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Yamareco

記録ID: 5833448
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

荒川岳・赤石岳縦走 DAY2 花の楽園・千枚岳と悪沢岳

2023年08月10日(木) 〜 2023年08月13日(日)
 - 拍手
体力度
10
2〜3泊以上が適当
GPS
43:17
距離
53.2km
登り
4,774m
下り
4,746m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
8:51
休憩
1:11
合計
10:02
6:57
6:57
70
8:07
8:08
39
8:47
8:48
28
9:42
9:43
4
9:47
9:47
63
10:50
10:51
45
11:36
11:37
43
12:20
13:04
82
14:26
14:27
8
14:35
14:45
27
15:12
15:13
5
15:18
15:19
50
2日目
山行
9:06
休憩
2:08
合計
11:14
4:38
4:41
162
7:23
7:49
16
8:05
8:12
7
8:19
8:47
85
10:12
10:44
15
10:59
10:59
42
11:41
12:11
72
13:23
13:23
42
14:05
14:07
71
3日目
山行
7:41
休憩
0:50
合計
8:31
4:43
4:43
21
5:38
5:38
29
6:07
6:07
44
6:51
6:58
18
7:16
7:18
11
9:05
9:05
204
13:07
13:07
4
4日目
山行
10:21
休憩
0:45
合計
11:06
5:00
8
宿泊地
5:08
5:10
76
6:26
6:34
19
6:53
7:09
68
8:17
8:19
2
8:21
8:23
25
8:48
8:50
6
8:56
8:57
109
10:46
10:46
56
11:42
11:43
42
12:25
12:26
60
13:26
13:26
8
13:34
13:34
12
14:07
14:08
29
14:37
14:38
35
15:13
15:17
49
天候 快晴、12時以降ガス上がる
過去天気図(気象庁) 2023年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
DAY1に三伏峠から入山し高山裏小屋に宿泊。
この日(DAY 2)は荒川岳カールを未明に登り荒川中岳避難小屋へ。
ピストン装備で悪沢岳・千枚岳を往復し、中岳避難小屋宿泊(この日と翌日の2連泊)。
コース状況/
危険箇所等
高山裏から前岳カールを上がってからの稜線歩き、ガレの縁にあるルートは一部完全に崩落しています。ハイマツの枝の上を渡り歩くしかありません。
視界不良時は超危険!(レコ中の写真を参照)
【南アルプス随一のお花畑】
特産のタカネビランジが満開。タカネマツムシソウやタカネナデシコも豊富な花の岩稜が続く悪沢岳から千枚岳。
2023年08月11日 11:25撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/11 11:25
【南アルプス随一のお花畑】
特産のタカネビランジが満開。タカネマツムシソウやタカネナデシコも豊富な花の岩稜が続く悪沢岳から千枚岳。
【8/11 DAY2】

高山裏小屋を朝4時に出発。 
カールに出る前、途中の水場で水2リットルを汲んでから、標高差600メートルの前岳カールに足を踏み入れる。
朝焼けの塩見岳。
2023年08月11日 05:08撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/11 5:08
【8/11 DAY2】

