記録ID: 668674
全員に公開
無雪期ピークハント／縦走
妙高・戸隠・雨飾
雨飾山・小谷温泉コース 可憐な山・布団菱の岩峰
2015年06月29日(月) [日帰り]
Forest21
その他1人
体力度
3
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 06:02
- 距離
- 7.7km
- 登り
- 987m
- 下り
- 978m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年06月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
■アクセスにつきましては、小谷温泉・雨飾荘のサイトをご覧下さい。 http://www.amakazari.jp/ |
| コース状況／ 危険箇所等 |
■荒菅沢、そして小さな雪渓が数ヶ所ありましたが、アイゼンは不要でした。 |
写真
6時36分、北陸自動車道・糸魚川ICを降りて、国道148号線を南下して長野県小谷村へと向かいます。
国道148号線を走行していると、左手側に雨飾山が見えてきます。手前のドーム形をした山が『海谷山塊・駒ヶ岳(1487.4m)』、その奥が『雨飾山(1963.2m)』になります。
6/29 6:43
国道148号線を走行していると、左手側に雨飾山が見えてきます。手前のドーム形をした山が『海谷山塊・駒ヶ岳(1487.4m)』、その奥が『雨飾山(1963.2m)』になります。
【登山口駐車場に到着� �7時34分、小谷温泉を通過して「雨飾高原キャンプ場」の駐車場に到着です。舗装された立派な駐車場で、駐車スペースは50台。
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6/29 7:34
【登山口駐車場に到着� �
7時34分、小谷温泉を通過して「雨飾高原キャンプ場」の駐車場に到着です。舗装された立派な駐車場で、駐車スペースは50台。
7時34分、小谷温泉を通過して「雨飾高原キャンプ場」の駐車場に到着です。舗装された立派な駐車場で、駐車スペースは50台。
【登山口駐車場に到着�◆�この駐車場の奥に、登山道入口があります。登山口は標高1150mですので、雨飾山山頂(1963.2m)までは単純計算で標高差800mちょっとですね…
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6/29 7:42
【登山口駐車場に到着�◆�
この駐車場の奥に、登山道入口があります。登山口は標高1150mですので、雨飾山山頂(1963.2m)までは単純計算で標高差800mちょっとですね…
この駐車場の奥に、登山道入口があります。登山口は標高1150mですので、雨飾山山頂(1963.2m)までは単純計算で標高差800mちょっとですね…
【登山口駐車場に到着��】駐車場には休憩用の施設があります。登山ポストあり。トイレ・水道あり。登山靴の泥落とし用の水道・ブラシもありました。
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6/29 7:36
【登山口駐車場に到着��】
駐車場には休憩用の施設があります。登山ポストあり。トイレ・水道あり。登山靴の泥落とし用の水道・ブラシもありました。
駐車場には休憩用の施設があります。登山ポストあり。トイレ・水道あり。登山靴の泥落とし用の水道・ブラシもありました。
【雨飾山・登山開始】
7時41分、登山開始です。今日はどんな花たちに出会えますでしょうか(^^)
7時41分、登山開始です。今日はどんな花たちに出会えますでしょうか(^^)
まずは少し下って湿地帯へと向かいます。前日が雨だったために、登山道はドロドロしています(*_*)
【湿地帯・木道を歩く】
7時48分、湿地帯に入り、木道が始まります。
7時48分、湿地帯に入り、木道が始まります。
チョロチョロと流れる枝沢を縫うようにして歩きます。沢の流れる音が耳に心地いいです。
湿地帯のあちこちには、高さ1mもあろうかという巨大なミズバショウが群生していました(^^)
