将棊頭山ー木曽駒ヶ岳
- GPS
- 12:31
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 2,027m
- 下り
- 2,034m
コースタイム
天候 | 雨のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登降につかった2つの尾根とも難路です。普通の人は行くべきではありません。 濃ヶ池への捲き道は、雪が相当量あり危険に見えました。情報にご注意ください。 |
写真
感想
将棊頭山への「長尾根コース」に、は〜るか振りに行かなきゃと思っていたが、地図を見ていたらその東の尾根が気になってくるではないか。これを上りに使い、長尾根を下ろうと。
それと上伊那にある112山を登り切ったつもりではいるが、木曽駒と中岳は何十年か前なので、登り直しておきたい。
ということで、全くヒト気の無い前半と人で賑わう後半のアンバランスな山行となった。
〈桂小場ー将棊頭山 4時間47分:計画は5時間〉
回復するという予報だったが、小雨が残るなか出発。けっこうなヤブを覚悟しているので、相当ボロくなった雨具上下とこれも破れたスパッツ。
全く情報の無い尾根だったが、作業道に目印あり、相当濡れましたけどね。上部は原生林の下にイワカガミやカニコウモリ、気持ちの良い尾根だった。稜線に出ると思いのほか雪が残っていたが、それほどもぐることもなくこれも快適。ただ晴れたり曇ったり、すっきり回復していかない。
〈将棊頭山ー木曽駒ヶ岳ー将棊頭山 4時間32分:計画は3時間30分〉
夏道が出ている方が多いが、ところどころ残雪も残り快調にすすむ。帰りに濃ヶ池経由を考えていたが、トラバース道のあたりに雪がびっしりついているのが見えるのでこれは止めておこう。
いよいよ木曽駒が近づきボロをまとっている姿がやや気になったが、着替えるのも面倒くさい。照れ隠しにサングラスをして頂上に。7人ほどいらしたかなぁ。展望も無いので、すぐに中岳に向かう。こんな広い道を歩くのは調子が狂うナ。宝剣山荘まで往復すると足跡がつながるのだけど、時間が押しているし、人も多く見えるので、ここで折り返し。
木曽駒ヶ岳から将棊頭へもどる途中で、濃ヶ池へ向かおうとしているお2組がいたが、先ほど見た雪の様子とトレースが無いことをお話して断念していただいた。往路のワタシの足跡が変な参考になったのかもしれないので、ご理解いただき良かった。(余計なお世話だったらゴメンナサイ)
あとは静かな一人旅。将棊頭山には今日の足跡が残っていた。
〈将棊頭山ー桂小場 2時間59分:計画は3時間〉
もう14時半、計画よりやや遅く、険しいだろう「長尾根」に向かって大丈夫かと自問したが、調子は良いし頑張っていこう。
なんと急な一直線の道! 一般道より何ランクかは落ちるが、明瞭な踏み跡と赤テープがつづく。でも気づくと赤テープが見当たらず、足跡が細くなっているということが数度あり、心細くなりながら登り直してルートに戻ることも。ガスはでてくるし・・・・・また見失い・・・・・両側は険しい谷なので、このルートから絶対外れてはいけないのだと考えて慎重になる。終盤でも道が笹に隠れている部分があるので要注意だった。
無事尾根の末端に到着。両側の沢(小黒川本谷とマナイタダラ沢)をみるととても急峻なので、無事に末端まで来てほっとする。
実はこの先もうすうす心配していた。道はあるのかなぁ。河原は結構な傾斜で渡渉も数回要したが、特に問題もなく下りることができた。
駐車場には1台取り残されていた。昼間だれか来ていたかなぁ?
30名ほどにお会いしただろうか。場違いの格好で歩いていましたけど、こんなコースでしたので許してください。
将棊頭までの折り返しでも十分面白かったと思うが、木曽駒まで足を延ばしたことで、より盛りだくさんの内容になり、ちょっと満足しております。
コメント
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おはようございます。
険しいコース、お疲れ様でした。
前半と後半のアンバランス、ありますよね。
yama-takeさんとはレベルが違いますが、
上松Aルートで木曽駒に登った時は、山頂まで誰にも会わず、
木曽駒山頂から宝剣までは100人近くすれ違った覚えがあります
あのギャップにはビックリです。
新田次郎の聖職の碑を読んで、桂小場ー将棊頭山も一度歩いてみたいと思いました
松本ナンバーの車が置いてありましたが、木曽駒まで行かれたのですね。しかも難関ルートで・・・すごいですね。
てっきり山中幕営の縦走の車だと思いました。どーやって車の回収をするんだろう、なんて思ってました。
私は将棋頭で引き返しました。
あの日は天気がドンドン回復して、気持ちがいい稜線でした。
出会った登山者3人・・・帰りの駐車場には3台・・・私のレコの駐車場の車の一台はyama -takasaの車なんですね・・・勝手に写して失礼しました・・・。
totokさん いつも訪問ありがとうございます。
地元の山なので、ひととおり登っておかないと・・・・ちょっと我慢しながら歩いてきました。 (ガマンっていうのも木曽駒に悪いですネ)
森林帯の方が落ち着いていられました。
akakiriusagiさん はじめまして
レコで自分の車が写っているナ~と気づいておりました。
将棊頭の靴跡は、そうだったかな。遠くからお越しいただきありがとうございました。
明日は何処に行こうかと、
将棊頭山経由での木曽駒レコがないかと探し読み始めたら、
最初のフォトコメント3枚でyama-takeさんのレコと気付きましたよ!笑
相変わらず難路を行かれてますねー
普通に蕎麦屋の梅庵奥の登山口から行きたいのですが、
とても参考には出来そうにありません笑
ちなみに、昨日は伊那市に久しぶりに出張で宿泊し、
伊那市ナイトをエンジョイしました^^
ところで、梅庵は、蕎麦マニアのわたくしのNo.1蕎麦屋です!
今回は、お昼にローメンのうしおに初めて伺いました。
昨夜は、何を食べてもめちゃくちゃ美味しい藤よしさんでした
伊那市は素晴らしいですねぇ♪
あすは将棊頭に来ますか? 良い天気になりそうですネ
あんまりワタシのレコを見ていると、ヘ〇〇〇の仲間入りしちゃいますよ
伊那をほめていただいて、ありがとうございます。
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