記録ID: 5973423
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無雪期ピークハント/縦走
妙高・戸隠・雨飾
海谷三山からの越後の上高地(海谷渓谷)
2023年09月24日(日) [日帰り]
体力度
5
1泊以上が適当
- GPS
- 08:39
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,520m
- 下り
- 1,526m
コースタイム
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
利用時に駐車場利用届の提出が必要(管理棟の前にあるポストに入っているので、記入して隣のポストに投入) 私は初めてで、真っ暗な中到着したため、帰りに記入しました。 トイレあり。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所しかない感じです。 最初は林道を進み、その後駒ケ岳の登山道へ入っていきますが、結構下草がボーボーでした。 少し登ると梯子が出てきて、そこから本格的な急登となります。 標高900m〜1200mくらいを一気に登ります。 ロープがありますが、細いロープ1本のところはなるべく頼らず登りましょう。 駒ケ岳を過ぎると、激しく下って、また登り返してを2度繰り返し鬼ヶ面山へ。 この辺りからへつりや崖のトラバースなどが現れてきます。 落ちたら命がない場所が出てきます。 そして、鬼ヶ面山から鋸岳が核心です。 岩壁に梯子が固定されている箇所があり、しかもそこまでも崖のトラバース。 全く生きた心地がしません。 その後も山頂までロープが多数あります。 ロープとロープの間も結構際どい箇所もありますので、気を緩めず進みましょう。 鋸岳から下りて海谷渓谷へ下りる道は非常に分かりにくくなっているので、GPSを見ながらあたりをつけましょう。 一応赤テープがありました。 更に道はほぼなく、特に上部はピンクテープも落ちていたりで、あてになりません。 こちらもGPSを確認しながら下りていきましょう。 途中から赤テープが要所にあり、簡単に刈り払いもされているので、迷わなくなります。 渓谷まで下りると河原を下流へ向かって歩く訳ですが、今年は雨が少なかったせいか、河原の草が倒れず育って身長以上になっていました。 藪を進むか、濡れるのを覚悟で川に入るか、悩ましいところです。 私はなるべく河原を歩きましたが、最初から川を使えばもっと楽で速かったかなと思います。 また、所々水深も深いので、浅瀬を探して渡りましょう。 少なくとも3~4回は渡らないとたどり着けないと思います。 堰堤まで着いてしばらく行くと再度渡渉ポイントがあります。 ここは巨岩がごろごろしているところなので、基本岩の上を渡っていくのですが、落ちると怪我しますので、ここも慎重に。 色々書きましたが、気が休まるところがないくらい危険に満ちた山域となりますので、行かれる方はくれぐれもご注意ください。 |
写真
撮影機器:
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
サンダル
ザック
昼ご飯
行動食
飲料(3L中1L余り)
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
日焼け止め
携帯
サングラス
タオル
カメラ
ヘルメット
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感想
今回は新潟百名山の76座目駒ヶ岳と77座目鋸岳に行ってきました。
真ん中にある鬼ヶ面山と合わせて海谷三山と呼ばれていますが、そこを縦走後、越後の上高地と呼ばれている海谷渓谷に下って戻る周回ルートを選択しました。
かなりスキルが必要な山でリスクが高いため敬遠してきた部分もありますが、満を持しての挑戦となりました。
当日は夕方から予定があったので、日の出前の真っ暗な時間帯から登り始めました。
登ってみると、危険箇所の連続で、体力はもとより、精神力も削られました💦
代表写真の箇所は過去一で怖かったです。
ただ、幸いなことにこの日は空気が澄んでいて、かなり遠くの山まで見渡すことができました。
ずらっと並んだ北アルプスの山々は圧巻でした😄
海谷渓谷へのルートはほとんど使われてないようで、特に上部は道が分かりませんでした😅
河原も気持ちのよいところなのですが、歩く場所がないくらい藪が広がっていて、想定外に疲れました。
このコースはあまりにも難易度が高いので、もう来ないかもしれませんが、海谷渓谷へは紅葉の時期にまた来てみたいと思いました。
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コメント
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鬼ヶ面山は踏み跡はありませんでしたが、頂上は360度の展望でした。
(2015年10月15日)
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1206127.html
2019年10月下旬に行った時には山頂標識が取り付けられていました。
https://yamareco.org/modules/yamareco/upimg/207/2079650/413bc8c352f94b0e6257bf8b07372d8c.JPG
機会がありましたら、大神堂登山口から行ってみてください。
はじめまして。
コメントありがとうございます。
レコ拝見させていただきました。
紅葉の頃で北アルプスも冠雪も相まって素晴らしいですね。
鬼ヶ面山は山頂へ行けるのですね。
いつか紅葉の頃に大神登山口からリベンジしてみます!
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