剣山→石鎚山縦走(187km)
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コースタイム
(1日目)
見ノ越ー丸石避難小屋(16:30)
(2日目)
丸石避難小屋ー京柱峠(18:30)
(3日目)
京柱峠ー道の駅木ノ香(16:00)
(4日目)
道の駅木ノ香ー瓶ヶ森駐車場(21:00)
(5日目)
瓶ヶ森駐車場ー石鎚ロープウェイ下(16:00)
天候 | 1日目(曇り)2日目(快晴)3日目(雨)4日目(ガス)5日目(快晴) |
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過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト) 自転車
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コース状況/ 危険箇所等 |
新寒風山トンネル南の一の谷から北上するルート。1035のピーク〜二股出合まではゴッツ藪のうえ、崩壊ヶ所あります。行かんほうがエエです、楽しくない。華麗にスルーし、旧寒風山トンネル南口までクレクネ上がりましょう。 |
写真
装備
個人装備 |
クナイ
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感想
剣山に棲息しているらしい体長10mの大蛇をシメあげ、吉野川を昇竜のように遡り、霊山石鎚に勾玉を奉納しにいく西遊記。なワケない(*´ω`)
四国を代表する三大ネイチャー、石鎚山・吉野川・剣山を満喫すべく、縦走を試みてみた。縦走とはいっても両山地は大歩危手前から大蛇行する吉野川によって分断されるので表現が正しいかどうか分からない。吉野川は【日本三大暴れ川】なんてものにも選ばれているようで四国三郎とかの異名を持ち、河口は1km以上の広さがあるゴツイ川。吉野川の水をめぐって愛媛香川徳島はケンカばかりしてきた歴史がある。というか今もケンカは続いている。
「おはよう!今日は一段とキレイだ」などと情熱的なイタリア人男性のように接し、全力の家事手伝いで細君の機嫌を取り、送迎の約束を取り付けた。
『1日目』
京柱峠に自転車をデポし、見ノ越からスタート。標高1400ナンボmから始まる見ノ越から京柱峠への縦走は逆巻きとは違い、ずいぶん楽だ。剣・次郎岌・丸石と陥落させ、丸石避難小屋到着。暗くなってちょっと怖くなってきたので音楽でも聴こうとYouTube起動。いきなり「スリラー」のイントロが大音量で響く(:_;)昨日娘がイジっていたのだろうか・・よけい寝付けなくなる。
『2日目』
4:00起床、快晴。
満月に近いため、天の川がよく見えない。先週はクッキリだったのに。白髪避難小屋では3人組の男性が朝食をとっていた。三嶺で偶然tyobinyiさんにお会いし、しばし談笑。名頃天狗塚のピストンだとのこと、スゴイ。お亀岩避難小屋でザック開けてびっくり、中身が水浸し(笑)絶対濡らしてはならないダウンシュラフとマット、電子機器はビニールに包んでいたので事なきを得たが他は全滅、小屋で乾かせる。
本日は綱附森か矢筈峠までかと思っていたけど、iPadの充電がコト切れたので先を急ぐ必要があり、京柱峠まで進むこととする。が、最後、暗くなって間違えた方向に下りてしまい、登り返す力が残ってなかったのでテキトーに下り、そのままビバーク。
『3日目』
4:30起床、朝晴れ昼から雨。
京柱峠に着き、北海道探検隊・ガッキーから借りたマウテンバイクで道の駅木の香を目指す。なんというか・・気持ちいい、自転車の峠下り(^^)嶺北の街で充電やら買い物し、旅路を急ぐ。吉野川の渓流が美しい・・のはいいが、アップダウンがキツく、ギアもどれを使っていいのかよく分からない。なんせウン10年ぶりだ、ギア付きの自転車に乗るのは。始めのほうは気合いで漕いでいたがそのうちほとんど坂道は下りて押すようになる。雨も降り出し、遅々として進まない。「本当に木の香まで辿り着けるのか?よしんば着いたとしても明日は体が動かないだろう、今日で終わりだなー」と思っていたら「木の香温泉まで7km」の看板が。ガゼン元気になり、木の香到着。温泉入り、ビールを飲み倒す。屋根のあるところにテントを張らせてもらい、就寝。
『4日目』
4:30起床。雨のち晴れ。
雨が上がるのを待ち、7:30行動開始。一の谷のヤブと戦いつつ、ちち山・笹ヶ峰・寒風・伊予富士・東黒森と踏破。暗くなったのと強力な霧のせいでジネンゴは諦め、車道を歩く。「濃霧で視界1m」なんて話はよく聞くが、本当だった。車道の白線だけを頼りに瓶ヶ森駐車場に到着、就寝。二日目は車道のせいで、三日目は雨のせいで、本日は強風で壁際にテントを寄せなければならず、一度もエリクサーをヒトデ型に張れない。
『5日目』
4:30起床、快晴。
後は石鎚登って京屋旅館に下りるだけ。思えば昨日、伊予富士直下で行動停止すれば良かったと後悔。LINE見るとkennitiが寒風からワタクシを追っかけてきているんだという。「西黒森と瓶ヶ森を飛ばせば追い付くかも?」と言ってみたが、「スルーしない、完全縦走する」との返事。「追いつくものか」と思いつつ石鎚を目指す。
さすがはGWの快晴の石鎚スカイライン、鳥を撮っているカメラマン、ツーリングバイク、自転車、デートでドライブ、実に様々な人がいる。土小屋からヨタヨタ登っているとこれまたtyobinyiさんに再会、お互い驚く。東稜の門、通称笹滝の上でまったりしているとkennitiから電話。「瓶ヶ森下りたくらいかなー」と思いいつつ電話に出ると、もう土小屋にいると言う( ゜Д゜)
弥山で待ち合わせすることにし、一緒に昼食をとった。二ノ鎖でkennitiと分かれ、成就からロープウェイで下山、感無量。
コメント
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凄い…ですね
なんか羨ましい
今度僕も時間あったら挑戦してみたいですねー
あっ、噂の優しい奥様、顔だしですね
山頂での写真ありがとうございました
しばらくまた家事無双の生活だよー。機嫌取らないと(:_;)
キミの猛追にはびっくりした。
またオモロイのやろーぜ(^^)
いやーみごと私のようにボケましたか、頼んだ人が悪かったみたいで・・・ 三嶺で会って、また石鎚で会うとは・・・神のおぼしめしですかねー・・・
お互い山ガールのほうが良かったかも。
tyobinyiさん、全然いいですよー、写真なんかいつでも撮れますから。むしろあれくらいのほうが情緒あっていいもんです(^^)/
連続再会は本当にビックリでした
ゴールデンウィークの縦走ってこのことか!
スケジュール知ってれば三嶺あたりで激励に行けたのに。
しかし凄い距離ですな。本山から寒風山までって相当あるでしょ、バイクでもしんどいですよ。それを自転車とは恐れ入ります。
また今度一緒に登りましょう。連絡待ってます。
説明不足だったかな。なんせ機種変更でテンパってたから(⌒-⌒; )
ええ、実際自転車区間はやるせないものがあったよ。自転車慣れしてないから(T . T)
マジか?
オソレイりやす
思ったよりしんどくなかったですよ。使う筋肉が違うのでしょうか、山登りと自転車では^ - ^
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