北アＶＲ明神岳主稜〜前穂高岳縦走テント泊コラボ⑤

2023年07月16日(日) 〜 2023年07月17日(月)

• GPS: 17:13
• 距離: 12.7km
• 登り: 1,884m
• 下り: 1,866m

コースタイム

1日目

• 山行: 5:55
• 休憩: 0:06
• 合計: 6:01

9:36 上高地バスターミナル
9:44 9:44 無料トイレ
9:51 9:52 日本山岳会上高地山岳研究所
10:04 10:05 岳沢湿原・岳沢登山口
15:16 15:22 明神5峰南西尾根の肩
15:40 明神岳5峰

2日目

• 山行: 7:45
• 休憩: 2:39
• 合計: 10:24

15:40 明神岳5峰
7:11 7:12 明神岳4峰
7:38 7:44 明神岳3峰
7:53 8:54 明神岳2峰
9:32 9:52 明神岳
10:11 10:26 奥明神沢のコル
11:55 12:32 前穂高岳
12:59 13:17 紀美子平
14:57 14:59 岳沢小屋
15:51 15:52 見晴台
16:28 16:28 岳沢湿原・岳沢登山口
16:35 16:36 日本山岳会上高地山岳研究所
16:40 16:40 河童橋
16:50 ゴール地点

1日目: 上高地バスターミナル 09:37 - 09:44 無料トイレ 09:44 - 09:51 日本山岳会上高地山岳研究所 09:52 - 10:04 岳沢湿原・岳沢登山口 10:05 - 15:16 明神5峰南西尾根の肩 15:22 - 15:40 明神岳5峰
2日目: 明神岳5峰 06:25 - 07:11 明神岳4峰 07:12 - 07:38 明神岳3峰 07:44 - 07:53 明神岳2峰 08:54 - 09:32 明神岳 09:52 - 10:11 奥明神沢のコル 10:26 - 11:55 前穂高岳 12:32 - 12:59 紀美子平 13:17 - 14:57 岳沢小屋 14:59 - 15:51 見晴台 15:52 - 16:28 岳沢湿原・岳沢登山口 16:28 - 16:35 日本山岳会上高地山岳研究所 16:36 - 16:40 河童橋 16:40 - 16:50 ゴール地点

1日目: 上高地バスターミナル 09:37 - 09:44 無料トイレ 09:44 - 09:51 日本山岳会上高地山岳研究所 09:52 - 10:04 岳沢湿原・岳沢登山口 10:05 - 15:16 明神5峰南西尾根の肩 15:22 - 15:40 明神岳5峰
2日目: 明神岳5峰 06:25 - 07:11 明神岳4峰 07:12 - 07:38 明神岳3峰 07:44 - 07:53 明神岳2峰 08:54 - 09:32 明神岳 09:52 - 10:11 奥明神沢のコル 10:26 - 11:55 前穂高岳 12:32 - 12:59 紀美子平 13:17 - 14:57 岳沢小屋 14:59 - 15:51 見晴台 15:52 - 16:28 岳沢湿原・岳沢登山口 16:28 - 16:35 日本山岳会上高地山岳研究所 16:36 - 16:40 河童橋 16:40 - 16:50 ゴール地点

天候

1日目
曇り時々晴れ
パノラマは五峰台地のテン場のみ
夜はテントが心配な強風
夜の星空見たかったな〜

２日目
サイコーの晴れ
夏には望外なパノラマ
重太郎新道降りで暑い

アクセス

利用交通機関：

自家用車

①駐車場
沢渡駐車場は朝８時ですでに満車近く
やっぱり早く登らないとダメですね

②上高地→沢渡
最終便16:55は観光客と登山客で行列
出発は17:30頃に

コース状況／危険箇所等

①風穴〜五峰台地(VR)
風穴までの緩斜面から、いきなりの超急登😵
中間部までの薮斜面の苦しさと上部の岩稜帯の楽しさ
岩稜部はお助けロープがありますが、ナイフリッジもあり注意

②五峰台地〜明神岳主峰(VR)
岩稜バリルートの楽しさを味わえるサイコーのルートでした
五峰〜前穂まではほぼほぼ踏み跡が続きますが、バリらしいRFと３点支持で登る楽しさが
★核心部１　三峰トラバース
事前情報で紫のフィックスロープを知っていれば、目印にして簡単に通過できます

★★核心部２　二峰懸垂
本ルート一番の核心か？
50mだと２ピッチの露出感ある岩壁の懸垂
特に２ピッチ目はハング気味で振られやすいので注意

★核心部３　主峰ザレ急登
降りは怖いな〜というレベルの急斜面でした😱

③主峰〜前穂(VR)
★核心部４　奥明神沢のコルへの下降
絶妙なラインでのクライムダウンが可能で、危なければ懸垂支点もあり

★核心部５　前穂手前の前衛峰の岩稜突破
クライミングっぽいムーブを交えて、岩稜を登っていきます
詰んだかと思ってもルートが続いていました😊

④重太郎新道(一般道)
josyuさんから、酷いザレ斜面と聞いていたので不安でしたが、西上州で鍛えた？力で意外に問題なく降れましたが、岳沢まで標高差約1500m程を一気に降る急坂はヤバかったです😱
ザックの重みと暑さでへばり、帰りのバスに間に合うか心配でしたが、なんとか帰れました

