読売新道、温泉、竹村新道、温泉
- GPS
- 32:52
- 距離
- 64.6km
- 登り
- 4,400m
- 下り
- 4,930m
コースタイム
- 山行
- 5:19
- 休憩
- 0:41
- 合計
- 6:00
- 山行
- 9:54
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 11:45
- 山行
- 9:56
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 11:16
過去天気図(気象庁) | 2023年08月の天気図 |
---|---|
アクセス | |
予約できる山小屋 |
七倉山荘
|
写真
感想
読売新道を歩いてみたかった。
そのテーマを元にルート作成。最初は黒部ダムから入って、新穂高に抜ける予定だったが、七倉山荘にバスが通るとのことで、温泉巡りルートに変更した。
新宿発の夜行バスで扇沢に朝5:30到着。
黒部ダムへの片道チケットを買い、7:30の電気バスに乗車。
黒部ダムに着いたら寄り道せずにすぐに平小屋を目指す。
平小屋では、船員さんと小屋番さんが談笑をしていた。
12時の便で、対岸に渡る。
奥黒部ヒュッテまでの道もよく整備されていた。
ヒュッテは水洗トイレ。テントを張ってから夕立あり。
2日目、いよいよ読売新道を登る。
樹林帯が長い。4/8の標示を越えると、だんだん開けてきた。
薬師がよく見える。
赤牛岳に着いた時は、ガスも出てきたが、達成感も高い。
水晶まで行く予定だったが、温泉沢の頭あたりで雨が降ってきた。
翌日は晴天予報なので、水晶は明日行くことにし、温泉沢を下る。
ザレ場を過ぎると腰までのハイマツの藪漕ぎ、そして沢沿いに下るが、何度も渡渉する。
唐突に高天ヶ原温泉が登場。ここは晴れていた。
温泉と水浴びの交互浴を繰り返し、整いまくった。噂に違わぬ最高の温泉。
高天ヶ原小屋に着いたらまずビール。温泉で話した方から柿ピーをいただく。ありがとうございます。
この日は小屋泊。
3日目、岩苔乗越までの樹林帯も長い。
乗越から水晶岳を目指す。途中、雷鳥の親子を見た。
水晶小屋でザックをデポし、水晶岳へ。
快晴の中、この道は最高に気持ちいい。
頂上からは、今回の行程で最高の景色を見た。
小屋に戻り、野口五郎岳を目指す。竹村新道分岐までの道で、以前ツアー登山で一緒になった女性とすれ違った。なんという偶然。
分岐にザックをデポし、野口五郎岳へ。
山頂を独り占めし、竹村新道を下る。
降り始めは荒れた箇所もあるが、南真砂岳から先は整備されていた。
晴嵐荘に着いて、内湯ではなく、墳湯丘方面に行く。河岸から熱湯が沸いていて、それと川の水を混ぜて入浴する。1箇所、ちょうど良い温度で入れる石組みがあり、交互浴をしていた。野天風呂は気持ちいい。伊藤新道を途中にあるのだが、この間は誰も通らなかった。
4日目、テント場には伊藤新道に行く人たちが。
昨日見忘れた、墳湯丘石灰ドームを遠目に見て、高瀬ダムへ歩く。すれ違う人が多い。何人かと話すと、伊藤新道に行く方が多い。
そんなメジャーなルートなのか。行きたくなってきた。
高瀬ダムから七倉山荘までも徒歩で。トンネルは真っ暗。
あまり深く考えずにここまで来たが、七倉山荘発のバスは、朝と夕しかない。
5時間待つくらいなら、大町温泉郷まで歩いたほうが早い。そう思い、歩き始めるが、舗装路の長距離歩行はキツい。音を上げそうになっていたら、一台の車が止まり、ドライバーさんが降りてきて「乗ってく?」と。
ありがたすぎて泣きそうになりながら、乗せてもらう。
大町駅までの道すがら、話をすると、東京から帰ってきて、登山道の整備など、林業をされているとのこと。
田舎暮らしの楽しさを聞き、移住を本気で考えることになった。
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