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Yamareco

記録ID: 630034
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
塩見・赤石・聖

奥聖岳(聖岳東尾根)

2015年04月30日(木) 〜 2015年05月02日(土)
 - 拍手
GPS
57:53
距離
22.2km
登り
2,596m
下り
2,595m

コースタイム

2015/04/30(木) 椹島→白蓬ノ頭
 0405椹島-0425牛首峠-0445東尾根取付(電柱225)-0535鉄塔28番-0850標高1750
 -1315ジャンクションピーク-1700白蓬ノ頭

2015/05/01(金) 白蓬ノ頭→奥聖岳→白蓬ノ頭
 0515白蓬ノ頭-0540森林限界-0710東聖岳(2800)-0935奥聖岳1000-1445白蓬ノ頭

2015/05/02(木) 白蓬ノ頭→椹島
 0545白蓬ノ頭-0800ジャンクションピーク-1315東尾根取付-1400椹島
天候 2015/04/30(木) 晴れ
2015/05/01(金) 晴れ
2015/05/02(土) 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
特種東海フォレストの登山バスはこの時期予約制です。畑薙第一ダム左岸に駐車します。
コース状況/
危険箇所等
一年前(2014年のGW)にも聖東尾根を登った方によれば、今年は去年と比べてとても雪が少ないそうです。
◆椹島〜聖岳東尾根取付(28号巡視路・電柱225番)
 鳥森山登山口から牛首峠まで登山道があり、大きく迂回する林道を行くよりもはやい。取付の目印は225番電柱。
◆取付〜1750
 28号鉄塔まで、細かい九十九折れの作業道。鉄塔後も踏み跡と古い赤ペンキマークがずっと続いている。1300〜1500は落ち葉フカフカ斜面に振幅大きく標高を稼げない、足場の非常に悪い九十九折れが続く。
◆1750〜JP
 幹に赤ペンキマークが続くが古い。大体は切り開きが認識できるが、時々倒木で入口が塞がれた状態のところもある。2050m付近より残雪があらわれ、2150m付近よりほぼ全面積雪(昨年は2000mより全面積雪)
◆JP〜白蓬ノ頭
 概ね南寄りにマーク有。2350〜60の緩い鞍部は幕営適地。時々現れる急斜面は倒木地帯らしく踏み抜き多い。
◆白蓬ノ頭〜奥聖
 2650あたりまで多重山稜で、積雪期はどこを歩くのが正解なのか?だが、概ね南側の淵あたりで無事通過できた。森林限界より上部の細尾根は、残雪1/3程度、2/3は夏道ヤブ漕ぎ状態。最後の登りは夏道が完全に出ていたので危険少だが、ヤブ漕ぎが多く通過に時間を要した。
【2015/04/29(水):移動日】
畑一の慰霊碑。どうか登山者を見守ってください。
2015年04月29日 14:34撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/29 14:34
【2015/04/29(水):移動日】
畑一の慰霊碑。どうか登山者を見守ってください。
本日より椹島・二軒小屋と登山バスの営業開始。初日の14:30の駐車場はガラガラ(4日後の下山時は満車でした)
2015年04月29日 14:37撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/29 14:37
本日より椹島・二軒小屋と登山バスの営業開始。初日の14:30の駐車場はガラガラ(4日後の下山時は満車でした)
東俣林道沿いの○○サクラソウ
2015年04月29日 15:32撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/29 15:32
東俣林道沿いの○○サクラソウ
東俣林道沿いの白いイワカガミ
2015年04月29日 15:34撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/29 15:34
東俣林道沿いの白いイワカガミ
椹島の登山小屋
2015年04月29日 16:17撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/29 16:17
椹島の登山小屋
登山小屋内部。
2015年04月29日 16:16撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/29 16:16
登山小屋内部。
クラシック構造
2015年04月29日 16:13撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/29 16:13
クラシック構造
椹島から東尾根取付へは、ここから牛首峠へ登山道を利用します。前日の明るいうちに偵察。
2015年04月29日 16:23撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/29 16:23
椹島から東尾根取付へは、ここから牛首峠へ登山道を利用します。前日の明るいうちに偵察。
鳥森山入口から直進するように登山道がついていました。
2015年04月29日 16:26撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/29 16:26
鳥森山入口から直進するように登山道がついていました。
登山小屋ノート。とても印象に残った書き込み。この方は今、どこで、どうしておられるのだろうか。
2015年04月29日 19:12撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/29 19:12
登山小屋ノート。とても印象に残った書き込み。この方は今、どこで、どうしておられるのだろうか。
【2015/04/30(木):1日目】
4時、出発。
2015年04月30日 04:06撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 4:06
【2015/04/30(木):1日目】
4時、出発。
林道歩き
2015年04月30日 04:42撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 4:42
林道歩き
東尾根取付。この四角い石が目印になる。左の電柱は「225番」
2015年04月30日 04:43撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 4:43
東尾根取付。この四角い石が目印になる。左の電柱は「225番」
取付後は暫く九十九折れが続く。巡視路なので若干整備されている感じ。
2015年04月30日 05:00撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 5:00
取付後は暫く九十九折れが続く。巡視路なので若干整備されている感じ。
28号鉄塔がすぐに出てくる。
2015年04月30日 05:34撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 5:34
28号鉄塔がすぐに出てくる。
鉄塔から先は薄い踏み跡。
2015年04月30日 05:59撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 5:59
鉄塔から先は薄い踏み跡。
ツツジ
2015年04月30日 08:19撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 8:19
ツツジ
残雪が出てきた
2015年04月30日 10:45撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/30 10:45
残雪が出てきた
計画段階では1日目の幕営を予定していた2150m付近。雪が少なく時間も大丈夫なので先へ進むことにする。
2015年04月30日 11:26撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 11:26
計画段階では1日目の幕営を予定していた2150m付近。雪が少なく時間も大丈夫なので先へ進むことにする。
やっとこさJP
