立山~弥陀ヶ原~美女平~立山駅

2015年07月27日(月) 〜 2015年07月28日(火)

• GPS: 17:35
• 距離: 30.4km
• 登り: 1,257m
• 下り: 3,218m

コースタイム

1日目

• 山行: 6:49
• 休憩: 1:10
• 合計: 7:59

8:09 室堂
8:14 8:15 みくりが池
8:21 8:22 みくりが池温泉
8:35 8:36 雷鳥荘
8:50 9:43 雷鳥沢キャンプ場
9:50 9:51 浄土橋
11:04 11:06 一の越山荘
12:02 12:03 雄山
12:17 12:18 立山
12:25 12:26 大汝休憩所
12:58 13:00 富士ノ折立
13:30 13:30 真砂岳
14:12 14:13 別山南峰
14:52 14:57 剱御前小舎
16:05 16:05 浄土橋
16:08 雷鳥沢キャンプ場

2日目

• 山行: 9:10
• 休憩: 0:11
• 合計: 9:21

5:54 雷鳥沢キャンプ場
6:15 6:15 雷鳥荘
6:34 6:35 みくりが池温泉
6:43 6:43 みくりが池
6:53 7:01 室堂
7:35 7:35 天狗平山荘
8:49 8:50 弥陀ヶ原ホテル
10:22 10:23 弘法トイレ
10:32 10:32 弘法
15:12 15:12 立山駅
15:15 ゴール地点

天候

■7月27日（月）　晴れ→夜に雨
■7月28日（火）　雨→曇り→雨

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車 ケーブルカー（ロープウェイ／リフト）

■北陸道の流杉パーキングのETC専用出口で下り県道178号〜県道35号〜県道6号を立山方面
　に走る。
■駐車場は立山駅前（無料）を利用。平日だったので空きはありました。
■立山駅〜室堂までのケーブルとバス代金（片道のみ）\2,430→\1,950
・石川県民感謝デーで乗り物は2割引です・・・期間：7/25〜8/31
・下記用紙を印刷し必要事項を記入し立山駅の窓口に提出すれば石川県の方ならお得。
　免許証などの身分照明が必要です。
　http://www.alpen-route.com/_wp/wp-content/uploads/2015/07/%E7%9F%B3%E5%B7%9D%E7%9C%8C.pdf
・美女平〜室堂間のバスでは荷物10kg以上の場合別途￥300が必要。

コース状況／危険箇所等

■登山届けは室堂の階段踊り場に設置してあるので提出。
■雷鳥沢でテン泊。当日は30〜40張ほど。
■一ノ越から雄山では浮石もあるので慎重に。
・当日は小学生や中学生の学校登山のグループが何校かあり登りは大渋滞。
■室堂〜美女平までは木道や遊歩道が整備されているので問題はないが岩場や木道が濡れて滑
　りやすい。3度ほどこけてすねを擦りむいた。
・また何度か車道を横切る事もあるのでバスには注意。
■美女平〜立山駅までは激下りです。途中から土砂降りにあう。

