記録ID: 6722591
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳
鈴鹿)御在所岳、裏道up、中道down
2024年04月28日(日) [日帰り]
gack_m
その他2人
体力度
3
日帰りが可能
- GPS
- 07:22
- 距離
- 7.8km
- 登り
- 798m
- 下り
- 886m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:30
- 休憩
- 2:51
- 合計
- 7:21
9:11
9:19
12分
(R)
9:42
9:56
33分
(R)
14:35
14:41
6分
(R)
15:19
御在所ロープウェイ湯の山温泉駅
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
湯の山温泉駅から湯の山温泉・御在所ロープウエイ(山麓駅)までは、三重交通バスが運行されていて、約8分で着く。休日は1時間2〜3本の運行。ロープウェイから帰りのバスは、湯の山温泉駅を過ぎて、アクアイグニスまで運行されている。 御在所ロープウェイは、ゴンドラタイプの籠がいくつも動く方式。今回は使わなかったが、登りで力尽きたら、ロープウェイで下るという手段がある。 ロープウェイの山上公園駅(頂上側)から御在所岳山頂までは、観光リフトが運行されている。一人乗りである。今回、山頂から山上公園までは、リフトを利用した。 三重交通バス https://www.sanco.co.jp/shuttle/shuttle04/ (→四日市管内) 御在所ロープウェイ https://www.gozaisho.co.jp/ ロープウェイ料金 往復 2,600円、片道 1,500円 観光リフト料金 往復 700円、片道 400円(2024/5/1〜) 運行時間は季節による。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
〔目次〕 1.裏道(登山口→藤内小屋→国見峠) 2.国見峠→御在所岳 3.中道(山上公園→キレット→登山口) 4.中道登山口→湯の山温泉 1.裏道(登山口→藤内小屋→国見峠) 今回は、時間短縮と体力温存のため、湯の山温泉駅からタクシーで裏道登山口まで入った。途中から鈴鹿スカイラインを走り、裏道の登山口まで10分ほど。料金は2000円だった。運転士によれば、すでにスカイラインの各登山口の駐車場は満車で、スペースのある路肩にも駐車されてい状況とのこと。(8時少し前) 裏道登山口から舗装道の急坂を上がっていくと、数分で裏道登山口に出る。進行右側に、湯の山温泉(ロープウェイ山麓駅)から上がってくる登山道が合流する。登山ポストがあり、その横から登山道が始まる。工事用に車道もあるが、登山道を歩くように推奨されているようだ。数分歩くと、すぐに工事用の車道と合流し、沢の向こう側に日向小屋が見える。少し車道を歩くと、土石流対策のずいぶんと頑強な堰がある。堰の左端をくぐって先へ進む。 その後、しばらくは沢沿いの道が続く。一度、沢の左岸に渡り(七の渡し)、すぐに右岸に渡り返す。その後、中道からの接続ルートとの合流点に着く。さらに登山道はゆるゆると登っていく。もう一度、支流の沢を渡って、ひと登りすると藤内小屋の屋根(倉庫だと思う)が見えてくる。 藤内小屋の前はベンチも多数ある広場になっている。トイレは男女各1個の個室があり、個室の中は広く、水洗である。使用料100円。広場にある流し台では水が流れっぱなしにされているので、水の補給ができる。飲料・ビールなどの販売もある。ドコモの電波は確認しなかった。 裏道は、一番奥にあるトイレ横を進んでいく。小屋から離れてすぐに、国見岳へ直登するルートが右へ分岐する。そのまま直進し、開けた岩の多い道を登っていく。少し登ると右へ曲がり、沢を徒渉する。ちょうどこの辺りに「兎の耳」と呼ばれた岩がある。ロッククライミングの練習用らしい。徒渉点から下を見ると、四日市の街が見える。裏道は徒渉後にクサリが張られた岩の縁を登っていく。クサリなしでも登れそうだが、ちょっと岩が濡れていたので、念のためにクサリを持って登った。 その後は樹林帯の中を登っていく。支流の沢を何度も横切って、標高を上げていく。兎の耳から20分ほど登ると、藤内壁出合に着く。ロッククライミングの人は、ここで一般ルートを外れて壁を登っていくようだ。この日は登り出しが早かったためか、藤内壁にアタックしているクライマーを見ることはできなかった。裏道はその後もしばらく樹林帯の中を登っていく。時折、下から吹きあがってくる涼しい風に助けられた。だんだんと日なたが増え、傾斜もきつくなっていく。目指す峠の稜線が近づいてきて、傾斜が緩くなると、国見峠の指導標識が見えてくる。国見峠は、裏道ルートの8合目となっている。 裏道の途中では、ドコモの電波は弱いながら届いていた。 2.国見峠→御在所岳 以前は、国見峠から山上公園に上がって、そこから御在所岳に向かっていたが、地形図を見ると国見峠から直接上がるルートがある。今回はこのルートを登ろうと、事前にヤマレコ山行記録を探して、ハンバーガー岩から登れることを確認した。 国見峠から滋賀県側に2、3分下ると、ハンバーガー岩がある。国見峠もハンバーガー岩も、日陰がなく、ベンチもほとんどないので、休憩はどちらでとってもよい。国見峠から下り初めてすぐに沢の水の音が聞こえ、沢沿いに下ればよい。ハンバーガー岩はその名の通りで、付近に大きな岩は他にないため、すぐに見つけられる。ハンバーガー岩では、ドコモの電波はかなり弱かった。 