2015年04月30日 13:23撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 13:23
やっとこさJP
白蓬の頭を目指します
2015年04月30日 13:24撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 13:24
白蓬の頭を目指します
2320あたりは、そこそこの積雪量。あれは白蓬?
2015年04月30日 14:24撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 14:24
2320あたりは、そこそこの積雪量。あれは白蓬?
ああ、やっと・・・
2015年04月30日 16:53撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 16:53
ああ、やっと・・・
白蓬ノ頭に到着
2015年04月30日 16:55撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 16:55
白蓬ノ頭に到着
白蓬ノ頭△2632.8
2015年04月30日 16:57撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 16:57
白蓬ノ頭△2632.8
ラジオラリア
2015年04月30日 16:59撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/30 16:59
ラジオラリア
【2015/05/01(金):2日目】
おはよう富士山
2015年05月01日 04:28撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 4:28
【2015/05/01(金):2日目】
おはよう富士山
山頂方面へ出発
2015年05月01日 05:01撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 5:01
山頂方面へ出発
見えているピークは奥聖!?
2015年05月01日 05:16撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 5:16
見えているピークは奥聖!?
上河内岳を北から。雪少な〜
2015年05月01日 05:26撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 5:26
上河内岳を北から。雪少な〜
上河内岳東尾根
2015年05月01日 05:33撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 5:33
上河内岳東尾根
上河内岳東尾根〜伊谷山の鞍部。背景は大無間。
2015年05月01日 05:26撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 5:26
上河内岳東尾根〜伊谷山の鞍部。背景は大無間。
聖東尾根の森林限界。このあたりに幕営する人も(はーれーさんもここで張ったとのこと)。このへんは多重山稜でコース取りが難しい。概ね南側(登りで左手)を辿った。
2015年05月01日 05:32撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 5:32
聖東尾根の森林限界。このあたりに幕営する人も(はーれーさんもここで張ったとのこと)。このへんは多重山稜でコース取りが難しい。概ね南側(登りで左手)を辿った。
森林限界から2650の丘を見上げる
2015年05月01日 05:44撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 5:44
森林限界から2650の丘を見上げる
2650上部。白蓬を振り返る。
2015年05月01日 06:04撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 6:04
2650上部。白蓬を振り返る。
山頂へ続く細尾根が見えた
2015年05月01日 06:10撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 6:10
山頂へ続く細尾根が見えた
あれは・・・奥聖では、ないよなぁ・・・・(手前ニセピーク、奥が東聖岳)
2015年05月01日 06:33撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 6:33
あれは・・・奥聖では、ないよなぁ・・・・(手前ニセピーク、奥が東聖岳)
はーれーさんが見えました。トレースありがとうございました!
2015年05月01日 06:37撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 6:37
はーれーさんが見えました。トレースありがとうございました!
目指す奥聖がようやく姿を現した
2015年05月01日 07:13撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 7:13
目指す奥聖がようやく姿を現した
おお、これは、あの方の!
2015年05月01日 07:17撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 7:17
おお、これは、あの方の!
やはりいらっしゃるようでした。お目にかかれず残念。
2015年05月01日 08:08撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 8:08
やはりいらっしゃるようでした。お目にかかれず残念。
ナイフリッジとハイマツヤブが交互にあらわれる
2015年05月01日 07:26撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 7:26
ナイフリッジとハイマツヤブが交互にあらわれる
聖岳カール
2015年05月01日 07:27撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 7:27
聖岳カール
奥聖が目の前に。なんだか全然雪が着いてないような・・・
2015年05月01日 08:17撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 8:17
奥聖が目の前に。なんだか全然雪が着いてないような・・・
左の肩へ乗る危険斜面は、完全に夏道となっていました。
2015年05月01日 08:48撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/1 8:48
左の肩へ乗る危険斜面は、完全に夏道となっていました。
肩へ乗ったあと、右方向へ最後の登り。高度感あるが斜度はそれほどでもない。
2015年05月01日 09:20撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 9:20
肩へ乗ったあと、右方向へ最後の登り。高度感あるが斜度はそれほどでもない。
奥聖岳到着!
2015年05月01日 09:32撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 9:32
奥聖岳到着!
奥聖岳△2978.3
2015年05月01日 09:33撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 9:33
奥聖岳△2978.3
前聖岳方面
2015年05月01日 09:35撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 9:35
前聖岳方面
兎岳。避難小屋あたりも雪がほとんどなさそう。
2015年05月01日 09:36撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 9:36
兎岳。避難小屋あたりも雪がほとんどなさそう。
左より、兎、小兎、中盛丸山
2015年05月01日 09:36撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 9:36
