丹沢主脈日帰り（東野バス停～蛭ヶ岳～丹沢山～塔ノ岳～大倉バス停）
神奈川県
dekunon
体力度について
- GPS
- 09:21
- 距離
- 22.5km
- 登り
- 1,886m
- 下り
- 1,981m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 0:54
- 合計
- 9:20
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2024年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
バス
帰り：大倉バス停から神奈川中央交通バス渋沢駅行き 平日は月夜野行きバスの時刻が40分遅いため行動可能時間が短くなる |
| コース状況／ 危険箇所等 |
東野バス停～八丁坂ノ頭分岐：一部片側が切れ落ちているところはあるが全体的に歩きやすい。階段や木道なし。 八丁坂ノ頭分岐～蛭ヶ岳：木道や階段で整備されている箇所が多く危険は少ない。蛭ヶ岳へのラスト1kmは階段が続く。 蛭ヶ岳～塔ノ岳：難所と言える場所はないが泥が酷いところが多く、スリップや泥はねに注意を要する。この日は降雪直後だったのでまだマシだったが、それでも南斜面にあたる日高からの下りは難儀した。また、稜線なので強風にも注意。 塔ノ岳～大倉：階段が多いが一部浮石に注意。標高差1200mあるので膝を痛めないよう慎重に。 |
写真
拍手橋本駅から直通してくれると便利なのだが…
何人かの登山者がいたが全員八丁坂ルートへ向かったようだ
ちなみにここから山頂までちょうど標高差100m
よくよく見るとその左に穂高岳がちょこっと見えている
何の変哲もないカレーなのだが頑張って登った身体にしみじみ美味い
蛭ヶ岳山荘の脇にひっそりと残っていた（かなり傾いているけども）
中は綺麗で暖かい
足元の泥を考えなければここは最高のルートだと思う
下りの路面を考えると最低限ここまではヘッデンなしで下りたかったので一安心
感想
昨年4月にチャレンジしたもののコンディション不調で途中リタイアした丹沢主脈縦走に再度挑むことに。前回八丁坂分岐付近で引き返したことから、今回は最短コースでもある東野のバス停から八丁坂ルートで挑むことにした。
さて、八丁坂ルートだが、蛭ヶ岳山荘の管理人の方が冬に使うルートということもあってとても歩きやすい。確かに急なところも多いが、直登でなくジグザグに登るようになっているし、何より丹沢名物の階段や木道が全くないのがありがたい。結局ゲートから東海自然歩道最高地点までの標高差約900mを2時間で登ることができ、後の行程にかなり余裕ができた（もっともこのペースでも他の登山者に抜かれまくったので訳がわからないんだが……）。
姫次からは階段地獄。長丁場なのでとにかく足を使わないよう、体重移動を意識して前に倒れ込むように登る。所々で見える富士山をはじめとした絶景が支えとなった。
無事昼前に蛭ヶ岳に到達。絶景に息を呑んだが、風が無茶苦茶強くて最低限の写真を撮ったのち山荘へ逃げ込んだ。蛭ヶ岳から塔ノ岳へは至極の稜線歩き。相変わらず風が強いのと道が泥だらけなのには閉口したが、それでも景色は素晴らしく、丹沢の良さを再認識した（ただ、ここに関しては逆コースのほうが富士山が正面に見えて良いかもしれない）。
塔ノ岳からは大倉尾根で下山。計画当初から日没を覚悟していた山行だったが結局ヘッドランプを使うことなく大倉へ到着できた。
昨年のやり残しを片付けられたとともに、これだけの距離と標高差を歩き切れたことに大いに満足した。前回と異なったのは靴を通常の底が硬い登山靴からトレラン用の柔らかい靴に変えたことで、これが木道や木の階段が多い丹沢には有効だったように感じた。また、前日に雪が降ったことで凍結が心配だったが、新雪でかえってグリップが効く結果となり、加えて泥地帯の被害も軽減されたのは運が良かったといえるだろう（実際アイゼンを用意していたが最後まで使うことはなかった）。
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