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Yamareco

記録ID: 5760645
全員に公開
ハイキング
甲斐駒・北岳

尾白の湯から黒戸尾根・甲斐駒ヶ岳・摩利支天・駒津峰・仙水峠を経て北沢峠へ

2023年07月25日(火) 〜 2023年07月26日(水)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
30:09
距離
17.6km
登り
2,599m
下り
1,251m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
6:05
休憩
0:34
合計
6:39
5:06
32
尾白の湯キャンプ場
5:38
5:41
9
5:50
5:52
118
7:50
7:50
91
9:21
9:21
19
9:40
9:56
43
10:39
10:40
4
10:44
10:56
49
11:45
2日目
山行
5:44
休憩
1:07
合計
6:51
4:24
53
5:17
5:25
63
6:28
6:29
12
6:41
7:11
2
7:13
7:13
25
7:38
7:49
30
8:19
8:28
20
8:48
8:48
69
9:57
9:58
8
10:06
10:06
27
10:33
10:39
26
11:05
11:05
4
11:14
11:15
0
11:15
北沢峠 こもれび山荘
天候 晴時々曇
過去天気図(気象庁) 2023年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
・北沢峠〜仙流荘間の南アルプス林道バスは人数が揃うと臨時便が出るようです。
・7月26日現在、仙流荘からJRの鉄道駅に行くバスは12時発と17時発のみです。
コース状況/
危険箇所等
・全体を通じて不明瞭な箇所はありません。道標も赤テープもしっかりあります。
・梯子や鎖が連続しますが、極端に危険な箇所はありませんでした。大変良く整備されています。長い行程なので、特に後半は疲労による集中力低下に注意です。
・黒戸尾根は七丈小屋以外に水場がありません。小屋の水はふんだんでした。
その他周辺情報 ・尾白の湯の食堂は18時ラストオーダーです。
・北沢峠こもれび山荘は昼食は提供していないようでした。
・仙流荘の食堂は14時半ラストオーダーです。
予約できる山小屋
北沢峠 こもれび山荘
七丈小屋
尾白の湯キャンプ場で前泊。田園地帯を進むと甲斐駒が。
2023年07月25日 05:16撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 5:16
尾白の湯キャンプ場で前泊。田園地帯を進むと甲斐駒が。
登山口の案内板。
2023年07月25日 05:43撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 5:43
登山口の案内板。
登山口。いざ出陣。
2023年07月25日 05:44撮影 by  SHG07, SHARP
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7/25 5:44
登山口。いざ出陣。
竹宇駒ヶ岳神社の案内板。
2023年07月25日 05:52撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 5:52
竹宇駒ヶ岳神社の案内板。
竹宇駒ヶ岳神社でいつもより念入りに安全を祈願。
2023年07月25日 05:52撮影 by  SHG07, SHARP
1
7/25 5:52
竹宇駒ヶ岳神社でいつもより念入りに安全を祈願。
本堂に親切な掲示。この辺りは日向山方面への道もあるが、この神社と次に奥にある吊り橋を目指せば間違いない。
2023年07月25日 05:54撮影 by  SHG07, SHARP
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7/25 5:54
本堂に親切な掲示。この辺りは日向山方面への道もあるが、この神社と次に奥にある吊り橋を目指せば間違いない。
吊り橋を渡って尾根腹を登る。先行者がいたので勝手乍らペースメーカーになって頂こう。
2023年07月25日 06:07撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 6:07
吊り橋を渡って尾根腹を登る。先行者がいたので勝手乍らペースメーカーになって頂こう。
先輩向け茸写真。
2023年07月25日 06:20撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 6:20
先輩向け茸写真。
先輩向け茸写真。
2023年07月25日 06:50撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 6:50
先輩向け茸写真。
先輩向け茸写真。
2023年07月25日 07:03撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 7:03
先輩向け茸写真。
道標。下部も上部も勝手道はあるので、これを逃さないようにした。
2023年07月25日 07:22撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 7:22
道標。下部も上部も勝手道はあるので、これを逃さないようにした。
南アルプスは崩落箇所も雄大。
2023年07月25日 07:49撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 7:49
南アルプスは崩落箇所も雄大。
笹の平分岐。昭文社コースタイムの1.2倍で計画していたが、40分早い。今日はゆっくり行こうと誓う。
2023年07月25日 07:51撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 7:51
笹の平分岐。昭文社コースタイムの1.2倍で計画していたが、40分早い。今日はゆっくり行こうと誓う。
