また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 608141
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
甲斐駒・北岳

甲斐駒ヶ岳♪山の神が手招きしてくれた(竹宇駒ヶ岳神社から往復)

2015年03月28日(土) 〜 2015年03月29日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
39:00
距離
18.7km
登り
2,438m
下り
2,501m
歩くペース
ゆっくり
2.32.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目:尾白渓谷駐車場1:00→4:00笹ノ平分岐→6:40刃渡り→7:25刃利天狗→8:35五合目(仮眠)9:35→12:10七丈小屋…[11時間10分]
2日目:七丈小屋4:15→5:35八合目御来迎場→7:15甲斐駒ヶ岳7:30→8:30八合目御来迎場→9:15七丈小屋9:55→11:00五合目→12:05刃利天狗→12:50刃渡り→14:20笹ノ平分岐→16:20尾白渓谷駐車場→17:00尾白の湯…[12時間45分]
天候 1日目:晴れ
2日目:晴れのち小雪・小雨
過去天気図(気象庁) 2015年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 タクシー
(往路)
JR中央本線長坂駅→竹宇駒ヶ岳神社(北杜タクシー)\4,150…同乗者2名あり割り勘で\1,400

(復路)
尾白の湯→JR中央本線長坂駅(北杜タクシー)\3,950
予約できる山小屋
七丈小屋
他の方のレコに、「踏み抜きなし」の情報あり、意を決して黒戸尾根を再訪することにしました。前回と同じく中央線の終電で参ります!
2015年03月28日 00:32撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 0:32
他の方のレコに、「踏み抜きなし」の情報あり、意を決して黒戸尾根を再訪することにしました。前回と同じく中央線の終電で参ります!
長坂駅に着きました。ここからのタクシー、台数が足りないそうで同じく登山口を目指すお二方と相乗りになりました。割り勘でラッキーでしたね(^O^)
2015年03月28日 00:36撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 0:36
長坂駅に着きました。ここからのタクシー、台数が足りないそうで同じく登山口を目指すお二方と相乗りになりました。割り勘でラッキーでしたね(^O^)
駐車場で仮眠するというおふたりを残して即出発。
2015年03月28日 01:07撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 1:07
駐車場で仮眠するというおふたりを残して即出発。
この辺りはもう雪も氷もありません。
2015年03月28日 01:12撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 1:12
この辺りはもう雪も氷もありません。
前回、吹き溜まりに出会ってビバークしたあたりを過ぎ、ここまで雪はほとんどなし。
2015年03月28日 03:16撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
3/28 3:16
前回、吹き溜まりに出会ってビバークしたあたりを過ぎ、ここまで雪はほとんどなし。
ところどころ凍結が出始め、この辺りからチェーンアイゼン装着。
2015年03月28日 03:21撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
3/28 3:21
ところどころ凍結が出始め、この辺りからチェーンアイゼン装着。
笹ノ平分岐。眠くてつらい時間帯です。明るくなれば少しすっきりするはずなんだけど。
2015年03月28日 03:59撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 3:59
笹ノ平分岐。眠くてつらい時間帯です。明るくなれば少しすっきりするはずなんだけど。
いつものようにのろのろと登っていきます。今回のテーマの一つは体温調節をうまくやること。前回、汗をかいてしまい、休憩時に寒かったので。
2015年03月28日 04:22撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 4:22
いつものようにのろのろと登っていきます。今回のテーマの一つは体温調節をうまくやること。前回、汗をかいてしまい、休憩時に寒かったので。
このあたりもすっかり雪が減ってしまいました。
2015年03月28日 04:39撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
3/28 4:39
このあたりもすっかり雪が減ってしまいました。
おにぎり、大福、カロリーメイト、ゼリー…と小刻みに補給してみます。
2015年03月28日 04:41撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 4:41
おにぎり、大福、カロリーメイト、ゼリー…と小刻みに補給してみます。
ちょっと怖い感じの朝焼けでした。
2015年03月28日 05:06撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 5:06
ちょっと怖い感じの朝焼けでした。
前回の撤退地点かな?ここまで4時間ちょっと。
2015年03月28日 05:18撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 5:18
前回の撤退地点かな?ここまで4時間ちょっと。
待ち望んでいた朝。体調もいいし、眠気さえ吹っ飛べば大丈夫!
2015年03月28日 05:31撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 5:31
待ち望んでいた朝。体調もいいし、眠気さえ吹っ飛べば大丈夫!
トレース周辺の雪はキタナイですが、固くしまって歩きやすい。
2015年03月28日 05:50撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 5:50
トレース周辺の雪はキタナイですが、固くしまって歩きやすい。
鳳凰三山方面
