稲村岩尾根〜鷹ノ巣山〜雲取山(ケツカッチンで押し押しで巻き巻き!の巻)
- GPS
- 07:55
- 距離
- 24.8km
- 登り
- 2,051m
- 下り
- 2,106m
コースタイム
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 7:54
天候 | 午前中は快晴。 午後は多少雲が出るも 概ね晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(復路)鴨沢バス停 16:03発 奥多摩駅行きバス 奥多摩駅よりホリデー快速 |
コース状況/ 危険箇所等 |
稲村岩尾根:1,400m付近から積雪・凍結箇所頻出にてチェーンスパイク装着。 積雪は深いところでも10センチ前後。 石尾根 :七ツ石山までは基本積雪あり、断続的に土路面。 日陰名栗峰等、巻き道以外の道はほぼ全面積雪。 雪は深いところで15センチ前後。 ブナ坂出会い〜奥多摩小屋区間はほぼ雪無し、 雪解けで路面グチャグチャ。 小雲取近辺〜雲取山まではチェーンスパイク必須。 七ツ石〜鴨沢:所々積雪・凍結箇所あるが基本アイゼン不要。 |
写真
感想
先日、thomさんのレコで拝見し、良いな〜と思っていたルートをそっくりそのままなぞって行ってきました。
「そっくりそのまま」と言っても、実際には石尾根上のピークは日陰名栗峰しか踏破せず、残りは巻いてしまったのでちょっとズルなのですが、それでも後半は押しまくりでかなりアタフタとした山行となってしまいました。
石尾根は、1年半ほど前に奥多摩駅から笠取小屋まで縦走した時に一度だけ歩いたことがあるのですが、その時はずーっと曇天〜雨。
さらに時期も残暑厳しい9月頭で、五里霧中で景色は全く見えないわ暑いわで全く良い思い出が無かったのですが、今回冬の快晴の中を歩いてみたらなんとまあこんな素敵な尾根だったんかいな、と目からウロコがぼーろぼろ。
これはまたちょくちょく来てみたくなりました。
今回は、鴨沢16時3分発のバスに乗る!というのが至上命題(なんせその次のバスは2時間半後の18時38分発!)、完全にケツが決まってしまっていた関係で、とにかく早足で余裕無くセカセカとした行動を強いられ、というか自分で自分に強いていたわけでして。
本当ならもっとゆっくりのんびり冬枯れの山を堪能したかった思いはあるけれど、それはそれとしてゲーム感覚でなかなか面白い部分もあったりして。
途中まではなんとかギリギリ間に合うか?というペースをキープしていたつもりだったのに、最後の最後、堂所を過ぎたあたりで残り時間1時間弱に対し、登山地図上の所要時間は1時間40分。
ダメだこりゃ!(いかりや長さん風に)と完全に諦め、ペースを緩めたところにふと現れた標識に「鴨沢バス停まで1時間5分」の文字が。なんだこの絶妙のタイミングは!?
そんな標識を見たらがんばらないわけにはいかん!ということで俄然闘志が再燃、モードを登山からトレランに切り替え、巻き巻きのガシガシで駆け下り、どうにかこうにか定刻10分前に鴨沢バス停に到着。ヨッシャ!
結局、あの標識から40分強で下りてこられました。
諦めかけた私を叱咤激励してくれた(←大袈裟)、あの「1時間5分」の標識に感謝!
そんなこんなで非常にせわしない山行でしたが、冬の雲取山周辺の静かな雰囲気はそれなりに満喫出来て大満足。
特に鷹ノ巣〜七ツ石間の石尾根の良さを実感出来たのが収穫でした。
今まで、雲取はとにかく人が多いイメージでやや敬遠していたけど、冬は意外と静かで良いもんですな。
雲取の良さ、再発見の旅でした。
石尾根、行って来られたんですね^ ^
関東はお天気も良かったようで、実は「若しかして今日辺り…?」と、思っていました。予感的中です(笑)
石尾根小ピークの中では、日陰名栗峰(の手前)が1番の見所だとおもうのですが、次は是非千本つつじも歩いてみてくださいね^ ^
とても、雰囲気の良い道なんですよ。きっと、気に入って頂けるはず。
そういえば、鴨沢コースは歩きやすいのですが、ちょっと単調な感じが否めないですよね。。
もう少し日が長くなったら、東日原から飛龍山経由でのめこい湯まで歩くと、より変化があって面白いかな〜、などと考えています。
その場合は、雲取山頂は前回私が通った作業道で、「華麗にスルー」しちゃう計画です(笑)
thomさん
「男は黙って奥多摩駅からピストン!」の指令(?)を遂行出来ず面目次第もございません(笑)。
やはりこの時期、日帰りでそれはキビシイっす(←言い訳)。
それにしても、本当にこの時期の石尾根は素晴らしいですね!