立派な苔が目立ち始めた。
2023年07月25日 08:41撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 8:41
立派な苔が目立ち始めた。
松の巨樹。
2023年07月25日 08:41撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 8:41
松の巨樹。
先輩向け茸写真。
2023年07月25日 08:49撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 8:49
先輩向け茸写真。
岩に生える樹。岩を狙っているわけではなく、岩以外が侵食されて残ったようだ。
2023年07月25日 09:02撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 9:02
岩に生える樹。岩を狙っているわけではなく、岩以外が侵食されて残ったようだ。
6kmの里程票。
2023年07月25日 09:12撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 9:12
6kmの里程票。
道中に石碑は無数にある。
2023年07月25日 09:13撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 9:13
道中に石碑は無数にある。
2023年07月25日 09:15撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 9:15
2023年07月25日 09:21撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 9:21
刃渡り。
2023年07月25日 09:22撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 9:22
刃渡り。
下を写したところ。木々があるのでそこまでの高度感はない。
2023年07月25日 09:25撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 9:25
下を写したところ。木々があるのでそこまでの高度感はない。
刃渡りの後も岩場は続く。
2023年07月25日 09:25撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 9:25
刃渡りの後も岩場は続く。
名前が分からない花。
2023年07月25日 09:34撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 9:34
名前が分からない花。
愈々黒戸尾根名物の梯子だ。
2023年07月25日 09:38撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 9:38
愈々黒戸尾根名物の梯子だ。
梯子の下を写してみた。
2023年07月25日 09:43撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 9:43
梯子の下を写してみた。
梯子はしっかりしていて、登る分には恐くない。
2023年07月25日 09:46撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 9:46
梯子はしっかりしていて、登る分には恐くない。
刀利天で休憩。
2023年07月25日 09:48撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 9:48
刀利天で休憩。
先輩向け茸写真。
2023年07月25日 09:58撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 9:58
先輩向け茸写真。
先輩向け茸写真。
2023年07月25日 10:19撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 10:19
先輩向け茸写真。
あれが甲斐駒?
2023年07月25日 10:40撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 10:40
あれが甲斐駒?
五合目到着。ここまでは大して恐くなかったが。かつては尾白川遊歩道はここまで通じていたそうだ。
2023年07月25日 10:51撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 10:51
五合目到着。ここまでは大して恐くなかったが。かつては尾白川遊歩道はここまで通じていたそうだ。
梯子の連続。どうも人工的に感じ始めた。
2023年07月25日 10:51撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 10:51
梯子の連続。どうも人工的に感じ始めた。
○○ショウマらしい。
2023年07月25日 10:54撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 10:54
○○ショウマらしい。
岩があれば根元に石碑が林立している。
2023年07月25日 11:00撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 11:00
岩があれば根元に石碑が林立している。
苔生した石碑が格好良い。
2023年07月25日 11:08撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 11:08
苔生した石碑が格好良い。
石楠花が残っていた。もっと早く来るべきだった!
2023年07月25日 11:13撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 11:13
石楠花が残っていた。もっと早く来るべきだった!