写真

7/27 5:29

流杉IC近くから立山周辺の山々。毛勝〜剱岳〜立山

7/27 6:18

立山駅の切符売り場。
休日から見れば人も少ない

7/27 6:18

石川県民デーで二割引。
今日は片道切符です

7/27 8:10

皆さん水の補給などをして出発準備です

7/27 8:16

バシャッと音がした。
氷山のように雪が落ちて湖面が波立つ

7/27 8:21

みくりが池と立山の山々

7/27 8:25

奥大日岳から大日岳への稜線

7/27 8:37

雷鳥沢と剣御前

7/27 8:41

立入禁止の地獄谷
この辺のハイマツは殆ど枯れていた。
有毒ガスが原因か？

7/27 9:55

対岸から雷鳥沢のキャンプ地

7/27 9:56

チングルマ

7/27 10:01

右端が雄山

7/27 10:06

オオバタケシマラン

7/27 10:15

オオツガザクラ
ツガザクラとアオノツガザクラの交配種とのこと

7/27 10:16

ミネズオウ

7/27 11:04

学校登山の生徒さんで一の越からは大渋滞。トイレ前にはもう一校が待機中です。待機中の学校が出発する前に登ろう

7/27 11:35

薄っすら虹が見えた。
写真では良く分からない

7/27 12:00

一等三角点「立山」

7/27 12:00

どなたか知りませんが写ってしまいました。あしからず。
奥は後立山の山々

7/27 12:02

山頂では御祓いをしています

7/27 12:20

黒部湖と針の木岳
この後ガスが出てきて展望が無くなる

7/27 12:21

立山連山最高峰の大汝山3,015m

7/27 12:24

大汝の休憩小屋

7/27 12:50

ミヤマリンドウ

7/27 12:51

タカネヤハズハハコ

7/27 13:14

ミヤマコウゾリナとチシマギキョウ。皆上を向いている

7/27 13:16

タカネツメクサ

7/27 13:20

チシマギキョウ
こちらは皆横を向いている

7/27 13:20

ミヤマクワガタが残っていた

7/27 13:31

内蔵助山荘の屋根が見えた

7/27 13:35

トウヤクリンドウ

7/27 13:49

イワウメは終了

7/27 13:53

おっと！
雷鳥さんだ

7/27 13:54

イワツメグサをついばむ雛。
お母さんは見張っている

7/27 14:14

別山到着

7/27 14:14

硯ヶ池は雪の下。別山北峰は濃いガスの中

7/27 14:25

ヨツバシオガマ

7/27 14:25

ハクサンボウフウ

7/27 14:25

アオノツガザクラ

7/27 14:35

コケモモ

7/27 14:45

剱岳は見えず

7/27 14:56

ミヤマアカバナ

7/27 14:58

トウヤクリンドウのかたまり

7/27 14:58

イワツメグサ

7/27 15:07

ウラジロタデの群落

7/27 15:10

タカネヨモギ

7/27 15:11

クロクモソウ

7/27 15:11

エゾシオガマ

7/27 15:14

クルマユリ

7/27 15:14

シナノオトギリ

7/27 15:15

本日のお目当てを目を凝らして探したが見つからず。
ピンクのチングルマをタテヤマチングルマという。
これは薄っすら程度でした

7/27 15:17

周辺はチングルマとハクサンイチゲ畑

7/27 15:22

ハクサンイチゲ

7/27 15:24

コバイケイソウと雷鳥沢周辺

7/27 15:24

イワイチョウ

7/27 15:29

バイケイソウ

7/27 15:33

お、またライチョウさんだ。
ほっそり警戒気味

7/27 15:34

しばらくじっとしてたら砂浴びを始めた。
ふっくらリラックス気味

7/27 15:35

雛はお母さんの周辺をウロウロ

7/27 15:47

奥が浄土山。稜線上はガスだらけだったのに降りて来たら晴れてきた。

7/27 15:48

ウサギギク

7/27 16:04

ヤマガラシ

7/27 16:04

オクヤマガラシ

7/27 16:09

午前中キャンプ地横の斜面でスキーの練習をしていた跡が残っている。雪渓横にポールとスキーが置いてある

7/27 16:31

右から雄山〜大汝山〜富士ノ折立

7/27 18:53

薄っすら夕焼けに色付く立山

7/28 5:47

二日目のキャンプ地
昨晩からの雨が降り続いている。