【大海川の流れ】木道を歩いていると、右手側から「大海川」のザーと流れる音が聞こえてきます。気になったのでちょっと寄り道をし、そちらを覗いてみました。
3
6/29 7:56
【大海川の流れ】
木道を歩いていると、右手側から「大海川」のザーと流れる音が聞こえてきます。気になったのでちょっと寄り道をし、そちらを覗いてみました。
木道を歩いていると、右手側から「大海川」のザーと流れる音が聞こえてきます。気になったのでちょっと寄り道をし、そちらを覗いてみました。
湿地帯が終わり、「大海川」沿いの平坦な道を歩き続けます。ニリンソウを数多く目にしました。
【道標2/11・登りが始まる】
8時00分、「2/11」という道標が現れました。ここからいよいよ登りが始まります。
8時00分、「2/11」という道標が現れました。ここからいよいよ登りが始まります。
急登を登ります。天気予報どおり、スッキリとした青空になりました(^^)/
8時13分、「3/11・1200m」を通過します。でも、なぜ分母が「11」なんですかね…？
「ブナ平」手前を歩きます。樹林帯が続くため展望は利きません。ですが、ひんやりしていて涼しいです。
【ブナ平に到着】
8時32分、「ブナ平」にやって来ました。この場所はなだらかな斜面となっており、休憩にちょうどいいです。
8時32分、「ブナ平」にやって来ました。この場所はなだらかな斜面となっており、休憩にちょうどいいです。
少し休憩してから、次のポイント「荒菅沢」へ向かいます。ブナの巨木の間を歩きます。
【小さな雪渓が3ヶ所】
ブナ平から荒菅沢まで、小さな雪渓を3ヶ所ほど歩きました。ツボ足のまま何も問題はありませんでした。
ブナ平から荒菅沢まで、小さな雪渓を3ヶ所ほど歩きました。ツボ足のまま何も問題はありませんでした。
小さな雪渓を渡りながら後方を振り返りました。ガスの奥にギザギザした山が見えます。あれは『高妻山(2352.8m)』と『乙妻山(2318m)』ですね…
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6/29 8:43
小さな雪渓を渡りながら後方を振り返りました。ガスの奥にギザギザした山が見えます。あれは『高妻山(2352.8m)』と『乙妻山(2318m)』ですね…
【布団菱が見えてくる】8時58分、ゆるやかな登山道を歩いていると急に視界が開け、いよいよ「布団菱」のするどい岩峰が見えてきました！
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6/29 8:58
【布団菱が見えてくる】
8時58分、ゆるやかな登山道を歩いていると急に視界が開け、いよいよ「布団菱」のするどい岩峰が見えてきました！
8時58分、ゆるやかな登山道を歩いていると急に視界が開け、いよいよ「布団菱」のするどい岩峰が見えてきました！
荒菅沢雪渓をめがけて下ります。早く「布団菱」を目にしたいと気分も高まり、知らず知らずのうちに足早になります(^^;)
…と思いがけず、イチゲの群落に出会いました♪布団菱はしばしおあずけで、イチゲをじっくり観察しました(^o^)
さて、荒菅沢の雪渓を渡ります。ここの風景が前半のクライマックスと言えましょうか(^^)
【布団菱の岩峰と対峙� �荒菅沢雪渓のど真ん中に立ち、そして布団菱の岩峰を見上げます。「うわ、出た―」って感じです(^^)
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6/29 9:06
【布団菱の岩峰と対峙� �
荒菅沢雪渓のど真ん中に立ち、そして布団菱の岩峰を見上げます。「うわ、出た―」って感じです(^^)
荒菅沢雪渓のど真ん中に立ち、そして布団菱の岩峰を見上げます。「うわ、出た―」って感じです(^^)
【布団菱の岩峰と対峙�◆�
青空を背景にして、岩峰がクッキリと見えます！
青空を背景にして、岩峰がクッキリと見えます！
【荒菅沢で記念撮影】布団菱の岩峰をバックにして記念撮影です。逆光のせいで顔が見えませ〜ん！いや、お見苦しい顔が隠れて、かえって好都合かな…(^^;)
