未だにその傷跡が癒えない。
6／19
　前日遠く見えた入道岳も、体力が回復したこの日は間近に見える。
入道岳をから薬師岳までは岩場が連続するが、お助け鎖が随所にあり問題なく越える、雪解け水はまずいので千本槍小屋で飲料水を補給と思っていたのだが、平日は休業ではしかたがない。その先、残雪流水にてようやく補水。平日だが、ロープウェイからの登山者に結構すれ違う。
11時20分に頂上駅到着、途中かなり休息居眠りをしたが、約6時間を費やす。
　つくづく、夏の上越は蒸し暑く大変だと思う3日間だった。