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Yamareco

記録ID: 5653001
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
奥秩父

瑞牆山荘〜金峰山〜国師ヶ岳・北奥千丈岳

2023年06月24日(土) 〜 2023年06月25日(日)
 - 拍手
GPS
26:28
距離
13.2km
登り
1,721m
下り
859m

コースタイム

1日目
山行
4:38
休憩
1:34
合計
6:12
10:25
30
10:55
11:03
12
瑞牆山展望地
11:15
11:20
39
11:59
11:59
8
12:07
12:13
19
12:32
13:02
8
大日岩直下鎖場
13:10
13:10
58
14:08
14:11
9
14:20
14:20
24
14:44
14:44
31
15:15
15:15
5
15:20
15:24
10
15:34
16:12
25
五丈岩
2日目
山行
4:59
休憩
1:22
合計
6:21
6:32
34
7:06
7:31
7
五丈岩
7:38
7:38
15
7:53
7:53
26
賽ノ河原
8:19
8:19
51
9:10
9:10
31
9:41
9:41
35
10:16
10:21
2
10:23
10:23
30
大弛小屋
10:53
10:56
11
11:07
11:21
12
11:33
12:07
11
12:18
12:19
23
12:42
12:42
9
12:51
12:51
2
大弛小屋
12:53
大弛峠
・富士見小屋
学生山岳部の合宿多し。訊いたら設営したらその日に瑞牆山、翌日は金峰山をピストンすると言う。昨年の夏もそんな感じだったからここはそういうとこなんでしょう。帰りのバスは混みやすいってことです。なお、増富の湯はクローズしてるようでした

・大日岩
鎖が2、3箇所ほどある。傾斜は緩いので登りは使わなくても登れる。下りは雨の日は慎重に。大日岩を下から見上げる所と、横から見る所と2箇所道標がある。ここで昼休憩が普通かな。

・砂払いの頭〜五丈岩
このコースのメインディッシュ。アルペンな景色が広がる。イワカガミがそこら中に咲いている、途中、鎖場が1箇所だけある。絶壁と絶壁の間にハクサンイチゲの小群落。滑落したらちとやばい所でした

・金峰山小屋
1泊2食付10000円
お湯200円でもらえた
ビール600円
ワイン300円
1階が食堂兼ラウンジ、2階が寝室。上下二段に分かれてて、遮光カーテンで仕切られ最低限の個人空間が確保されているのが有り難い
夜ご飯は豚肉のソテー、カレーおかわり自由
朝はお粥、漬物、シュウマイ、コーヒーゼリー。お粥はおかわり自由

・金峰山〜賽ノ河原
砂払いの頭からの稜線と違いこちらはなだらか。ケルン多数。緑色のロープで植生保護していて、これのお陰で道を外すリスクも少ない

・鉄山
途中、道から外れて5分程度の所に道標がある。

・鉄山〜大弛峠
多少のアップダウンがあるが基本は樹林帯の下り道。朝日岳手前で一瞬だけ展望がある。

・大弛峠〜国師ヶ岳・北奥千丈岳
登りはひたすら階段。何故かこちらのエリアは虫が多かった。

・大弛峠
大弛峠の公衆トイレは汚い。紙もない。大弛小屋のトイレは宿泊者専用で要注意
天候 1日目:曇時々晴 2日目:晴後曇
過去天気図(気象庁) 2023年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
往路 あずさ1号 新宿→韮崎 韮崎から路線バスで瑞牆山荘
復路 大弛峠から栄和交通事前申込完全予約制ツアーバス利用にて塩山、塩山→新宿
コース状況/
危険箇所等
瑞牆山荘〜富士見小屋
緩やかな登りから始まり、そのうちに傾斜がきつくなる。スタート直後、ぼーっと歩いていると駐車場に導かれるピンクテープがある。ここは小川をまたいで左へ行く。瑞牆山展望地まで来れば富士見小屋はすぐそこ

富士見小屋〜大日小屋
ひたすら樹林帯のトラバースが続く。

大日小屋〜砂払いの頭
大日岩手前で3箇所ほど鎖場あり。傾斜は大したこと無く問題なし。大日岩直下で展望が開ける。ここでランチとしたが、もう少し先の大日岩上まで行ってランチにしても良いかもしれない。砂払いの頭で奥秩父主稜線に出る。

砂払いの頭〜五丈岩・金峰山
ここからは岩稜帯の尾根筋をゆく。谷川岳の非対称山陵のように長野側はなだらか、山梨側は急峻となっている
今年は山小屋登山を増やしたいと思い、手始めに金峰山を計画した。瑞牆山荘から登り大弛峠へ抜け、国師ヶ岳と北奥千丈岳をついでに登って大弛峠から下山する。

初日の登りはまあまあだけど、翌日は時間があまりそう。ソロだし、これくらい時間に余裕がある方が良いかと思って決行した。
2023年06月24日 10:25撮影 by  SO-52C, Sony
6/24 10:25
今年は山小屋登山を増やしたいと思い、手始めに金峰山を計画した。瑞牆山荘から登り大弛峠へ抜け、国師ヶ岳と北奥千丈岳をついでに登って大弛峠から下山する。