2015年03月28日 06:12撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 6:12
鳳凰三山方面
おっ!ついに刃渡りだ。
2015年03月28日 06:38撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 6:38
おっ!ついに刃渡りだ。
凍っていますが、特に問題ありません。
2015年03月28日 06:39撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 6:39
凍っていますが、特に問題ありません。
八ヶ岳が見渡せます。
2015年03月28日 06:43撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 6:43
八ヶ岳が見渡せます。
2015年03月28日 06:43撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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2015年03月28日 06:44撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 6:44
振り返って、刃渡り付近で最も恐ろしいポイント…ですよね?北側(左)の岩の陰を通ればなんてことないのですが、雪があって南側を間違えて通り、滑ったりしたら…(激汗)
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振り返って、刃渡り付近で最も恐ろしいポイント…ですよね?北側(左)の岩の陰を通ればなんてことないのですが、雪があって南側を間違えて通り、滑ったりしたら…(激汗)
いよいよ、黒戸尾根らしい階段・クサリ場が始まります。ここを登れば刃利天狗だったな。
2015年03月28日 07:15撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 7:15
いよいよ、黒戸尾根らしい階段・クサリ場が始まります。ここを登れば刃利天狗だったな。
ピッケルとクサリの両方を扱うのがどうもまだ危なっかしい。持ち替えなきゃならないときとか、怖い。
2015年03月28日 07:23撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 7:23
ピッケルとクサリの両方を扱うのがどうもまだ危なっかしい。持ち替えなきゃならないときとか、怖い。
刃利天狗。まだ埋まっています。
2015年03月28日 07:27撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 7:27
刃利天狗。まだ埋まっています。
ここからの静かな森の雰囲気、好きです。樹木があまり高くなくて明るく、雪もまださらさらな感じ。
2015年03月28日 08:09撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
3/28 8:09
ここからの静かな森の雰囲気、好きです。樹木があまり高くなくて明るく、雪もまださらさらな感じ。
こんなに近くまで来た。
2015年03月28日 08:28撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 8:28
こんなに近くまで来た。
どこまで行けるだろう?いや、どこで引き返すかを考えなきゃ。
2015年03月28日 08:34撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 8:34
どこまで行けるだろう?いや、どこで引き返すかを考えなきゃ。
となりの尾根ですが…
2015年03月28日 08:34撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 8:34
となりの尾根ですが…
氷瀑が見えました。近くで見てみたい。
2015年03月28日 08:35撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 8:35
氷瀑が見えました。近くで見てみたい。
五合目に着きました。すでに出発して8時間。しかもほとんど休憩していない…ここでテントを張らせてもらい、3〜4時間くらい眠って、夕方までに帰るという手もあるな。
2015年03月28日 09:11撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 9:11
五合目に着きました。すでに出発して8時間。しかもほとんど休憩していない…ここでテントを張らせてもらい、3〜4時間くらい眠って、夕方までに帰るという手もあるな。
とりあえずマットの上に横になり、どうしようか考えているうちに眠りにおち、1時間経過。風もなく、まったく寒さを感じませんでした。
2015年03月28日 09:11撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 9:11
とりあえずマットの上に横になり、どうしようか考えているうちに眠りにおち、1時間経過。風もなく、まったく寒さを感じませんでした。
仮眠したらすごく体が軽くなった!よし、小屋を目指そう。あったかいところで寝たほうがいいに決まってる。ここで10本爪に履き替えます。
2015年03月28日 09:34撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 9:34
仮眠したらすごく体が軽くなった!よし、小屋を目指そう。あったかいところで寝たほうがいいに決まってる。ここで10本爪に履き替えます。
ここはそれほどでもないですが、この上のクサリ場が怖かった。
2015年03月28日 09:52撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 9:52
ここはそれほどでもないですが、この上のクサリ場が怖かった。
崖をよじ登ると、しばしなだらかな尾根歩き。樹木の背丈がさらに低くなってきます。
2015年03月28日 10:28撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 10:28
崖をよじ登ると、しばしなだらかな尾根歩き。樹木の背丈がさらに低くなってきます。
2015年03月28日 10:54撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
