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Yamareco

記録ID: 590698
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

初のダイナミック赤岳 地蔵尾根↑文三郎尾根↓

2015年02月16日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:12
距離
17.7km
登り
1,507m
下り
1,509m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:44
休憩
1:27
合計
9:11
6:01
52
6:53
6:55
110
8:45
9:08
60
10:08
10:22
4
10:26
10:42
25
11:07
11:08
1
11:09
11:25
14
11:39
11:39
21
12:00
12:00
58
中岳分岐
12:58
13:09
71
14:20
14:24
5
14:29
14:29
43
15:12
天候 快晴・無風
過去天気図(気象庁) 2015年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
駐車場:八ヶ岳山荘 1日500円(帰りに払うと記念のシールもらえます)

※とにかく鹿が多いです
コース状況/
危険箇所等
危険個所:地蔵の頭までの急斜面とナイフリッジ、山頂から竜頭峰への下り
道の状況:土日の後なので道は明瞭でした
■八ヶ岳山荘 〜美濃戸山荘  林道歩き
■美濃戸山荘〜行者小屋   南沢沿いの樹林帯歩き
■行者小屋〜地蔵の頭    樹林帯の急坂
■地蔵の頭〜赤岳山頂    雪が締まっていて歩きやすい
■赤岳山頂〜中岳分岐    鎖は埋まっている所もある
■中岳分岐〜行者小屋    権現岳の展望良い
その他周辺情報 温泉:泉温泉 820円
八ヶ岳山荘を夜明け前にスタート。
チップ制トイレ、仮眠室あり。
2015年02月16日 06:01撮影 by  iPhone 5, Apple
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2/16 6:01
八ヶ岳山荘を夜明け前にスタート。
チップ制トイレ、仮眠室あり。
林道の様子。
日中溶けて再凍結します。
2015年02月16日 06:34撮影 by  iPhone 5, Apple
2/16 6:34
林道の様子。
日中溶けて再凍結します。
赤岳山荘の駐車場。
四駆のスタッドレスなら来られます。
2015年02月16日 06:46撮影 by  iPhone 5, Apple
2/16 6:46
赤岳山荘の駐車場。
四駆のスタッドレスなら来られます。
南沢コースで行者小屋へ。
2015年02月16日 06:55撮影 by  iPhone 5, Apple
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南沢コースで行者小屋へ。
大同心と小同心かな。
2015年02月16日 08:17撮影 by  iPhone 5, Apple
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大同心と小同心かな。
稜線から日が射します。
2015年02月16日 08:34撮影 by  iPhone 5, Apple
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稜線から日が射します。
行者小屋と横岳。
2015年02月16日 08:44撮影 by  iPhone 5, Apple
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行者小屋と横岳。
テント場があります。
身支度をして地蔵尾根へ。
2015年02月16日 08:44撮影 by  iPhone 5, Apple
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テント場があります。
身支度をして地蔵尾根へ。
中岳と阿弥陀岳。
2015年02月16日 09:17撮影 by  iPhone 5, Apple
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中岳と阿弥陀岳。
なんという快晴。
2015年02月16日 09:17撮影 by  iPhone 5, Apple
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なんという快晴。
森林限界を突破。
2015年02月16日 09:49撮影 by  iPhone 5, Apple
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森林限界を突破。
やっぱり阿弥陀は格好いい。
2015年02月16日 09:49撮影 by  iPhone 5, Apple
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やっぱり阿弥陀は格好いい。
まだ景色を撮る余裕があり。
左から御嶽、乗鞍、焼岳〜穂高連峰ですね。
2015年02月16日 09:49撮影 by  iPhone 5, Apple
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2/16 9:49
まだ景色を撮る余裕があり。
左から御嶽、乗鞍、焼岳〜穂高連峰ですね。
地蔵の頭に到着。
横岳〜硫黄岳の主稜線。
2015年02月16日 10:21撮影 by  iPhone 5, Apple
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地蔵の頭に到着。
横岳〜硫黄岳の主稜線。
あんな所を通ってきたのか。
上から見ると恐いですね。
2015年02月16日 10:20撮影 by  iPhone 5, Apple
