蓼科山・霧氷のトンネルとスノーモンスター
ぐろさん
体力度について
- GPS
- 06:05
- 距離
- 8.4km
- 登り
- 847m
- 下り
- 847m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 4:40
- 休憩
- 1:24
- 合計
- 6:04
| 天候 | 蓼科ブルーの快晴 ・気温 霧ヶ峰駐車場−7℃ スズラン峠−9℃ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2023年12月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
・長門牧場から車山まではブラックアイスバーン多数。白樺湖周辺からすずらん峠までは積雪凍結。日陰は日中でも積雪凍結。スタッドレス必須。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
・駐車場〜幸徳平：駐車場からの登山道は封鎖され、一旦舗装路に出て登山口へ。カラマツ帯ササ帯を過ぎると積雪5〜20cm。標高2110m標識後のゴーロ帯の急坂は、雪と岩のミックスで歩きにくい。八ヶ岳と南アルプスの素晴らしい眺望。 ・幸徳平〜蓼科山頂ヒュッテ：ゴーロ帯の急登。チェーンスパイクが破損したためアイゼンに換装。石に引っかかり歩きにくい。素晴らしい霧氷のトンネル。縞枯れにエビのしっぽ、スノーモンスターも出現。 ・蓼科山山頂：ゴーロ帯の広い山頂、積雪は10〜30cm。気温−7℃で珍しく弱風。蓼科ブルーと360度のパノラマは圧巻。全山霧氷の八ヶ岳連峰と日本アルプスの素晴らしい景色に1時間以上滞在した。 |
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感想
破風山の散策途中で、早くも翌日の行先を考える。日曜午後から月曜の深夜にかけて、関東甲信越の山間部は降雪。谷川岳へ行きたかったが、晴れるのは午後から。赤城山も霧氷は大して着かないと思うので、晴天と霧氷が確実な蓼科山へ。
4時前に自宅を出発。すずらん峠園地駐車場なら2時間で着けるのだが、その前に朝焼け日の出撮影へ。佐久南ICで下りて国道254号を西へ。望月線は積雪凍結は無かったが、シカの群れが邪魔していた。
長門牧場の辺りでブラックアイスバーンが時々あった。融雪剤を撒いてあるが注意しなくてはならない。新築された池の平ホテルを通って、ビーナスラインへ。スキー場の人工降雪機の影響で入口手前に積雪凍結。日陰にもあるので注意。
霧ヶ峰富士見台展望駐車場へ6時過ぎに到着。気温−7℃で風が冷たい。ちょうどマジックアワーから朝焼けへと変わっていく時間帯。八ヶ岳、富士山、南アルプスと並ぶ素晴らしい景色。徐々に明るくなり輝く山々。横岳の上から日の出が上がった。
ビーナスラインを下って別荘地を過ぎ、2in1スキー場手前から積雪凍結。再びビーナスラインに入っても一部積雪凍結があった。7時20分にすずらん峠園地駐車場に到着。場内も積雪凍結していた。5台程度しか停まっていなかった。
7時半過ぎでも気温−9℃だが、内陸特有の切れるような寒さでは無い。駐車場から登山道への道はロープで閉鎖され、一旦道路に出て登山口から歩き出す。当日深夜までの降雪で、ササの葉に雪が積もっていた。
尾根取り付きの登りのカラマツ帯ササ帯を過ぎると5〜20cmの積雪。ゴーロ帯へと変わり登り上げていく。岩稜の凍結が多くなってきたのでチェーンスパイクを装着。幸徳平は吹き溜まりが多く積雪が50cm以上のところもあった。
ゴーロ帯の急登に入ると美しい霧氷。着雪の重みで枝垂れて、霧氷のトンネルのようになっていた。振り返ると 南アルプスと八ヶ岳の美しい景色。全山霧氷の八ヶ岳はきらきらと輝いていた。美しい景色でさらに足が進まなくなった。