3/28 10:54
また氷瀑だ。結構あちこちにある。
2015年03月28日 10:54撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 10:54
また氷瀑だ。結構あちこちにある。
つり橋
2015年03月28日 11:01撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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つり橋
心肺機能が貧弱なようで、標高2000mを超えてくるとかなりしんどくなります。
2015年03月28日 11:34撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 11:34
心肺機能が貧弱なようで、標高2000mを超えてくるとかなりしんどくなります。
20mごとに立ち止まる感じ。
2015年03月28日 11:35撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 11:35
20mごとに立ち止まる感じ。
小鳥の声に耳を傾けながら、呼吸を整えます。
2015年03月28日 11:52撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 11:52
小鳥の声に耳を傾けながら、呼吸を整えます。
おもちゃのような高度計ですが、プラスマイナス50mくらいの精度はあるようです。確か、小屋は2380mだったな。
2015年03月28日 11:54撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 11:54
おもちゃのような高度計ですが、プラスマイナス50mくらいの精度はあるようです。確か、小屋は2380mだったな。
着いてしまいました。出発して11時間。この後どうするかなんて、考えられません。とにかく休みたい。
2015年03月28日 12:11撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 12:11
着いてしまいました。出発して11時間。この後どうするかなんて、考えられません。とにかく休みたい。
第2小屋へ案内されました。第1小屋は入り口が除雪されておらず、管理人さん専用になっているようです。
2015年03月28日 13:31撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 13:31
第2小屋へ案内されました。第1小屋は入り口が除雪されておらず、管理人さん専用になっているようです。
この日の宿泊者はガイド登山一行4名とカップル、それに私の7名でした。どうも私だけ観光客のようで場違いだ(笑)
2015年03月28日 14:22撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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この日の宿泊者はガイド登山一行4名とカップル、それに私の7名でした。どうも私だけ観光客のようで場違いだ(笑)
数は多くないものの、小屋に立ち寄りもせずに登っていく人々、明日早朝の山頂アタックの打ち合わせをする人々…自分はどうしようか。
2015年03月28日 14:22撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 14:22
数は多くないものの、小屋に立ち寄りもせずに登っていく人々、明日早朝の山頂アタックの打ち合わせをする人々…自分はどうしようか。
小屋でゆっくり過ごして、明日は早起きしてゆっくり帰ろう♪
2015年03月28日 14:23撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 14:23
小屋でゆっくり過ごして、明日は早起きしてゆっくり帰ろう♪
山頂から降りてきた人に話を聞いたりして暇をつぶす。「今日は風もなくてよかったですよ。道も、夏道より登りやすいくらい。」
2015年03月28日 14:25撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 14:25
山頂から降りてきた人に話を聞いたりして暇をつぶす。「今日は風もなくてよかったですよ。道も、夏道より登りやすいくらい。」
寝床に入ったり出たりしながら、改めてコースタイムの見積もりをしてみる。2年前、夏道でもここから山頂まで4時間かかった。朝4時に起きたとしても、小屋に戻ってくるのは昼近い。
2015年03月28日 14:27撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 14:27
寝床に入ったり出たりしながら、改めてコースタイムの見積もりをしてみる。2年前、夏道でもここから山頂まで4時間かかった。朝4時に起きたとしても、小屋に戻ってくるのは昼近い。
気圧が低いせいか、よく眠れない。1時間ごとに鳳凰三山を定点観測して過ごす。
2015年03月28日 16:43撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 16:43
気圧が低いせいか、よく眠れない。1時間ごとに鳳凰三山を定点観測して過ごす。
それに頭もおかしくなってるみたい。なんで山頂までの道のことを考えているんだ(笑)
2015年03月28日 16:59撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 16:59
それに頭もおかしくなってるみたい。なんで山頂までの道のことを考えているんだ(笑)
ここからの下りはどれくらい見ておけばいいだろう?登りは仮眠を除いて10時間。ならば7時間ではどうか。竹宇17時とすると、10時までならこの辺で遊べる。
2015年03月28日 17:56撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 17:56
ここからの下りはどれくらい見ておけばいいだろう?登りは仮眠を除いて10時間。ならば7時間ではどうか。竹宇17時とすると、10時までならこの辺で遊べる。
鳳凰三山がピンクになることを期待しましたが、ちょっと雪が少ないようですね。
2015年03月28日 17:57撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/28 17:57
鳳凰三山がピンクになることを期待しましたが、ちょっと雪が少ないようですね。
