蓮華温泉〜朝日岳〜白馬岳〜蓮華温泉周回。リベンジ山行は暑くて。

2023年08月10日(木) 〜 2023年08月12日(土)

• GPS: 28:25
• 距離: 39.3km
• 登り: 3,475m
• 下り: 3,266m

コースタイム

1日目

• 山行: 9:42
• 休憩: 0:49
• 合計: 10:31

5:35 蓮華温泉ロッジ
5:43 5:46 蓮華温泉キャンプ場
5:50 5:51 蓮華の森分岐
6:23 6:23 兵馬の平
7:04 7:08 瀬戸川橋
8:19 8:19 ヒョウタン池
8:25 8:25 白高地沢橋
10:16 10:16 花園三角点
10:21 10:25 五輪高原
13:40 13:46 吹上のコル
14:41 15:12 朝日岳
16:06 朝日小屋

2日目

• 山行: 9:32
• 休憩: 0:50
• 合計: 10:22

4:32 朝日小屋
4:37 4:38 水谷のコル
6:05 6:06 水平道分岐
6:30 6:30 小桜ヶ原
9:37 9:55 雪倉岳
10:30 10:32 雪倉岳避難小屋
11:35 11:36 鉱山道分岐
12:45 12:58 三国境
13:52 14:04 白馬岳
14:21 14:23 白馬山荘
14:54 白馬岳頂上宿舎

3日目

• 山行: 6:35
• 休憩: 1:07
• 合計: 7:42

4:36 白馬岳頂上宿舎
4:58 4:58 白馬山荘
5:29 5:44 白馬岳
6:36 6:36 三国境
7:27 7:50 小蓮華山
8:33 8:36 船越ノ頭
9:14 9:31 白馬大池山荘
10:49 10:56 天狗ノ庭
12:08 12:09 黄金湯
12:15 12:16 蓮華温泉ロッジ
12:18 12:18 蓮華温泉バス停
12:18 ゴール地点

天候

晴れ。特に10日は熱中症になるくらいの晴れ！

アクセス

利用交通機関：

自家用車

蓮華温泉の駐車場。
9日夜は空き地あり。
12日の帰りには、ずいぶん手前から路駐の車が20台ほど。

コース状況／危険箇所等

朝日岳までの木道・岩・道どこも滑るおそれあり。特に、瀬戸川にかかる鉄橋までの下り。
長い登りはほとんど木陰がなく、暑かった！
栂海新道分岐手前の水場の水が冷たく、生き返った。
11日、朝日小屋から白馬頂上宿舎まで、気持ちのよい稜線歩き。ライチョウ親子にも会う。
12日、頂上宿舎から白馬大池経由で蓮華温泉へ。白馬大池からの樹林帯の下りが長かった！