その他周辺情報

★共通装備
テント＆シュラフ(山城好き借りました)
ハーネス＆懸垂ギヤ
水４リットル以上(６リットル近く飲みました)
※降りの岳沢小屋まで水場なし😣
※１日目はザックだけで15kg以上で重い😵
※二峰懸垂ならクライミングギヤ必要なし
※二峰クライミングなら、カム系必須では？

写真

7/17 16:40

２日目
上高地からの穂高(左)と明神岳主稜(右)

7/16 9:36

１日目
面白い水場
ここから帰りの岳沢小屋まで水場なしなので、水が重い😵

7/16 9:44

稜線は雲に隠れていましたが、観光客が溢れていた河童橋

7/16 10:01

ステキ

7/16 10:01

7/16 10:04

7/16 10:05

岳沢登山口
山城好き初めて

7/16 11:04

一般道の緩やかな登りから

7/16 11:17

南西尾根に入ると薮と急登
風穴手前から右手の踏み跡に入ります

7/16 12:34

急です

7/16 13:23

7/16 13:28

岩稜帯に

7/16 13:29

7/16 13:40

梓川も眼下に

7/16 13:43

大きなガマガエル

7/16 13:53

右側が切れ落ちた岩稜
ザックが重いのでけっこう緊張しました😨

7/16 13:58

7/16 14:00

7/16 14:06

柱状節理

7/16 14:44

右側を登るの？
ではなく左側から

7/16 14:57

六百山と霞沢岳

7/16 15:30

五峰台地は五張り以上幕営できそうです

7/16 16:28

お借りしたテント
快適でした😁
子どもの頃にキャンプして以来だったので、テントは20年近くご無沙汰でした

7/16 16:29

josyuさん

7/16 16:48

奥には五峰

7/16 17:37

穂高稜線はかくれんぼ

7/16 17:38

左は三峰？

7/17 4:20

２日目
雲が晴れて絶好の登山日和に
奥には富士山

7/17 4:30

いいですね😁
奥には乗鞍と御嶽山が

7/17 4:31

7/17 4:35

josyuさんは登っているジャンダルムルート
高度感に弱い山城好きにはムリです😱

7/17 4:36

奥穂

7/17 4:36

西穂

7/17 5:35

7/17 5:36

五峰へは岩混じりの急登
２日目は山城好き先頭だったので、ゆっくりペース
西上州バリでのRFの経験は生きて、踏み跡を探すのはうまくいきました

7/17 6:06

有名なピッケル

7/17 6:06

7/17 6:07

7/17 6:07

カッコいいjosyuさん

7/17 6:07

7/17 6:08

7/17 6:09

カッコいい

7/17 6:21

北アルプスらしい岩稜

7/17 6:36

五峰降りも要RF
トラバースあり

7/17 6:36

四峰へはザレ急登

7/17 6:58

7/17 7:01

7/17 7:01

梓川って南に流れてから松本でまた北に戻って日本海に流れるのが面白いですね

7/17 7:12

剱岳のような三峰・二峰・主峰
ぱっと見では登れそうにないですが

7/17 7:18

7/17 7:27

★核心部１　三峰トラバース
紫のフィックスロープさえ見つければ、三峰トラバースは簡単
持って使うのは危険なので、目印ですね

7/17 7:29

八ヶ岳の横岳みたいですね

7/17 7:29

7/17 7:31

7/17 7:57

主峰のガレザレ感

7/17 7:58

主峰と奥には前穂

7/17 8:16

★★核心部２　二峰懸垂２ピッチ
１ピッチ目懸垂支点はすごい残置物の多さ

7/17 8:18

トップはjosyuさん

7/17 8:26

かなりの高度感でした

7/17 8:36

丸腰の場合は主峰から見て左側を登降するみたいです

7/17 8:38

本ルート一番の核心か？
50mだと２ピッチの露出感ある岩壁の懸垂
特に２ピッチ目はハング気味で振られやすいので注意

7/17 8:38

広いテラスに２ピッチ目の懸垂支点

7/17 8:48

２ピッチ目はハング気味なので、振られ注意です

7/17 8:49

二峰をクライミングする場合はビレイ用支点はこのハーケンみたい

7/17 8:39

★核心部３　主峰ザレ急登
降りは怖いな〜というレベルの急斜面でした😱

7/17 8:47

7/17 8:56

かなりの露出感・高度感でした

7/17 9:09

主峰から二峰

7/17 9:13

明神主峰に
山名看板なし
奥穂〜前穂

7/17 9:15

奥穂

7/17 9:15

西穂

7/17 9:24

前穂

7/17 10:11

★核心部４　奥明神沢のコルへの下降
絶妙なラインでのクライムダウンが可能で、危なければ懸垂支点もあり