尾白川対岸の雄大な沢。
2023年07月25日 11:21撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 11:21
尾白川対岸の雄大な沢。
有名な橋。落ち着いて渡ればそう恐くない。
2023年07月25日 11:22撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 11:22
有名な橋。落ち着いて渡ればそう恐くない。
石碑群。
2023年07月25日 11:26撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 11:26
石碑群。
人工的な梯子の連続。先行者を追う。
2023年07月25日 11:27撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 11:27
人工的な梯子の連続。先行者を追う。
鎖場。水平に写しているので60度超か。
2023年07月25日 11:31撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 11:31
鎖場。水平に写しているので60度超か。
甲斐駒が漸く見えた。
2023年07月25日 11:32撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 11:32
甲斐駒が漸く見えた。
先輩向け茸写真。可愛い。
2023年07月25日 11:42撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 11:42
先輩向け茸写真。可愛い。
中々七丈小屋が見えないな、と思っていると突然樹間に現れた。その前に便所の匂いがしたが。
2023年07月25日 11:45撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 11:45
中々七丈小屋が見えないな、と思っていると突然樹間に現れた。その前に便所の匂いがしたが。
七丈小屋到着。先行者の方々は黒戸尾根ピストンとの事で、今日山頂を目指すか相談していた。私はへたれなので今日はここまで。
2023年07月25日 11:51撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 11:51
七丈小屋到着。先行者の方々は黒戸尾根ピストンとの事で、今日山頂を目指すか相談していた。私はへたれなので今日はここまで。
冷えたコーラ(500円)とパンで昼飯。
2023年07月25日 12:06撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 12:06
冷えたコーラ(500円)とパンで昼飯。
小屋の向こうに甲斐駒を望む。
2023年07月25日 12:21撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 12:21
小屋の向こうに甲斐駒を望む。
夕食はカレーとエビフライと蕎麦。味はまあ。カレーはお代わりした。
2023年07月25日 17:04撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 17:04
夕食はカレーとエビフライと蕎麦。味はまあ。カレーはお代わりした。
地蔵岳の背後に富士山。
2023年07月25日 17:35撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 17:35
地蔵岳の背後に富士山。
七丈小屋の寝床。
2023年07月25日 17:57撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 17:57
七丈小屋の寝床。
荷物はこの棚か枕元に置けとの事。棚に置いてみたが二度落ちてきて諦めた。チビには辛いが、ならば枕元に余裕はある筈なので合理的かもしれない。
2023年07月25日 17:57撮影 by  SHG07, SHARP
7/25 17:57
荷物はこの棚か枕元に置けとの事。棚に置いてみたが二度落ちてきて諦めた。チビには辛いが、ならば枕元に余裕はある筈なので合理的かもしれない。
皆が「甲斐駒に行くなら御来光を」というので4時に起きて登攀開始。
2023年07月26日 04:30撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 4:30
皆が「甲斐駒に行くなら御来光を」というので4時に起きて登攀開始。
日の出。
2023年07月26日 04:48撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 4:48
日の出。
雲が多いな。
2023年07月26日 04:52撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 4:52
雲が多いな。
朝日が道を赤く照らす。
2023年07月26日 04:53撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 4:53
朝日が道を赤く照らす。
甲州方面には雲海。
2023年07月26日 05:00撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 5:00
甲州方面には雲海。
あれは山頂ではなく八合目!だと思っていたが。
2023年07月26日 05:00撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 5:00
あれは山頂ではなく八合目!だと思っていたが。
この辺りは未だ石楠花が色褪せていない。
2023年07月26日 05:05撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 5:05
この辺りは未だ石楠花が色褪せていない。
朝から急登は辛い。休んで振り向くと八ヶ岳が金色に。
2023年07月26日 05:06撮影 by  SHG07, SHARP
