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Yamareco

記録ID: 6720587
全員に公開
アルパインクライミング
槍・穂高・乗鞍

穂高コブ尾根

2024年04月28日(日) 〜 2024年04月29日(月)
 - 拍手
やまさん その他2人
体力度
5
1泊以上が適当
GPS
12:43
距離
13.4km
登り
1,723m
下り
1,728m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:12
休憩
0:15
合計
2:27
13:12
13:12
5
13:24
13:24
34
13:59
14:03
8
14:12
14:22
74
15:36
2日目
山行
9:08
休憩
0:55
合計
10:03
15:36
343
9:49
9:56
73
11:09
11:29
50
12:19
12:46
33
13:18
13:19
5
13:24
13:26
30
14:09
14:09
2
14:11
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
気温高めで腐り雪
全体的にステップがついていて楽
コブ沢を直登するトレースもついているが、通常は途中から右に入り、第1コブを登る。
その後懸垂下降し、第2コブを目指す。

第1コブの懸垂支点は出ておらず、スノーボラードが作られていた。使うか使わないかは判断必要。
雪がしまっていれば、クライムダウンも可能に見えた。

稜線は岩6雪4で状況悪く、歩きづらい。
途中アイゼン外し、コル近くの斜面で再び雪のため装着した。

天狗沢は左側の畳岩にブロック多数で右寄りでフォールライン外したが吉。
2024年04月28日 09:02撮影 by  SOV40, Sony
4/28 9:02
2024年04月28日 16:08撮影 by  SOV40, Sony
4/28 16:08
2024年04月28日 16:08撮影 by  SOV40, Sony
4/28 16:08
岳沢小屋のカレーバイキング
野菜が嬉しい。
2024年04月28日 17:15撮影 by  SOV40, Sony
4/28 17:15
岳沢小屋のカレーバイキング
野菜が嬉しい。
コブ沢をつめる
2024年04月29日 04:34撮影 by  SOV40, Sony
4/29 4:34
コブ沢をつめる
気温は高めで雪は柔らかい。
2024年04月29日 04:34撮影 by  SOV40, Sony
4/29 4:34
気温は高めで雪は柔らかい。
スノーブリッジ
そろそろ崩れそう。
2024年04月29日 04:53撮影 by  SOV40, Sony
4/29 4:53
スノーブリッジ
そろそろ崩れそう。
第1コブの下降地点
2024年04月29日 06:21撮影 by  SOV40, Sony
4/29 6:21
第1コブの下降地点
気温も上がってきた。
2024年04月29日 06:27撮影 by  SOV40, Sony
4/29 6:27
気温も上がってきた。
2024年04月29日 06:42撮影 by  SOV40, Sony
1
4/29 6:42
正面が核心の第2コブ
それまでは、雪壁をひたすらのぼる。
2024年04月29日 07:06撮影 by  SOV40, Sony
4/29 7:06
正面が核心の第2コブ
それまでは、雪壁をひたすらのぼる。
2024年04月29日 07:34撮影 by  SOV40, Sony
4/29 7:34
下のうねうねが登ってきた尾根
2024年04月29日 07:34撮影 by  SOV40, Sony
4/29 7:34
下のうねうねが登ってきた尾根
コブの登攀
とってもらった写真
2024年04月29日 07:58撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/29 7:58
コブの登攀
とってもらった写真
2024年04月29日 08:17撮影 by  SOV40, Sony
4/29 8:17
稜線までの雪壁
トレースがある。
2024年04月29日 08:23撮影 by  SOV40, Sony
4/29 8:23
稜線までの雪壁
トレースがある。
ジャンダルム
2024年04月29日 09:52撮影 by  SOV40, Sony
4/29 9:52
ジャンダルム
天狗沢の畳岩のブロック
2024年04月29日 11:43撮影 by  SOV40, Sony
4/29 11:43
天狗沢の畳岩のブロック
2024年04月29日 11:47撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
4/29 11:47
写真がコブ沢
左が天狗沢
2024年04月29日 12:04撮影 by  SOV40, Sony
4/29 12:04
写真がコブ沢
左が天狗沢
五千尺ホテルのスイーツ
うまい‼?
が、高い‼?
2024年04月29日 14:23撮影 by  SOV40, Sony
4/29 14:23
五千尺ホテルのスイーツ
うまい‼?
が、高い‼?
上高地からみた穂高とコブ尾根
2024年04月30日 20:56撮影 by  SOV40, Sony
4/30 20:56
上高地からみた穂高とコブ尾根

感想

念願の穂高のバリエーション
ようやく行けた。

天候に風、文句無しの最高な天気で最高な穂高だった。
雪少なめなのだけ残念💧

気温高かったので腐り雪で、普通にステップ切って登れたので楽チン。
気温低くて朝方雪がカチコチならフロントポインティングとスリーオクロックで平目筋が激喜んだはず‼?


●27日前夜〜移動
1.長崎郊外〜福岡移動/夜、鈍行電車で3時間のぶらり旅。
博多のネカフェで仮眠のはずが両隣がうるさくて寝れずに朝になる…あ〜マジでしんどい💧

2.福岡空港FDA〜信州松本空港
3.松本空港〜松本駅/連絡バス片道600円
4.松本駅〜さわんど駐車場/車でピックアップ
5.さわんど〜上高地/バス 値上がりした?