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6/29 9:17
【荒菅沢で記念撮影】
布団菱の岩峰をバックにして記念撮影です。逆光のせいで顔が見えませ〜ん！いや、お見苦しい顔が隠れて、かえって好都合かな…(^^;)
布団菱の岩峰をバックにして記念撮影です。逆光のせいで顔が見えませ〜ん！いや、お見苦しい顔が隠れて、かえって好都合かな…(^^;)
【荒菅沢・上流側の風景� �荒菅沢上流の風景を眺めました。この雪渓は雪面が固くカチカチになっていましたが傾斜はゆるやかです。アイゼンは不要でした。
6/29 9:11
【荒菅沢・上流側の風景� �
荒菅沢上流の風景を眺めました。この雪渓は雪面が固くカチカチになっていましたが傾斜はゆるやかです。アイゼンは不要でした。
荒菅沢上流の風景を眺めました。この雪渓は雪面が固くカチカチになっていましたが傾斜はゆるやかです。アイゼンは不要でした。
【荒菅沢・上流側の風景�◆�布団菱の岩峰群です。大きな岩峰が2つ見えますが、このあと対岸に渡ってから右の岩峰方面へと登ることになります。
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6/29 9:11
【荒菅沢・上流側の風景�◆�
布団菱の岩峰群です。大きな岩峰が2つ見えますが、このあと対岸に渡ってから右の岩峰方面へと登ることになります。
布団菱の岩峰群です。大きな岩峰が2つ見えますが、このあと対岸に渡ってから右の岩峰方面へと登ることになります。
【荒菅沢・上流側の風景��】ちなみに「布団菱（フトンビシ）」とは地元の猟師たちが布団を干すのに都合が良さそうな岩場を見て呼称したと言われているそうです。
6/29 9:11
【荒菅沢・上流側の風景��】
ちなみに「布団菱（フトンビシ）」とは地元の猟師たちが布団を干すのに都合が良さそうな岩場を見て呼称したと言われているそうです。
ちなみに「布団菱（フトンビシ）」とは地元の猟師たちが布団を干すのに都合が良さそうな岩場を見て呼称したと言われているそうです。
【下流側・金山と天狗原山� �
こちらは荒菅沢下流の風景です。仲間が小さく見えます。
こちらは荒菅沢下流の風景です。仲間が小さく見えます。
【下流側・金山と天狗原山�◆�なだらかなピークが2つ並んでいます。左が『金山(2245m)』で、そして右が『天狗原山(2197.1m)』です。
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6/29 9:12
【下流側・金山と天狗原山�◆�
なだらかなピークが2つ並んでいます。左が『金山(2245m)』で、そして右が『天狗原山(2197.1m)』です。
なだらかなピークが2つ並んでいます。左が『金山(2245m)』で、そして右が『天狗原山(2197.1m)』です。
【下流側・金山と天狗原山��】
荒菅沢にはまだたっぷりと雪が残っていました。
荒菅沢にはまだたっぷりと雪が残っていました。
9時19分、荒菅沢の風景をじっくり堪能してから、また歩き始めます。次のポイントへと「笹平」向かいます。
荒菅沢左岸へ渡り終え、奥へ続く登山道に進みます。左上には先ほどの「布団菱の岩峰」が見えます。
ムラサキヤシオです。もう終わりかけているようで、この場所で目にしただけでした。
荒菅沢から先では、またしばらく岩がゴロゴロした急斜面が続きます。
岩の急斜面が続きます。しだいに周りの木の高さが低くなってきましたが、斜度が大きいため前方の様子が見えません(*_*)
一方、後方は視界が開けてきました。ここで周りを見回してみます。
【焼山および戸隠連山� �まずは東の方角。左端にちょこんと『焼山(2400.3m)』が現れてきました。中央に『金山(2245m)』、右のピーク『天狗原山(2197.1m)』…
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6/29 9:45
【焼山および戸隠連山� �
まずは東の方角。左端にちょこんと『焼山(2400.3m)』が現れてきました。中央に『金山(2245m)』、右のピーク『天狗原山(2197.1m)』…
