八ケ岳周回（硫黄岳〜横岳〜赤岳〜阿弥陀岳）

2015年07月11日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 21.7km
• 登り: 1,879m
• 下り: 1,865m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:45
• 休憩: 2:30
• 合計: 11:15

5:50 八ヶ岳山荘
6:30 6:30 やまのこ村
7:55 8:20 赤岳鉱泉
8:20 8:20 大同心沢（大同心ルンゼ）分岐
9:15 9:15 赤岩の頭
9:30 9:45 硫黄岳
10:00 10:15 硫黄岳山荘
10:45 11:20 横岳
11:30 11:30 横岳（三叉峰）
12:00 12:00 地蔵の頭
12:00 12:10 赤岳天望荘
12:30 12:30 赤岳頂上山荘
12:30 12:45 赤岳
13:05 13:05 文三郎尾根分岐
13:20 13:20 中岳
13:30 13:35 中岳のコル
13:50 14:00 阿弥陀岳
14:15 14:15 中岳のコル
14:45 15:05 行者小屋
16:35 16:35 美濃戸山荘
16:40 16:40 赤岳山荘
17:05 17:05 八ヶ岳山荘
17:05 ゴール地点

赤岳山荘〜八ケ岳山荘へ下り途中で、知り合った方の車に乗せて頂きました。
予定より10分ほど短縮できました。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

『八ケ岳山荘〜赤岳山荘』
砂利道はかなり荒れていたので、凸部とフロアパネルの干渉リスク有り。

『赤岳山荘〜赤岳鉱泉』
危険箇所はありませんでした。
橋が多い登山道ですが、頑丈で安定感あります。

『赤岳鉱泉〜硫黄岳』
赤岳鉱泉までの緩やかな登山道とは違い、高度を上げていく坂道です。
やや荒れている印象ですが、迷い込む箇所はありません。
稜線に出てからはザレ場が続きます。

『硫黄岳〜横岳』
浮き岩の下りが続きます。
山頂から100m程度下ってからの上り返しで、ザレ場が続きます。
横岳直下ではカニ横ばい〜カニ縦ばいが核心部です。

『横岳〜赤岳』
岩場のアップダウンの連続。
危険箇所は鎖もあり鉄ハシゴも設置されてましたが、全体的に狭い登山道なので混雑時のすれ違いに注意です。
赤岳展望荘からはザレ場の急坂が続き、非常に滑りやすく落石に注意です。

『赤岳〜阿弥陀岳』
岩場の急斜面が続きます。傾斜はキツく落石しやすい感じでした。
中岳への上り返しもザレておりやや急坂です。
コルから阿弥陀岳へは急斜面の連続です。

『阿弥陀岳〜行者小屋』
個人的に難しいルートでした。浮き岩の急斜面はかなり不安定でロープに頼った方が無難です。大きな倒木があったり、迷い込み易い箇所もありました。
（白テープが数カ所ある程度）
行者小屋では非常に混雑している印象です。これからのハイシーズンでは早めに幕営する必要がありそうです。

