記録ID: 5780602
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アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍
前穂東壁（北壁〜Aフェース）
2023年07月28日(金) 〜
2023年07月30日(日)
yy0419
その他2人
体力度
9
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 52:31
- 距離
- 29.9km
- 登り
- 3,387m
- 下り
- 3,382m
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標高グラフを拡大コースタイム
1日目
- 山行
- 6:26
- 休憩
- 2:31
- 合計
- 8:57
2日目
- 山行
- 8:19
- 休憩
- 6:00
- 合計
- 14:19
| 天候 | 28日：晴れのち昼から雨 29日：晴れ 30日：晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
定額タクシー 4,600円×2＝9,200円 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
新村橋かけ替えのため、下流側の仮橋から梓川を渡ります。（往路はわからずにやや引き返しました） パノラマコースは通行止めとなっていますが、中畠新道分岐までは当然問題ありません。中畠新道もいつも通りで、悪いながらも特に問題ありません。いつも通り暑くてしんどい登りとなります。 奥又白からC沢取付まではA沢あたりから踏み跡が極めて薄くなりますが、今回は視界も良く、平行移動を意識して歩いたら、ほぼ正解ルートだったと思います。C沢取付の雪渓はどうにかつながっているところから上陸しますが、雪渓の状況は都度変化すると思われますので、時にはかなりシビアになる可能性があります。 チョックストンから上のC沢の雪渓は残り具合が悪く、下部は右岸から、上部は左岸から、アイゼン＆ピッケルを使いつつ、雪渓と岩の境界を登りました。 インゼル越えからB沢を詰め、バンドをトラバースしてDフェース下を通過して北壁取付までも悪いの一言。B沢も雪渓があり、全般的にもろいガレ場と岩の壁の弱点を縫うように辿ります。 ＜北壁〜Aフェース＞ 1P目：�教蕕箸いΕ哀譟璽匹鮨�じると痛い目に。ヌメる岩にかぶり気味の壁まで出てきます。体感�元蕁� 2P目：松高カミンもかぶっていますが、バック＆フットを使えば楽。松高カミンの後すぐに第1テラスに出たが、右か左かで悩んで右に行ったらいいところに終了点がなく、大岩で支点を取った。グレードは体感と一致で�検� 3P目：右のルートを直上するのは、上部でかなり角度がある為、バンドを左上して左ルートに合流するように登る。ロープの流れ悪い。これも適当な終了点がなく、第2バンドに出たところで岩で支点を取る。体感と一致で�卦蕁� 4P目：第2バンドはAフェース基部まで歩いて移動。残置ロープのあるルートを辿るが、ハング越えとそのあとが悪く、グレード�掘椶紡个径隆兇廊控蕕任海海�核心。岩は固くクライミング感は悪くない。これもまた適当な終了点無し。 4P終了点でロープをしまい、歩いて前穂頂上へ。100m、�教蘢�度。 奥又白池に下るA沢の下降点は一度通り過ぎてしまい、多少登り返しました。A沢もしっかり崩壊途中の雪渓が残っており、傾斜も50度程度ある為、最初の2ピッチは懸垂支点を利用して懸垂で下降。あとは雪渓と岩の間を攻める、C沢の登りと同じパターン。これも悪く、部分的に雪渓をくぐったりしてクリアしました。踏替点を過ぎれば、多少不安定なガレはあっても一安心。じきに往路の分岐点につきます。 |
写真
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同じく横断地点からA沢を見下ろす
A沢は不安定なので、岩崩れ注意。
A沢は不安定なので、岩崩れ注意。
C沢に取付いたら、チョックストンに向かって登る
ここからずっと�教蘢�度の岩場です。
ここからずっと�教蘢�度の岩場です。
A沢の雪渓を下る
最初の2Pは懸垂支点あり。残りは雪渓脇をクライムダウン。
最初の2Pは懸垂支点あり。残りは雪渓脇をクライムダウン。
撮影機器：
感想
久々の奥又白からのクライミング
相変わらずワイルドで豪快なルートです。アルパインらしさを満喫できましたが、やはり時間がかかりすぎですね。夕立が無かったから良かったものの、安全を考えたら、午後の早い時間帯にはオクマタに帰って来られるだけのスピードと手際の良さを身につける必要があると思いました。
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