翌朝、ガイド登山のみなさんと一緒に4時前に起床。決めた。3時間だけ。7時半に必ず引き返す。
2015年03月29日 04:21撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 4:21
翌朝、ガイド登山のみなさんと一緒に4時前に起床。決めた。3時間だけ。7時半に必ず引き返す。
東の空が明るくなってくる中、急斜面を直登していきます。
2015年03月29日 04:50撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 4:50
東の空が明るくなってくる中、急斜面を直登していきます。
荷物を半分、小屋に置いてきたので軽い。思ったよりも快調。
2015年03月29日 05:06撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 5:06
荷物を半分、小屋に置いてきたので軽い。思ったよりも快調。
清々しい。空気の冷たさも気持ちがいい。
2015年03月29日 05:06撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 5:06
清々しい。空気の冷たさも気持ちがいい。
2015年03月29日 05:14撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 5:14
2015年03月29日 05:15撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 5:15
ハイマツさんをできるだけよけながら、ひたすら直登します。
2015年03月29日 05:22撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 5:22
ハイマツさんをできるだけよけながら、ひたすら直登します。
八合目の御来迎場には間に合いませんでしたが、美しい日の出を見ることができました。
2015年03月29日 05:33撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 5:33
八合目の御来迎場には間に合いませんでしたが、美しい日の出を見ることができました。
北岳が雲を作ってる。
2015年03月29日 05:38撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 5:38
北岳が雲を作ってる。
朝の幻想的な雰囲気の中、一歩一歩登ってみます。
2015年03月29日 05:38撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 5:38
朝の幻想的な雰囲気の中、一歩一歩登ってみます。
八合目に着きました。
2015年03月29日 05:38撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 5:38
八合目に着きました。
今日は穏やかでも、この雪庇。少しでも天気が崩れれば、恐ろしい世界に違いありません。
2015年03月29日 05:45撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 5:45
今日は穏やかでも、この雪庇。少しでも天気が崩れれば、恐ろしい世界に違いありません。
もう、本当に満足。ここまで来た甲斐は十分あった。
2015年03月29日 05:45撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 5:45
もう、本当に満足。ここまで来た甲斐は十分あった。
剣が刺さった大岩が見えてきました。
2015年03月29日 05:58撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 5:58
剣が刺さった大岩が見えてきました。
あれ、岩に挟まりながら登るところはどこだった?
2015年03月29日 06:18撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 6:18
あれ、岩に挟まりながら登るところはどこだった?
今日は午後から雨の予報ですが、まだしばし時間があるようです。
2015年03月29日 06:32撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
5
3/29 6:32
今日は午後から雨の予報ですが、まだしばし時間があるようです。
鳳凰三山もぐっと近くに見えます。高さは観音を超えてきたかな?
2015年03月29日 06:32撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 6:32
鳳凰三山もぐっと近くに見えます。高さは観音を超えてきたかな?
山頂でご来光を迎えた方がちらほら降りてきます。
2015年03月29日 06:32撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
8
3/29 6:32
山頂でご来光を迎えた方がちらほら降りてきます。
「山頂からここまで何分くらいでした?」とお兄さんに聞いてみた。彼は「(なんでそんなこと聞くの?)」という顔をして「えっ?ここからもう5分とか10分くらいですよ。あそこに祠がみえるじゃないですか」
2015年03月29日 06:55撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 6:55
「山頂からここまで何分くらいでした?」とお兄さんに聞いてみた。彼は「(なんでそんなこと聞くの?)」という顔をして「えっ?ここからもう5分とか10分くらいですよ。あそこに祠がみえるじゃないですか」
4時間という思い込みから、あと1時間以上は絶対にかかるはず、と思っていた。
「本当だ。無我夢中で全然気づかなかった(笑)どこで引き返そうかと。もう行くしかないですね」
2015年03月29日 07:00撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 7:00
4時間という思い込みから、あと1時間以上は絶対にかかるはず、と思っていた。
「本当だ。無我夢中で全然気づかなかった(笑)どこで引き返そうかと。もう行くしかないですね」
「そうですよ〜頑張ってください!」
「ありがとう♪」
2015年03月29日 07:00撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 7:00