その他周辺情報

蓮華温泉ロッジの内湯８００円。ドライヤーは使えない。
黄金湯等は５００円。
冷たい飲み物あり。カレーやうどんの軽食も。

写真

8/10 5:23

雪倉岳・赤男山・朝日岳が見えている。出発！

8/10 5:40

木道が続く

8/10 6:03

オニシオガマ

8/10 6:39

ジャコウソウ

8/10 7:01

瀬戸川にかかる鉄の橋まで降りてきました

8/10 7:55

メタカラコウ

8/10 8:19

二番目の白高地沢橋

8/10 8:49

ヨブスマソウ。
若い茎はおいしいんだけど

8/10 9:43

樹林帯を抜け、頚城山塊も見えてきました。

8/10 9:46

カライトソウ

8/10 9:47

木階段が始まった！
前回は雨で、まったく見えなかったから、楽しみ。

8/10 9:58

湿地を沢山抜けて登る。

8/10 10:06

雨飾山・焼山・妙高などが見える

8/10 10:11

花園三角点通過。

8/10 10:13

朝日岳へは、この斜面を越えていきます。
蛇紋岩の「青ザク」も越えていく。

8/10 10:16

タカネマツムシソウがいろんな所で咲いていた。

8/10 10:41

シロウマアサツキ

8/10 10:43

キンコウカ

8/10 10:51

モウセンゴケ

8/10 10:58

モウセンゴケの白い花

8/10 11:14

タカネイブキボウフウ

8/10 11:41

ハクサンオミナエシ

8/10 12:11

チョウジギク
近くの水場で命拾いしました

8/10 12:17

タテヤマリンドウ

8/10 12:20

ミヤマリンドウも

8/10 12:24

ミヤマセンキュウ

8/10 12:27

大きい雪倉岳の左奥に白馬岳。右奥に旭岳。

8/10 12:27

ヒオウギアヤメ

8/10 12:30

オタカラコウ

8/10 12:35

クロトウヒレン

8/10 12:35

オオハナウド

8/10 12:40

タカネトウウチソウは白い花

8/10 12:40

ミヤマシシウド

8/10 12:48

ミヤマキンポウゲ

8/10 12:58

ミヤマアケボノソウにも会えました

8/10 13:10

ユキクラトウウチソウは紅い花

8/10 13:16

ミヤマコウゾリナ

8/10 13:22

五輪山がいい感じに見える草原です

8/10 13:26

ハクサンイチゲ

8/10 13:32

ハクサンタイゲキ。
ノウルシの仲間

8/10 13:37

稜線にでました。
栂海新道分岐。
標高ゼロメートルまで下るこの道も、暑かったなぁ。

8/10 13:39

タカネツメクサ

8/10 13:40

栂海新道が下っていく。
日本海や能登半島が見えて、気持ちいいなあ。
でも、暑いのよねぇ。

8/10 13:45

ミヤマムラサキもいろんな所で会いました。

8/10 14:04

ハクサンサイコもいろんな所で。

8/10 14:12

登ってきた五輪尾根を見下ろす。
一番右に蓮華温泉ロッジが見えるので、そこから一度川に下り、それから登ってきたんだね。

8/10 14:14

アップで。

8/10 14:14

左下のコルが、栂海新道分岐。

8/10 14:26

シロバナのハクサンフウロ

8/10 14:26

ミヤマダイコンソウ

8/10 14:29

雪渓のふちを通ると、

8/10 14:37

朝日岳山頂！
しばらく、独り占めで楽しみました。
前回は、雷が鳴り響いて、凄かった。

8/10 15:12

白馬岳・旭岳・立山・剣岳

8/10 14:40

立山・剣岳・毛勝三山

8/10 14:50

白馬岳は雲に隠れ、旭岳が目立つ稜線

8/10 15:26

ゆっくりしすぎました。
あわてて朝日小屋へ下ります。
こんなに遠かったかなぁ。

8/10 15:36

やっと、小屋が見えてきた！
でも、まだ遠い！
小屋で、コケモモジュースをいただいたら、汗が一度に吹きだしました。

8/10 16:29

夕食は、ホタルイカ、カジキの昆布締めやギョウジャニンニクがトッピングのラーメンなど。
薄味でした。

8/10 18:50

夕日が日本海に沈んでいく。

8/11 4:27

雪倉岳や白馬岳が朝の光の中で。

8/11 4:32

水平歩道に進む。

8/11 4:51

朝焼けの剣岳

8/11 4:55

水平歩道でも、こんな感じの所も。

8/11 5:22

ニッコウキスゲとイブキトラノオ

8/11 5:26

オオレイジンソウも。

8/11 6:00

朝日岳への分岐

8/11 6:24

雪倉岳が大きく見える

8/11 6:35

朝ごはんはくるみゆべし

8/11 6:49

あの斜面を登るんだね

8/11 7:35

ヤハズトウヒレン

8/11 7:46

ハクサンシャジン

8/11 8:00

朝日岳・赤男山を振り返ると、水平についた登山道が見えました。

8/11 8:06

クモマミミナグサ

8/11 8:49

イワシモツケ

8/11 8:53

さあ、雪倉岳への登りです。

8/11 8:54

トウヤクリンドウ

8/11 9:44

雪倉岳山頂。
先についていた人達が出発したので、急に静かになった山頂です。

8/11 9:55

立山・劔岳の存在感

8/11 9:58

白馬岳と旭岳がはっきり見える。

8/11 10:13

ユキクラトウウチソウ

8/11 10:15

タカネコウリンカ

8/11 10:27

シナノオトギリ

8/11 11:24

コマクサも咲いてました。

8/11 11:29

蓮華鉱山道分岐

8/11 11:42

猫又山が奥に見える。
手前の長池？周辺の平が気持ちいい。