左より、兎、小兎、中盛丸山
大沢岳、百間洞
2015年05月01日 09:37撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
5/1 9:37
大沢岳、百間洞
百間平〜赤石岳
2015年05月01日 09:37撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 9:37
百間平〜赤石岳
2015年05月01日 09:44撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 9:44
2015年05月01日 09:48撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 9:48
噴煙を上げる御嶽山も肉眼で見えた
2015年05月01日 10:02撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 10:02
噴煙を上げる御嶽山も肉眼で見えた
さて、戻ります。
2015年05月01日 10:04撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 10:04
さて、戻ります。
下りのほうが高度感あって結構こわい。
2015年05月01日 12:15撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/1 12:15
下りのほうが高度感あって結構こわい。
白蓬ノ頭が見えた
2015年05月01日 13:41撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/1 13:41
白蓬ノ頭が見えた
帰着。テントが斜めってるな・・・
2015年05月01日 14:42撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
5/1 14:42
帰着。テントが斜めってるな・・・
満月
2015年05月01日 18:05撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 18:05
満月
2015年05月01日 18:06撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/1 18:06
【2015/05/02(土):3日目】
おはよう富士山
2015年05月02日 04:58撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/2 4:58
【2015/05/02(土):3日目】
おはよう富士山
白蓬ノ頭の幕営も素晴らしかった
2015年05月02日 05:02撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/2 5:02
白蓬ノ頭の幕営も素晴らしかった
また、来るかな・・・
2015年05月02日 05:45撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/2 5:45
また、来るかな・・・
どんどん下ります
2015年05月02日 06:16撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 6:16
どんどん下ります
2015年05月02日 06:24撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 6:24
JP
2015年05月02日 07:55撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 7:55
JP
マークがベタ打ち
2015年05月02日 07:56撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 7:56
マークがベタ打ち
積雪期はコンパスで確認
2015年05月02日 07:57撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/2 7:57
積雪期はコンパスで確認
2015年05月02日 09:44撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 9:44
下界は春
2015年05月02日 11:09撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
5/2 11:09
下界は春
この1400mあたりのフカフカ斜面は伊谷山のフカフカ斜面とそっくりだった。この山域は大体こんな感じなのだろう。
2015年05月02日 11:27撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/2 11:27
この1400mあたりのフカフカ斜面は伊谷山のフカフカ斜面とそっくりだった。この山域は大体こんな感じなのだろう。
ようやく鉄塔
2015年05月02日 12:36撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 12:36
ようやく鉄塔
取付到着
2015年05月02日 13:13撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/2 13:13
取付到着
2015年05月02日 13:15撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 13:15
電柱225番が目印です
2015年05月02日 13:15撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 13:15
電柱225番が目印です
赤石沢橋
2015年05月02日 13:31撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 13:31
赤石沢橋
右奥が赤石沢本流、左奥のトンネルは大井川本流から木賊堰堤で取水してここへ流しているそうだ。赤石沢本流の水量の少なさがよくわかる。
2015年05月02日 13:32撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/2 13:32
右奥が赤石沢本流、左奥のトンネルは大井川本流から木賊堰堤で取水してここへ流しているそうだ。赤石沢本流の水量の少なさがよくわかる。
赤石岳ライブカメラ
2015年05月02日 13:43撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/2 13:43
赤石岳ライブカメラ
2015年05月02日 13:44撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 13:44
ライブカメラ先の右手の広場の右のほうに、椹島方面入口
2015年05月02日 13:46撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/2 13:46
ライブカメラ先の右手の広場の右のほうに、椹島方面入口
椹島到着
2015年05月03日 11:00撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 11:00
椹島到着
はやく下山できたので椹島で一泊
2015年05月02日 15:29撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4
5/2 15:29
はやく下山できたので椹島で一泊
命の水
2015年05月02日 17:02撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
6
5/2 17:02
命の水
モーニングセット美味しかった(ケーキは別注文です)
2015年05月03日 10:15撮影 by  TG-850 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5
5/3 10:15
モーニングセット美味しかった(ケーキは別注文です)