7/17 10:14

7/17 10:23

7/17 10:24

奥明神沢のコル

7/17 10:24

雪渓は所々に残っていました

7/17 10:32

★核心部５　前穂手前の前衛峰の岩稜突破
前穂手前の岩峰への登り
ガレ斜面で、３点支持での簡単な岩登りあり
主稜〜前穂間の岩はフリクション抜群で登りやすかったです

7/17 10:40

クライミングっぽいムーブを交えて、岩稜を登っていきます
詰んだかと思ってもルートが続いていました😊

7/17 10:48

最後の急登

7/17 10:54

明神主稜線

7/17 11:28

7/17 11:44

ついに前穂

7/17 11:46

重い荷物で3000m峰までよく登れたな〜

7/17 11:46

山城好きにとっては、子どもの時に登った御嶽山と社会人でお散歩した乗鞍以来の3000m峰でした
人が多い山は嫌いですが、これだけの絶景なら登ってみたいと思いますね（笑）

7/17 11:46

7/17 11:47

josyuさんに感謝です

7/17 11:48

7/17 11:48

7/17 11:27

表銀座の山々

7/17 11:27

7/17 11:50

7/17 11:50

7/17 11:50

前穂北尾根には数名のパーティーが
すごいな〜

7/17 11:51

7/17 11:51

槍と大キレット

7/17 11:51

josyuさんが登った北穂東稜も
奥には剱岳がかくれんぼ

7/17 11:53

7/17 11:53

西穂

7/17 11:53

奥穂

7/17 11:58

涸沢のテントは少ない？

7/17 11:58

7/17 11:58

同じ写真を撮っちゃいますね（笑）

7/17 11:59

7/17 11:59

7/17 11:59

7/17 11:59

7/17 12:12

7/17 12:58

7/17 12:59

紀美子平まで降りてきました
josyuさんから、酷いザレ斜面と聞いていたので不安でしたが、西上州で鍛えた？力で意外に問題なく降れました

7/17 13:05

主稜線

7/17 13:09

鎖場の岩はフリクションが低い、ツルツル岩なので注意

7/17 13:48

岳沢まで標高差約1500m程を一気に降る急坂はヤバかったです😱

7/17 16:00

重い足を何とか踏み出して風穴に

7/17 16:38

なんとか上高地まで帰れました😆
ザックの重みと暑さでへばり、帰りのバスに間に合うか心配でしたが、45分くらいのバス渋滞を考えれば余裕みたいでした
ルート検討と装備準備をjosyuさんにおんぶにだっこだった山行でしたが、貴重な経験になりました
ありがとうございました😊

撮影機器：

Galaxy A21 SC-42A docomo サムスン

感想

山城好き

ヤマレコjosyuさんに誘っていただき、山城好きとしては、「初穂高山域・初テン泊・初北アVR」の初物尽くしの山行に

２日間で距離約12kmなのに、獲得標高約1900mという急登と登り返しの連続で、ザックの重さもあって、初日の樹林帯はキツかったです😵
２日目は、RF多く、II級レベルまでの岩稜登り、懸垂＆クライムダウンと大満足のルートだったのでサイコーでした‼️
重荷での重太郎新道降りが一番疲れましたが、無事帰れてよかったです😆

★登攀装備の必要性
８パーティー程が主稜ルートを歩いていたようですが、丸腰のソロの方が２名
核心部の二峰降り懸垂を丸腰クライムダウンor逆方向の二峰フリーソロクライミングは丸腰ではかなりのハイリスク
ガイドの方の「事故があったらVRは登れなくなる」という言葉が重いかな〜と思いました
丸腰1DAYスタイルは軽装備でスピード重視
本来懸垂orアルパインクライミングをする区間を丸腰で進むので、詰んだら即救助か？
西上州バリをソロで登る際は、いらないと思っても、いつもロープと懸垂＆登り返し装備(ロープソロ装備も)を持っていきます
バリレベルは初級で丸腰でも登れそうですが、やっぱり登攀具は必須だと思います‼️

josyu

明神岳主稜
5峰台地からの素晴らしいロケーションでのテント泊、ルーファイしながらの岩稜歩き、2峰からの高度感ある懸垂下降と壮大な北アルプスを感じられるすばらしいルートでした。
初のテン泊装備で大変だったと思いますが一緒に歩いてくれた山城好きさんには感謝です。

??明神岳主稜はバリエーションルートです。ルートは不明瞭、交錯していますのでルーファイしながら歩く必要があります。南西尾根から歩く場合2峰の下りは20m、15mの懸垂下降になりますので懸垂装備は必須です。
南西尾根上部の痩せ尾根も滑落注意です。

整地された幕営適地は5峰台地周辺で5、6ヵ所確認出来ました。複数張りならこの辺りが確実です。5峰以降も整地された場所はありますが複数張れる場所はかなり限定されそうです。