お嬢隊 三浦アルプス中沢で楽しい沢歩き


- GPS
- 05:13
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 558m
- 下り
- 542m
コースタイム
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 1:11
- 合計
- 5:14

天候 | 青空が見えた時間帯もあったが、ほぼ曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
第1駐車場100台ですが、混雑の状況により第2駐車場(85台)が開放されます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
【コース概況】 ◆南郷上ノ山公園駐車場〜北尾根〜東尾根分岐 ルート自体はハイキングコースになっているので、迷うようなことはないでしょう。大きな分岐には道標があるので、それさえしっかり見れば問題はありません。 なお、日当たりが全体的に悪いので、ぬかるんだ箇所が多いです。 ◆東尾根分岐〜田浦梅の里 こちらも大きな分岐には道標があるので迷うことはないでしょう。梅の里へ行く場合は「田浦大作」をたどり、田浦駅方面へは「4,5丁目商店街」方面へ行けばいいと思います。 ◆田浦梅の里〜乳頭山下分岐〜中沢分岐(東側) 乳頭山直下の巻き道分岐以外は一本道。直下から分岐までの直登は虎ロープが張られていますが、使わなくても大丈夫でしょう。(段差は少し大きめです。) 分岐〜中沢分岐(東側)までは東尾根で歩きやすい道です。こちらは1箇所鋭角に曲がるところを直進しないように。(枝木で直進しないようにはしてあります。) ◆中沢 三浦アルプスらしい箇所。沢沿いに歩きますが、下草が多い繁る季節には踏み跡が見えなくなるかもしれません。ただ沢から大きく離れなければ大丈夫でしょう。 分岐は3箇所ありますが、周りを見れば古い道標がありますので、参考に。 途中で古い丸太の木橋が2箇所ありますが、無理に渡らず近くに徒渉できる箇所を探した方がいいかもしれません。 また沢を歩かなければならないときも、水量が少なければ問題なく歩けます。川底はほとんどの場所が岩盤なので滑らないように。 |
写真
感想
今年に入って山らしい山には行ってなかったので、今度こそはと思っていたのに、夕方から用事が入って遠出は無理に。となったら久々に三浦アルプスの土の道を歩こうと相成りました。
天気予報では1日中晴れのいい天気…実際は薄雲が立ちこめ、少し肌寒い。それでも晴れが続いたおかげで、いつもはぬかるみの多い北尾根もほとんど乾いていました。こんな事は久しくなかったので、これだけでもテンション。まぁ二人とも単純な性格なんで(^^;
久々に馬頭観音方面へ進むと、いつもは藪に覆われている箇所から踏み跡が。どうやらツバキ尾根への降り口らしい。今の季節なら藪も少ないので行けるか…とも思いましたが、下調べしていないのでまたの機会に。馬頭観音の分岐も藪がスッキリしていて、中沢への道もはっきり解るようになっていました。
北尾根からは田浦駅まで降りて梅の里経由で乳頭山へ行くつもりでしたが、途中で地元の方とお会いして、田浦大作の大作は地主の方の名前から取ったものだとかいろいろと興味深い話を聞くうちに予定変更することに。大作さんのお宅は分からなかったけれど、なにやら変わった鬼瓦があるらしいとのことなので、次の機会にでも拝見することに。
梅の里はまだ咲き始めにもかかわらず、見物客が多かったです。自分たちのような格好をした人はほとんどいなかったので少し浮いた感じもあり、周遊路を通って奥の自然林へ。キャンプファイアをするための広場があり、そちらでランチタイム。その間に乳頭山方面からハイカーが10人弱降りてこられましたが、登ろうとする人は2組のみ。そのうち1組はどう考えても梅見に来た格好で、そのまま行ってしまいました。園内マップを見ながら歩いていたので、迷っているわけではなさそう。もしかしてハイキングコースという言葉をナメめてる…
乳頭山下の分岐に 51のような立ち杭ができていてビックリ(゜o゜) でも何に要注意なのかが書かれていないのはちょっと不親切というか…(乳頭山から東尾根へは直進ではなく、少し田浦方面へ進むということだと思いますが…)周りを見れば道標もあるので基本に忠実なら大丈夫でしょうけど、確認せずに中尾根へ進む人も多そうな分岐ですね。
東尾根では尾根道にシートを広げて弁当を食べている壮年グループに遭遇。近くに小ピークなどもあるのに… 尾根道横は斜面とかではなかったです。立ち止まれば何か言ってしまいそうなので、そのまま進んで行きました。
なんかむしゃくしゃした気分でしたが、中沢分岐に来ると下草が少ない。これも今の時期だからなのでしょうか。いつもならうっすら見えるぐらいの踏み跡がはっきりとした道に…
もう、これは行くしかないッ。お嬢にはお友達避けをいつも以上にして、いざ突入ッ!!
