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Yamareco

記録ID: 614024
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

毛勝山 200名山完登記念、現役・OB混成部隊で 標高差1700mの雪渓はきつい!

2014年05月31日(土) 〜 2014年06月01日(日)
 - 拍手
Rauch その他9人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:34
距離
16.6km
登り
2,137m
下り
2,129m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
9:39
休憩
2:40
合計
12:19
距離 16.6km 登り 2,137m 下り 2,146m
4:37
5
4:46
4:47
65
5:52
5:55
51
6:46
6:47
36
7:23
7:51
166
11:22
11:48
15
12:03
13:00
19
13:19
13:25
23
15:00
10
15:10
15:11
21
15:32
15:41
47
16:28
16:29
4
16:56
片貝山荘
標高差1700mの雪渓歩きです。残雪期に好天に恵まれると幸せになれます。
いろいろ危険ですので、初心者、雪渓歩きの未経験者の単独又はパーティにはお勧めしません。

片貝山荘利用申請書(必届出)
http://www.city.uozu.toyama.jp/download/svDLAplDtl.aspx?servno=11 
片貝山荘、電気はありますが水がありません。手動ポンプが動かなければバケツをロープでおろして、下の川から汲み上げます。(2014・6現在)

この時期では積雪などにより片貝第4発電所付近までしか入れない場合があります。発電所付近より片貝山荘までは徒歩40〜50分程ですが、宴会用の食料と酒を担いで歩くのはしんどいです。なお、発電所から先が通行止めでも雪の塊を避けながら車で行ける場合があります。現地で偵察してみる価値はありますがお気をつけて。

