白馬岳(栂池〜天狗山荘〜鑓温泉)[雨のち晴れ]
- GPS
- 14:04
- 距離
- 23.1km
- 登り
- 1,986m
- 下り
- 2,549m
コースタイム
- 山行
- 8:16
- 休憩
- 1:03
- 合計
- 9:19
天候 | 7/19 曇り〜雨〜曇り 7/20 曇り〜晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス タクシー
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
白馬八方から栂池までは路線バス。 帰路の猿倉から白馬八方までは乗合タクシーを利用しました。 |
その他周辺情報 | 【宿泊】 7/18 栂池山荘泊 7/19 天狗山荘泊 村営施設の連泊割引(一人500円)を適用してもらえました。 【下山後の温泉】 八方温泉 八方の湯 http://hakuba-happo-onsen.jp/happo/ 高速バス乗り場からすぐそばです。 |
写真
感想
三連休を利用して北アルプス白馬へ。
新宿から高速バスを利用して八方を経由して栂池へ。ゴンドラリフトに乗り、栂池山荘で前泊。その時点で台風の速度が遅く天候は良くありせんでしたが、翌日の天気予報は晴になっています。うきうきの天気になるだろうと期待が膨らみます。
翌朝は4:30に出発。曇ってはいたものの、回復することを期待して出発です。ビジターセンターの脇からぬかるみの多い道を歩いて行くとやがて小雨が降り出しますが、斜度も緩いので傘を差して歩きます。天狗原を抜け、やがて雪渓に出てだんだんと坂も急になっていきました。
程なく乗鞍の山頂に到着。そこを越えるともう眼下に白馬大池が見渡せます。晴れてはいなかったものの、池ははっきり見えていましたので、だんだんと天候も回復するのでは、とまだ思っていました。
この辺りからは本当に素晴らしいお花畑になっていきます。
天候回復を信じているものですからちゃんと雨装備をすることを怠り、小雨の中を小蓮華山に向いますが、天候は改善しませんでした。稜線に出て風も強くなり、かなり寒く感じますが、花々は本当に見事で、ひとつひとつの花に本当に感謝したくなります。
白馬岳の山頂に着いてもガスの中で、まったく眺望はありませんでした。だんだんと寒さが体に堪えてきたので、足早に白馬山荘に向って降りました。
白馬山荘のレストランで暖かい飲み物を頂き、着替えて休憩していると、なんと一瞬にして雲が晴れていくではありませんか。剱岳方向も見ることができ、ついについに待望の天候回復! と喜んだのも束の間、出発した11畤ころにはまたガスがかかってしまいました。
杓子岳、白馬鑓を通り今宵の宿、天狗山荘に向います。延々と続く花畑は本当に夢のようであり、青色のウルップソウが特に見事でした。
14:00前には天狗山荘に到着。乾燥室で衣類や靴を乾かすことが出来て本当に助かりました。悪天候のお陰で登山客も少ないようで、三連休にもかかわらずスペースにも余裕があったことは嬉しい誤算だったと言えるでしょう。
夕食畤には同じテーブルになった御夫婦と若い女性の方との会話が盛り上がり、楽しい時間を過しました。名物「釜プリン」も残っていて、食すことができました。
翌朝も期待虚しく、朝からガスの中。風もかなり強く吹いています。雨が降らないだけましと思いながら下山開始です。
鑓温泉への分岐を越えて降りていくと、なんと空が明るくなってきました。今度は本当に本当、天候回復でした。八方尾根の方向、雲海の向こうに妙高火打も本当に良く見えます。こうなるとルンルン気分で本当に来て良かった、と思いました。
鎖場を越えて、雪渓を少し下ると鑓温泉に到着。その直後の残雪と杓子沢の残雪はアイゼンを付けて対応。後は傾斜の緩い坂道をどんどんと降りて行きます。途中ではキヌガサソウがあったりミズバショウがあったりニッコウキスゲがあったりで本当に楽しいです。猿倉には11畤前には到着。乗合タクシーで八方に移動して、八方温泉でゆっくり温まりました。
下山してからも白馬岳の山頂は見えなかったのですが、帰りの高速バスの中から一瞬見ることができ、山が「またおいで」と言っているように思いました。
天気予報を過度に信じたのは失敗でしたが、終ってみれば「雨のち晴」の充実した山行になりました。
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