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Yamareco

記録ID: 5726604
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

蓮華岳〜針ノ木岳〜スバリ岳縦走

2023年07月16日(日) 〜 2023年07月17日(月)
 - 拍手
GPS
--:--
距離
22.9km
登り
2,479m
下り
2,464m

コースタイム

1日目
山行
6:15
休憩
2:27
合計
8:42
8:06
90
9:36
9:36
207
13:03
15:01
60
16:01
16:30
18
2日目
山行
10:46
休憩
0:49
合計
11:35
4:00
70
5:10
5:15
55
6:10
6:10
13
6:23
6:30
130
スバリ岳
8:40
8:40
68
9:48
10:03
28
10:31
10:42
51
11:33
11:35
67
12:42
12:51
10
13:01
13:01
26
13:27
13:27
46
14:13
14:13
61
15:14
15:14
21
15:35
天候 初日:くもり時々雨、二日目:晴れ
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
新宿バスタ⇒(高速バス)⇒松本(前夜泊)
松本⇒(大糸線)⇒信濃大町⇒(アルピコバス)⇒扇沢駅
扇沢駅⇒(高速バス)⇒新宿バスタ
コース状況/
危険箇所等
【扇沢〜大沢小屋】普通の山道。
【大沢小屋〜針ノ木雪渓】雪渓は白馬よりもちょっと急だったが、怖くはなかった。クレバスを2回またいだ。12爪アイゼンを使用したが6爪でも良かった。チェーンスパイクのおじさんもいた。
【針ノ木雪渓〜針ノ木峠&山荘】結構急だが、危険ではない。
【針ノ木峠&山荘〜蓮華岳】登りは遠くに感じられたが、帰りはあっという間だった。
【針ノ木峠&山荘〜針ノ木岳】1時間くらいで行ける普通のコース。雪渓のトラバースはなかった。
【針ノ木岳〜スバリ岳〜赤沢岳】ちょっと難易度が上がる。わたしはスバリ岳山頂からの道で少しコースを外れてしまったが、普通の人は問題なし。景色は最高。
【赤沢岳〜鳴沢岳〜新越山荘】快適な稜線歩きだが、アップダウンと暑さにやられた。
【新越山荘〜種池山荘】アップダウンはまだまだ続くが、ここまで来たらね。
【種池山荘〜扇沢駅】基本下りなので問題はない。鎖がついている場所もあったが、危険な箇所でもない。
その他周辺情報 針ノ木小屋:テン場1000円
      水は1リットル200円
7時50分、信濃大町から乗ったバスがアルピコ交通の扇沢駅に到着。
7時50分、信濃大町から乗ったバスがアルピコ交通の扇沢駅に到着。
8時5分、駅の脇の登山口から登山開始。
8時5分、駅の脇の登山口から登山開始。
何度も車道を横断しながら歩いて行く。
何度も車道を横断しながら歩いて行く。
8時24分、石だらけの道を歩く。
8時24分、石だらけの道を歩く。
8時36分、これからが本格的な登山道だ。
8時36分、これからが本格的な登山道だ。
9時9分、川を渡る。
9時9分、川を渡る。
9時36分、大沢小屋にトイレがなかったのでがっくり。
9時36分、大沢小屋にトイレがなかったのでがっくり。
10時8分、左手に雪渓が出てきた。
10時8分、左手に雪渓が出てきた。
10時13分、岩場が出てきた。
10時13分、岩場が出てきた。
10時31分、激流を橋で渡る。
10時31分、激流を橋で渡る。
10時43分、雪渓の上をアイゼンなしで歩く。
10時43分、雪渓の上をアイゼンなしで歩く。
11時、もう少しで本格的な雪渓が出てきそうな雰囲気。
11時、もう少しで本格的な雪渓が出てきそうな雰囲気。
11時24分、12爪アイゼンを装着し、雪渓の登り開始。
11時24分、12爪アイゼンを装着し、雪渓の登り開始。
11時36分、雪渓にちょっとした裂け目があり、二回ほどそれをまたぐ。実にこわい。
11時36分、雪渓にちょっとした裂け目があり、二回ほどそれをまたぐ。実にこわい。
11時45分、雪渓も終わって針ノ木小屋を目指す。
11時45分、雪渓も終わって針ノ木小屋を目指す。
雪渓が終わったらすぐに小屋だと思っていたわたしにはきつかった。
雪渓が終わったらすぐに小屋だと思っていたわたしにはきつかった。
12時50分、ようやく、小屋が近くになってきた気配にホッとする。
12時50分、ようやく、小屋が近くになってきた気配にホッとする。
13時3分、針ノ木峠に到着。
13時3分、針ノ木峠に到着。
そして、針ノ木小屋が目前に…。
そして、針ノ木小屋が目前に…。
13時42分、小屋で受付を済ませ、テントをはろうとしたら、場所がない。
「みんな上へ行ってますよ」
上へ行こうとしていたら、
