馬場島周回コース池の谷から剣岳に登って早月尾根から下山

2015年07月30日(木) [日帰り]

• GPS: 08:48
• 距離: 10.3km
• 登り: 2,697m
• 下り: 970m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:16
• 休憩: 0:32
• 合計: 8:48

5:32 スタート地点
11:13 11:13 三ノ窓
11:22 11:23 池ノ谷ガリー
11:40 11:40 池ノ谷乗越
12:26 12:38 長次郎のコル
12:54 13:11 剱岳
13:16 13:18 カニのハサミ
14:20 トッラク終了地点

天候

曇りのはずが殆ど雨でした

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

池の谷への高巻ルートが2箇所崩壊していました

写真

車は早月尾根の登山口にデポ

先週早月尾根で大分トレーニングになったので今日は池の谷からでも登れる気がした

林道で2キロほど

白萩川を渡って

白萩川最終堰堤手前から右岸を150m高巻きます。

高巻きルート

高巻き終了
此処から50m下って白萩川にエントリー

降り立った正面に小窓尾根の突端
右側が本日歩く池の谷です

池の谷出合いはどう見ても無理なので
白萩川の左岸から小窓尾根を乗り越えて池の谷へエントリーします

左岸に渡る目印として
暫く白萩川を遡上すると大きな岩（雷岩）があります。

雷岩の手前に丁寧に矢印がありました
正直な人は靴を脱いで冷たい白萩川を左岸に渡渉してください
多分、安全です

自分は何時も此処をジャンプ
落ちたら大変危険です

おおお〜
なかなか見つけられないかも

標識からエテ登りが500m
今日は雨も手伝ってくれてずぶ濡れに

乗越しから池の谷を観察
見ての通り実はまた150m下るんです

もうズブズブ
裸になってシャツとズボンをギュ〜

ついでに装備します

エチケットでしょうか

雪渓に穴が開いていたらとか心配だったのですが
今年はまだまだ大丈夫のよう

まさか先行者がいてくれたとは

先行者とは目的が違い直ぐに一人旅
センターに見えるのが剣尾根です

三の窓へは二俣を左へ

視界が悪ければ突っ込まないつもりでしたが
来てしまったら引き返せない弱い心

途中、穴は開いていませんでしたが
今年はクレパスになっていました

地図もコンパスもトラックデータもない
あるのは記憶だけでは視界が無いとルートが合っているのか心配でした

池の谷のガレを登っていてあまりに急だったため引き返すか悩んだりしましたが三の窓に着きました
合っていて良かった〜

今度は池の谷ガリーを登るのですが
見えない

一瞬、視界が晴れたのでガリーの途中から登って来たコースでも

ガリーを登り切ると次は岩登りですが

岩登りの前に池ノ谷乗越で少し息を整えて

登り切りましたが本峰は何処？

たぶんこの辺りではと歩いていましたが
危なくなって戻ったりしていると現在地と方向がチンプンカンプン
視界の利かない北方稜線はちょっと刺激的でした

結局、いつの間にか長次郎の頭を巻いてしまい
クライムダウンは危険なので残置ロープに助けられ

逆方向から来た人もかな

今の体力では生意気だったかも
だから濡れていようが、えらい美味いっ

あとは登山道を下るだけ

迷わないって事はステキです

少し休憩

御神木
カメラが防水じゃなかったので写真少ないです。

下山はずっと雨だっので暑くならず逆に助かったのかも

靴が濡れっ放しだっためか足の皮がちよっと痛いっ

感想

makkuroneko

しばらく登山を止めていたので今の体力を試すため先週、早月尾根を登ったのは生意気でした
全身筋肉痛に
でもその筋肉痛が治ってしまったら次は更にしんどい事を考えてしまうのは
学習能力が足りません
思いついていたのは池の谷でした
賞味期限を考えるともう待っていられませんが
今の段階では色々なリスクが考えられました
単独
体力（しんどすぎ）
雪渓は（情報なし）
落石は（今日の天候ではガスる可能性大でした）
熊は（噛まれたことがあります）
クライムダウンは（10年前の事です）
予報もあまりよくなく
やっぱり止めようと思っていましたが
行ける所までに決定
とにかく池の谷の雪渓を歩きたいっ
けっきょく突っ込んでしまったら雨が降ろうが視界が無かろうが引き返しませんでした
やっぱり体力不足で時間も予想以上に掛かりました
それよりも稜線で視界を奪われるリスクまでは予想外でした
雪渓で踏跡が消されていたりとかはありましたが記憶なんて曖昧なもの
無印のGPSじゃ〜何処に居るのかもチンプンカンプンでした