1
7/26 5:06
朝から急登は辛い。休んで振り向くと八ヶ岳が金色に。
大武川?も金色に輝いていた。
2023年07月26日 05:16撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 5:16
大武川?も金色に輝いていた。
八合目に到着。見えていた頂はまだ背後に見えている。という事はあれが山頂か。
2023年07月26日 05:21撮影 by  SHG07, SHARP
1
7/26 5:21
八合目に到着。見えていた頂はまだ背後に見えている。という事はあれが山頂か。
菅笠と刀剣。線香の香が残っていた。
2023年07月26日 05:21撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 5:21
菅笠と刀剣。線香の香が残っていた。
八合目より北杜市街を望む。
2023年07月26日 05:24撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 5:24
八合目より北杜市街を望む。
八合目より山頂を望む。残り300m。
2023年07月26日 05:24撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 5:24
八合目より山頂を望む。残り300m。
地蔵岳と富士山。
2023年07月26日 05:27撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 5:27
地蔵岳と富士山。
ここも有名な岩場。この通り足元は広いのでそれ程恐くはない。
2023年07月26日 05:33撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 5:33
ここも有名な岩場。この通り足元は広いのでそれ程恐くはない。
但しその後は気の抜けない急な岩場がひたすら続く。必死に登っていると刀剣が見えてきた。
2023年07月26日 05:55撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 5:55
但しその後は気の抜けない急な岩場がひたすら続く。必死に登っていると刀剣が見えてきた。
烏帽子岩の石碑。余裕があれば手を合わす。
2023年07月26日 05:56撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 5:56
烏帽子岩の石碑。余裕があれば手を合わす。
烏帽子岩。
2023年07月26日 06:01撮影 by  SHG07, SHARP
2
7/26 6:01
烏帽子岩。
神々しい石碑。
2023年07月26日 06:11撮影 by  SHG07, SHARP
1
7/26 6:11
神々しい石碑。
ミヤマダイコンソウ?
2023年07月26日 06:13撮影 by  SHG07, SHARP
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ミヤマダイコンソウ?
山頂の祠が見えてきた!
2023年07月26日 06:26撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 6:26
山頂の祠が見えてきた!
本社に到着。こちらが本来の社らしい。
2023年07月26日 06:29撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 6:29
本社に到着。こちらが本来の社らしい。
山頂に到着。こちらは戦中に篤志家が建てたものらしい。
2023年07月26日 06:33撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 6:33
山頂に到着。こちらは戦中に篤志家が建てたものらしい。
山頂より北杜市側を望む。
2023年07月26日 06:36撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 6:36
山頂より北杜市側を望む。
南アルプス側。北岳も仙丈ヶ岳も雄々しい。
2023年07月26日 06:58撮影 by  SHG07, SHARP
1
7/26 6:58
南アルプス側。北岳も仙丈ヶ岳も雄々しい。
麓から2,300m。良く登ってきました。
2023年07月26日 06:37撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 6:37
麓から2,300m。良く登ってきました。
北岳。
2023年07月26日 06:42撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 6:42
北岳。
鋸岳方面。こちらから大岩山・日向山へ行くルートもあると言う。
2023年07月26日 06:43撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 6:43
鋸岳方面。こちらから大岩山・日向山へ行くルートもあると言う。
この黒戸尾根を登って来た。
2023年07月26日 06:44撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 6:44
この黒戸尾根を登って来た。
七丈小屋の朝食弁当。お手製の包み紙に稲荷寿司とは手が込んでいる。
2023年07月26日 06:46撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 6:46
七丈小屋の朝食弁当。お手製の包み紙に稲荷寿司とは手が込んでいる。
小屋番の方の勧めで摩利支天への鞍部へ。甲斐駒山頂の地形が面白い。
2023年07月26日 07:34撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 7:34
小屋番の方の勧めで摩利支天への鞍部へ。甲斐駒山頂の地形が面白い。
甲斐駒と摩利支天の鞍部から赤石沢を覗く。麓から鹿の足跡が続いていた。
