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Yamareco

記録ID: 677421
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

*餓鬼岳 唐沢岳 燕岳* コマクサ揺れる✨静かな北アルプスの絶景へ

2015年07月11日(土) 〜 2015年07月12日(日)
 - 拍手
mituki その他1人
体力度
8
2〜3泊以上が適当
GPS
24:08
距離
25.2km
登り
3,522m
下り
3,055m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
10:40
休憩
2:16
合計
12:56
3:44
117
5:41
5:48
124
7:52
7:53
128
10:01
10:48
8
10:56
10:57
47
11:44
11:50
71
13:01
14:12
65
15:17
15:17
72
16:29
16:30
5
16:35
16:37
3
16:40
宿泊地
2日目
山行
9:02
休憩
0:45
合計
9:47
4:00
188
宿泊地
7:08
7:09
23
7:32
7:36
98
9:14
9:15
61
10:16
10:16
24
10:40
10:41
4
10:45
10:46
11
10:57
10:58
13
11:11
11:32
28
12:00
12:00
9
12:09
12:21
20
12:41
12:42
14
12:56
12:57
15
13:12
13:12
20
13:32
13:33
14
13:47
ゴール地点
2日目GPSを途中まで入れ忘れてしまったためルートが途切れてしまいました。
天候 二日間とも快晴
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
タクシー
アルプス第一交通タクシー 信濃大町駅前 24時間営業
  利用すると無料で広い駐車場に車を置かせてもらえます。
  こちらで車中泊(ちなみに事務所のトイレも貸してくださりとても親切です)
  白沢登山口まで通常4000円 深夜早朝2割増し 4800円

中房温泉登山口から穂高駅 乗合タクシー 1700円

コース状況/
危険箇所等
白沢登山口 駐車場は5〜6台 トイレ、登山ポストあり

○登山口〜最終水場○
白沢に沿って歩きます。いくつもの木製の水平梯子が整備されています。途中の魚止ノ滝は見事です。ただ登山道は狭く沢側が切れ落ちています。途中熊笹の根っこなど滑りやすいところもあるので滑落に注意。

○最終水場〜餓鬼岳小屋○
単調な樹林帯が続きます。大凪山は気付かず通り過ぎてしまうようなピーク。展望無し。餓鬼岳小屋直前で視界が開けます。

○餓鬼岳小屋〜餓鬼岳〜唐沢岳○
ここからようやく北アルプスの美しい展望が楽しめます。餓鬼岳から展望台までは楽しいトレイル。展望台にはロープが張ってありコマクサが楽しめます。展望台を過ぎると倒木等が多く大木をまたいだり潜ったり、樹林帯のアップダウンのキツイ登山道となります。ブヨやアブがずっとついて回るので虫よけが役立ちました。唐沢岳ピーク岩場の真下には沢山のコマクサが咲き誇っていました。
熱中症気味で足がでなかったせいもありますが、比較的コースタイムは辛目に設定されているルートだと思います。

○餓鬼岳小屋〜丸山新道〜東沢乗越○
岩場にはしっかりと梯子などが設置されています。地味なアップダウンが多く樹林帯は蒸し暑くて、ここもやはりアブやブヨが沢山いました。

○東沢乗越〜北燕岳〜燕岳○
乗越から少し標高をあげていくと雪渓が現れました。距離は短くトラバースする感じなのでアイゼン等は必要ありませんでした。階段や梯子などもあります。P2723はコマクサも咲き乱れていて素晴らしい大展望を貸し切り。とてもおすすめの場所です。北燕岳あたりになると登山者が増えてきます。燕岳は山頂も狭く沢山の人であふれていました。