「そうですよ〜頑張ってください!」
「ありがとう♪」
信じられない。
2015年03月29日 07:07撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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信じられない。
本当に、
2015年03月29日 07:07撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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本当に、
行けちゃうんだ…
2015年03月29日 07:07撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
7
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行けちゃうんだ…
ウソみたい…現実なのか?
2015年03月29日 07:15撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 7:15
ウソみたい…現実なのか?
なんだこの写真は?合成?(笑)
2015年03月29日 07:17撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 7:17
なんだこの写真は?合成?(笑)
ガスがかかってきたのはちょっと残念でしたが、
2015年03月29日 07:21撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 7:21
ガスがかかってきたのはちょっと残念でしたが、
風はほとんどなく、穏やか。
2015年03月29日 07:21撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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風はほとんどなく、穏やか。
すっかり忘れていた燃料補給をしてから帰ります。
2015年03月29日 07:23撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 7:23
すっかり忘れていた燃料補給をしてから帰ります。
ここだった!冬道はステップになっていて、岩場よりも楽に登れます。高度感はあるので怖いですが。
2015年03月29日 07:57撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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ここだった!冬道はステップになっていて、岩場よりも楽に登れます。高度感はあるので怖いですが。
振り返って、真ん中へんがさっきの場所。
2015年03月29日 08:09撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 8:09
振り返って、真ん中へんがさっきの場所。
八ヶ岳を望む
2015年03月29日 08:14撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 8:14
八ヶ岳を望む
ここだけちょっと怖かった。
2015年03月29日 08:21撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 8:21
ここだけちょっと怖かった。
気温がぐんぐん上がり、雪の表面が解け始めました。これが凍ったら、つるんつるんの恐ろしいアイスバーンの出来上がりでしょうね、
2015年03月29日 08:28撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 8:28
気温がぐんぐん上がり、雪の表面が解け始めました。これが凍ったら、つるんつるんの恐ろしいアイスバーンの出来上がりでしょうね、
八合目まで帰ってきました。
2015年03月29日 08:29撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 8:29
八合目まで帰ってきました。
すぐ下にテントが見えます。
2015年03月29日 08:36撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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すぐ下にテントが見えます。
2015年03月29日 08:36撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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第2テント場。1張分だけ除雪してありました。
2015年03月29日 08:58撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 8:58
第2テント場。1張分だけ除雪してありました。
予定より早く小屋に戻り、荷物を元通りにしてから出発。
2015年03月29日 09:43撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 9:43
予定より早く小屋に戻り、荷物を元通りにしてから出発。
帰りはここからチェーンアイゼンに交換。
2015年03月29日 09:52撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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帰りはここからチェーンアイゼンに交換。
荷物は重いけれど、なんだかふわふわした気分で帰ります。
2015年03月29日 10:22撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 10:22
荷物は重いけれど、なんだかふわふわした気分で帰ります。
五合目に戻ってきました。今日はすでに出発して7時間近く経過。
2015年03月29日 11:02撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 11:02
五合目に戻ってきました。今日はすでに出発して7時間近く経過。
ここから「下山道を登る」のはつらいです。