高山裏小屋を朝4時に出発。 
カールに出る前、途中の水場で水2リットルを汲んでから、標高差600メートルの前岳カールに足を踏み入れる。
朝焼けの塩見岳。
背後には朝焼けの中央アルプス。
今朝は伊那谷に雲海すらない好天。
2023年08月11日 05:23撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 5:23
背後には朝焼けの中央アルプス。
今朝は伊那谷に雲海すらない好天。
槍・穂高から立山・剣まで遠望出来る。
今日は北アルプスも快晴。
2023年08月11日 05:52撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/11 5:52
槍・穂高から立山・剣まで遠望出来る。
今日は北アルプスも快晴。
急傾斜の前岳カールをひたすら登る。
2023年08月11日 06:07撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 6:07
急傾斜の前岳カールをひたすら登る。
夏の朝いつも伊那谷や松本平を覆っている雲海が今朝は全くない。
台風一過で強い風が吹いた昨日は夕方まで快晴で、湿気がなかったからだろうか。
2023年08月11日 06:43撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/11 6:43
夏の朝いつも伊那谷や松本平を覆っている雲海が今朝は全くない。
台風一過で強い風が吹いた昨日は夕方まで快晴で、湿気がなかったからだろうか。
荒川前岳稜線に出た。
南ア北部の山々が目に入ってくる。
2023年08月11日 07:03撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/11 7:03
荒川前岳稜線に出た。
南ア北部の山々が目に入ってくる。
奥秩父の山並み、甲武信岳付近の稜線。
2023年08月11日 07:03撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:03
奥秩父の山並み、甲武信岳付近の稜線。
赤石岳どーん!
いきなり目に入ってきた南アルプスの盟主は貫禄十分。
2023年08月11日 07:04撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
3
8/11 7:04
赤石岳どーん!
いきなり目に入ってきた南アルプスの盟主は貫禄十分。
光岳(左端)と兎岳・中盛丸山・大沢岳の稜線。
2023年08月11日 07:05撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:05
光岳(左端)と兎岳・中盛丸山・大沢岳の稜線。
タカネシオガマ。
2023年08月11日 07:06撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:06
タカネシオガマ。
ウサギギク。
2023年08月11日 07:14撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:14
ウサギギク。
非の打ち所がないほど元気全開の見事な咲きっぷり。
2023年08月11日 07:14撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:14
非の打ち所がないほど元気全開の見事な咲きっぷり。
稜線に上がってからは年々崩壊し続けるガレの縁を歩く。
2023年08月11日 07:15撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:15
稜線に上がってからは年々崩壊し続けるガレの縁を歩く。
完全に登山道が崩落した箇所もあり、ハイマツの上を歩かざるをえない。
2023年08月11日 07:19撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:19
完全に登山道が崩落した箇所もあり、ハイマツの上を歩かざるをえない。
コバノコゴメグサはどこにでも咲いている。
2023年08月11日 07:23撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:23
コバノコゴメグサはどこにでも咲いている。
タカネヒゴタイの花と赤石岳。
荒川中岳避難小屋のスタンプはこの花。
2023年08月11日 07:24撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:24
タカネヒゴタイの花と赤石岳。
荒川中岳避難小屋のスタンプはこの花。
荒川前岳山頂。
以前に比べてガレがずいぶんと山頂標識に近くなってきていて怖い。
2023年08月11日 07:25撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:25
荒川前岳山頂。
以前に比べてガレがずいぶんと山頂標識に近くなってきていて怖い。
イワベンケイの赤い実。
2023年08月11日 07:33撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:33
イワベンケイの赤い実。
ハイマツに混じって咲いているのはミヤマトウキだろうか?
2023年08月11日 07:36撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:36
ハイマツに混じって咲いているのはミヤマトウキだろうか?
赤石岳。
ここからコースタイムで片道3時間半程、今から向かえば多分山頂はガスの中…明日に予定し今日は悪沢岳へ行こう。
2023年08月11日 07:36撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:36
赤石岳。
ここからコースタイムで片道3時間半程、今から向かえば多分山頂はガスの中…明日に予定し今日は悪沢岳へ行こう。
そして、白峰南稜の奥には富士山。
2023年08月11日 07:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/11 7:37
そして、白峰南稜の奥には富士山。
先週の塩見岳と比べてより大きく見える富士山。
2023年08月11日 07:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/11 7:37
先週の塩見岳と比べてより大きく見える富士山。
双耳峰の笊ヶ岳と布引山はシルエットですぐ分かる。
2023年08月11日 07:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:37
双耳峰の笊ヶ岳と布引山はシルエットですぐ分かる。
赤石岳の左奥に見える深南部の雄、大無間山塊。
(興味ある人しか意識しないか)
2023年08月11日 07:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:37
赤石岳の左奥に見える深南部の雄、大無間山塊。
(興味ある人しか意識しないか)
北に目をやれば大きな間ノ岳と農鳥岳。
2023年08月11日 07:38撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:38
北に目をやれば大きな間ノ岳と農鳥岳。
今日は山の日。この日から休みの人たちが多いと思うが、まだ奥深い荒川岳まで来ている登山者はあまりいないようで、山頂には誰もいなかった。
2023年08月11日 07:40撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:40
今日は山の日。この日から休みの人たちが多いと思うが、まだ奥深い荒川岳まで来ている登山者はあまりいないようで、山頂には誰もいなかった。
山頂は風衝地。風を避けるためかハイマツの中に咲くミヤマトウキ。
2023年08月11日 07:46撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/11 7:46
山頂は風衝地。風を避けるためかハイマツの中に咲くミヤマトウキ。
タカネヒゴタイと富士山。
2023年08月11日 07:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:48