初日の登りはまあまあだけど、翌日は時間があまりそう。ソロだし、これくらい時間に余裕がある方が良いかと思って決行した。
富士見小屋へ登っていくと途中に現れる瑞牆山の展望地。昨年はここでカフェ休憩したなあ
2023年06月24日 11:01撮影 by  SO-52C, Sony
6/24 11:01
富士見小屋へ登っていくと途中に現れる瑞牆山の展望地。昨年はここでカフェ休憩したなあ
シャクナゲは終わってますが、所々咲いてるのを見れた
2023年06月24日 12:34撮影 by  SO-52C, Sony
1
6/24 12:34
シャクナゲは終わってますが、所々咲いてるのを見れた
大日岩を見上げる。この直前に軽めの鎖場があり、その少し上の平らな岩の上でランチとした。
2023年06月24日 12:37撮影 by  SO-52C, Sony
6/24 12:37
大日岩を見上げる。この直前に軽めの鎖場があり、その少し上の平らな岩の上でランチとした。
黄色い花
2023年06月24日 13:01撮影 by  SO-52C, Sony
6/24 13:01
黄色い花
黄色い花その2 → 調べた限りキバナノコマノツメと思われます。
2023年06月24日 13:07撮影 by  SO-52C, Sony
6/24 13:07
黄色い花その2 → 調べた限りキバナノコマノツメと思われます。
大日岩の上。休憩はこちらでも良かったかな。
2023年06月24日 13:10撮影 by  SO-52C, Sony
1
6/24 13:10
大日岩の上。休憩はこちらでも良かったかな。
シャクナゲその2
2023年06月24日 13:21撮影 by  SO-52C, Sony
6/24 13:21
シャクナゲその2
砂払いの頭から稜線に出る。長野側はなだらかで山梨側は急峻。谷川岳みたいで格好良い
2023年06月24日 14:08撮影 by  SO-52C, Sony
1
6/24 14:08
砂払いの頭から稜線に出る。長野側はなだらかで山梨側は急峻。谷川岳みたいで格好良い
白い花 → 調べた限りミツバオウレンと思われる
2023年06月24日 14:12撮影 by  SO-52C, Sony
6/24 14:12
白い花 → 調べた限りミツバオウレンと思われる
千代の吹上と呼ばれる絶壁
2023年06月24日 14:20撮影 by  SO-52C, Sony
6/24 14:20
千代の吹上と呼ばれる絶壁
絶壁のヘリをアップダウンしながら登っていく
2023年06月24日 14:21撮影 by  SO-52C, Sony
1
6/24 14:21
絶壁のヘリをアップダウンしながら登っていく
絶壁と絶壁の切れ目に何やら白い花
2023年06月24日 14:28撮影 by  SO-52C, Sony
6/24 14:28
絶壁と絶壁の切れ目に何やら白い花
そろりそろり近寄るとハクサンイチゲと分かった
2023年06月24日 14:29撮影 by  SO-52C, Sony
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6/24 14:29
そろりそろり近寄るとハクサンイチゲと分かった
五丈岩が見えてきた。
2023年06月24日 14:32撮影 by  SO-52C, Sony
6/24 14:32
五丈岩が見えてきた。
少しずつ近づいてくる
2023年06月24日 14:36撮影 by  SO-52C, Sony
6/24 14:36
少しずつ近づいてくる
アカモノより小さい。ツガザクラかな、、、?
2023年06月24日 15:01撮影 by  SO-52C, Sony
6/24 15:01
アカモノより小さい。ツガザクラかな、、、?
稜線はイワカガミ祭りでした
2023年06月24日 15:02撮影 by  SO-52C, Sony
6/24 15:02
稜線はイワカガミ祭りでした
五丈岩は見る角度で雰囲気が変わる。こちらからはスラッとして颯爽
2023年06月24日 15:04撮影 by  SO-52C, Sony
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6/24 15:04
五丈岩は見る角度で雰囲気が変わる。こちらからはスラッとして颯爽
あと少し
2023年06月24日 15:11撮影 by  SO-52C, Sony
6/24 15:11
あと少し
着きました〜
山頂標はここから岩場を5分ほど上がった所にある。戻って五丈岩を眺めながらゆっくり珈琲休憩
2023年06月24日 15:16撮影 by  SO-52C, Sony
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6/24 15:16
着きました〜
山頂標はここから岩場を5分ほど上がった所にある。戻って五丈岩を眺めながらゆっくり珈琲休憩
五丈岩から山小屋までの道すがらでキバナシャクナゲを見た
2023年06月24日 16:29撮影 by  SO-52C, Sony
6/24 16:29
五丈岩から山小屋までの道すがらでキバナシャクナゲを見た
金峰山小屋までの下ってチェックイン。遮光カーテンで隣の人と区切れるので最低限の自分の空間があるのがありがたい。汗拭きシートで体を拭くとかしたいのでこういうの有り難い。着替えて、夕食まで外でのんびり。見上げたらダブルレインボーが出てた
2023年06月24日 17:41撮影 by  SO-52C, Sony
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6/24 17:41
金峰山小屋までの下ってチェックイン。遮光カーテンで隣の人と区切れるので最低限の自分の空間があるのがありがたい。汗拭きシートで体を拭くとかしたいのでこういうの有り難い。着替えて、夕食まで外でのんびり。見上げたらダブルレインボーが出てた