まずは東の方角。左端にちょこんと『焼山(2400.3m)』が現れてきました。中央に『金山(2245m)』、右のピーク『天狗原山(2197.1m)』…
【焼山および戸隠連山�◆�そこから右回転、南東の方角。中央に『地蔵山(2073.2m)』、その右に『乙妻山(2318m)』『高妻山(2352.8m)』がギザギザしたピークを重ねています。
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6/29 9:45
【焼山および戸隠連山�◆�
そこから右回転、南東の方角。中央に『地蔵山(2073.2m)』、その右に『乙妻山(2318m)』『高妻山(2352.8m)』がギザギザしたピークを重ねています。
そこから右回転、南東の方角。中央に『地蔵山(2073.2m)』、その右に『乙妻山(2318m)』『高妻山(2352.8m)』がギザギザしたピークを重ねています。
【焼山および戸隠連山��】さらに右回転、南の方角。ややガスに霞んで中央に見えるのが『戸隠山(1904m)』ではないかと思います。
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6/29 9:45
【焼山および戸隠連山��】
さらに右回転、南の方角。ややガスに霞んで中央に見えるのが『戸隠山(1904m)』ではないかと思います。
さらに右回転、南の方角。ややガスに霞んで中央に見えるのが『戸隠山(1904m)』ではないかと思います。
【焼山および戸隠連山�ぁ�
さらに右回転、南西の方角。こちらには布団菱の岩肌が白っぽく見えます。
さらに右回転、南西の方角。こちらには布団菱の岩肌が白っぽく見えます。
【連続する岩の急斜面】「荒菅沢→笹平」区間では岩の急斜面がしばらく続きます。ですが、手がかりや足場がしっかりしており、案外登りやすいです。
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6/29 10:00
【連続する岩の急斜面】
「荒菅沢→笹平」区間では岩の急斜面がしばらく続きます。ですが、手がかりや足場がしっかりしており、案外登りやすいです。
「荒菅沢→笹平」区間では岩の急斜面がしばらく続きます。ですが、手がかりや足場がしっかりしており、案外登りやすいです。
群生したタニウツギに勇気づけられながら、さらに登り続けます。
ゼエ、ゼエ…。両脚の奥には「金山」が見えます。登っては休み、また登っては休む…
ロープ、そしてハシゴを使ってジワジワ高度を上げます。「う〜ん、笹平はまだかなぁ…」
するとしだいに傾斜がゆるみ、笹平がもう目前という雰囲気が何となく漂ってきます(^^)
いきなり視界が「パー」っと開け、『雨飾山(1963.2m)』のピークが登場です！
【笹平に到着】
10時14分、連続する岩場を乗り越えて、ようやく「笹平」に到着しました。ここで周りを見回してみます。
10時14分、連続する岩場を乗り越えて、ようやく「笹平」に到着しました。ここで周りを見回してみます。
【笹平から見た雨飾山� �まずは南東の方角。左には平たいピーク『黒姫山(2053.4m)』、中央『地蔵山(2073.2m)』、その右に『乙妻山(2318m)』『高妻山(2352.8m)』…
6/29 10:14
【笹平から見た雨飾山� �
まずは南東の方角。左には平たいピーク『黒姫山(2053.4m)』、中央『地蔵山(2073.2m)』、その右に『乙妻山(2318m)』『高妻山(2352.8m)』…
まずは南東の方角。左には平たいピーク『黒姫山(2053.4m)』、中央『地蔵山(2073.2m)』、その右に『乙妻山(2318m)』『高妻山(2352.8m)』…
【笹平から見た雨飾山�◆�そこから右回転、南の方角。こちらからは白いガスがもうもうと立ちこめており、この奥の風景は最後まで見えませんでした。
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6/29 10:14
【笹平から見た雨飾山�◆�
そこから右回転、南の方角。こちらからは白いガスがもうもうと立ちこめており、この奥の風景は最後まで見えませんでした。
そこから右回転、南の方角。こちらからは白いガスがもうもうと立ちこめており、この奥の風景は最後まで見えませんでした。
【笹平から見た雨飾山��】さらに右回転、南西の方角。中央が『雨飾山(1963.2m)」となります。私にとっての「雨飾山」とは、まさにここから見た姿です(^^)
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6/29 10:14
【笹平から見た雨飾山��】
さらに右回転、南西の方角。中央が『雨飾山(1963.2m)」となります。私にとっての「雨飾山」とは、まさにここから見た姿です(^^)
さらに右回転、南西の方角。中央が『雨飾山(1963.2m)」となります。私にとっての「雨飾山」とは、まさにここから見た姿です(^^)
【笹平から見た雨飾山�ぁ�
さらに右回転、西の方角。本来ならば「白馬連峰」が見えるのですが、ガスが邪魔をしています…
さらに右回転、西の方角。本来ならば「白馬連峰」が見えるのですが、ガスが邪魔をしています…
【久恋の頂・可憐な山♪� �
雨飾山登山では、ここから見た風景がクライマックスなのではないでしょうか？
雨飾山登山では、ここから見た風景がクライマックスなのではないでしょうか？
【久恋の頂・可憐な山♪�◆�
「あまかざりやま」という名前の響き、そしてこの笹平から見た時にどことなくかわいらしい姿。
「あまかざりやま」という名前の響き、そしてこの笹平から見た時にどことなくかわいらしい姿。
【久恋の頂・可憐な山♪��】目の前の「笹平」では豊富な高山植物に出会えるということもあって、雨飾山は「可憐な山」に思えます♪
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6/29 10:15
【久恋の頂・可憐な山♪��】
目の前の「笹平」では豊富な高山植物に出会えるということもあって、雨飾山は「可憐な山」に思えます♪
目の前の「笹平」では豊富な高山植物に出会えるということもあって、雨飾山は「可憐な山」に思えます♪
【久恋の頂・可憐な山♪�ぁ�
そして深田久弥さんの「久恋の頂」という言葉がピッタリくるような山容です(^^)
そして深田久弥さんの「久恋の頂」という言葉がピッタリくるような山容です(^^)
おぉ、つい景色に見とれて時計を見るのも忘れていました。登山口からこの「笹平」まで、およそ2時間30分でした(^^;)
【雲海が広がる】
右手側の西方面、笹原の奥には雲海が広がっていました。
右手側の西方面、笹原の奥には雲海が広がっていました。
●
＊10時21分、「笹平→雨飾山山頂」区間を歩いています。こちらは進行方向。雨飾山山頂に人が立っているのが見えます。
＊10時21分、「笹平→雨飾山山頂」区間を歩いています。こちらは進行方向。雨飾山山頂に人が立っているのが見えます。
●●●●
＊こちらが後方になります。中央にはガスに隠れて『焼山(2400.3m)』が見えます。
＊こちらが後方になります。中央にはガスに隠れて『焼山(2400.3m)』が見えます。
10時25分、新潟県側の「梶山新湯コース」との分岐点を通過します。ここの分岐点から先では、花がたくさん咲いていました♪
10時38分、花を眺めて歩いているうちに、山頂直下の急斜面「見返り坂」手前に来ました。ここからは高度感あふれる荒菅沢の谷が見下ろせます。
1
6/29 10:38
10時38分、花を眺めて歩いているうちに、山頂直下の急斜面「見返り坂」手前に来ました。ここからは高度感あふれる荒菅沢の谷が見下ろせます。
さて、「見返り坂」に登り始めます。ここから雨飾山山頂までは急登ですが、距離は短いです。
【見返り坂・一ノ肩ノ池】見返り坂の途中で後方を振り返りました。すると、つい先ほど覗いた「荒菅沢の谷間」の登山道を挟んだ後ろ側に「一ノ肩ノ池（御手洗池・神ノ田圃）」が小さく見えます。
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6/29 10:41
【見返り坂・一ノ肩ノ池】