タカネヒゴタイと富士山。
中岳への稜線は広々として気持ちがいい。
2023年08月11日 07:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:48
中岳への稜線は広々として気持ちがいい。
奥には三角錐の悪沢岳。
2023年08月11日 07:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:48
奥には三角錐の悪沢岳。
前岳のカールは日本で最も南にある氷河地形。
2023年08月11日 07:57撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:57
前岳のカールは日本で最も南にある氷河地形。
赤石岳から長い尾根が伸びている。これが椹島からの登路、東尾根。
2023年08月11日 07:59撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 7:59
赤石岳から長い尾根が伸びている。これが椹島からの登路、東尾根。
南ア北部の山々を背景に咲くミヤマダイコンソウ。
2023年08月11日 08:09撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 8:09
南ア北部の山々を背景に咲くミヤマダイコンソウ。
チシマギキョウと富士山。
2023年08月11日 08:13撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 8:13
チシマギキョウと富士山。
風にそよぐチングルマの花穂。
2023年08月11日 08:17撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 8:17
風にそよぐチングルマの花穂。
この日から2連泊する荒川中岳避難小屋へ到着。あいさつを済ませた後はお湯を沸かし簡単な食事を作ってお腹を満たす。
2023年08月11日 08:23撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/11 8:23
この日から2連泊する荒川中岳避難小屋へ到着。あいさつを済ませた後はお湯を沸かし簡単な食事を作ってお腹を満たす。
小屋前からオンタデ(雌株)と富士山。
2023年08月11日 08:44撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 8:44
小屋前からオンタデ(雌株)と富士山。
悪沢岳・千枚岳へのピストンに出発しよう。
2023年08月11日 08:49撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 8:49
悪沢岳・千枚岳へのピストンに出発しよう。
大迫力の悪沢岳。
まずはこの山を登る。
2023年08月11日 08:49撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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大迫力の悪沢岳。
まずはこの山を登る。
塩見岳、仙丈岳、間ノ岳に農鳥岳。
2023年08月11日 08:56撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 8:56
塩見岳、仙丈岳、間ノ岳に農鳥岳。
オンタデ(雄株)。
2023年08月11日 08:56撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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オンタデ(雄株)。
紅色を帯びたオンタデの痩果(雌株)。
2023年08月11日 08:57撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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紅色を帯びたオンタデの痩果(雌株)。
タカネヤハズハハコ。
2023年08月11日 08:58撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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タカネヤハズハハコ。
タカネツメクサ。
2023年08月11日 09:01撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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タカネツメクサ。
2023年08月11日 09:15撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 9:15
2023年08月11日 09:18撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 9:18
タカネツメクサと荒川中岳・前岳。
2023年08月11日 09:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 9:30
タカネツメクサと荒川中岳・前岳。
荒川中岳・前岳。
山頂避難小屋もよく見える。
2023年08月11日 09:33撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 9:33
荒川中岳・前岳。
山頂避難小屋もよく見える。
大聖平を遠望。
ハイマツと砂礫が交互に織りなす模様が綺麗だ。
2023年08月11日 09:33撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 9:33
大聖平を遠望。
ハイマツと砂礫が交互に織りなす模様が綺麗だ。
冬、西からの季節風の影響だろうか。
こうしてみると稜線の反対側とは大違いの植生なのがよく分かる。
2023年08月11日 09:53撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 9:53
冬、西からの季節風の影響だろうか。
こうしてみると稜線の反対側とは大違いの植生なのがよく分かる。
悪沢岳山頂。
2023年08月11日 10:13撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 10:13
悪沢岳山頂。
山頂にいた方々と話が弾み、写真を取り合ったりと30分ほど滞在。
2023年08月11日 10:24撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 10:24
山頂にいた方々と話が弾み、写真を取り合ったりと30分ほど滞在。
ガスが上がり初めてきたのに気付き、急ぎ出発。
ガラガラの大岩を千枚岳へと下る。
2023年08月11日 10:47撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 10:47
ガスが上がり初めてきたのに気付き、急ぎ出発。
ガラガラの大岩を千枚岳へと下る。
ミネウスユキソウ。
2023年08月11日 10:54撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 10:54
ミネウスユキソウ。
丸山山頂。
2023年08月11日 11:00撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:00
丸山山頂。
タカネナデシコの花と赤石岳。
2023年08月11日 11:11撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:11
タカネナデシコの花と赤石岳。
ここまで来ると赤石岳に隠れていた聖岳や上河内岳が見えてくる。
2023年08月11日 11:12撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:12
ここまで来ると赤石岳に隠れていた聖岳や上河内岳が見えてくる。
目指す千枚岳はまだ先。