この段階でバスで下ろうか迷う

7/28 7:24

天気が良ければ日本庭園のような景色があちこちで見られる

7/28 7:38

沢は増水し登山道も川となっていた

7/28 8:00

キヌガサソウ

7/28 8:45

オオハナウド

7/28 9:08

弥陀ヶ原の木道。ようやく雨も上がった

7/28 9:09

ワタスゲと餓鬼田

7/28 9:11

大日連山はガスの中

7/28 9:28

タテヤマリンドウ
雨で閉じてた花がようやく開いてきた

7/28 9:31

ホソバノキソチドリ

7/28 9:38

テガタチドリ

7/28 9:39

岩峅寺の雄山神社から雄山山頂の本社まで十里半と言われる参道沿いに奉納安置された石塔・石仏群が所々で見られる

7/28 10:09

ハナニガナ二色（白・黄色）

7/28 10:09

ニッコウキスゲがポツポツ

7/28 10:17

モウセンゴケ
前回の医王山よりも綺麗に撮れた

7/28 10:17

コバノトンボソウ

7/28 10:18

キンコウカと奥にはトキソウ

7/28 10:18

トキソウ

7/28 10:27

道路脇にぽつんと弘法のトイレがあります

7/28 10:30

奥には大辻山

7/28 10:30

ワレモコウ

7/28 10:33

八郎坂は土砂崩れで通行止め

7/28 10:34

ソバナ

7/28 10:34

タテヤマウツボグサ

7/28 10:34

タテヤマアザミ

7/28 10:36

ホツツジ

7/28 10:40

オヤマリンドウが一つ

7/28 10:46

いよいよ立山杉の巨木が出て来た

7/28 10:50

ミヤマママコナ

7/28 10:54

大観峰から日本一の落差を誇る称名滝。
四段滝の三段目かな？

7/28 11:27

ナツツバキ

7/28 11:50

滝見台に到着。ここにも石仏。案内を見ると1811年の銘があり重い石仏を背負い登拝道に安置した先人の苦労が偲ばれる。
と書かれてあった。確かに

7/28 11:49

滝見台から称名滝（左）とハンノキ滝（右）

7/28 11:55

ムム、ニホンザルが登山道に座っていた

7/28 11:56

悪城の壁（右下）の上を歩いている。恐くて覗けず

7/28 12:05

立山杉の巨人たちの中を歩く

7/28 13:12

根上りの立山杉

7/28 13:18

オクモミジハグマ

7/28 13:25

美女平周辺の大きな立山杉には名前が付いている。
その中の一つ「火炎杉」

7/28 13:36

美女平で昼食休憩。バスがいないと静かです

7/28 14:17

タマアジサイがもう少しで咲きそう

7/28 14:31

縄梯子やトラロープもある急な登山道を下る

7/28 14:43

材木岩。マグマが冷える際に収縮して材木を積み上げたように見えるのが由来だそうです。
不思議ですね！
この直後から土砂降りに

撮影機器：

PowerShot SX60 HS CANON

感想

okia0893

今日は立山に行ってきた。
弥陀ヶ原の湿原と美女平の立山杉の巨人達に会いたくてこのルートになった。
今回は初めてのテント泊でベンチレーターを完全に閉めずに寝たら夜中に雨になっていてテント床が濡れるトラブルもあった。

当初の予定では二日目は曇りの予定だったが昨晩からの雨がしとしと降る天気に朝からテンションも下がる。
小雨降る中のテント撤収も辛く濡れたままのテントは来たときよりもずっしり重くなった。

撤収後、小雨の中をカッパを着て傘を差してとりあえず室堂に向かう。
雷鳥沢から室堂までの階段登りが地味にきつい。
室堂に着いて暫し考える。
雨が降ってガスで見晴らしも良くない。
このままバスで帰ろうかとバス時刻を見ると8時が始発でまだ1時間以上ある。
とりあえず弥陀ヶ原まで歩く事にする。
バスに乗るにはそこが最終地点である。

天狗平付近を過ぎると雨も止み気味になってきた。
室堂から弥陀ヶ原までの登山道では滑って三度もこけた。
雪渓の所で一度、渡渉の石で一度、木道の濡れている場所で一度。
二回目の石のところでは左足のすね部分を擦りむいた。

弥陀ヶ原に着きバス亭にいた係員の方とお話すると下の方は降ってませんよ。
と言われる。
それなら予定通り下ることにする。
美女平駅で昼飯を食べそのまま登山道を下ったが途中から土砂降りになる。
もう少し早く降ってたらケーブルだったのになぁ。
まぁいろいろあったが楽しめた。