見返り坂の途中で後方を振り返りました。すると、つい先ほど覗いた「荒菅沢の谷間」の登山道を挟んだ後ろ側に「一ノ肩ノ池（御手洗池・神ノ田圃）」が小さく見えます。
見返り坂の途中で後方を振り返りました。すると、つい先ほど覗いた「荒菅沢の谷間」の登山道を挟んだ後ろ側に「一ノ肩ノ池（御手洗池・神ノ田圃）」が小さく見えます。
またまたヨツバシオガマ。ホントにあちこちで咲いていました〜(^^)
「こんにちは！」ある男性とスライドします。後方、笹平の奥でガスの間から現れたのはきっと『昼闇山(1840.9m)』ですね…
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6/29 10:46
「こんにちは！」ある男性とスライドします。後方、笹平の奥でガスの間から現れたのはきっと『昼闇山(1840.9m)』ですね…
「見返り坂」の登山道はこんな感じ。土に混じって平たい岩が散在しています。スリップ注意です(>_<)
【双耳峰手前の分岐点� �10時49分、斜面を登り切ると、左右に分かれた分岐点に着きました。ここから双耳峰となった両ピークへはほんの数メートルです。
6/29 10:49
【双耳峰手前の分岐点� �
10時49分、斜面を登り切ると、左右に分かれた分岐点に着きました。ここから双耳峰となった両ピークへはほんの数メートルです。
10時49分、斜面を登り切ると、左右に分かれた分岐点に着きました。ここから双耳峰となった両ピークへはほんの数メートルです。
【双耳峰手前の分岐点�◆�分岐点では白馬・後立山連峰方面の展望が一気に開けます。でも今日はガスが多くて隠れていますね(*_*)
さて、まずは双耳峰のうちの「東峰」に向かいます。
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6/29 10:49
【双耳峰手前の分岐点�◆�
分岐点では白馬・後立山連峰方面の展望が一気に開けます。でも今日はガスが多くて隠れていますね(*_*)
さて、まずは双耳峰のうちの「東峰」に向かいます。
分岐点では白馬・後立山連峰方面の展望が一気に開けます。でも今日はガスが多くて隠れていますね(*_*)
さて、まずは双耳峰のうちの「東峰」に向かいます。
【雨飾山・東峰に到着� �
10時50分、『雨飾山・東峰』に到着です。いや〜、着きましたね(^^)
10時50分、『雨飾山・東峰』に到着です。いや〜、着きましたね(^^)
【雨飾山・東峰に到着�◆�
この東峰には4つの石祠が並んでおり、石祠の向こうには『雨飾山・主峰』が見えます。
この東峰には4つの石祠が並んでおり、石祠の向こうには『雨飾山・主峰』が見えます。
☆
＊南東→北西方面は雲海が広がっており、「白馬・後立山連峰」方面は見えませんでした。
＊南東→北西方面は雲海が広がっており、「白馬・後立山連峰」方面は見えませんでした。
☆☆
＊そうした中で唯一見えたのは中央『雪倉岳(2610.9m)』、左のピーク『朝日岳(2418.3m)』でした。
＊そうした中で唯一見えたのは中央『雪倉岳(2610.9m)』、左のピーク『朝日岳(2418.3m)』でした。
【頸城山塊・雨飾山主峰� �さて、今度は頸城山塊方面を眺めます。まずは北の方角。ほぼ中央にひょっこり見えるのは『海谷山塊・鬼ヶ面山(1591m)』かなぁ…。自信ありませんが(^^;)
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6/29 10:53
【頸城山塊・雨飾山主峰� �
さて、今度は頸城山塊方面を眺めます。まずは北の方角。ほぼ中央にひょっこり見えるのは『海谷山塊・鬼ヶ面山(1591m)』かなぁ…。自信ありませんが(^^;)
さて、今度は頸城山塊方面を眺めます。まずは北の方角。ほぼ中央にひょっこり見えるのは『海谷山塊・鬼ヶ面山(1591m)』かなぁ…。自信ありませんが(^^;)
【頸城山塊・雨飾山主峰�◆�そこから右回転、北西の方角。左端が『鉢山(1575m)』、中央『昼闇山(1840.9m)』、手前には「笹平」が広がっています。
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6/29 10:53