2023年08月11日 11:12撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:12
目指す千枚岳はまだ先。
イワオウギ…ではなくタイツリオウギかな。
花が横に連なっている。
2023年08月11日 11:13撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:13
イワオウギ…ではなくタイツリオウギかな。
花が横に連なっている。
盛夏の南アといえばこの花、タカネマツムシソウを思い出すほど、本当にたくさん咲いている。
2023年08月11日 11:14撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/11 11:14
盛夏の南アといえばこの花、タカネマツムシソウを思い出すほど、本当にたくさん咲いている。
撮影中のタカネマツムシソウの花にとまったのは何とクジャクチョウ。美しい!
2023年08月11日 11:15撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:15
撮影中のタカネマツムシソウの花にとまったのは何とクジャクチョウ。美しい!
イワインチン。
2023年08月11日 11:16撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:16
イワインチン。
ようやく出てきたこの花。
これが実は今回の目的の一つ。
2023年08月11日 11:18撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/11 11:18
ようやく出てきたこの花。
これが実は今回の目的の一つ。
タカネマツムシソウとタカネナデシコが目立つお花畑の中で…
2023年08月11日 11:18撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:18
タカネマツムシソウとタカネナデシコが目立つお花畑の中で…
ホソバトリカブト。
2023年08月11日 11:19撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:19
ホソバトリカブト。
この美しい花はタカネビランジ。
南アルプスの特産種、しかも限られた山にしか咲かない。今年ようやくお目にかかれた。
2023年08月11日 11:21撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:21
この美しい花はタカネビランジ。
南アルプスの特産種、しかも限られた山にしか咲かない。今年ようやくお目にかかれた。
鳳凰三山のタカネビランジがよく知られているが、あちらはもっとピンキーカラー。千枚岳には奥ゆかしい白色の花が咲いている。
2023年08月11日 11:21撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:21
鳳凰三山のタカネビランジがよく知られているが、あちらはもっとピンキーカラー。千枚岳には奥ゆかしい白色の花が咲いている。
タカネマツムシソウのネギ坊主と花がアクセントになるよう撮影してみた。
2023年08月11日 11:21撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:21
タカネマツムシソウのネギ坊主と花がアクセントになるよう撮影してみた。
赤石岳をバックに大きく花を咲かせるタカネマツムシソウ。
2023年08月11日 11:25撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/11 11:25
赤石岳をバックに大きく花を咲かせるタカネマツムシソウ。
赤石岳と岩場に咲くタカネビランジの花。
2023年08月11日 11:26撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/11 11:26
赤石岳と岩場に咲くタカネビランジの花。
白いタカネビランジの花がこれだけ咲いているとは…
2023年08月11日 11:27撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/11 11:27
白いタカネビランジの花がこれだけ咲いているとは…
岩の隙間に根を張っているようだ。
2023年08月11日 11:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:30
岩の隙間に根を張っているようだ。
丸山方面を振り返る。
こんな稜線上にタカネビランジは咲いている。
2023年08月11日 11:30撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:30
丸山方面を振り返る。
こんな稜線上にタカネビランジは咲いている。
南アルプスの砂礫地にコマクサが咲かない。
かわりにタカネビランジが咲くのは面白い。
2023年08月11日 11:31撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:31
南アルプスの砂礫地にコマクサが咲かない。
かわりにタカネビランジが咲くのは面白い。
千枚岳山頂手前のハシゴ。
2023年08月11日 11:33撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:33
千枚岳山頂手前のハシゴ。
このハシゴ脇にピンクのタカネビランジの花が。
2023年08月11日 11:33撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:33
このハシゴ脇にピンクのタカネビランジの花が。
鳳凰山の花と比べると淡い色のように思える。
2023年08月11日 11:33撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:33
鳳凰山の花と比べると淡い色のように思える。
密になって咲くのがこの花の特徴。
2023年08月11日 11:35撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
1
8/11 11:35
密になって咲くのがこの花の特徴。
北岳にもシロバナタカネビランジが咲くようだが、まだご縁がない。
2023年08月11日 11:35撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:35
北岳にもシロバナタカネビランジが咲くようだが、まだご縁がない。
タカネナデシコ。
2023年08月11日 11:35撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:35
タカネナデシコ。
(シロバナ)タカネビランジの花をアップしてみる。
2023年08月11日 11:36撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:36
(シロバナ)タカネビランジの花をアップしてみる。
赤石岳とタカネビランジ。
2023年08月11日 11:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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赤石岳とタカネビランジ。
今日は幸運にもクジャクチョウがタカネマツムシソウの花にとまるのを何度も見た。
2023年08月11日 11:38撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 11:38
今日は幸運にもクジャクチョウがタカネマツムシソウの花にとまるのを何度も見た。
千枚岳山頂。
2023年08月11日 11:43撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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千枚岳山頂。
荒川岳と悪沢岳(右)。
2023年08月11日 11:43撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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荒川岳と悪沢岳(右)。