さわんど駐車場でDMMの真っ赤なワイヤーゲートカラビナを落とした…翌日にはなかった…。
あ〜ほぼ新品で高かったのに…。

●1日目(28日)夏の縦走ぶりの上高地…初めてGWに上高地来たけど人がすごい!
山の格好してる人のアウェイ感のハンパなさ笑🤖

岳沢小屋まではのんびりバイキング

岳沢小屋は小ぢんまりとしていて、小屋のテラスで穂高眺めながら飲んだビールが最高に美味かった🍺
お土産に福岡空港で買った「めんべい」が好評だった🤚

夕食はカレーバイキングで野菜も副菜もデザートも充実していたが、ビールと一緒にお菓子食べ過ぎて失敗した…(-_-)

その後、冬のJANのセーフティキャンプでお世話になった講師の方や、すごい方と偶然同じ部屋になり山やBC、その他色々と談笑し爆睡…。

前日寝れてなくビールも飲んで疲れはて、豪快にイビキかいたはず…すみませんでした…。

●2日目(29日)
3時起床〜4時発
小屋のお弁当が思いの外しっかりして食べれず、行動食用のパンを二口食べて朝食を済ます。

あれ?う○こ出ないな〜
4日前に人生初めてバリウム飲んでから調子が悪い…。
朝から不安…💩

本日は気温が高く、上は薄手の長袖にウィンドシェル・下はスパッツとハードシェル
でスタート。

ヘリポート脇を通り、コブ沢へ。
序盤はひたすらコブ沢を詰め、途中から右の取り付きへ入る。
まあまあの斜度を登りながら、2年前の剱/源次郎尾根を思いだし、歳はとったが体力筋力技術等、あの時感じた自分に足らないものを努力し少しは成長できたのかな…と。

尾根上とリッジは雪が溶けて切れていてハイマツや所々岩で歩きづらく、Oさんがルーファイしながら第1コブへ。
コブのてっぺんからの懸垂下降はボラードの後があったが、枝木で補強されて滑りそうで危ない状況だったので、ロワーダウンとクライムダウンで下降。

下降地点から左の沢筋へ入るが急斜面のトラバースがいやらしい…。

そして、ひたすら雪壁を第2コブまでえっちらおっちら。

第2コブのクライミング 3ピッチ
1ピッチ目がちょっとやらしい感じだったかな?
久しぶりのアイゼンでの岩はぎこちない動きになり自分自身ダサかった笑‼?

グレードはそんなに難しくないが、コブの登攀はわりと浮石が多くて神経使うのと、2月の中山尾根の件もあり、実はちょっとトラウマ気味…。

コブの懸垂ポイントで先行パーティーに追い付き、着地後に先を譲っていただいた。

後はひたすら雪壁を詰めるのみ!
懸垂ポイントから1時間くらいでコブの頭にでれそうだ!
一瞬ガスったが、すぐにきれて穂高を見渡せた。
穂高最高🍺

登りきったらジャンダルムのすぐ隣に出た!
2名様が天使と戯れていた。
天国には行かないように。

自分達は、自分の帰りの飛行機があるため、時短でジャンにはよらず天狗のコルへ移動。
自分の都合で本当にすみません。

稜線から天狗のコルまでは雪4のガレ岩6くらいのルートで悪い…。
斜度のあるトラバースは気温高めで腐り雪で危険地帯…。

縦走路はアイゼンだとペース上がらず、途中からアイゼンはずして夏道のガレを天狗のコル目指してスピードup。

コル手間100m程は雪の斜面で再びアイゼンをつけてコルまで下降。

西穂〜奥穂の縦走も逆ルートだとなんだか全く知らない道だった。

コル〜天狗沢は最初100m程はちょっと斜度があるので慎重に下り、後は爆速で下降。

天狗沢は左岸の畳岩がアンカーになるものがなく雪の付きが不安定な為、ブロック多数むき出し地帯。
スピード勝負でフォールラインに入らないよう下山。デブり跡やフォールライフは下部でトラバースが安全。

岳沢小屋で朝の弁当食べて荷造りして上高地まで。

五千尺ホテルで皆でリッチなデザート食べて満足🍰☕
ただ、バリバリに日焼けしてちょっと小汚い❌少し泥っぽい登山者は浮いていた笑

皆さんお世話になりました。
無事に飛行機乗れました。

FDA航空のCAさんがバリかわいかった。
また飛行機に乗ろう。

穂高バリ最高。



●装備
・ザック=オスプレイ/スカラベ22l
・靴=スカルパ/モンブラン
・下/タイツ・カリマーハードシェルパンツ
・上/マーモットの薄手ミッドウェア
rabのウィンドシェル
・グローブ=ブラックダイヤモンド/ターミネーター
・ヘルメット=サレワ
・ピッケル=ct/1本
・ハーネス=ブルーアイスの軽量のやつおろしたて!
・アイゼン=グリベル/オートマチック12

●食
行動食(能動中に食べたやつ)
・ナッツとカキピーミックス3口
・チョコ2口
・朝のプリント風味のパン3コ入の1つを1口
・ラムネ
・アミノバイタル前夜1本
第2コブで1本

ポカリ1/2薄めたやつ500ml1本
400mlふにゃふにゃトレランボトル1本
お湯500ml

行動中に消費した量
薄めたポカリ600ml消費

来年は八ツ峰か、ジャン飛騨を目指してトレーニングしよう。

お疲れ山でした。

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