踏み跡はずっとはっきりしていて、途中にある分岐も迷うことなく進みます。道標は古い手製のものが朽ちて落ちてますので、分岐で迷いそうなときは足元に注意です。
沢沿いをずっと進むと1本目の丸太の木橋が。少し確かめたら頼りなかったので、お嬢は軽々と渡りましたが、自分たちは徒渉しました。(水はほとんどなかった。)
馬頭観音・六把峠分岐を過ぎると2本目の木橋が。こちらは先ほどよりもしっかりしていたので、相方は恐る恐る渡りましたが、自分はやはり安全を期して徒渉することに。なんせ鎌倉アルプスVRでの苦い思い出が蘇るので…
久々に土の道、そして沢沿いの道を独り占めして歩いていることでテンションの相方は、小さな段差を「ピョォ〜〜〜ン」といいながらジャンプするなど楽しんでました。相変わらずお嬢はクールな目でそれを見ていましたが(^^;
中沢も終わりに近づいたところで、初めてハイカーの方と遭遇。足元はゴム長。確かに中沢は長靴で歩いた方が理にかなっていると思いました。
沢が合流する少し前の地点ではツバキ尾根への登り口( 75)も確認でき、次回の楽しみが増えました。
時間的にも距離的にも短かったですが、三浦アルプスらしい箇所を歩けた事に満足でした。
を楽しむときは中尾根や南尾根、沢歩きを楽しむときは中沢や南沢と、狭い地域の中でいろいろな顔を持つ三浦アルプス。歩けば歩くほど懐が深い地域に魅了されていきます。
三浦アルプスの主だった尾根道などは今回で一応網羅できましたが、丸塚尾根・谷沢尾根・ツバキ尾根などはまだ未踏です。この時期なら藪も少なく道もわかりやすいし、なによりお嬢のお友達がお休み中なので、できれば春が来る前に歩いてみたいと思います。
コメント
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mamepapa さん
こんばんは
三浦アルプスは、こちらの尾根も面白そうですね。
倒木いっぱいの道も歩いてみたいです。
行きたい
hamburg
hamburgさん、コメありがとうございます。
三浦アルプスの好きなところは狭い地域の中にいろいろな要素を持っていることですね。今回の沢沿いもそうですが、緩やかな道もあれば
倒木三昧の道はお嬢は乗り越えられても人間がついて行けるか…でも楽しそうです。
季節によっても大きく顔を変えるので、奥多摩方面のアクセント付けとして来られるのもいいかもしれませんね。
まめぱぱさん、こんばんは
東逗子周辺の北尾根は、縄文以来の由緒ある道らしいですよ。
ピークを巻いていたり、いやに掘れていたりと、相模湾から東京湾への物流街道だったようです(東逗子辺りの谷戸は海だった)
そこで、罵倒観音出現!ってGJですね(苦笑
尾根線占領のオヤジ群
説明しても分からない人には分からない(爆笑
なお私は谷は避けていますので、ご様子は写真で伝わりましたナイスですー
Honocaさん、コメありがとうございます。
東逗子周辺まで海だったんですね。そうすると北尾根から海に降りて行けた…そんな感じなんでしょうか。
罵倒観音様がオヤジ群に説教してくれれば… しかし、団体だとどうしてあんなことが出来るのか不思議です。
雰囲気、伝わりましたか。珍しく相方のテンションが上がってました。まぁお嬢はいつも通りシラ〜としてましたが(^^;
詳しい記録ありがとうございます。行きたくなりますねー。
あの辺りの沢は南沢の下流部しか歩いていないので。
rinrinjiさん、コメありがとうございます。
中沢はお嬢一家にとっては季節限定なんですが、以前歩いた南沢沿いに比べて歩きやすい印象があります。また今回歩いたように東尾根側からだととにかく沢沿いに歩けばうなぎ淵分岐にたどり着けるので、ある意味安心して歩けます。
中尾根方面への枝道やツバキ尾根などこの地域にもまだ面白そうなルートがあるので、お友達が活発になる前にまた行ってみたいです。
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