感想

なんとか、聖岳東尾根から奥聖、が、できた。

【2015/4/29(水):移動日】
本日よりGW突入。順調に畑薙第一ダムへ移動(時間があったので東河内方面と畑一右岸林道を偵察)。15時発の入山バスの乗客は自分含め単独3名。おひとりは、千枚から反時計周りに赤石へまわる予定。もうおひとりは、一年前のGWも椹島から28号巡視路取付で聖〜茶臼と縦走され、今年は出合所小屋跡から聖〜荒川の予定(お名前を伺わなかったので仮に「はーれーさん」とする)。運ちゃんはいつものHさんで、いつものようにダジャレを連発しながら、いつものように道中でバスを止め花を見せてくださった。
16時頃にバスは椹島に到着。受付を済ませ、ロッジ泊のお二人と別れてひとりで登山小屋に向かう。外見とは裏腹に、内部は二軒小屋登山小屋と同様なクラシカル構造。どうせ明日から汗だくになるのだが、より美味しく命の水をいただくために風呂へ入る。ジョッキビールをかかえて歩いていると、はーれーさんを見かけたので呼び止め、28号巡視路コース状況およびGWの東尾根の様子、などを詳細に教えていただく。
・とにかくいちばんキツいのは、取付後の1300〜1500あたり
・奥聖直下の、左の肩へ乗る箇所が、斜度があってとても危険。自分は(縦走の重荷で)登っても降りようとは思わない。
といった重要なアドバイスを頂戴する。奥聖直下が危険という話はよく聞くし、ピストンの場合は登ったら降るしかないので、登るまえに一旦よく考えて、危険と感じたら登頂はあっさり諦めようと決める。
静鉄ストアで仕入れたつまみでジョッキビールを楽しんでいると、テラスで宴会をしていた東海フォレストの山オヤジ3人衆から声をかけていただきワインなどご相伴にあずかる。お二人は登山バスで見かけたことがあったがおひとりは記憶になく、どうやら赤石避難小屋の名物オヤジさんということであった。「ワカンは持っていったほうがいいぞ」とアドバイスいただき、やっぱり持ち上げることにした。
登山小屋に戻り、小屋ノートをじっくり読み、ラジオ深夜便とともに就寝。