国見峠から下ってハンバーガー岩の手前で左に曲がって山頂を目指すコースになるが、いったんハンバーガー岩で休憩を取ったので、ちょっとだけ遠回りになった。ハンバーガー岩から御在所岳へは特に指導標などは出ていなかったが、涸れた沢を登っていくのはすぐに分かった。頂上に向かって右側の草地にうっすらとルートがある。涸れた沢の岩場を避けようと、自然と付いた道なのかもしれない。涸れた沢を10分ほど登ると、頂上のゲレンデエリアに着く。下り登山者向けの指導標識もなく、少し大きな岩に赤ペンキが付いていただけだった。 ゲレンデに出れば、山頂方面はすぐに分かるが、正規の登山道に付けられたロープの外側にいることに気づく。登山道に合流し、ロープをまたいで、以降は登山道を登っていく。リフトの山頂駅の右から回り込んで、山頂に到着する。 御在所岳の山頂は、かなり広く、ベンチも多数ある。ロープウェイとリフトで来られるので、観光客も多い。リフトの山頂駅の隣にトイレがあるが、かなりの列だった。今回は行かなかったが、御在所岳の最高地点は望湖台である。広場から片道3、4分で行ける。御在所岳の山頂ではドコモは圏内である。なお、山頂に飲料自販機はない。 3.中道(山上公園→キレット→登山口) 今回は、山頂から山上公園まではリフトで戻ることにした。リフトに乗車中、北を見れば国見岳、南を見れば鎌ヶ岳が望めたほか、アカヤシオもきれいに咲いていた。 リフトを下りて、右へ進むとロープウェイの山頂駅、左へ進むとトイレがあり、その先屋外に出て、遊歩道となる。遊歩道を2分ほど進めば、分岐に着く。左へ旋回すれば、かもしか広場に行く。突き当りを右へ曲がると裏道の入口(国見峠へのルート)がある。突き当りの一つ手前を右に進むと、中道と山上公園への道である。少し進めば、左へ折れる中道入口がある。舗装道を離れるが、観光用の道なので歩きやすい。まもなく富士見台に着くが、その手前左側に中道の降り口がある。 中道へ降りていくと、すぐにクサリやロープの連続になる。下りルートとしてもかなりハードだと思う。ストックはたたんだ方がよいくらい、厳しい道である。御在所岳へのルートの中で、一番技術的にレベルが高いのが中道であり、山頂手前が一番きびしい。途中、クサリ・ロープでの登り返しもあるが、どんどんと標高を下げていく。30分ほど下って、樹林帯の中に入って、キレットに着く。木々の間からキレットの岩場が見えてくる。 下りルートでは、キレットの部分は登りになる。コルから岩を20〜30m登る感じで、クサリが取り付いている。ただ、高度感もなく、普通に登れる。登りきると、キレット上部の広場に出て、ここで休憩を取る人が多い。中道の6合目の指導看板が出ている。 キレットを過ぎると、ルートの難易度は下がり、普通の尾根道になる。途中、北側が切れているところがあるが、ロープ取り付きもなく、普通に通過できる。次第に樹林に入るが、木々の間から地蔵岩が見えてくる。地蔵岩は間近で見るより、少し上部から見た方が地蔵のイメージになる。地蔵岩を過ぎてさらに下って、おばれ岩に着く。キレットから地蔵岩まで10分、地蔵岩からおばれ岩まで10分というイメージ。 おばれ岩を過ぎると、ずっと樹林帯である。ただ、ロープウェイの真下だけは開けていて、ロープウェイに乗っている人が手を振ってくれる。おばれ岩から10分弱で裏道への接続ルート分岐に着く。この分岐あたりからルートは砂道になり、滑りやすく下りではちょっといやらしい。砂道も数分続くだけで、最後は樹林の斜面をつづら折れで下って、すぐに中道登山口に着く。スカイラインの道を渡ると、駐車場がある。 中道では、ドコモの電波は弱いながら届くところが多い。 4.中道登山口→湯の山温泉 中道登山口から徒歩で湯の山温泉に向かうには、スカイラインの下をくぐる。中道登山口の大きな標識がある地点で、沢へ下っていく鉄階段があり、スカイラインをくぐって進むと、すぐに武平峠への分岐がある。分岐を過ぎて、民家の横を過ぎると舗装道に着く。この舗装道は湯の山温泉の旅館街から来る道だが、車ではスカイラインに出られず行き止まりになっている。 舗装道に出てからは、30分近く舗装された道を下っていく。最初は建物もほとんどない中をひたすら下る。途中に、鎌ヶ岳の登山口(長石尾根)がある。さらに下って、沢の右岸に渡ると、ようやく旅館が見えてくる。三峯園を過ぎて、蔵の助のところにトイレがあるほか、飲料の自動販売機もある。「最終自動販売機」と張り紙がしてある。さらに下って、寿亭の下でT字分岐に着く。左へ曲がると徒歩でロープウェイに行けると案内が出ている。左へ曲がってすぐに裏道ルートの入口がある。そこを過ぎて少し歩くと、左へ上がる階段があり、登ればロープウェイ山麓駅(湯の山温泉駅)の建物横に着く。 ロープウェイ山麓駅の前には、売店、トイレ、コインロッカーなどがある。 |
その他周辺情報 | 車で来た場合は、スカイラインの途中に希望荘がある。アクアイグニスもあるが、混んでいることが多い。 車がない場合は、ロープウェイ山麓駅すぐのところにホテル湯の本があり、日帰り入浴ができる(ただし、受付は16時まで)。2階に大浴場があり、5階に露天風呂がある。露天風呂には洗い場がなく、2階で体を洗って一度服を着て5階に移動するのが少し面倒である。 ホテル湯の本 https://www.yunomoto.jp/ 入浴時間 11:30〜17:00(最終受付16:00) 料金 大人 1,000円 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
ファーストエイドキット
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