奥穂高岳 （上高地・涸沢から往復） 山頂は霧に覆われたが、雷鳥にも会えたし…

2023年08月02日(水) 〜 2023年08月04日(金)

• GPS: 21:26
• 距離: 47.2km
• 登り: 2,701m
• 下り: 2,677m

コースタイム

1日目

• 山行: 2:45
• 休憩: 0:32
• 合計: 3:17

11:14 上高地バスターミナル
11:18 11:20 河童橋
12:24 12:38 明神館
13:24 13:39 徳澤園
13:51 13:52 新村橋
14:31 横尾

2日目

• 山行: 6:49
• 休憩: 3:18
• 合計: 10:07

4:55 横尾
5:51 6:01 本谷橋
6:48 6:48 大崩落地
7:09 7:15 Sガレ
7:51 7:56 涸沢分岐
8:13 8:45 涸沢小屋
9:21 9:38 パノラマ分岐
10:01 10:31 ザイテングラート取付点
12:06 13:18 穂高岳山荘
14:02 14:28 穂高岳
15:02 穂高岳山荘

3日目

• 山行: 6:37
• 休憩: 2:04
• 合計: 8:41

5:57 穂高岳山荘
6:38 7:05 ザイテングラート取付点
7:23 7:29 パノラマ分岐
8:12 8:52 涸沢ヒュッテ
9:36 9:37 Sガレ
9:55 10:04 大崩落地
10:54 11:00 本谷橋
11:55 12:21 横尾
12:58 12:59 新村橋
13:10 13:15 徳澤園
13:55 13:58 明神館
14:33 14:33 河童橋
14:38 上高地バスターミナル

天候

晴ときどき曇

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

沢渡バスターミナルの駐車場に車をとめる。上高地行きのシャトルバスで上高地バスターミナルへ。帰路はその逆。
（沢渡駐車場：1日700円×3日＝2,100円。バス往復2,400円）

コース状況／危険箇所等

涸沢までは危険箇所はほぼない。ザイテングラートは岩場の急登。途中、ハシゴ・クサリもある。穂高岳山荘から奥穂高岳までは、最初の部分がハシゴ・クサリもある急な岩場。その先は難しいところは少ない。
ただ、当日、ザイテングラート取付の少し下で、前のめりに転んで額から大量出血するという事故を目撃した。ザイテングラートを下りきって安心した矢先の事故だと思う。ヘルメットも外していたようだ。近くにたまたま県警パトロールの方がいて対応されていた。どんな道でも注意は必要と思い知らされた。

写真

8/2 11:27

上高地バスターミナルから歩きはじめる。河童橋周辺は相変わらずの賑わい。前方に目指す奥穂高岳が見える。

8/2 16:01

3時間ほど平坦な道を歩いて横尾へ。1日目は横尾山荘に宿泊。

8/3 4:48

2日目。早朝に横尾を出発。

8/3 5:58

本谷橋を渡ると登りになる。

8/3 6:49

少しずつ、前方の谷が開けているのを感じながら進む。

8/3 7:34

涸沢までもう少し。

8/3 8:13

涸沢に到着。カールを見渡す。登りは右手の涸沢小屋方面を経由する。

8/3 8:30

涸沢小屋で小休止。周りの人が食べていたソフトクリームがおいしそうだったので、思わず自分も買ってしまう。

8/3 9:16

綿毛になったチングルマを見ながら、ザイテングラート（写真左端の緑色の尾根）の取付きへ。

8/3 9:34

カールを挟んで西穂高岳を望む。

8/3 10:05

少し登ったところからカールの底（涸沢ヒュッテ）を見おろす。

8/3 10:30

ザイテングラートの取付きから見上げる。

8/3 11:17

右手に北穂高岳を望みながら登る。

8/4 6:40

ザイテングラートの核心部が前方に見えてきた。

8/4 6:34

ハシゴやクサリもある岩場の急登。

8/3 11:35

「穂高小屋20分」の文字が励みになる。

8/3 11:52

岩場にイワギキョウが咲いていた。

8/3 12:16

穂高岳山荘に到着。雲が多くなってきた。

8/3 13:26

小屋で小休止の後、空身に近い状態で奥穂高岳を目指す。まずは小屋の横の岩場を登る。

8/3 15:15

ハシゴやクサリもある急登。ホールドはそれなりにあって難しいことはないが…

8/3 13:43

岩の急登を登って、小屋と涸沢岳・北穂高岳方面を望む。

8/3 15:04

花畑になっている黄色い花はミヤマダイコンソウかな？

8/3 13:48

ジャンダルムが姿を見せた。

8/3 13:54

前方に山頂が見えてきた。

8/3 14:07

山頂直下から山頂を望む。

8/3 14:14

奥穂高岳の山頂に到着。あいにく周囲は霧に覆われて、はかばかしい展望は得られなかった。

8/3 14:33

奥穂高岳から涸沢岳方面を望む。

8/3 14:50

小屋に戻る途中で雷鳥に遭遇。右下に母親、左上に雛がいる。

8/3 14:52

母親と、その左に雛。

8/4 5:06

3日目。穂高岳山荘から望む日の出。常念岳の右肩から出てきた。

8/4 5:23

八ヶ岳方面が霞んで見える。

8/4 6:03

朝日を受ける穂高岳山荘を出発。下山にかかる。

8/4 6:52

ザイテングラートの下りから、涸沢カールを見おろす。

8/4 7:41

途中からパノラマコースに入り、雪渓を横切る。

8/4 7:46

一面に咲くハクサンイチゲ。

8/4 8:24

涸沢ヒュッテで小休止。涸沢カールの景観に別れを告げる。

8/4 10:59

本谷橋まで下ってきた。吊り橋周辺には多くの人が休んでいた。

8/4 14:42

河童橋に到着。上高地バスターミナルから帰途につく。

8/2 17:44

［山小屋の食事］　横尾山荘の夕食。メインは鶏唐揚げ、サバ味噌煮。

8/3 17:12

［山小屋の食事］　穂高岳山荘の夕食。メインはハンバーグ、コロッケ。

8/4 5:13

［山小屋の食事］　穂高岳山荘の朝食。生たまごがついていた。

8/4 12:10

帰路の横尾山荘で昼食。醤油ラーメン（1,000円）。

撮影機器：

サイバーショット DSC-WX350 SONY

感想

ext_nozawa

いまさらながらだが、懸案の奥穂高岳に登る。最近はあまり登山をしないという友人の同行を得たので、ペースはゆっくり。
観光客でにぎわう上高地・河童橋から横尾まで入って1泊。2日目は、涸沢・ザイテングラートを経て、標高差1,500m超の登り。どうなるかと思っていたが、何とかなった。朝のうちは晴れていたが、奥穂山頂に着くころには次々と雲が上がってきて、はかばかしい展望は得られなかった。しかし、そんな天候だったためか雷鳥を見ることができた。涸沢カールに咲くハクサンイチゲなどの花々も綺麗。
多くの登山者で賑わっていた。
1泊目：横尾山荘　1泊夕食のみ　12,500円
2泊目：穂高岳山荘　1泊2食　13,500円