白旗史郎さんが言うようにここからの赤石岳が南アルプス山中では一番雄大に見えると思う。
2023年08月11日 11:47撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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白旗史郎さんが言うようにここからの赤石岳が南アルプス山中では一番雄大に見えると思う。
赤石岳の肩から顔を覗かせるのは聖岳。
2023年08月11日 11:50撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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赤石岳の肩から顔を覗かせるのは聖岳。
12時をまわり、雲が周りの山々の山頂を隠し始めた。
この時間まで晴れたのは南アでは良い方。
帰り道も花探索。トウヤクリンドウ。
2023年08月11日 12:11撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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12時をまわり、雲が周りの山々の山頂を隠し始めた。
この時間まで晴れたのは南アでは良い方。
帰り道も花探索。トウヤクリンドウ。
ご一緒した花好きの山ガールの方へ。
この花、悪沢への帰りに見つけられませんでした。
ミヤマクワガタ…じゃないかな? 
2023年08月11日 12:33撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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ご一緒した花好きの山ガールの方へ。
この花、悪沢への帰りに見つけられませんでした。
ミヤマクワガタ…じゃないかな? 
タカネコウリンカ(咲き始め)。
2023年08月11日 12:41撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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タカネコウリンカ(咲き始め)。
地味な花、だけど気になるタカネヨモギ。
2023年08月11日 12:44撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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地味な花、だけど気になるタカネヨモギ。
丸山から千枚岳の稜線上も小さいながら花密度の高いお花畑が続く。
2023年08月11日 12:46撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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丸山から千枚岳の稜線上も小さいながら花密度の高いお花畑が続く。
ミヤマコウゾリナ。
2023年08月11日 12:47撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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ミヤマコウゾリナ。
タカネコウリンカ(開花)。
2023年08月11日 12:48撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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タカネコウリンカ(開花)。
タカネナデシコの花をアップ。
2023年08月11日 12:50撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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タカネナデシコの花をアップ。
タイツリオウギ。
名前の由来は花のかたちから(鯛釣り)らしいが、どちらかといえばフグやアマゴ?
2023年08月11日 12:51撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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タイツリオウギ。
名前の由来は花のかたちから(鯛釣り)らしいが、どちらかといえばフグやアマゴ?
振り返る丸山の稜線は北アルプス双六岳のようだ。
2023年08月11日 13:31撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 13:31
振り返る丸山の稜線は北アルプス双六岳のようだ。
タイツリオウギ(花)。
2023年08月11日 13:34撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 13:34
タイツリオウギ(花)。
ミヤマアキノキリンソウ。
2023年08月11日 13:35撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 13:35
ミヤマアキノキリンソウ。
ミヤマダイコンソウ。
2023年08月11日 13:37撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 13:37
ミヤマダイコンソウ。
悪沢岳から北に伸びる長い尾根の先が西小石岳。
あそこから一度、真正面に大きく塩見岳を見てみたい。
2023年08月11日 13:42撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/11 13:42
悪沢岳から北に伸びる長い尾根の先が西小石岳。
あそこから一度、真正面に大きく塩見岳を見てみたい。
チシマギキョウ。
2023年08月11日 13:47撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 13:47
チシマギキョウ。
シコタンソウ。
2023年08月11日 13:56撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
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8/11 13:56
シコタンソウ。
タカネシオガマ。
2023年08月11日 13:58撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 13:58
タカネシオガマ。
ミヤマミミナグサ。
この花も南アルプスだけに咲く。
2023年08月11日 14:08撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 14:08
ミヤマミミナグサ。
この花も南アルプスだけに咲く。
ムカゴトラノオ。
2023年08月11日 14:12撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 14:12
ムカゴトラノオ。
探しましたがやはりイワギキョウは咲いてない。
チシマギキョウは飽きるほど咲いている。
2023年08月11日 15:00撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 15:00
探しましたがやはりイワギキョウは咲いてない。
チシマギキョウは飽きるほど咲いている。
荒川中岳避難小屋に戻ったのは午後4時近く。
2023年08月11日 15:50撮影 by  iPhone 13 Pro, Apple
8/11 15:50
荒川中岳避難小屋に戻ったのは午後4時近く。
この日の宿泊はたった2人だけ。
台風の影響なのかな?
明日は赤石岳ピストン(DAY3に続く)。
2023年08月11日 16:22撮影
8/11 16:22
この日の宿泊はたった2人だけ。
台風の影響なのかな?
明日は赤石岳ピストン(DAY3に続く)。