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2/16 10:20
あんな所を通ってきたのか。
上から見ると恐いですね。
赤岳ドーン。
帰りが気になりつつ向かいます。
2015年02月16日 10:21撮影 by  iPhone 5, Apple
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赤岳ドーン。
帰りが気になりつつ向かいます。
二八九九米
赤岳山頂に到着です。
2015年02月16日 11:14撮影 by  iPhone 5, Apple
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2/16 11:14
二八九九米
赤岳山頂に到着です。
富士山がきれいに見えました。
2015年02月16日 11:14撮影 by  iPhone 5, Apple
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2/16 11:14
富士山がきれいに見えました。
奥秩父方面。
2015年02月16日 11:14撮影 by  iPhone 5, Apple
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奥秩父方面。
北アルプス。
白い峰々が横並びです。
2015年02月16日 11:14撮影 by  iPhone 5, Apple
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2/16 11:14
北アルプス。
白い峰々が横並びです。
縦走路の先に蓼科山が見えます。
2015年02月16日 11:14撮影 by  iPhone 5, Apple
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縦走路の先に蓼科山が見えます。
赤嶽神社から阿弥陀岳。
さて下山します。
2015年02月16日 11:14撮影 by  iPhone 5, Apple
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2/16 11:14
赤嶽神社から阿弥陀岳。
さて下山します。
慎重に降りてきました。
無雪期なら10分の所が3倍掛かりました。
2015年02月16日 12:02撮影 by  iPhone 5, Apple
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2/16 12:02
慎重に降りてきました。
無雪期なら10分の所が3倍掛かりました。
中岳との分岐。
2015年02月16日 12:10撮影 by  iPhone 5, Apple
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中岳との分岐。
横岳と硫黄岳。
2015年02月16日 12:10撮影 by  iPhone 5, Apple
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横岳と硫黄岳。
主峰を振り返ります。
2015年02月16日 12:10撮影 by  iPhone 5, Apple
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主峰を振り返ります。
主稜を登っているパーティーがいました。
行者小屋で準備していた方たちでしょう。
2015年02月16日 12:22撮影 by  iPhone 5, Apple
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2/16 12:22
主稜を登っているパーティーがいました。
行者小屋で準備していた方たちでしょう。
マムートの階段が埋まっています。
急に見えますが問題ありません。
2015年02月16日 12:33撮影 by  iPhone 5, Apple
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2/16 12:33
マムートの階段が埋まっています。
急に見えますが問題ありません。
阿弥陀の北陵を登ってきた方に
いろいろ教わりました。
2015年02月16日 12:33撮影 by  iPhone 5, Apple
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2/16 12:33
阿弥陀の北陵を登ってきた方に
いろいろ教わりました。
団体さんが次々登っていきます。
2015年02月16日 12:33撮影 by  iPhone 5, Apple
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2/16 12:33
団体さんが次々登っていきます。
最後に赤岳を振り返ります。
2015年02月16日 12:33撮影 by  iPhone 5, Apple
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最後に赤岳を振り返ります。
次回山行は霧ヶ峰あたりで
スノーシュー遊びだな。
2015年02月16日 12:33撮影 by  iPhone 5, Apple
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2/16 12:33
次回山行は霧ヶ峰あたりで
スノーシュー遊びだな。
撮影機器:

装備

備考 チェーンアイゼンは行者小屋まで有効。ストックは要らないかも。
天候に恵まれたため、バラクラバ・ゴーグルは使用せず。

感想

明日の日帰り山行を悩んでいたら、ラジオから「八ヶ岳」という歌が流れてきました。
これは神のお告げか運命と、思い切って厳冬期の赤岳を登ることにしました。
赤岳は冬山を始める際の目標でしたので、地蔵で上がって文三郎で下ると決めていました。