8/11 11:54

息を切らせて登っていたら、ライチョウの親子に遭遇。

8/11 12:14

小蓮華山への山肌

8/11 12:45

小石の坂を登り終えたら、三国境。
人が急に増えました。

8/11 13:29

タカネヤハズハハコを見ないと、北アルプスって感じがしない

8/11 13:31

白馬岳山頂は霧の中

8/11 13:40

シコタンソウとイブキジャコウソウの凄いお花畑

8/11 13:49

ここまで登ってきたら、旭岳はこんな感じになってしまう。

8/11 13:49

もう少し！

8/11 13:55

山頂到着！

8/11 14:04

シコタンハコベも健在でした。
頂上宿舎に向けて下ります。

8/11 14:34

ミヤマクワガタや

8/11 14:34

イワオウギ、

8/11 14:38

雪渓わきのウルップソウにも会えました。
頂上宿舎でアイス800円。
夕食はビュッフェ式で、とても美味しかった！
一口大の数種類のケーキをお替りして食べました。

8/12 4:46

3日目。
涼しい気持ちのよい朝です。
杓子岳や白馬鑓ヶ岳。

8/12 5:01

えっ、こんな所でシロウマリンドウ？
初めて会いました。

8/12 5:03

雲の上に八ヶ岳と富士山

8/12 5:04

目を転ずれば、黒部五郎や剱岳も薄赤い空の中

8/12 5:10

長野県側を見下ろせば、大雪渓の端っこが見えた

8/12 5:11

お日様は、妙高と高妻山の間に登ってきました。

8/12 5:31

堂々！

8/12 5:32

鹿島槍辺りまで見えてきました。
見ず知らずの名カメラマン？さんに、絶景を背景に、適当な距離で写真を撮っていただきました。ありがとうございました。

8/12 5:42

白馬岳山頂を後にします。

8/12 5:57

霧のかかり具合が絶妙な、お気に入りの写真

8/12 6:37

昨日歩いてきた、朝日岳・雪倉岳の道。

8/12 6:37

三国境。
一番奥に、白馬岳山頂がちょこっと見える。

8/12 6:41

小蓮華山に向かいます。

8/12 6:55

白馬岳を振り返る。

8/12 7:13

鹿島槍や穂高槍連峰も見えるようになった。

8/12 7:21

何度も振り返る

8/12 7:28

小蓮華山到着。

8/12 7:31

蓮華温泉から朝日岳への道も見晴らすことができる。

8/12 8:01

白馬大池も見えてきました。
背景の頚城山塊も素敵です。

8/12 8:10

雲が上がってきた。

8/12 9:10

チングルマの穂を入れて、ぱちり。

8/12 9:31

蓮華温泉への分岐。

8/12 9:38

すぐに樹林帯の中の道となります。

8/12 10:36

オオバタケシマラン。

8/12 10:49

ここにもハクサンサイコ。

8/12 11:44

オオカニコウモリの花。
下山道は長い！

8/12 12:01

やっと源泉が見えてきました。

8/12 12:08

右から降りてきました。
左に行けば、黄金湯です。パス。

8/12 12:11

温泉ロッジの屋根が見えてきました！
本当にお疲れ様でした！

撮影機器：

IXY 650 CANON

Xperia XZs SO-03J docomo SONY

装備

個人装備

長袖シャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 ザック ザックカバー 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス 笛 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック カメラ

感想

snowheaven1

12年ほど前に、4人で、ちょうど同じコースを歩きました。
その時は、一日目が大雨で、五輪尾根は全く見えず、その上のトラバース道は沢が滝のように流れ、朝日岳山頂では雷が鳴るという荒れようで、いつか晴れた日に、五輪尾根を歩きたい！という思いが心の中にありました。
今年、ついに実現！！快晴の中の登山。
だけど、フェーン現象で新潟が40度だったという10日、暑くて暑くて、熱中症になって倒れるかと思うくらいの過酷さでした。稜線手前の水場が、本当に助けの神で、冷たい水で首筋を冷やし、体温を下げることができました。
2日目は、1日目よりは標高が高いので、少しはましだったけれど、それでも山頂手前までは暑かった。霧の中に入って、ほっとしました。
3日目は強い風が吹き、上着を着てネックウオーマーしてちょうど良く、「やっぱりこのくらい寒くなくっちゃ」と思いました。

花が素晴らしいコースです。
石灰岩や蛇紋岩、緑色岩などいろんな地質があるところなので、花も豊富なんだと思います。
下では終わっている花が、上に登ると咲いて居たりして、いろんな花を見ることができました。
とくに、ハクサンサイコや、ユキクラトウウチソウ、カライトソウ、シロウマアサツキ、シロウマリンドウ、シコタンハコベなど、あまり見られない花を楽しむことができたので、満足しています。
それから、稜線歩きが最高でした。進むにつれて、見える山が変わり、飽きることがなかった。

失敗したのは、カメラとスマホの充電器。出る直前に充電して、そのまま忘れてきてしまったのです。スマホのほうはモバイルバッテリー持参で、それにはコネクターをつけてきたので、なんとかなりましたが、カメラはどうしようもなく、三日目からはスマホで写真を撮り、不便でした。暑くてスマホも不調で、使えない時もありました。
なんとか歩き通せて、これで念願がかなったので、今は充実感でいっぱいです。
それにしても、歩くのが遅くなり、みんなに追い抜かされてしまったのにはガックリです。