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 雨具 サブザック 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ GPS ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

暗いうちに荒川前岳カールを登りきって、朝の稜線に出た後は丸一日を3,000メートルの稜線散歩。
2日目も好天に恵まれ、ガスが巻いてきたのは12時をまわってから。夏の南アルプスでは珍しい安定した晴天の日(事前の天気予報でもこの日は南北アルプスどちらも快晴)。

思い描いたタカネビランジとの出会いは突然。
あまりにも他の花たちが素晴らしく、赤石岳をバックに様々な花が彩る稜線歩きが楽しすぎて、全く頭から抜けていた。

花好きの他の登山者の方と途中追い抜き追いつかれるたびにあれやこれやと花の名前を言いながらのプロムナード。
夏雲湧く3,000メートルの稜線、大きすぎる南部のジャイアンツたちに囲まれたお花畑なんて、楽しすぎる夏休みだ。

そしてお盆とは思えないほど人が少ない。
椹島のバスは台風上陸が予想される14日の運行を取りやめたとか。今日11日から入山する人も多いだろうから、明日は無理しても赤石岳へ登る人は多いだろう。
稜線に宿をとったのはむしろ好都合だったかもしれない。

安定した夏空でも8時から9時過ぎればガスが登り始めるのが南アルプス。北アルプスよりも早い早い。
快晴は夜明けから数時間しか望めない。
明日も早出で赤石岳を往復しよう。

小屋泊はわずか数人。
「山の日」のこの8/11、北アルプス槍ヶ岳は山頂登頂に人が列をつくり何と3時間待ちだったらしい。

混雑とは無縁の状況は、さすが南アルプス! 
(DAY3に続く)

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コメント

先日はハードな山行お疲れ様でした✨謎の花のご検証もありがとうございます!花に詳しい知り合いはアカバナユウゲショウではないか?と言っておりました。
2023/8/30 13:03
kumocat8さん
あの時のご本人でしたか?
アカバナユウゲショウ…そうですね、確かに。まさか帰化植物とは、頭に浮かばなかったです。南アルプスのしかもあの高さに咲いていたのであれば考えさせられますね。

花が好きで、分かる方は楽しいですね。
またご一緒する機会あればお声がけください。
2023/8/30 15:37
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