縞枯れ帯に入ると強烈なエビのしっぽ。過酷な気候を物語っていた。山頂を東へ巻くとスノーモンスターが現れた。たっぷりと着雪したシラビソやモミが出迎える。冬季閉鎖中のヒュッテも氷雪の家と化していた。
山頂へのビクトリーロードは、石のすき間の踏み抜きに注意。珍しく3〜5m/s程度の微風。気温は−5℃でそれほど寒くない。記念撮影して習慣の山座同定。雲一つない青空の蓼科ブルー、八ヶ岳、日本アルプス、北信頚城、四阿浅間、尾瀬と素晴らしい白屏風。谷川方面だけ雪雲に覆われていた。
広い山頂を移動しつつ白い山並み観賞。吹き溜まりは50cm以上あって、今季初ラッセル。特に北アルプス方面は視界が良く、日本海の水平線まできれいに見えていた。ヒュッテまで戻り昼食。光り輝く八ヶ岳を見ながら食事を摂った。
早めに帰宅したいので、名残惜しいが下山。天狗岳にいる月曜の男たちirohaさんときじむなーさんに手を振る。あっちも霧氷とスノーモンスターがすごいだろうな。下山も蓼科ブルーと霧氷のトンネルに足が進まず、幸徳平をすぎるまでのろのろだった。
駐車場に到着しコーラを秒殺。ビーナスラインは、融雪剤を散布してているが日陰は積雪凍結しているのでスリップ注意。16時に前橋に戻り片付け前に夕日撮影。今日行った蓼科山が良く見えていた。美しい雪景色に感謝して自宅へ戻った。
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蓼科山ブルーは凄いね、急登が現れる幸徳平先の霧氷とブルーと行っても、いつもここから見る蓼科山ブルーは濃紺で黒く見えますね、これがたまらないですよ。
山頂でも穏やかな風で歓迎されましたね、いつも激風で居られないのですが強運の持っているからゆっくりと鍋でランチで胃袋を満たし山頂での景色、下山で又霧氷を見ながら素晴らしい一日を送りましたね。
ご苦労様でした。
赤い里山の次ぐ日は白い高山です。前日の予想から霧氷があるのは分かっていましたが、厳冬期並みにすごかったです。蓼科ブルーは正午過ぎは濃かったですよ。
いつもは西からの爆風ですが、こんな穏やかな蓼科山は珍しいです。おかげでヒュッテのところでのんびりできました。秩父で買ったソバは美味しかったですよ。
蓼科山も霧氷で真っ白に化粧されていますね。
縞枯れ帯の霧氷、凄いことになっていますね。正に霧氷とモンスターのトンネルですね。
同じ日、私は悩んだ末、四阿山に登りましたが、遠く白くなった八ヶ岳が見えました。
山頂で鍋🍲なんて、ほんとに穏やかな一日でした。
お疲れ様でした。
私は日曜の時点で蓼科山と決めていました。赤城山は第二プランでしたが、霧氷は少ないと判断して、朝焼け撮影のため早出しました。蓼科ブルーと霧氷やスノーモンスターで、天気予想と山行選択に間違いなかったと思いました。穏やかな日でしたよね。
根子岳、四阿山は1月下旬に行こうかと思っています。暖冬傾向ですが、ドカ雪の後に行けば楽しめるかなと思っています。
蓼科山へ行くことを決めた時に、どうせなら霧ヶ峰から朝焼け日の出を撮影しようと思っておりました。厳冬期に比べれば−7℃は暖かく、痛いような寒さでは無かったです。道路は、融雪剤撒かれていても、流れたりまばらだったりしますので、ブラックアイスバーンが出没します。小さな轍に水溜まりのようにあります。
蓼科山山頂の移動時に、吹溜りと石のすき間に嵌って、プチラッセル状態になりましたが、穏やかな天候と絶景が心を癒してくれました。まだまだ本格的な雪山ではないですが、充分に楽しめたと思います。
赤城県道は1月を過ぎるとまさしく「険道」と化します。白樺純木帯のカーブ帯の下り、第一カーブ下の日陰の直線の下りで事故が多いです。上りより下りで事故が多いのは登山も同じです。充分気を付けましょう。
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