岳沢定着 前穂、奥穂
- GPS
- 32:00
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 2,077m
- 下り
- 2,073m
コースタイム
天候 | 3日晴れ夜雨 4日曇りのち雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
3日朝は雪がよく締まっており歩き易い 午後は緩んでザクザクになる |
写真
感想
3・4・5と連休です、北鎌のつもりが4日は雨予報なので岳沢定着に変更
今年は残雪が少ないので岳沢小屋の天場までトレランシューズで歩く
日陰はまだ雪が有るが朝のうちは硬く締まっており歩き易い。
7:20小屋に着く受付を済ませ(2日間2人2000円也)テントを張る
今日は良い天気だが明日は雨予報なので今日のうちに前穂高岳、と
奥穂高岳を往復することにする。
ツエルト等最低限必要なビバーク装備のみをザックに詰め、3シーズン用の靴とアイゼンを付け、8:38奥明神沢を登ってゆく先行者が上の方まで点々と見えている
その後を追って登ってゆく、まだクラストしてるのでどこでも歩ける
登ってゆくと次第に傾斜がキツくなり下山者とのすれ違いも譲り合いながら行く、途中で二股に分かれ、左、前穂ダイレクトルンゼを登ってゆくと更に急斜面になり下山時は怖そうです。
やがて岩尾根になり道標が見えてくる
ここまで来れば頂上は直ぐそこ、10:45頂上着
前穂高岳の頂上には10人以上の方が休んでおられる、
僕らも昼食がてら大休止とする。
まだ奥穂の往復が有るので余りゆっくりもしてられない
11:13奥穂高岳に向かう、今の時期は夏道は使えないので吊尾根の稜線上を辿っていく、薄い踏み跡が有るので沿って降りてゆくと最低コル付近に
コブの様な岩が出てくる、越さずに岳沢側に降りてゆく、
夏道手前の雪渓をトラバースして夏道に合流する、ここまで来れば奥穂まで夏道が使えるので楽です、
南陵の頭手前の鎖場まで雪も少なくアイゼン無しで普通に歩けます。
13:20奥穂着、数名の方が写真撮影中、少し休み腹ごしらえを済ませ
元来た道を戻ってゆく、最低コルから紀美子平まで行き奥明神沢に
トラバースしようか迷ったが、かなり雪渓が残っており、その上紀美子平から奥明神沢へトラバースできるかわからないので、急がば回れ吊尾根沿いに元来た道を登り上げる。
15:46前穂高岳、今日二度目の頂上、3人パーティのクライマーが休んでおられ、少し話をする。
涸沢を3時に出たが4峰で事故に遭遇して慎重になり全ルートロープを着けて行動した結果今の時間になってしまったと言ってておられた。
4峰は浮石だらけで、大きな岩を掴んだらガバっと剥がれてそのまま転落事故になってしまったそうです。
16:06 下山開始、明神の方に少し降りてから奥明神沢に渡り急な雪渓を
緊張しながら下ってゆく、息子のkはスイスイ降りてゆくが僕は怖いので
一歩一歩慎重に降りてゆく、年ですねえ〜
岳沢ヒュッテが見える、息子のkは尻セードでサッサと滑ってゆくが
ぼくは後からトボトボと歩いて降りてゆく17:40 岳沢ヒュッテテント着
着替えてから尾西食品の山菜おこわとホルモン、赤ワインでゆっくりと
夕食を済ませ早々に寝てしまう。
ベンチレーターとフライのファスナーを開けたまま寝てしまい
夜中に雨が降り出し濡らしてしまいました。
4日、朝のうちは雨、6時ころ止んで曇っている上の方は雲の中、西穂沢から西穂の予定でしたが、これでは往く気になれず、ちょっと気が早いけど
テントを畳んで下山します。
8:40 天場 9:58 上高地BT 雨の中下山
西穂沢はまたの機会にします。
帰りもトレランシューズで降りたがよく滑るので5回も転びました。
higaerisazenさん、ひさしぶりにコメントさせていただきます
いつも驚愕のレコを楽しませてただきありがとうございます。
昨年の同時期に僕も岳沢一泊で前穂・西穂に行ったのですが、あの時は吊尾根にはまだ雪が多くトラバースを安全に通過出来る自信が無かったので止めました。
写真で拝見するところ夏道も出ているようですが、雪のトラバースも残っていそうですね
しかし、higaerisazenさん親子は基本的な技術が普通ではないので大丈夫なんでしょうね...
今年は北アルプスに行く予定はまだありませんが、いつかはお会いしたいと願っています。
kaiさん こんばんは
いつもレコ 真っ先に見て頂きありがとうございます。
今年の吊尾根は小さな雪渓は幾つか残ってましたが
簡単に通過出来ました。
最低コルから紀美子平方面は大きな雪渓が有りヤバそうだった
それに南陵頭の鎖場ですれ違った5人パーティが紀美子平で難儀してる
様子がず〜っと見えてたので急がば回れで登り返しました。
30分位で登り返し出来ますので、その方が正解でした
5人パーティは暗くなっても降りてきませんでした。
12時間コースを幾度となくやってると再初の頃はキツイと思ったが
今はそれが普通になってしまいました。
体力とか技術とかじゃなくて踏破力の様なものが付いたと思います
自分で言うのもなんですが^^;、
以前と違うのは1日の行程中自然にメリハリを付けれるようになったのが
大きと思います。アプローチは6〜7割で歩き、核心部は全力で突破する。
お腹が空いたら即食べる、疲れたら休む 当たり前か(笑)
つまり12時間歩いても余り疲れ無いのは慣れです
kaiさんには釈迦に説法でしたね、失礼しました。
僕は、気になるレコを見ると文章が苦手なのに、つい噛み付てしまい
何時もホローして頂きありがとうございます
何時かお会いして募る話をしましょう。
天気にも恵まれ良かったですね。私は北岳に向かい、奈良田から入山。不手際から奈良田着が夜明けになってしまい、仮眠をとり池山尾根を目指しました。舗装路5時間のアプローチ、初夏の暑さで下着1枚でも汗だく。1日目は眠気との戦いで池山御池手前で幕営、しかも雪が無い。池山尾根は2000m以下の道が荒廃しておりテープを見つけながらとなり、途中の雪で水を作ったりしながらで遅れ、時間的に厳しい状況。翌日から天候悪化の予報で2500mほどのところから下りました。奈良田から入ったのは私一人でしたがバスで夜叉人から入るべきでした。
北岳惜しかったですね
寝不足で池山尾根はきついです
奈良田からなら自転車じゃないと林道長すぎ
あ、自転車禁止かな?
ぼくも北鎌諦めて岳沢にしました 天気だけは思い道理に
なりませんね
でわ又どこかで
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