韓国岳(霧島連山)
- GPS
- 06:09
- 距離
- 10.3km
- 登り
- 701m
- 下り
- 693m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2023年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
硫黄山の火山活動の影響で、通行止めの箇所は日々更新されますので、えびのエコミュージアムセンターのホームページなどで事前に確認されてください。 新燃岳の火山活動の影響で獅子戸岳、新燃岳、中岳は入山禁止。 木製階段の一部が損壊し、傾いている箇所多し。 特に韓国岳山頂への階段は注意が必要。 |
その他周辺情報 | センター駐車場は1日500円。午前8時半より早く入場した場合、帰りに精算となります。きれいなトイレ(シャワートイレは奥に1台)が完備されています。下山後、ブーツを洗うスペース(ブラシも)あります。 西郷どんが長期間逗留したと伝わる白鳥温泉上湯が霧島バードライン沿いにあります。加久藤カルデラを眼下に収めることができる露天風呂と、珍しい天然サウナを楽しめます。優しい常連さんが、サウナの楽しみ方を指南してくださいます。 |
写真
感想
日本百名山霧島山の最高峰韓国岳(からくにだけ。1700m)登山を計画するも、荒天のため延期。今日は、1か月ぶりの山行となりました。
九州自動車道を南下、人吉ーえびの間にある加久藤トンネルを抜けると、韓国岳の雄大な山容が目に飛び込んできました。
麓から韓国岳を見上げると、荒天サインとなる笠雲がかかっています。ヤマテンの晴れ予報を信じて、えびのエコミュージアムセンター駐車場(1185m)に向かうことにします。道中、白鳥神社に今日の安全登山を祈願します。
センター駐車場に到着すると、雪化粧した韓国岳が眼前に迫り、辺り一面には硫黄臭が漂っていました。韓国岳と硫黄山を撮影。気温はマイナス2度、風もやや強かったので、しばらく車内で待機。午前8時半頃、御日様が顔を出してくれました。山から「登っていいよ」のサインが出たかのよう。服装は、ベースレイヤー、ソフトシェル、ダウンベスト、GORE-TEXのハードシェルの四枚重ねで登山開始。
つつじヶ丘登山口は、センター駐車場から霧島道路(小林えびの高原牧園線。鹿児島県側:県道1号)を300mくらい下った左側にあります。初めてだと分かりにくいかもしれません。登山ポストは登山口に設置されています。
登山口から霧氷のアカマツの森を進みます。約7000年前に噴火した火山の荒地は、長い年月を経て土壌豊かなブナ・コナラの森となったとのこと。涸れた沢をいくつも越えて「えびの分かれ」から大浪池(1411m)方面へ。岩がゴロゴロした急坂を登り、キリシマミツバツツジの霧氷のトンネルをてくてく歩きます。湖面は濃いブルーで、大浪池園地休憩所からは韓国岳と大浪池の絶景を楽しむことができます。
大浪池外輪の周回が終わり、韓国岳避難小屋付近の分岐点からしばらく進むと、山頂への急登(約500m)が始まります。木段の両脇の霧氷がきれいで、振り返ると大浪池、錦江湾、噴煙を上げる桜島が見渡せます。
いつ終わるとも知れない木段を黙々と登っていると森林限界に達し、足元が岩稜帯になってきました。山頂はもうすぐです。
山頂では多くの人が思い思いの時間を過ごされていました。山頂から火口壁を覗き込むと、底までスッパリと切れ落ちていて吸い込まれてしまいそう。晴れ間が広がり、桜島、高千穂峰と御鉢、新燃岳、はるか先には祖母山も見晴らせます。温かいココアを飲みながら、一人の時間をゆっくり過ごしました。下山後、白鳥温泉上湯でゆっくり体を温めて帰路に着きました。
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