○燕岳〜中房温泉○
人気のルートなので整備されています。
合戦小屋など休憩ポイントも多く第一ベンチのすぐ下には水場もあります。

その他周辺情報 下山後の温泉 中房温泉 700円 
       内湯は無く露天風呂のみ。
白沢登山口
沢歩きだったなら気持ちよさそう♪って思っていたけれど、友人が実際この沢を登ってとてもしんどかったと。
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沢歩きだったなら気持ちよさそう♪って思っていたけれど、友人が実際この沢を登ってとてもしんどかったと。
木製の水平に近い梯子をいくつも超えて行きます
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木製の水平に近い梯子をいくつも超えて行きます
何の蕾かわからないけれど
キラキラ綺麗だったので♪
7
何の蕾かわからないけれど
キラキラ綺麗だったので♪
魚止ノ滝
沢沿いを歩く
最終水場でしっかりと補給
7
最終水場でしっかりと補給
百曲がり
名前の通り九十九折が続く
2
百曲がり
名前の通り九十九折が続く
大凪山は展望がありません。
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大凪山は展望がありません。
ようやく樹林帯を抜け
青空と綺麗な緑を堪能
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ようやく樹林帯を抜け
青空と綺麗な緑を堪能
間もなく餓鬼岳小屋に到着
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間もなく餓鬼岳小屋に到着
とっても会いたかったの。
感動しちゃった。
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とっても会いたかったの。
感動しちゃった。
テント場へと歩き出すと・・・
こんな絶景が広がります(*'▽')
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テント場へと歩き出すと・・・
こんな絶景が広がります(*'▽')
本日一番にテント場へ
一等地をゲット
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本日一番にテント場へ
一等地をゲット
餓鬼岳へと向かいます。
前に歩くお兄さんは日帰り餓鬼岳だそうです。
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餓鬼岳へと向かいます。
前に歩くお兄さんは日帰り餓鬼岳だそうです。
餓鬼岳
360℃の展望に大はしゃぎ♪
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餓鬼岳
360℃の展望に大はしゃぎ♪
展望台まで気持ちいいトレイル
19
展望台まで気持ちいいトレイル
展望台に咲く
本日初めてのコマクサ
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展望台に咲く
本日初めてのコマクサ
今日はあのピークまで行きます
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今日はあのピークまで行きます
樹林帯は倒木多し
潜ったりまたいだり
1
樹林帯は倒木多し
潜ったりまたいだり
そろそろかな?って思ってもフェイントが多くなかなか唐沢岳へ到着しません。
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そろそろかな?って思ってもフェイントが多くなかなか唐沢岳へ到着しません。
控えめなマイヅルソウ
3
控えめなマイヅルソウ
ミヤマハンショウヅル
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ミヤマハンショウヅル
素敵な景色に溜息
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素敵な景色に溜息
自然のコマクサ群生地
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自然のコマクサ群生地
ピンクがとっても愛らしい
(#^^#)
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ピンクがとっても愛らしい
(#^^#)
霞沢岳
暑さにヘロヘロ〜
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霞沢岳
暑さにヘロヘロ〜
2人とも頑張ったぁ♪登頂記念✨
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2人とも頑張ったぁ♪登頂記念✨
立山や劔、後立山
展望バッチリ♪
8
立山や劔、後立山
展望バッチリ♪
イワウメ
小さくて可愛い✨
10
イワウメ
小さくて可愛い✨
青空の下ゆっくり帰ろう。
9
青空の下ゆっくり帰ろう。
再び餓鬼岳小屋。
麦のシュワシュワゲット!
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再び餓鬼岳小屋。
麦のシュワシュワゲット!
一気に飲み干す
ぷはーっ(*´ω`*)
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一気に飲み干す
ぷはーっ(*´ω`*)
テント場には沢山の虫が
蚊取り線香大活躍!
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テント場には沢山の虫が
蚊取り線香大活躍!
夕食はマーボー茄子&玉子雑炊
大失敗したホットケーキのデザート付
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夕食はマーボー茄子&玉子雑炊
大失敗したホットケーキのデザート付
美しい夕日
夜には美しい夜景と満天の星空が広がりました。
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美しい夕日
夜には美しい夜景と満天の星空が広がりました。
暗いうちからスタート。
7
暗いうちからスタート。
石楠花が赤く染まりだす
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石楠花が赤く染まりだす
太陽が登ってきました。
今日も一日素晴らしい景色が広がりますように。
4
太陽が登ってきました。
今日も一日素晴らしい景色が広がりますように。
振り返って・・・こんな岩場にかかっている階段を下っていきます。
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振り返って・・・こんな岩場にかかっている階段を下っていきます。
結構急なのです
チングルマ
白い花も可愛いけれどピンクの果穂も好き♪
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チングルマ
白い花も可愛いけれどピンクの果穂も好き♪
空へと続く平均台?
こわっ。
4
空へと続く平均台?
こわっ。
1人ずつ・・・
ウラジロヨウラク
こんなに白いの初めて
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ウラジロヨウラク
こんなに白いの初めて
天然の日本庭園みたい(#^^#)
4
天然の日本庭園みたい(#^^#)
グリップのよく効く
歩きやすい岩場
3
グリップのよく効く
歩きやすい岩場
樹林帯を歩いていくと東沢乗越
ここで同じ群馬から来られた二人組と少し談笑
3
樹林帯を歩いていくと東沢乗越
ここで同じ群馬から来られた二人組と少し談笑
キヌガサソウ
気品ある大輪
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キヌガサソウ
気品ある大輪
雪渓がひんやりして気持ちいい(´▽`*)
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雪渓がひんやりして気持ちいい(´▽`*)
せっせとステップ刻んで登っていきます
3
せっせとステップ刻んで登っていきます
サンカヨウ
白沢登山口からの登山道にはサンカヨウの紫の実がいっぱいでした。
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サンカヨウ
白沢登山口からの登山道にはサンカヨウの紫の実がいっぱいでした。
オオサクラソウ
青空に映える鮮やかなピンク♪
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オオサクラソウ
青空に映える鮮やかなピンク♪
長い階段を登っていると
後ろから何やら気配が・・・
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長い階段を登っていると
後ろから何やら気配が・・・
お猿さんだぁ!
とてもピュアなお猿さんでした
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お猿さんだぁ!
とてもピュアなお猿さんでした
P2723のピーク
揺れるコマクサ✨
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揺れるコマクサ✨
槍ヶ岳もクッキリ
この景色をゆっくり座って堪能しました。
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槍ヶ岳もクッキリ
この景色をゆっくり座って堪能しました。
シナノキンバイの小道が続く
7
シナノキンバイの小道が続く
紫色がとっても綺麗な
ミヤマクワガタ
10
紫色がとっても綺麗な
ミヤマクワガタ
北燕岳から燕岳を望む
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北燕岳から燕岳を望む
岩の間のぽっこり見える緑の山は
昨日登った唐沢岳
9
岩の間のぽっこり見える緑の山は
昨日登った唐沢岳
お馴染みイルカちゃん
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お馴染みイルカちゃん
燕山荘は沢山の人で賑わっています
9
燕山荘は沢山の人で賑わっています
合戦小屋のスイカ800円
半分に切ってもらいました
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合戦小屋のスイカ800円
半分に切ってもらいました
中房温泉
お疲れ様でした(#^^#)
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中房温泉
お疲れ様でした(#^^#)