片貝山荘付近の駐車スペースは橋の手前、上部に数台程度あります。
工事車両が上がってくる場合があるので、道路上には止めないように。
*山荘へ渡る橋の上は駐車禁止*私たちも荷卸しの後はちゃんと橋の上から移動しました。
天候 ものすごい快晴☀
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
毛勝山(けかつやま・けかちやま)
北陸自動車道魚津ICから県道三ケ・吉島線(県道52・132)を片貝川に沿ってさかのぼる。
この時期は普通片貝第4発電所までしか入れないことが多いが、5月末ならこの先片貝山荘まで行ける場合があります。道路状況をよく確認してください。
コース状況/
危険箇所等
残雪期期間限定、標高差1700mのこのルート。
出だしからデブリがお出迎えになり、ボーサマのコルまでず〜と雪渓を登ります。
天気や雪の状態がよければ何の問題もなく最高ですが、この谷は全域危険個所です。
三又から上部はかなり急になり、特にコル下部の急傾斜となります。今回はアイゼンが気持ちいいくらいの状態で問題なかったのですが、状況によっては下りられない人もいるでしょうし、滑落すれば止らない場合もあるでしょう。
ここへ行こうとする方ならよくお分かりのことと思いますので、ピッチごとの詳細は省略します。
その他周辺情報 温泉は高速IC付近にいっぱいあります。お好みでどうぞ。
私たちが帰りに寄ったのは満天の湯でした。
ここ温泉かなぁ?スーパー銭湯って書いてあるけど、どこにも「天然温泉」とか「源泉かけ流し」って書いてなかったぞ。
http://www.manten-yu.co.jp/uozu/
東京・青森からの参加者と待ち合わせの、第4発電所から片貝山荘方向を望む
この先行けそうです
東京・青森からの参加者と待ち合わせの、第4発電所から片貝山荘方向を望む
この先行けそうです
第4発電所方向を見る
第4発電所方向を見る
一応ゲート前で通行止になっていますが
ゲートは開いていて通れます
一応ゲート前で通行止になっていますが
ゲートは開いていて通れます
片貝山荘へ渡る橋の上から
片貝山荘へ渡る橋の上から
片貝山荘
荷卸しの後は車を駐車スペースに移動
片貝山荘
荷卸しの後は車を駐車スペースに移動
手動ポンプで水をくみ上げ奮闘中
うまく作動しない アセアセ
手動ポンプで水をくみ上げ奮闘中
うまく作動しない アセアセ
ポンプをあきらめバケツをひもでくくって下の川からくみ上げます
ポンプをあきらめバケツをひもでくくって下の川からくみ上げます
で、2F大広間で宴会中
前夜祭 明日の健闘を祈念して
で、2F大広間で宴会中
前夜祭 明日の健闘を祈念して
3人のOB
でき上がってます
3人のOB
でき上がってます
翌朝、片貝山荘を出発
飲みすぎた〜
平服の人は差し入れに来た地元の元会員
翌朝、片貝山荘を出発
飲みすぎた〜
平服の人は差し入れに来た地元の元会員
堰堤手前からデブリが出てきます
堰堤手前からデブリが出てきます
アイゼンをつけるひと
65歳に見える?
アイゼンをつけるひと
65歳に見える?
片端からデブリの山を越える
片端からデブリの山を越える
二又、大明神沢出合
谷に入ればまだ日は当たらず
遠くの人からスケールを想像してください
延々と雪渓が続きます
二又、大明神沢出合
谷に入ればまだ日は当たらず
遠くの人からスケールを想像してください
延々と雪渓が続きます
三又です
装備の調整休憩
仲間の中にはスキーをコルまで担ぎ上げる者も
三又です
装備の調整休憩
仲間の中にはスキーをコルまで担ぎ上げる者も
かなり登ったのにまだ谷に日は差し込まず
ソフトシェルを着てちょうどいいくらい
かなり登ったのにまだ谷に日は差し込まず
ソフトシェルを着てちょうどいいくらい
写真では近くに見えますがコルははるかかなたで、ここから傾斜が急になります
こっからが長いんです つらいんです
ひたすらアイゼン効かして登る登る
写真では近くに見えますがコルははるかかなたで、ここから傾斜が急になります
こっからが長いんです つらいんです
ひたすらアイゼン効かして登る登る
(青)先輩頑張ってくらはいよ
(赤)お、おう
(青)先輩頑張ってくらはいよ
(赤)お、おう
(赤)70歳になってるのになんでこんなことさせられるんや
(青)自分が行きたいって言ったんでしょうが…
(赤)70歳になってるのになんでこんなことさせられるんや
(青)自分が行きたいって言ったんでしょうが…
そして65歳は70歳を置いてゆくのでした
そして65歳は70歳を置いてゆくのでした
かっこつける70歳と65歳
実際は息絶え絶え
かっこつける70歳と65歳
実際は息絶え絶え
まだ登るんか〜
登っても登ってもコルが近づかん
日が差すころいよいよ核心部に
かなりの急傾斜です
登っても登ってもコルが近づかん
日が差すころいよいよ核心部に
かなりの急傾斜です
振り返れば日本海が見える
振り返れば日本海が見える
後続のOBがちょっと遅れだした
君らが早すぎるんや〜
後続のOBがちょっと遅れだした
君らが早すぎるんや〜
いかにスケールでかいか
しかもかなり急
でもアイゼン気持ちよく効きます
ピッケルはアルペン刺しのままダブルストックでここまで来ました
ストックのままで行くぞ〜
いかにスケールでかいか
しかもかなり急
でもアイゼン気持ちよく効きます
ピッケルはアルペン刺しのままダブルストックでここまで来ました
ストックのままで行くぞ〜
さらに1時間後やっとボーサマのコル到着
ブッシュをかき分けたらドドーン
剱岳をバックに65歳のR
さらに1時間後やっとボーサマのコル到着
ブッシュをかき分けたらドドーン
剱岳をバックに65歳のR
毛勝山頂上の横の雪の上にザックを置いて…
みんなどこ行ったん?
毛勝山頂上の横の雪の上にザックを置いて…
みんなどこ行ったん?
ライチョウもいました
ヨーロッパでは食べるんですね
1
ライチョウもいました
ヨーロッパでは食べるんですね
2匹になった
ご夫婦?
2匹になった
ご夫婦?
剱岳
若いころ、積雪期に剱沢〜真砂沢〜八ッ峰〜剱本峰を越えて室堂まで単独縦走したなんて夢のよう
剱岳
若いころ、積雪期に剱沢〜真砂沢〜八ッ峰〜剱本峰を越えて室堂まで単独縦走したなんて夢のよう
本日のメンバー
三角点は日当たり良好で雪がない
毛勝山をもって二百名山完登の仲間を祝福
本日のメンバー
三角点は日当たり良好で雪がない
毛勝山をもって二百名山完登の仲間を祝福
帰りは三々五々
(後輩)スキーでお先に〜
帰りは三々五々
(後輩)スキーでお先に〜
シニア組はヘロヘロ
シニア組はヘロヘロ

感想

古くからの岳友の200名山完登達成山行におつきあい。
所属山岳会のOBとして、現役若手メンバーとともに楽しんできました。
標高差1700mの雪渓登り、12時間労働は年寄にはきつかった。が、何とか登り切りました。コルで現役若手を待たせちゃった。すんません。

我々年寄はもう昔の体力、気力、バランス力はないのですから、無理してはいけません。行けるところ対応できる季節に今まで行きそびれていた山をこつこつと地道にやっていきたいと思いました。

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