【2015/4/30(木):1日目】
4時出発。暗い中ヘッデンで歩く。鳥森山登山口から延びる道は明瞭で、山腹を斜めに上がっていき、牛首峠へ出る。薄暗い林道を歩くうちに夜は明けてヘッデンをしまう。緩やかな下りののちに、聖岳東尾根取付・28号巡視路へ到着。事前に教えられたとおり、電柱は225番。よく見かける小さく黄色い巡視路看板は28号の文字が書かれたテプラが剥がれたようで「二軒小屋畑一」としか書かれていない。夏は草が生い茂り、目印の四角い石も隠れてしまうらしいので、「電柱225番」と覚えておくのがよさそうだ。
薄暗い取付で道形がはっきりしない。よーく見ると左上に上がる踏跡。細かい九十九折れは小さなルンゼを横切り、徐々に高度を増す。所々に樹脂の杭やブロックの補強が入っているあたりは、現役の作業道らしい。やがて大きな鉄塔があらわれ、第二八号と書かれている。鉄塔を過ぎると道形は直線状となり、まさか九十九折れはここまでか!?と思ったが、またすぐに九十九折れが現れる。尾根はなくなり、平らで急な落葉斜面に、ごく薄い道形が認識できるがよく踏まれておらずフカフカして脆い。だだっ広い斜面で、かなり振幅の大きく波長の短い九十九折れが続く。幹に消えかえた赤ペンキマークがあるものの、どうも降りの人用の向きにばかり付けてある。足場が悪いうえになかなか標高も上がらずイライラしていると、ふとピンク色のツツジが目に入る。背景には白い雪山。やがて上河内岳の東尾根が見えはじめ、取付斜面の終了点1750へ到達。はーれーさんの言う「いちばんキツかった処」を越えて一安心だ。
1750からは、やや緩やかな傾斜となり、相変わらず古いペンキマークは降りの向きにばかり付いているものの、よく見ると切り開きが認識できるので迷わず進む。2050付近から積雪が現れ、樹林の隙間から右に赤石、左に上河内。2150あたりで全面積雪となり、アイゼンを履く。計画段階では2150あたりに1日目幕営の予定であったが、全面積雪とはいえ大きなツリーホールだらけの状態であり時間的にもまだ早いので、先へ進むことにする。やがてJPへのキツい登りがはじまる。燦々と照らす太陽に積雪も緩みシャーベット急斜面で腰まで踏み抜いたりして大変だった。JPへ導くマーキングが目に入り、新しい一人分のトレースを発見!はーれーさんの足跡に違いない。完全な他力本願ではあるが、力強く先導してくれる、聖を目指す仲間と合流した気持ちになり、よーしがんばろう!と元気になる。ここまで来たら、計画では白蓬まで2日としていたが今日一気に行ってしまおう。



つづく。。。

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コメント

ゲスト
ebiさん こんにちは
聖岳、登頂 おめでとうございます。
自分も本来なら5/2から入りたいとおもっていたのですが事情があり入山できませんでした。お天気も良く最高でしたね。
東尾根での聖岳登頂は自分の中でも一つの目標であり、願わくば赤石まで出かけたいと考えています。
レコの続きも楽しみにしています。
2015/5/7 17:42
Re: ebiさん こんにちは
meta_bomanさん、こんばんは。いつもコメントありがとうございます
東尾根から聖、3度目にしてようやく、でした。やはり年末年始よりもGWのほうが圧倒的に条件が良いですね。
とはいえ、想定外のヤブ漕ぎに疲労して前聖まで行く元気を失ってしまい、余裕なく終了してしまったので、もっと雪の多い3月下旬にでも再度行ってみたいです。リタイア後じゃないと時期的に難しいですが
厳冬期の小渋川〜赤石を達成されたmetaさんですから、聖東尾根など朝メシ前かと思われます(聖から兎鞍部がコンディション次第でちょいと大変なようですが)。ぜひ行ってみてください
2015/5/9 3:01
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