白馬岳から蓮華温泉へ


- GPS
- 08:40
- 距離
- 17.9km
- 登り
- 1,847m
- 下り
- 1,632m
コースタイム
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 0:47
- 合計
- 9:03
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
バスタ新宿 23:05発 アルピコ交通 夜行バス 栂池高原行き 白馬町BS 5:39着 白馬駅 5:55発 アルピコ交通 猿倉行き 猿倉BS 6:22着 【復路】 蓮華温泉BS 15:45発 糸魚川バス 糸魚川駅行き 糸魚川駅 17:20着 ※白馬町BSから白馬駅までは300mの距離。徒歩5分ほど。 ※白馬駅〜猿倉ならびに蓮華温泉〜糸魚川駅のバスは季節運行。曜日により時刻が異なるのでスケジュールを要確認。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・白馬大雪渓は秋道。赤いペンキマークに沿って歩く。落石も多いのでマークを外れると危険。軽アイゼンまたはチェンスパ、ヘルメット必須。 ・鉱山道は8/6現在で残雪なし。ありがたいことに草刈りされている。一部ザレた場所がある。晴天時は熱中症に注意されたい。 |
予約できる山小屋 |
蓮華温泉ロッジ
|
写真
そして糸魚川駅行の終バスまでおよそ1時間。天気も良いのでビールを買い込んで野天風呂へ。
感想
夏山シーズン真っ只中。お盆休みが台風で天気が良くなさそうで、嫁さんに交渉して前倒しで山登りへ出かけてきた。なかなか身近な山々は暑くて厳しいこの時期、久しぶりに北アルプスを歩いてきた。目指すは約10年ぶりの再訪となる白馬岳。
白馬行きのアルピコの夜行バスの乗車券は前日にリリースされた残り1席を確保。夏山シーズンの夜行バスはチケット争奪戦になりがちだけど、ずっと満席でも前日とかにリリースされていきなり空席が出る場合が多いので、諦めずにチェックすべきというのが私の経験則からの持論。
無事予約できた夜行バスはバスタ新宿を23時過ぎに出発して、途中で時間調整しながら白馬には翌朝6時前に到着。猿倉行きの路線バスに乗り換えて、登山口となる猿倉には6時半前の到着であった。
そして登山届を提出して、いざクライムオン。林道のアプローチをこなして白馬尻に到着すれば目の前に広がる大雪渓。これを見るとやはり気分が高まる😍
取り付きからヘルメットとチェンスパを装着。雪渓の上は真夏とは思わぬ涼しさで、急傾斜であるものの楽しく登っていける。葱平で雪渓歩きが終わると稜線まではもう少し。荒々しい岩峰を左右に見ながら登っていくとやがて周囲は色とりどりの高山植物のお花畑。美しい景色に息つく暇もなく進めば、やがて村営宿舎の建物が見えてきて後立山の主稜線に到達。今まで見えなかった富山県側の剱岳や毛勝三山が見えて否応無しにテンションが上がる。そしてそこからは稜線歩き。巨大な要塞のような白馬山荘を過ぎればラストスパート。そして猿倉を出てからおよそ4時間。北アルプス北部の盟主である白馬岳に登頂。10年ぶりの山頂はまさかの青空が迎えてくれた😂
復路は進路を北へ。たおやかに続く稜線美を眺めながら縦走路を進み、鉢ヶ岳のコルから鉱山道へ。上杉謙信が開発したとも言われる蓮華(雪倉)鉱山へ結んでいたクラシックルートで、盛夏の北アルプスとは思えぬ静寂を味わうことができる。一部ザレて歩きづらい箇所もあるものの、草刈りされていて道は明瞭。静かな雰囲気は自分好みでなかなか楽しい。そんな野趣溢れるクラシックルートを3時間ほど歩けば今回のゴールとなる蓮華温泉。最終バスまでがお楽しみタイム。秘湯ファンであればお馴染みの野天風呂をビール片手に満喫してして、ほろ酔いで帰路についたのであった。
久しぶりの北アルプス。できればテント泊で行きたいのですが、子供が小さいのでしばらくは難しそう。もちろん移動できる範囲は限られるけど、コンディションとプランニング次第では日帰りでもちゃんと夏山を楽しめるんだよね。またプランを練って遊びにきたいと思う。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する