穂高/涸沢(上高地から往復)
- GPS
- 13:05
- 距離
- 32.6km
- 登り
- 1,069m
- 下り
- 1,071m
コースタイム
- 山行
- 6:07
- 休憩
- 0:51
- 合計
- 6:58
- 山行
- 4:57
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 5:28
天候 | 9/19: 曇り、9/20: 雨後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
沢渡市営第二駐車場(足湯公園駐車場)を利用。700円/日。 駐車率は10%程度だった。 https://www.kamikochi.or.jp/access/sawando/ ◆沢渡・上高地間はバス利用(片道1300円) ・往路: 9/19 7:30 沢渡BT→8:05 上高地BT ・復路: 9/20 12:37 上高地BT→13:02 沢渡足湯公園前(定時では無いので臨時便か?) |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆道の状況 ・上高地〜横尾: 横尾までは平坦な林道であり登山装備でなくても楽しめる遊歩道。 ・横尾〜涸沢: 横尾から先は登山靴が必要な登山道になる。本谷橋の通過は問題無し。本谷橋以降落石注意箇所もあるが道迷いの可能性も低く歩きやすい径が続く。 ◆登山ポスト 上高地バスターミナルに登山ポストがあり、投函。横尾の登山指導所にも登山ポストあり。 ◆涸沢の水不足 涸沢の雪渓がほぼ消えており登山者(宿泊者を含め)用に飲料水の供給が出来ない状況であり、横尾か徳沢で必要な水は各自汲んでいく必要がある。横尾には十分な水量が確保されているので横尾で十分であった。 また想定外だが涸沢ヒュッテでチェックイン時に水500mLを頂戴した。いつも貰えるか解らないが必要以上に持参するのも体力の消耗になるので量は検討要件だ。 |
その他周辺情報 | ◆登山後の温泉 さわんど温泉 梓湖畔の湯で入湯(750円)。 弱アルカリ性の優しいお湯でした。 |
写真
感想
S原先輩の希望もあり奥穂高岳山行を計画したが残念ながら天候も良く無いので1日短縮して涸沢往復のみになった。紅葉も未だ未だ先の雰囲気だし、モルゲンロートも無し。ちょっと残念だったけれどこれも登山のうち。また準備して登りましょう。来年かな?
晴れ男の評判高いS原さんだけど本人が思い返すと日本アルプスに関しては雨が多いんだよなとの告白も往路の車中であった。僕としては一緒に縦走した屋久島で全部晴れた印象が強かったんだけど、これはこれで当たったのかも。今回は水を自分で上げないといけなかったので2kg程度荷が重くなってしまった。来年夏であればその心配も無いだろうし軽い荷で登れるだろう。
【1日目】湘南を3時に出発し、S原先輩をピックアップして圏央道・中央道を経由して沢渡へ。沢渡まで5-6時間は掛かっていた記憶なんだけど4時間で着く。これも圏央道の恩恵ですね。上高地に入るのも8年振りなので記憶も薄れているけれどいろいろなものがお洒落で小綺麗になっているのが新鮮だった。外国人の多さも印象的。そう言えば6月に会ったフランス人もバカンスを日本で3週間過ごし、そのうち1週間は上高地と言っていたっけ。今や世界のリゾートと言う訳だ。
上高地から横尾までは遊歩道のようなもの。1時間単位で明神、徳沢、横尾と刻めるので実に歩きやすい。徳沢は以前ものんびりするには気持ちの良い所だったけれどお洒落度は更にアップしていた。横尾からは本格的な登山道になるが屏風岩の裾を歩いているうちは未だ平坦だ。本谷橋を越えると勾配もキツくなる。それと引き換えに展望はどんどん開けて来てかつて槍へ登った横尾右俣から南岳カールも一望にできた。一応横尾で水は全部S原さんのザックから僕のザックに移しはしたのだが、S原さんは荷の重さもあってか本谷橋から歩速も落ちて上体も左に傾きちょっと不安な状態だ。事前に丹沢山等でトレーニングしていたそうで先週は日向薬師から大山に2時間ちょっとで登ったと話していたけれどやっぱり軽いザックで登るのとは訳が違うと再認識。
涸沢ヒュッテに着くと先ずは新館のフロントで受付。担当の方が支払いは1日単位で良いとのことなので1日分支払う。2日分支払うと翌日天候が悪くて下山と言う時でも返金できなくなるとのことだ。別館のグリンデルワルドと言う部屋をカーテンで区切って2室としているのでその奥を使わせて貰う。S原さんはかなりバテたようで暖かい紅茶を飲んで布団にくるまってしまった。僕は折角涸沢ヒュッテまで来たので売店で生ビールを頼みウッドデッキから霧雨の中周囲を展望する。涸沢小屋の裏手を登り獅子岩を上に見ながらトラバース気味に登りザイテングラートに取り付くと言うルートは良く解った。逆側の前穂北尾根は上部がガスに覆われていた。56のコルには雪渓を横切って取り付くと言われるがその雪渓が皆無。パッチ状にしか雪が残っていないと言うのは今年の少雪と猛暑を表しているのだろうけれど来年以降はどうだろうか。部屋に戻るとS原さんが明日はここで待っているから一人で登ってくれと言う。一晩寝れば疲れも取れますよと応えたが頑なだ。まあ天気もあるから明日の朝決めましょう。
【2日目】夜からずっとシトシトと降り続けている。天気予報的には上高地で9時には上がるとのことだがそんな時間から登り出すのも遅いし、どうせ展望は無い。tadoさんだけで登っておいでよ、とS原さんは言うけれど今回はここで下りても良いかと。登るには登れるだろうがそれだけでは満足できないので、もう1泊分は節約して次の機会に回しましょう、と言うことになった。少しでも遅い方がコンディションは良さそうなので7時出発とし雨具を着て出発。やはり一晩でかなり疲労も回復したのか下りは早いもの。1時間半も掛からずに本谷橋まで来た。案の定この頃には雨も上がったのでレインウェアも脱ぐ。横尾に出る頃にはかなり晴天も広がって明神、河童橋からの展望は昨日より良い位だった。でも山頂周辺にはずっとガスが纏わりついているので気は晴れる。まあこんなこともあるもんだ。
流石に平日なので上高地BTでも即バスに乗れたし、梓の湯も独占できた。帰りの高速も渋滞はごく少ない。改めて平日登山の快適さを感じた次第。このエリアも来るたびにまた来たいと思いながら足が遠ざかると言うのを繰り返しているけれど、来てみるとやっぱりまた来たいと思うものだ。また、リベンジ山行を計画しましょう。
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