写真

7/11 5:50

八ケ岳山荘からスタート。
6時前ですが駐車場の空きスペースは狭かったです。

7/11 5:55

凸凹の砂利道で車での通行は神経使いそう…
リスクを避けて歩いて行きます。

7/11 6:34

今回は初めて北沢から登ります。

7/11 6:50

しばらくは車も通行できるような道が続きます。
初めてだったのでショートカットしませんでした。
（次は行きます）

7/11 7:09

この橋を渡ると登山道になります。

7/11 7:11

歩きやすい登山道です。

7/11 7:23

北沢っていえばとにかく橋が多い。
梅雨時期のせいか水量も多めの印象でした。

7/11 8:17

赤岳鉱泉。
水場もありました。

7/11 8:19

身支度を整えて硫黄岳への坂道にアタック。

7/11 8:20

若干荒れてます。

7/11 8:27

せせらぎに癒される。
川底は赤茶色でした。

7/11 9:12

樹林帯を抜けるとこの景色がドカーンです。
一気にテンションが上がります。

7/11 9:14

硫黄岳山頂目指して進みます。

7/11 9:23

ザレているし、近いようで遠い硫黄岳。

7/11 9:30

ここまでは予定通りのペースで到着。
硫黄岳山頂はスペースが広くてくつろぎ易い。

7/11 9:31

先週登った根石山と天狗岳。
奥には蓼科かな？

7/11 9:43

爆裂火口に圧倒されました。

7/11 9:44

横岳・赤岳・阿弥陀岳をバックに1枚。

7/11 9:47

とりあえず硫黄山荘目指します。
巨大なケルンが続きます。

7/11 9:52

浮き石だらけで、油断できない下りです。

7/11 10:01

硫黄岳山荘。
ここのトイレはウォシュレットでとても綺麗です。
別格です！

7/11 10:25

硫黄岳を振り返って1枚。

7/11 10:31

ザレた斜面を進みます。
植物保護？のフェンスやロープの間を通過します。

7/11 10:35

横岳が見えてきた。
気を引き締めます。

7/11 10:44

カニの横ばいから縦ばい。
核心部にテンション上がります。

7/11 11:17

横岳到着。
お気に入りの場所でランチタイム。

7/11 10:51

南アルプス・中央アルプス・御嶽山・乗鞍岳・北アルプスの展望は抜群の一日でした。

7/11 11:24

赤岳目指してアップダウンを繰り返します。

7/11 11:35

岩場の難所も所々ありスリル満点です。

7/11 11:43

赤岳が見えてきた。
さっき食べたお昼が当たってお腹の調子は最悪（泣）
トイレへ急げ…

7/11 12:00

地蔵尾根の分岐。
かわいらしいお地蔵さんが迎えてくれました。

7/11 12:14

お腹の調子良くないから一気に登ります。

7/11 12:24

トイレにて難を逃れる事ができた赤岳展望荘と横岳。

7/11 12:28

山頂まではザレた急斜面が続きます。
落石しやすい印象なので慎重に進みます。

7/11 12:33

赤岳頂上山荘に到着。
急坂の往来待ちで予定より大幅に遅れてきた…

7/11 12:35

山頂には大勢が集まってました。
狭いので密集度が高い！

7/11 12:45

置いてあった看板を持って1枚。
標識の『赤』が破損してた…

7/11 12:50

赤岳直下は急斜面の岩場が待ってます。

7/11 12:54

滑落したら止まらないだろうな…
細心の注意を払って下ります。
落石注意！

7/11 12:59

5月に登った編笠山に権現岳へ続くキレット縦走路。
いつか渡りたいな。

7/11 13:05

中岳・阿弥陀岳目指して下ります。
この時点で予定より1時間オーバー。
混雑しているのでペースが上がらない…
でもその甲斐があって脚の痛みは殆ど無く絶好調！

7/11 13:12

中岳への登り返しも大変。
ザレてました。

7/11 13:19

中岳到着。
展望が素晴らしいけど、虫が一番多かった…

7/11 13:20

八ケ岳最高だな〜（笑）

7/11 13:22

コルへの下りはこんな感じ。

7/11 13:34

ラストの阿弥陀岳へいざチャレンジ。

7/11 13:40

距離は短いけど、高度を一気に上げる急斜面です。
三点支持で進みます。

7/11 13:55

阿弥陀岳登頂。
阿弥陀岳が一番登山者が少なかったです。

7/11 13:54

赤岳。

7/11 13:54

横岳・硫黄。
この角度もいいな。

7/11 13:57

諏訪湖も確認できました。

7/11 14:16

御小屋尾根から下ろうかと迷ったけど、時間も遅いし登山者も少ないから予定通り、行者へ下ります。

7/11 14:17

このルートに四苦八苦。
浮き岩が非常に不安定で危ない！
ロープに頼って慎重に降ります。

7/11 14:23

歩き易い箇所もありました。
ただ迷い込みやすい箇所もありルートが不明瞭です。
テープが殆どなかった。

7/11 14:27

巨大な倒木が道を塞いでます。
勢いつけて飛び越えようとしたけど、駄目だった。

7/11 14:39

文三郎尾根に合流。

7/11 14:45

行者小屋のテン場は大混雑。

7/11 15:05

名残惜しいけど、南沢から下山します。

7/11 15:09

ヘリポートもあります。

7/11 15:25

前半はかなり緩やかな樹林帯を進みます。

7/11 15:43

沢や川を何度も往来を繰り返しながら下って行きます。

7/11 15:53

濡れないように慎重に。
遊び心でホップステップジャンプ！

7/11 16:21

後半では橋も何カ所かありました。

7/11 16:34

赤岳山荘に到着。
ここですれ違った方と山トークしながら下山しました。
教えて頂いた『県界尾根〜真教寺尾根の周回ルート』調べていつかチャレンジします。
楽しいお話ありがとうございました。

撮影機器：

iPhone 6 Apple

装備

個人装備

Tシャツ ソフトシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 雨具 ゲイター 日よけ帽子 着替え 靴 予備靴ひも ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 笛 計画書 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 携帯 時計 ヘルメット

感想

はるきち

今年4度目の八ケ岳。
5月23日に周回を予定していましたが、天候不良のため断念したので今日の晴天は最高でした。

自信初の時計回りの周回で不安でしたが、迷う箇所もなく順調に登山できました。
登山者が多かったので核心部や急斜面では混雑してました。
予定より時間はかかりましたが、その分脚への負担が軽くて調子が良かったです。
また多くの登山者と話もできたので良かったです。

4峰の中で阿弥陀岳が空いていました。
混み合う時間がズレていたのかな…
スリルある急坂で油断できない阿弥陀岳ですが、その景色も絶景でした。

15時の時点で行者小屋のテン場は非常に混雑している印象。
南沢を下っている時に数多くのテント泊登山者とすれ違ったけど、場所取りできるのか心配でした。

赤岳山荘ですれ違った登山者の方とやまのこ村駐車場まで談笑しながら下りました。
県界尾根〜真教寺尾根の周回を教えて頂けたので、近いうちにチャレンジしてみたいと思います。
八ケ岳山荘へ下っている時に車で拾って頂き本当に助かりました。
『ありがとうございました。また山で見かけた時はよろしくお願いします』

コメント

ねじちゃん

セレナのnejichanです
こんばんは。下山時に少しお話させていただいたnejichanです。投稿はするかしないかわかりませんが、登録しました！
また、どこかでお会い出来るといいですね。
グリベルのヘルメットを忘れないです。

はるきち

Re: セレナのnejichanです
nejichanさんこんばんは。
その節はありがとうございました。

すれ違いの方と一言二言話をする機会はありましたが、並走していろいろお話できたのが初めてでしたので、楽しく下山できました。

こうして初対面の方と気兼ねなく会話ができるのも、また登山の魅力だと感じました。
教えて頂いた清里方面からの周回ルートは是非参考にさせて頂きます。

またどこかの山で赤のグリベルメットを見かけたら、声を掛けて下さい。
下山時に乗車させて頂き本当にありがとうございました。

今後もよろしくお願いします。