美濃戸口に深夜に到着して、いつものように車中泊しましたが…
寒さからか緊張なのか寝付けないうちに、本チャンの方々が準備をはじめました。
さらに平日なのに次から次へと車がやってきて大賑わい、人気の山を舐めていました。

登山届を提出後、寝不足のまま6時にヘッドライトでスタートです。
林道歩きはショートカットする所もありましたが、効果薄いのでオススメしません。
南沢ルートは、歩きにくい所もあったのでチェーンアイゼンを使いました。

行者小屋で12本爪アイゼンとピッケルに持ち替え、いざ地蔵尾根へ。
最初は景色を楽しんでいましたが、急斜面では強風時や下りでは怖いと思いました。
核心部のナイフリッジでは溝ができていましたので、慎重にカニの横這いで進みました。
三点支持ができない瞬間があるので、ピッケルがもう一本欲しいと思いました。

営業中の赤岳展望荘からはビクトリーロードになるはずですが、早くも帰りが心配でした。
赤岳山頂は、日本の山岳地帯の真ん中にあるので展望は申し分ありません。
360度の大パノラマで、白い頂をどこまでも見渡せました。
交代で写真を撮ったりしながら、風が出ないうちに早々に下山開始です。
山頂直下の下りの核心部は距離は短いですが、最高の集中力で下りました。

帰りは北沢ルートで赤岳鉱泉の氷瀑を見物する予定でしたが、どうでも良くなっていました。
長い下山路は、同じルートで下ってきたジムニーショップの単独の方とご一緒しました。
私もジムニーに乗っているので、赤岳山荘まで来れば良かったねと話しました。
美濃戸口に戻ると横須賀米軍の登山部??がマイクロバスで迎えにきていました。

正直、快晴・無風で暖かすぎて厳冬期と呼んでいいかはわかりません。
絶好のコンディションなので、無事に戻って来られたことは確かです。
最後に赤岳登頂までに積雪期に登った所を記しておきます。

金峰山、甲武信ヶ岳、鳳凰三山、蓼科山、権現岳(三ッ頭まで)、天狗岳、北横岳
恵那山、丹沢(蛭ヶ岳)、雲取山、伊吹山、乾徳山、御在所岳など
ハッキリ言ってアイゼン歩行の練習にはなりますが、ピッケルの練習にはなりません。
赤岳は雪山初級などと言われますが、滑落は重大事故に繋がります。
個人差もあると思いますが、十分体力を付けた上で経験者と登る事をオススメします。

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コメント

こんにちは
行者小屋にほぼ同時に着いて、逆回りで赤岳からの下りでお会いした方ですよね。
お疲れ様でした。
地蔵尾根のナイフリッジのところで、難儀していたグループをお見かけしました。
雪稜に慣れてない方にはかなりの恐怖だったと思います。一般ルートといえども厳冬期の八ヶ岳はそれほど甘くないようです。
地蔵尾根の下りは、上部はそれなりに気を使いますが下部はシリセードを楽しめたりとなかなか楽しかったですよ。
平日の赤岳周辺の山行、やみつきになりそうです。
2015/2/19 5:08
Re: こんにちは
nukaboshiさん、こんにちは〜

初心者の私も、ナイフリッジは怖かったです。夏の岩稜帯なら、どれだけ切れ落ちていても恐怖は感じませんがやっぱり雪稜は違いますね、足がすくんでしまいました。
もう、二度と登りたくないと思いましたが、家に帰ってみるとまた登りたくなって、これが雪山の魔力かな〜と思っています。
確実にステップアップをしながら赤岳〜横岳〜硫黄岳の縦走や、北岳などのアルプス3000m級と新たな目標ができました。

nukaboshiは群馬なので、近くていい山がたくさんあって羨ましいです。
雪のあるうちに、とりあえず谷川岳と黒檜山に行く予定です。

それでは、また〜
2015/2/19 15:30
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権現岳→キレット→赤岳→美濃戸
利用交通機関: 車・バイク
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