「今日はテンパクやめて下山しようと思ってるんですよ」
運良く小屋から近くの場所を譲ってもらえた。
13時42分、小屋で受付を済ませ、テントをはろうとしたら、場所がない。
「みんな上へ行ってますよ」
上へ行こうとしていたら、
「今日はテンパクやめて下山しようと思ってるんですよ」
運良く小屋から近くの場所を譲ってもらえた。
15時1分、テントをはり、荷物を置いて、蓮華岳を目指す。
荷物が軽くなったのでスイスイ歩けた。
15時1分、テントをはり、荷物を置いて、蓮華岳を目指す。
荷物が軽くなったのでスイスイ歩けた。
15時10分、「山頂はあれかな?」
15時10分、「山頂はあれかな?」
15時21分、これを登った後に栄光はあるのか?
15時21分、これを登った後に栄光はあるのか?
15時28分、そんなに甘くはなかった。
15時28分、そんなに甘くはなかった。
15時34分、まだまだ、奥がありそう。
15時34分、まだまだ、奥がありそう。
15時58分、「ついに蓮華岳山頂か!?」と思ったが、少し歩いて山頂だった。
15時58分、「ついに蓮華岳山頂か!?」と思ったが、少し歩いて山頂だった。
16時10分、ようやく、蓮華岳に登頂。標高2798.7メートル。日本三百名山。山頂からは鹿島槍ヶ岳が良く見えたが、映像はなくしたスマホに撮っていたのでなし。あ〜あ。
16時10分、ようやく、蓮華岳に登頂。標高2798.7メートル。日本三百名山。山頂からは鹿島槍ヶ岳が良く見えたが、映像はなくしたスマホに撮っていたのでなし。あ〜あ。
いや、帰り道にちょっと写っていたかな。
いや、帰り道にちょっと写っていたかな。
帰り道は意外と楽に感じられた。
帰り道は意外と楽に感じられた。
翌朝4時に針ノ木小屋のテン場を出発。鹿島槍ヶ岳かな?
(写真はテン場から小屋に向かう途中のものです。)
翌朝4時に針ノ木小屋のテン場を出発。鹿島槍ヶ岳かな?
(写真はテン場から小屋に向かう途中のものです。)
4時16分、かなり上った先に針ノ木小屋の上のテン場に到着。スペースはたっぷりあるけど、小屋を行き来するのはかなりきつい。
4時16分、かなり上った先に針ノ木小屋の上のテン場に到着。スペースはたっぷりあるけど、小屋を行き来するのはかなりきつい。
4時27分、荷物が重くて吐きそうな気分で、後ろから人に抜かされていく。とほほほ…。
4時27分、荷物が重くて吐きそうな気分で、後ろから人に抜かされていく。とほほほ…。
4時42分、この辺で日の出だったのだが、その模様はなくしたスマホで撮影したため手元に残らず。
4時42分、この辺で日の出だったのだが、その模様はなくしたスマホで撮影したため手元に残らず。
4時44分、しばし、日の出に見とれていた。
4時44分、しばし、日の出に見とれていた。
4時47分、間違えて雪渓のトラバースルートへ行きそうになったが、上の迂回ルートが正規ルートだった。
4時47分、間違えて雪渓のトラバースルートへ行きそうになったが、上の迂回ルートが正規ルートだった。
5時10分、針ノ木岳山頂に到着。標高2820.7メートル。日本ニ百名山。後ろに槍ヶ岳や前穂高が見える。
5時10分、針ノ木岳山頂に到着。標高2820.7メートル。日本ニ百名山。後ろに槍ヶ岳や前穂高が見える。
針ノ木岳山頂から薬師岳、五色ヶ原が良く見える。
針ノ木岳山頂から薬師岳、五色ヶ原が良く見える。
蓮華岳方向には富士山も見えた。
蓮華岳方向には富士山も見えた。
これが立山、剱岳方向。
これが立山、剱岳方向。
もう一度、槍ヶ岳や前穂高方向。高瀬ダムも見えそう。
もう一度、槍ヶ岳や前穂高方向。高瀬ダムも見えそう。
5時44分、次はスバリ岳を目指す。
5時44分、次はスバリ岳を目指す。
6時10分、後少しでスバリ岳。
残念ながら山頂の写真はなくしたスマホのみだった。
山頂滞在は6時20分から33分くらいか?
6時10分、後少しでスバリ岳。
残念ながら山頂の写真はなくしたスマホのみだった。
山頂滞在は6時20分から33分くらいか?
6時44分、スバリ岳山頂を後にしたのだが、続けざまにトラブルが発生。道を間違えて、そのすぐ後でスマホをがけ下に落とした。
6時44分、スバリ岳山頂を後にしたのだが、続けざまにトラブルが発生。道を間違えて、そのすぐ後でスマホをがけ下に落とした。
6時49分、スマホをなくしたことで、気持ちが切れながら登山を続ける。
6時49分、スマホをなくしたことで、気持ちが切れながら登山を続ける。
7時5分、立山と黒部湖を左手に見ながら歩いて行く。
7時5分、立山と黒部湖を左手に見ながら歩いて行く。
7時22分、きついけど景色は素晴らしい。
7時22分、きついけど景色は素晴らしい。
7時39分、後ろから人たちに抜かされたが、「みんな僕より荷物が軽いからね」と自分を慰める。
7時39分、後ろから人たちに抜かされたが、「みんな僕より荷物が軽いからね」と自分を慰める。