2015年03月29日 11:12撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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ここから「下山道を登る」のはつらいです。
まあ、ゆっくり行こう。笹ノ平で夜になってもいいや。この辺で小雪がちらついてきました。
2015年03月29日 11:42撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 11:42
まあ、ゆっくり行こう。笹ノ平で夜になってもいいや。この辺で小雪がちらついてきました。
刃利天狗。雪がボタンになってきたので、雨具に着替えます。
2015年03月29日 12:06撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 12:06
刃利天狗。雪がボタンになってきたので、雨具に着替えます。
ザックの尻にカバーが内蔵されていた!(笑)
2015年03月29日 12:12撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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ザックの尻にカバーが内蔵されていた!(笑)
刃利天狗の下でピッケルもお役御免、ストックに交代します。暑かったので素手でピッケルを握ったりしてましたが、いけません。血だらけです。
2015年03月29日 12:29撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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刃利天狗の下でピッケルもお役御免、ストックに交代します。暑かったので素手でピッケルを握ったりしてましたが、いけません。血だらけです。
刃渡り、疲れていたので下りは怖かった。疲れていてもミスをしない、なんて自信は持てませんよね。慎重に慎重に行きました。
2015年03月29日 12:50撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 12:50
刃渡り、疲れていたので下りは怖かった。疲れていてもミスをしない、なんて自信は持てませんよね。慎重に慎重に行きました。
このあたりから小雨に。
2015年03月29日 13:06撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 13:06
このあたりから小雨に。
雨の中、聴力検査の音のような、すごく周波数が高くてきれいな鳥の声…姿をちょっと見せてくれないかな。
2015年03月29日 13:49撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 13:49
雨の中、聴力検査の音のような、すごく周波数が高くてきれいな鳥の声…姿をちょっと見せてくれないかな。
いつも見守っていただき、ありがとうございます。
2015年03月29日 14:01撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 14:01
いつも見守っていただき、ありがとうございます。
笹ノ平。幸い、雨はそれほど強くならず。
2015年03月29日 14:21撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 14:21
笹ノ平。幸い、雨はそれほど強くならず。
2015年03月29日 14:43撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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2015年03月29日 15:55撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
3/29 15:55
だいたい、思った通りのタイムで帰って来れました。
2015年03月29日 16:09撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 16:09
だいたい、思った通りのタイムで帰って来れました。
雨の予報のため、今日は早朝出発でピストンの1名の方のみ。駐車場はがらんとしています。山頂から降りてきたのは私が確実に最後。
2015年03月29日 16:21撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 16:21
雨の予報のため、今日は早朝出発でピストンの1名の方のみ。駐車場はがらんとしています。山頂から降りてきたのは私が確実に最後。
北沢峠から来る人がなければ、今頃黒戸尾根には小屋の管理人さんしかいないことになります。
2015年03月29日 16:47撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 16:47
北沢峠から来る人がなければ、今頃黒戸尾根には小屋の管理人さんしかいないことになります。
今日はお風呂に入ってから帰ります。
2015年03月29日 16:48撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 16:48
今日はお風呂に入ってから帰ります。
登頂おめでとう♪我慢できなくて写真撮るの忘れて食べちゃいました。
2015年03月29日 18:26撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 18:26
登頂おめでとう♪我慢できなくて写真撮るの忘れて食べちゃいました。
御馳走様でした。
2015年03月29日 18:27撮影 by  COOLPIX S3600, NIKON
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3/29 18:27
御馳走様でした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 アウター手袋 防寒着 雨具 ゲイター ザック 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS 筆記用具 ガイド地図(ブック) ファーストエイドキット 保険証 携帯 時計 タオル 着替え ガスカートリッジ コンロ コッヘル ストック カメラ テント テントマット シェラフ ピッケル