【頸城山塊・雨飾山主峰�◆�
そこから右回転、北西の方角。左端が『鉢山(1575m)』、中央『昼闇山(1840.9m)』、手前には「笹平」が広がっています。
そこから右回転、北西の方角。左端が『鉢山(1575m)』、中央『昼闇山(1840.9m)』、手前には「笹平」が広がっています。
【頸城山塊・雨飾山主峰��】さらに右回転、東の方角。中央に『金山(2245m)』、その右隣『天狗原山(2197.1m)』…
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6/29 10:53
【頸城山塊・雨飾山主峰��】
さらに右回転、東の方角。中央に『金山(2245m)』、その右隣『天狗原山(2197.1m)』…
さらに右回転、東の方角。中央に『金山(2245m)』、その右隣『天狗原山(2197.1m)』…
【頸城山塊・雨飾山主峰�ぁ�
さらに右回転、南東の方角。左のすぐそばに『雨飾山・主峰(1963.2m)』があります。
さらに右回転、南東の方角。左のすぐそばに『雨飾山・主峰(1963.2m)』があります。
【東峰・4つの石祠� �
さて、この雨飾山・東峰には4つの石祠が安置されています。
さて、この雨飾山・東峰には4つの石祠が安置されています。
【東峰・4つの石祠�◆�左から順に「大日如来」「阿弥陀三尊」「薬師如来」「不動尊」となります。不謹慎かも知れませんが、何となくかわいらしいです(^^)
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6/29 10:53
【東峰・4つの石祠�◆�
左から順に「大日如来」「阿弥陀三尊」「薬師如来」「不動尊」となります。不謹慎かも知れませんが、何となくかわいらしいです(^^)
左から順に「大日如来」「阿弥陀三尊」「薬師如来」「不動尊」となります。不謹慎かも知れませんが、何となくかわいらしいです(^^)
【東峰・4つの石祠��】こちらが円光を放つ「阿弥陀三尊」です。この素朴なたたずまいが、私にとってやっぱり「可憐な山」のイメージにつながります。
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6/29 10:53
【東峰・4つの石祠��】
こちらが円光を放つ「阿弥陀三尊」です。この素朴なたたずまいが、私にとってやっぱり「可憐な山」のイメージにつながります。
こちらが円光を放つ「阿弥陀三尊」です。この素朴なたたずまいが、私にとってやっぱり「可憐な山」のイメージにつながります。
さて、遅くなりましたが「西峰」にあたる「雨飾山・主峰」に向かいましょう！
【雨飾山・主峰に到着� �
10時57分、ついに『雨飾山・主峰(1963.2m)』に到着です！
10時57分、ついに『雨飾山・主峰(1963.2m)』に到着です！
【雨飾山・主峰に到着�◆�
雨飾山の山頂を示す標柱。でも表面がはがれている…(^^;)
雨飾山の山頂を示す標柱。でも表面がはがれている…(^^;)
【雨飾山・主峰に到着��】
登山口から山頂まで、およそ3時間20分でした。「笹平」からですと、だいたい40分ですね。
登山口から山頂まで、およそ3時間20分でした。「笹平」からですと、だいたい40分ですね。
さてさて、休憩しますか(^^)/
まだ時間は早いけど、ランチにしましょう！
まだ時間は早いけど、ランチにしましょう！
【山頂にてランチタイム�◆�
新潟米使用の「たれかつ」おにぎり。ボリュームたっぷりです。
新潟米使用の「たれかつ」おにぎり。ボリュームたっぷりです。
【山頂にてランチタイム�ァ�
景色を眺めながら、休憩を楽しみました(^^)
景色を眺めながら、休憩を楽しみました(^^)
下山する前に、もう一度「東峰」に立ち寄りました。もしかするとガスが晴れて「白馬・後立山連峰」が見えるかも知れません…
【最後までガス晴れず】
でも、結局ガスは晴れませんでした…(T_T)
でも、結局ガスは晴れませんでした…(T_T)
【ウスユキソウを発見� �
ガスは晴れませんでしたが、その代わりに「東峰」でウスユキソウに出会えました〜♪