この素晴らしさを体験するきっかけとなったthomさんのレコに感謝です。
さっき、1年半前の奥多摩〜笠取のGPSログを見てみたら、なぜか高丸山だけ巻き道から外れて踏破していました。
その時の感想は「なんじゃこのドロヌタズブズブの道は!」という、thomさんとほぼ同じものでビックリ(笑)。
千本ツツジは次回はぜひ踏破してみようと思います。
鴨沢からの道は、暖かい季節は富士山のごとく人だらけですが、この時期はなかなか静かで良い雰囲気でした。まあ今回はそんな雰囲気味わう余裕も無くアタフタと駆け下ってしまったのですが・・・。
飛龍からのめこい湯というのは、サオラ峠の辺りの道ですかね?
そっち方面は未踏なのですが、以前から興味あるルートなので、またまたアイデア寸借詐欺して行ってしまうかも(笑)
namifujiさん 明けましておめでとうございます
年末に近場から石尾根を少し眺めてまた歩きに行こうと考えてましたが防火帯の広い道、雪で真っ白の道と青空はとても気持ちよさそうですね まだ一部は泥んこのようですが
冬は奥多摩小屋テント利用の人は少ないですね、その分山頂の避難小屋は満員になりますが
お疲れ様でした
masatさん
明けましておめでとうございます!
石尾根は、過去にあまり良い思い出が無く敬遠していたのですが、時期さえ選べばとても素敵な場所だと言うことがわかりました。
おっしゃるとおり、まだドロドロヌタヌタ区間が多いので、あともう二降りくらいあればベストかもしれません。
そうなったら、久々に奥多摩小屋へテン泊しに行こうかな、なんて妄想しています。
では、今年もよろしく御願いします!
冬の静謐な雲取山。
ここ最近、自分の中でめっちゃホットスポットなんですよ〜
楽しまれてこられたようで、ううううらましいです〜
中央線住民ではない西東京民にとって、朝一のバスは前泊しないと乗れないシロモノ・・・
健脚のnamifujiさんでさえ、ケツカッチンで巻き巻きなのですから
私なんてとても日帰りは無理・・・
と、さらにううううううらやましく拝見いたしましたよ(笑)
もう少し日が伸びて、最終バスでもおどろおどろしくないくらいになったら
チャレンジしてみようかと思います。
しかし、その看板。
なんとも絶妙な場所に配置されていますね。
きっと、namifujiさんのように、叱咤激励される方、多いのではないでしょうか
muniさん
コメントありがとうございます!
いただいたコメントとは関係ありませんが、年末の高尾レコ、読みながらもらい泣きしてしまいました。
自分も 同じような経験を既に何度もしているので 本当に切ない気持ちになったのです。
そんな思いをどうしても伝えたく この場を借りて失礼いたしました。
(同じ日、実は私も北高尾に行っていたんですよ!レコは書いていませんが。。)
冬の石尾根〜雲取、今回初めて行きましたが、今まで食わず嫌いだったのが勿体無いくらい素晴らしい場所で感激しました。
私も南武線などというローカル路線沿線住民なので、奥多摩駅始発バスは夢のまた夢です。
立川まで車で行って、という手もありますが、そうするとせっかく電車なのに帰りに酒が飲めない!というジレンマが。。。。
雲取山、東日原スタートだとちょっと余分な行程があるので日帰りは押し押しになってしまいますが、鴨沢からの往復ならそれほど巻かなくても行けるはずですので、ぜひぜひお越しください!
そして、例の「1時間5分」の看板にぜひ叱咤されちゃってください(笑)!
静けさ漂う雲取、いいですねー。
そして何気にロングコース、おつかれさまでした!
下山はかなり駆け込みのようでしたが、
それをできてしまうところがすごいですね!!
叱咤激励の看板、バンザイ!?
それと、他の方へのコメントで、「男は黙って〜」のくだりが…
いつか実現している日を楽しみに待ってますね
wwさん
コメントありがとうございます!
叱咤激励のカンバン、「馬の鼻先にニンジン」もしくは「ケイン・コスギにリポビタンD」並みの爆発力でした。
「男は黙って・・」のくだりは、たぶん実現不可能です!(キッパリ)
それにしても、冬の奥多摩は静かで良いですよ!
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