夕食はニンニクがよく利いた豚のソテー。旨い。カレーおかわり自由も素晴らしい。外に出たらかろうじて夕陽が見えた。八ヶ岳は雲の中、手前の瑞牆山がアクセント
2023年06月24日 18:59撮影 by  SO-52C, Sony
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6/24 18:59
夕食はニンニクがよく利いた豚のソテー。旨い。カレーおかわり自由も素晴らしい。外に出たらかろうじて夕陽が見えた。八ヶ岳は雲の中、手前の瑞牆山がアクセント
歩いてきた主稜線が赤色に染まる。美しい。山小屋泊の醍醐味です
2023年06月24日 19:18撮影 by  SO-52C, Sony
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6/24 19:18
歩いてきた主稜線が赤色に染まる。美しい。山小屋泊の醍醐味です
夜は満天の星空でした。天の川を見たのは何年ぶりだろう。御来光は疲れてたのでパス。5時頃起きると素晴らしい快晴が広がってました
2023年06月25日 05:24撮影 by  SO-52C, Sony
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6/25 5:24
夜は満天の星空でした。天の川を見たのは何年ぶりだろう。御来光は疲れてたのでパス。5時頃起きると素晴らしい快晴が広がってました
北側には小川山。右奥に噴煙あげる浅間山
2023年06月25日 06:42撮影 by  SO-52C, Sony
6/25 6:42
北側には小川山。右奥に噴煙あげる浅間山
八ヶ岳と瑞牆山。大分雲が増えてきた
2023年06月25日 06:46撮影 by  SO-52C, Sony
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6/25 6:46
八ヶ岳と瑞牆山。大分雲が増えてきた
金峰山より山梨側。雲海の彼方に南アルプス
2023年06月25日 07:09撮影 by  SO-52C, Sony
6/25 7:09
金峰山より山梨側。雲海の彼方に南アルプス
主稜線を東へ。賽ノ河原を過ぎると樹林帯に突入。苔ワールド
2023年06月25日 08:02撮影 by  SO-52C, Sony
6/25 8:02
主稜線を東へ。賽ノ河原を過ぎると樹林帯に突入。苔ワールド
朝日岳で来た道を振り返る。山梨側から奥秩父山塊を越えようと雲が襲いかかっているように見える
2023年06月25日 09:09撮影 by  SO-52C, Sony
6/25 9:09
朝日岳で来た道を振り返る。山梨側から奥秩父山塊を越えようと雲が襲いかかっているように見える
大弛峠からの登り返しは階段ばかりできつい。休み休み行く。国師ヶ岳は晴れたが風がなく暑い。おまけに虫が多い
2023年06月25日 11:21撮影 by  SO-52C, Sony
6/25 11:21
大弛峠からの登り返しは階段ばかりできつい。休み休み行く。国師ヶ岳は晴れたが風がなく暑い。おまけに虫が多い
北奥千丈岳でカフェ。こちらも陽射しが強くソフトシェルのフードまで被って日焼け対策。こうなるとガスってた方が良い
2023年06月25日 12:19撮影 by  SO-52C, Sony
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6/25 12:19
北奥千丈岳でカフェ。こちらも陽射しが強くソフトシェルのフードまで被って日焼け対策。こうなるとガスってた方が良い
苔を撮ったりしてのんびり下る
2023年06月25日 12:49撮影 by  SO-52C, Sony
6/25 12:49
苔を撮ったりしてのんびり下る
途中、夢の庭園とやらに立ち寄る
2023年06月25日 12:41撮影 by  SO-52C, Sony
1
6/25 12:41
途中、夢の庭園とやらに立ち寄る
ゴール。お疲れ様でした
2023年06月25日 10:17撮影 by  SO-52C, Sony
6/25 10:17
ゴール。お疲れ様でした

装備

個人装備
Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 日よけ帽子 着替え 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ヘッドランプ タオル ストック 携帯トイレ

感想

自分は縦走と言う言葉が好きだ。スタートとゴールの場所が違うと、歩いた線が縮こまらずに気持ち良いほどに伸びる。ピストンや周回だとどうしても小さくまとまってしまう。すべての道が一期一会なのも良い。
今回は宿泊付きでの縦走を試みた。

金峰山は瑞牆山荘からのアプローチをおすすめする。長くて大変だが、主稜線に出た時の雰囲気がアルペンムード満載なのだ。

金峰山小屋は寝床がカーテンで一人ずつ仕切れるのでプライバシーが保たれるのがグッド。その上食事が旨い。おかわりも出来るし、ワインもわりとリーズナブルな価格設定。また泊まりたい。

ソロのハイカーが多くて山小屋でも道中でも色々話ができて楽しかった。色々と情報を頂きました。皆様ありがとうございました。

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技術レベル
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技術レベル
2/5
体力レベル
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