ガスは晴れませんでしたが、その代わりに「東峰」でウスユキソウに出会えました〜♪
【ウスユキソウを発見�◆�
葉がこんな風に丸みを帯びているウスユキソウは、初めて見ました(^^)
葉がこんな風に丸みを帯びているウスユキソウは、初めて見ました(^^)
【ウスユキソウを発見��】
これは中心の周りにある頭花が赤く開花しています♪
これは中心の周りにある頭花が赤く開花しています♪
【雨飾山・下山開始】
11時32分、ガスが晴れるのをあきらめて下山開始です。「またいつか登りに来ますよ…」
11時32分、ガスが晴れるのをあきらめて下山開始です。「またいつか登りに来ますよ…」
荒菅沢の谷間を横目に歩き続けます。左端のガスの奥で『火打山(2461.8m)』が見え隠れしていました。
【下山・笹平の標柱を通過】
11時59分、「笹平」と「金山への縦走路」の分岐点を通過します。
11時59分、「笹平」と「金山への縦走路」の分岐点を通過します。
【下山・荒菅沢雪渓を通過】
12時39分、荒菅沢の雪渓まで戻ってきました。
12時39分、荒菅沢の雪渓まで戻ってきました。
【下山・布団菱の岩峰� �
光の差す方向が変わったからでしょうか？
光の差す方向が変わったからでしょうか？
【下山・布団菱の岩峰�◆�
布団菱の岩峰は、往路で見たのとはまた違った雰囲気でした。
布団菱の岩峰は、往路で見たのとはまた違った雰囲気でした。
【下山・布団菱の岩峰��】
この時間では岩峰が鈍い光を放ち、やや凄みを感じました。
この時間では岩峰が鈍い光を放ち、やや凄みを感じました。
【雨飾山・下山終了】
13時48分、「雨飾高原キャンプ場」の駐車場に到着。無事に下山終了です。
13時48分、「雨飾高原キャンプ場」の駐車場に到着。無事に下山終了です。
山頂から登山口まで、下山に要した時間はおよそ2時間20分でした。
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
Tシャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
予備靴ひも
ザック
昼ご飯
非常食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
日焼け止め
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
熊鈴
|
|---|
感想
前日の日曜日はひどい雨だったが、6月29日（月）は「晴れ」の予報となっていた。雨上がりの翌日はクッキリとしたすばらしい展望に出会えるだろうと思い、いくつか山の候補を考えていた。
例によって月曜日は夕方から仕事のため、以前からチャンスを狙っている『平ヶ岳』『丹後山・中ノ岳周回』『越後駒ヶ岳・グシガハナ』『飯豊連峰・大��尾根』あたりは時間的に難しい…
そんな中、そろそろ花もたくさん咲いている頃だろうと思い、2年ぶりに『雨飾山』に行ってみることにした。
この日は梅雨のさなかに運良く青空に恵まれ、ガスのない「布団菱の岩峰」を目にすることができた。そして「笹平」からは、どこか郷愁さえも感じさせる雨飾山の姿、そして美しい初夏の花たちを楽しむことができた。
相変わらず雨飾山は「可憐な山」だった。この次は「紅葉の雨飾山」を歩いてみたいと思う。
（参考文献）
・新分県登山ガイド『長野県の山』 山と渓谷社
・ヤマケイアルペンガイド『谷川岳・越後・上信越の山』 山と渓谷社
・ブルーガイドハイカー『超展望の山』杉本智彦 著 実業之日本社
・日本の名山4『谷川・妙高と上信越の名山』 ぎょうせい
・山と高原地図『妙高・戸隠・雨飾』 昭文社
・山渓ハンディ図鑑8『高山に咲く花』 山と渓谷社
・『甲信越百名山』 山と渓谷社
・『信州ふるさと120山』長野県山岳協会 監修 信濃毎日新聞社
・『新潟50山』伊藤敬一 著 新潟日報事業社
・『日本百名山』深田久弥 著 新潮社
・『越後の山旅』藤島玄 著 富士波出版社
・『季節の野草・山草図鑑』 日本文芸社
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