8時、黒部湖の向こうに青い屋根のロッジくろよんが見える。
8時、黒部湖の向こうに青い屋根のロッジくろよんが見える。
8時40分、赤沢岳を登頂。標高2678メートル。
8時40分、赤沢岳を登頂。標高2678メートル。
8時59分、重たい荷物を持って、ストックなしで堅実に歩いて行くごつい男性について行く形になった。
8時59分、重たい荷物を持って、ストックなしで堅実に歩いて行くごつい男性について行く形になった。
9時9分、アップダウンが、いくつもあって、決して甘くない稜線歩きだ。
9時9分、アップダウンが、いくつもあって、決して甘くない稜線歩きだ。
9時29分、心が折れそうになりながら登っていく。
9時29分、心が折れそうになりながら登っていく。
9時44分、鳴沢岳山頂が近い。
9時44分、鳴沢岳山頂が近い。
9時48分、鳴沢岳を登頂。標高2641メートル。
9時48分、鳴沢岳を登頂。標高2641メートル。
10時31分、新越乗越山荘で一休み。冷たいコーラで生き返る。
10時31分、新越乗越山荘で一休み。冷たいコーラで生き返る。
11時21分、新越岳登頂。この辺でそれまで若いカップルとごつい男性の後ろからついてきていたわたしが彼らより前に出て、引き離して進んでいくようになった。あら不思議?
11時21分、新越岳登頂。この辺でそれまで若いカップルとごつい男性の後ろからついてきていたわたしが彼らより前に出て、引き離して進んでいくようになった。あら不思議?
11時24分、道は続いて行くが、暑さと重さに結構慣れてきたかも?
11時24分、道は続いて行くが、暑さと重さに結構慣れてきたかも?
11時33分、岩小屋沢岳を通過。
11時33分、岩小屋沢岳を通過。
11時46分、この辺でおばちゃん二人と遭遇し、「小屋(新越乗越山荘)は後どのくらいなの?」と聞かれるが、「そんなのこっちが、訊きたいぐらいだよ(種池山荘)」とつい言ってしまう。
両方とも「後、結構あるよ」と答えた。
11時46分、この辺でおばちゃん二人と遭遇し、「小屋(新越乗越山荘)は後どのくらいなの?」と聞かれるが、「そんなのこっちが、訊きたいぐらいだよ(種池山荘)」とつい言ってしまう。
両方とも「後、結構あるよ」と答えた。
12時42分、種池山荘に到着。関西弁のおやじさんが、「ピザはないか?」と訊いたら、「宿泊客のみの提供です」と言われていた。
12時42分、種池山荘に到着。関西弁のおやじさんが、「ピザはないか?」と訊いたら、「宿泊客のみの提供です」と言われていた。
予約していた扇沢発のバスが16時10分に出るので、スポーツドリンクを買って先を急ぐ。
予約していた扇沢発のバスが16時10分に出るので、スポーツドリンクを買って先を急ぐ。
13時1分、富士見坂を通過。
13時1分、富士見坂を通過。
13時18分、右ベンチを通過。
13時18分、右ベンチを通過。
13時35分、歩きにくい石の道を歩く。
13時35分、歩きにくい石の道を歩く。
14時17分、扇沢の駅が見える。
14時17分、扇沢の駅が見える。
14時19分、ケルンを通過。
14時19分、ケルンを通過。
15時13分、ゴール間近。
15時13分、ゴール間近。
15時14分、登山口を通過。
15時14分、登山口を通過。
15時27分、車道を扇沢駅目指して歩いて行く。
15時27分、車道を扇沢駅目指して歩いて行く。
15時35分、扇沢の駅に到着。暑さと重さ、加えてスマホを谷底に落としてしまいさんざんの山行だったが、達成感はとてもあった。日本三大雪渓〜白馬、昨年夏の劒沢、そして今回の針ノ木を全部制覇したことになった。
15時35分、扇沢の駅に到着。暑さと重さ、加えてスマホを谷底に落としてしまいさんざんの山行だったが、達成感はとてもあった。日本三大雪渓〜白馬、昨年夏の劒沢、そして今回の針ノ木を全部制覇したことになった。

装備

MYアイテム
Osamurai24
重量:-kg
個人装備
Tシャツ ズボン 靴下 防寒着 雨具 ザック サブザック 行動食 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 筆記用具 常備薬 保険証 時計 サングラス タオル ストック テント 寝袋 調理器具 GoPro8 12爪アイゼン チェーンスパイク スマホ(二日目途中で紛失)

感想

当初、二泊三日で鹿島槍まで狙っていたのだが、土曜日を出勤にされ、仕方なくのスケジュールとなったばかりでなく、山小屋の予約が出来ずテント泊になった思い通りにならないジレンマの中、スマホを落としてしまう散々な山行だったのだが、二日目の天気の良さもあって、悪くなかった。
これで三大雪渓と三大急登と三大キレットを征服した形になったので達成感を得られることになった。

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