2023年07月26日 07:35撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 7:35
甲斐駒と摩利支天の鞍部から赤石沢を覗く。麓から鹿の足跡が続いていた。
2023年07月26日 07:40撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 7:40
せっかくなので摩利支天山頂へ。
2023年07月26日 07:43撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 7:43
せっかくなので摩利支天山頂へ。
摩利支天も石碑が多い。
2023年07月26日 07:43撮影 by  SHG07, SHARP
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摩利支天も石碑が多い。
2023年07月26日 07:43撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 7:43
摩利支天より甲斐駒ヶ岳を望む。
2023年07月26日 07:44撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 7:44
摩利支天より甲斐駒ヶ岳を望む。
摩利支天の立派な彫物。
2023年07月26日 07:45撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 7:45
摩利支天の立派な彫物。
鞍部へ戻って甲斐駒を望む。今まで見た中で、ここからの眺めが一番格好良い。
2023年07月26日 07:47撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 7:47
鞍部へ戻って甲斐駒を望む。今まで見た中で、ここからの眺めが一番格好良い。
あまり人を警戒しない鳥。ホシガラス?
2023年07月26日 07:49撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 7:49
あまり人を警戒しない鳥。ホシガラス?
六方岩。平日なのに登って来る人は多い。皆へとへとだ。
2023年07月26日 08:08撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 8:08
六方岩。平日なのに登って来る人は多い。皆へとへとだ。
何度も道を譲ってから、人が切れた合間に必死に登り返して駒津峰。やはり小屋番の方の勧めで仙水峠へ。
2023年07月26日 08:47撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 8:47
何度も道を譲ってから、人が切れた合間に必死に登り返して駒津峰。やはり小屋番の方の勧めで仙水峠へ。
古い広告付き道標。
「白原會
仙水峠⇔駒ヶ岳
痛み疲れに…
サロメチール」
2023年07月26日 09:02撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 9:02
古い広告付き道標。
「白原會
仙水峠⇔駒ヶ岳
痛み疲れに…
サロメチール」
甲斐駒山頂はもう雲の中。沢山登ってきていたが…
2023年07月26日 09:12撮影 by  SHG07, SHARP
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7/26 9:12
甲斐駒山頂はもう雲の中。沢山登ってきていたが…
この子に何があったのでしょう。
2023年07月26日 09:44撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 9:44
この子に何があったのでしょう。
仙水峠は賽の河原だ。ここから北沢峠に降りるが、道標の向きがおかしい。降りて来た甲斐駒の方を指している。
2023年07月26日 09:56撮影 by  SHG07, SHARP
7/26 9:56
仙水峠は賽の河原だ。ここから北沢峠に降りるが、道標の向きがおかしい。降りて来た甲斐駒の方を指している。
裏に回ると同じ方向を甲斐駒と書いてある。
2023年07月26日 09:57撮影 by  SHG07, SHARP
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裏に回ると同じ方向を甲斐駒と書いてある。
炎天下の賽の河原を降りる。自分の気紛れを棚に上げて小屋番を少し恨んだ。
2023年07月26日 09:59撮影 by  SHG07, SHARP
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炎天下の賽の河原を降りる。自分の気紛れを棚に上げて小屋番を少し恨んだ。
20分程で森の中。生き返った。
2023年07月26日 10:21撮影 by  SHG07, SHARP
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20分程で森の中。生き返った。
沢音が聞こえたところで仙水小屋。痛い程に冷たい水で顔を洗う。
2023年07月26日 10:46撮影 by  SHG07, SHARP
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沢音が聞こえたところで仙水小屋。痛い程に冷たい水で顔を洗う。
涼しい。虫は少ない。
2023年07月26日 11:03撮影 by  SHG07, SHARP
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涼しい。虫は少ない。
北沢峠に着いたら運良く臨時便が出た。仙流荘で風呂につかり、ソースカツ丼で打ち上げ。中々の味でした。
2023年07月26日 13:59撮影 by  SHG07, SHARP
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北沢峠に着いたら運良く臨時便が出た。仙流荘で風呂につかり、ソースカツ丼で打ち上げ。中々の味でした。

