針ノ木岳 扇沢〜雪渓〜針ノ木岳 往復

2015年07月25日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.6km
• 登り: 1,436m
• 下り: 1,416m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:06
• 休憩: 2:27
• 合計: 11:33

4:47 扇沢登山口
5:56 6:05 大沢小屋
8:48 9:28 針ノ木小屋
9:23 10:53 針ノ木岳
11:43 11:46 針ノ木小屋
14:25 14:30 大沢小屋
16:15 ゴール地点

雪渓歩きは、歩かれていたどの方よりも遅く、同様ペースの方は登り・降りともに居ませんでした
相当にゆっくり歩いたとしても十分に日帰り可能なコースで、雪渓歩きに慣れれば蓮華岳と2つのピークハントも可能だと感じました

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

扇沢

コース状況／危険箇所等

扇沢〜大沢小屋
　沢横断2ヶ所
　ぬかるみほぼ無し
大沢小屋〜針ノ木峠
　雪渓登り　軽アイゼン着用（無しでも可）
　雪渓横断2ヶ所

その他周辺情報

扇沢トロリーバス駅
　売店、トイレ

写真

7/25 4:47

扇沢駅作業車用道路ゲート左側の登山口を出発です
ここから何度か作業車用道路を通過、横切ります
登山道は緑のトンネル状態で気持ち良く、ウォームアップに最適

7/25 5:09

作業車用道路のトンネルが見え、左に広場が見えたら本格的登山口です
この先も急登はほとんどなく、気持ち良く歩けます

7/25 5:49

登山道から沢に降りて、少し下流に歩いてから沢渡りをします
慎重に石の上を歩いて渡り、汚れた雪渓に登ります
ピンクのリボンを頼りに歩いて行く

7/25 5:56

大沢小屋に着きました
トイレを借りて、冷たい湧水をボトルにもらい出発

7/25 6:27

いよいよ針ノ木雪渓の始まりです
黄色のこいのぼりが目印、帰りはここから登山道に戻ります
ここで軽アイゼンを装着
同行者はアイゼンなしで雪渓に挑みます
雪渓は硬く、凍ってつるっとした場所もあり

7/25 6:28

長い雪渓登り開始
初めての大きな雪渓登りで少し緊張、ちょっとビビり過ぎか？
だんだん傾斜がきつくなって来ます
下を見ると怖くなるので、雪の凹凸を見ながら1歩1歩確実に
★直径50cm程の岩の落石がありました
　幸い登山者が少なかったため事なきを得ましたが、恐ろしいものを見ました

7/25 8:11

やっと雪渓が終了しました
あまり気にしないで雪渓から登山道に降りたけれど、雪渓の下は大きな空洞だ
知らぬが仏とはこのことか

7/25 8:23

ペイントされた印に従って雪渓を横切る
帰りにここよりずっと上から雪渓を直降する強者を見ました
「進入禁止」の札なんて関係なし

7/25 8:48

針ノ木峠に到着

7/25 8:56

針ノ木岳に向かいます

7/25 9:00

富士山の裾野まで見えます

7/25 9:00

槍ヶ岳の雄姿もくっきり

7/25 9:45

針ノ木岳はどれ？
ピークがいくつも見えます
下山する方に伺って1番右が針ノ木岳とわかる

7/25 10:23

針ノ木岳に到着

7/25 10:24

剣岳、立山連峰

7/25 10:25

水晶岳、鷲羽岳

7/25 10:25

パノラマで

7/25 10:27

スバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳、五竜岳、白馬三山...

7/25 10:29

安曇野、松本平、八ヶ岳、富士山
墨絵のごとく幾重にも稜線が

7/25 10:37

剣岳、立山連峰

7/25 10:40

高山植物とも似合う

7/25 10:53

針ノ木岳を後にする

7/25 11:43

針ノ木峠まで戻りました

7/25 11:46

針ノ木峠を後にする
★この下のつづら折れは軽率な落石に注意
　近くを歩いていた方があやうく落石に当たりそうに
　上で落石してしまった方は謝っていましたが、自分にも心で注意を促す

7/25 12:02

雪渓を通過しますが、ちょっと足元が不安
同行者の膝の調子が悪くなったため、ここからはゆっくり慎重に歩くこととします

7/25 12:31

軽アイゼンを付けて雪渓下りです
どうやって歩くといいのかな

7/25 12:42

この時間でも登りの方々がたくさんいます

7/25 13:57

朝と異なり溶けてやわらかくなっています
慣れないため下りも時間がかかります。
追い越されるとみるみる離れて行きます
アイゼン無しで2本のストックをうまく使ってスルスル滑り下りる方も

7/25 14:30

大沢小屋で休憩

7/25 14:52

沢渡りの場所まで戻って来ました

7/25 15:43

ようやく作業車用道路まで戻りました

7/25 16:15

同行者の膝を考慮して作業車用道路を無理なく歩く
扇沢登山口の戻りました
お疲れさまでした

撮影機器：

FinePix F600EXR FUJIFILM

NIKON D7100 NIKON CORPORATION

感想

Hyperion117

30年ぶり（奥穂、白馬経験）の登山という同行者と針ノ木岳に行って来ました
初めての雪渓歩きになることと、同行者が久しぶりの登山ということで、より容易な爺ヶ岳と目的地を最後まで迷いましたが、絶景を期待して針ノ木岳に登ることとしました
雪渓までは、今まで登ったどの山よりも起伏が少なく、楽々と歩を進めることができました
しかし、初めての雪渓歩きでは、目的地を針ノ木岳にしたこと、大沢小屋で同行者のアイゼンレンタルを忘れたことを後悔しながら歩き始め、気づくと結構な傾斜になっており、今さら引き返すことも出来ずドキドキものでした

山頂に着いて見れば、好天に恵まれ360度パノラマのすばらしさ、幾重にもなる稜線と連なるピークを2人で十分に楽しむことが出来ました

同行者にはちょっと厳しい復帰戦となってしまいましたが、楽しんでもらました
膝が復活したらまた絶景を楽しみに行きましょう