感想

上越国境縦走したMちゃんから夏山のお誘い。
餓鬼岳は以前から気になっていた山。山頂やテント場は素晴らしい展望だけど白沢登山口からのルートは樹林帯がずっと続き展望もなくシンドイと聞いていた。一人だと長い樹林帯は萎えるなぁって思っていて一歩を踏み出せないでいたけれど二人なら楽しく歩けるかな?せっかくなので常念山脈の最北の唐沢岳を含め、今コマクサが咲き乱れる燕岳も含む縦走を計画。

この日はとても蒸し暑く久しぶりにテントを担いだので、少し熱中症気味。
何とか餓鬼岳小屋に到着。テント場へ向かうとそこには素晴らしい北アルプスの展望と明日歩く美しいトレイルが現れ歓喜の声をあげる。
餓鬼岳山頂からは後立や立山、劔などが全部見渡せました。
そのまま唐沢岳へ向かうけれど、展望台を過ぎてからは樹林帯のアップダウンの連続。
倒木なども多く、蒸し暑さにやられヘロヘロになりながら唐沢岳へと到着。一時間程ゆっくり貸し切りの山頂を楽しみ、自然そのままにひっそりと咲くコマクサの群生に癒され、コースタイムと同じ位の時間でゆっくりとテント場へ戻る。
翌日は4時スタート。
丸山新道に入ると、朝日が見られないのでしばらく稜線上で日の出を待つことにした。東沢乗越を過ぎるあたりまでは樹林帯でアブやブヨなどが多くまた蒸し暑くて体力を奪われた。P2723では自然のコマクサが咲き乱れ静かで槍やこれから歩くルートが一望できました。北燕岳からは人気のルートなので割愛しちゃいます。

夏山はじめは静かな北アルプスをゆっくりと満喫できる最高のルートでした。



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2/5
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