感想

前回よりは上の方まで行けるかな、と思いながらも同じように「黒戸尾根ハイキング」のつもりで再訪。ところが、あれよあれよという間にとんでもないことをしてきてしまいました。

今回、非力な私が登頂できてしまったのは、雪の状態や天候などの好条件が揃ったためです。このレコを見て「自分にもできる!」と思った方、「いや、雪山は恐ろしいところだ」と思い直すのを忘れないでくださいね。

それでも、無理せずに何度か通ってみたら…いつかきっと、あなたにも山の神がご褒美をくれる日が来るに違いありません。

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コメント

黒戸尾根、お疲れ様でした!
hiyopaさん、こんばんわ!

甲斐駒登頂、オメデトウございます

見事なリベンジですね〜 (前回のレコさっき見ました)
仮眠でのエネルギー回復は大事ですね。

下山後の冷奴&ビール&唐揚げは、さぞ美味しかったでしょうね〜
2015/4/16 19:06
Re: 黒戸尾根、お疲れ様でした!
doritos さん、こんばんは♪

いやあ、私にとっては畏れ多すぎてリベンジなんてとても言えないです…f(^^;)
白い甲斐駒はただただ、憧れでした。本当に、たまたま条件が良くて導かれてしまった、という感じなんですよ。

もし五合目で眠りに落ちてなかったら、疲れたからもうこのへんにしよう、と帰っていた可能性大です。

本当は泊まってゆっくり飲めるといいんですけどねえ 美味しかったですが、その日のうちに帰らねばならないので忙しすぎました
2015/4/16 21:06
感動モノですね
初めまして。
3月末に黒戸、一泊刻んで登ろうかと思い、hiyopaさんのこのレコを拝見しました。
写真のコメント、自分が登っているような臨場感があって良かったです。
写真 71のコメント、笑ってしまいました。
私は初めて黒戸から登った時は逆に、「あれがピークに違いない…」→偽ピーク(笑)を何度も繰り返しました。
hiyopaさんは逆にラッキーだったのではないでしょうか?
私もhiyopaさんのように山頂を踏んで、絶景を目の当たりにし、無事下山したいものです。
2016/2/3 21:10
Re: 感動モノですね
tomhig さん、こんばんは♪コメントありがとうございます。

実は私も来週あたりまた行ってみようかなと思って、過去レコを見ていたところでした。
普通、こんな古いレコにコメントいただいてもすぐには気づかないと思いますが、びっくりです

あれから1年近く経つのですね。雪の南アルプスに登頂なんて…47歳になって自分の人生にこんなことが起こるんだ と呆然としてしまうくらい、衝撃的な体験でした。私は登山経験も、特別な技術も体力もないもので。。。

ダメ元、とよくいいますが、それでもある程度は狙っているものでしょう?でも私の場合は本当に途中まででもいいや、という感覚でした。その結果が偽ピークの反対の「いつの間にかピーク」だったわけです(笑)

一歩踏み出した雪山へのチャレンジでしたが、本当に貴重な経験でした。雪の状態が刻々と変わる様を改めて感じ取ることができましたし、もちろん絶景も。

tomhig さんは経験も体力もお持ちのようですので私が心配することもないと思いますが、ぜひお気をつけて、欲張らずに行ってきてくださいね。よかったらこの間の年末年始のレコもありますのでご参考まで。今シーズンの様子はまただいぶ違うと思います。tomhig さんのレコも楽しみにしています
2016/2/3 23:01
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この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 甲斐駒・北岳 [2日]
甲斐駒ヶ岳〜黒戸尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

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