感想

20才の誕生日は覚えていない。片思いにもだえていたはずだ。
30才の誕生日は恋人と新宿で呑んでいたが、彼女は「おめでとう」の一言もなく、ただ自分の話ばかりしていた。
40才の時は一人だったが、絶望せずに無事生き残った事に感謝した。
50才は甲斐駒ヶ岳の七丈小屋で過ごす事になった。小淵沢から眺められる長大な黒戸尾根に男惚れして以来、40代のうちに登ろうと心に決めていたのだ。一日遅れてしまったが、無事達成できた。

準備は数ヶ月前から進めた。何よりも体力だ。大森義彦先生のトレーニング本を参考に、2日に1度は約40分のトレーニングを続けた。同時に毎週末、山に行くようにした。ただ度が過ぎたのか、6月に奥多摩の石尾根を登り始めてすぐに右膝を痛め、撤退するという体たらくだった。一旦休んで徐々に再開、宿は予約しておいて様子を見てキャンセルする事にした。

長大な黒戸尾根を攻略するには、出来るだけ荷を軽くする事と早発する事だ。小屋泊まりにしてキャンプ場に前泊する事にした。ツェルトの重量が増えてしまうが、生憎バンガローを予約できなかった。暑いので寝袋は不要と考え、マットをキャンプ場で借りた。荷物は鍵や小銭も含め、金のかからない範囲で軽量化した。

下山は北沢峠にしたが、広河原行きのバスは無いし、仙流荘から先も一日3便しか無い。余計なプレッシャーを排除する為、下山後の宿や列車の予約はせず、予備日も含めて休暇を取った。

右膝は順調に快復したので予定通り登る。前日夕方に尾白の湯キャンプ場に入り、ツェルトを張った。夕食は途中のコンビニでパスタを買うつもりだったが、乗り換えが順調で買えずじまいで到着してしまった。尾白の湯の食堂に行ったがラストオーダーに間に合わなかった。この失敗は最終日まで響いた。

キャンプ場は夏休みなので家族連れが大勢居たが、予約したソロ専用サイトは自分一人だった。夜寝ていると背中を何かが這っている。コオロギだ。このコオロギは不思議な奴で、何度外に追い出しても入ってくる。結局50才の誕生日をこいつと迎える事になった。

翌日は4時に起きて準備、5時に出発した。快晴の田園の向こうに甲斐駒が見えた。明日の朝にはあそこに着けますように。登山口からは数組と一緒になった。先行者は自分より遅いペースだったが、抜かずについていった。とにかく長いコースなので、最初からスローペースを維持しなければならないのは自明だ。計画もヤマプラのコースタイムの1.2倍で立てている。

前半は急坂が多いが、平坦な箇所も多い。刃渡りからは鎖場や梯子が増えるが、良く整備されているのでそれ程恐いとは感じなかった。一枚岩にはご丁寧にステップまで切られていて、「人工的」というのが正直な印象だ。五合目の上で70度の壁の鋭角な角を攀るところは恐かった。

暑さと疲労で徐々に遅れる。それでも予定時間を一時間以上短縮している。中々小屋が見えないなあと前方を探していると、先にトイレの臭いが来た。角を曲がったところに小屋が現われた。

七丈小屋はトイレの臭い以外は快適で、水は痛い程冷たいものが流しっぱなしだ。いつも最終日までタオルは一枚で済ますのだが、綺麗に洗う事ができた。寝床は垂れ幕で区切られていて、同じパーティーでも男女は分けられていた。小屋番は今時の丁寧で親切な青年だった。

翌日は4時半に登り始めた。黒戸尾根の核心はここからだった。尾根が痩せて、標高差200m程ただただ岩場が続いた。朝飯前の労働としては身体に響く。面白いのは八合目からで、大抵の尾根は頂の手前に最後の急坂があるものだが、ここは白砂の緩い坂だ。これまでの苦労を労うかのようだ。

早朝に出た甲斐があった。山頂は快晴だった。小屋の弁当をたいらげて摩利支天の方へ降りる。小屋番の勧めで摩利支天との鞍部から赤石沢を恐る恐る覗き込んだ。

下りは仙水峠経由で北沢峠へ向かった。向かいのアサヨ峰の眺めも絶景だ。北沢峠に10時に着けばバスはあるが、早々に諦めた。この風景を急いで降りるのはあまりに勿体無い。仙水峠周辺は賽の河原で、これを1時間も歩くのかと絶望したが、すぐに森の中へ入った。程なく沢音が聞こえ、仙水荘が現われた。有難く顔を洗わせてもらう。夏の山で一番楽しい瞬間だ。無事に計画を達成できた満足感に包まれて道を降りた。

今回は食糧が不足した。一番の失敗は前日の夕食を摂れなかった事で、結果的には何とかなったものの、行動食も含めて少なすぎた。一方で午前中に行動終了したのもあって、2L持って行った水は足りた。

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積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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