苗場山 What's up?・・・何か用?・・・サンカヨウ♪そして、僕CJがシラネアオイロードを歩くの巻!


- GPS
- 09:04
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,228m
- 下り
- 1,227m
コースタイム
- 山行
- 8:20
- 休憩
- 0:45
- 合計
- 9:05
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
2024年6月1日〜10月20日までの登山シーズン中、祓川駐車場は有料となります。 駐車場利用の際は、ご了承くださいますようお願いいたします。 お問い合わせ先:かぐらスキー場(みつまたステーション) TEL.025-788-9221 駐車料金は昨年度から値上げになっています。残念・・・(乗用車1,000円/バス2,000円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは林道入口と和田小屋前にあります。 登山道上に危険箇所は特にありません。中ノ芝手前から山頂台地までの間の所々、登山道上に雪渓が残っていますが、チェーンスパイクや軽アイゼンetcの滑り止めは必要無いと思われます。但し踏み抜きにはチョット注意。※雷清水手前の下り斜面の雪渓は心配でしたら、滑り止めがあると安心かも? もう一つ大事な事が・・・虫が凄い事になっています・・・虫除け対策は万全にお願いします。虫除けスプレーや防虫ネットetc。 |
その他周辺情報 | 下山後は「街道の湯」(タオル無し、露天風呂ありで600円)がお薦めです。火曜日が定休日。日帰り温泉「石打ユングパルナス」(タオル無し900円※7/1より1,000円に値上げとなります)がお薦めです。本日は日帰り温泉「石打ユングパルナス」で汗を流しました。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
【山に感謝、自分に称賛を、この景色を見る為に生まれて来た・・・】
【山に登るたびに新たな発見や新しい学びがあり、山の魅力は尽きる事がありません】(by 今上天皇、元平成皇太子殿下)
クライムジャンキー(登山中毒者)でございます。
今年初めての苗場山にソロで登って参りました。当初の予定では大源太山〜七ツ小屋山〜シシゴヤノ頭周回シラネアオイロードを歩く予定でしたが、昨晩、湯沢町のホームページ(登山道情報)を覗いて見ると「祓川駐車場まで行ける道路(苗場線)につきましては、整備が早期に終了したため、6/1(土曜)朝8時30分より、通行可能となります。※当初の予定では6/8(土)開通予定でした。また、祓川駐車場及びトイレにつきましては、6月1日より、使用可能です。」・・・ですって・・・。この時期の苗場山も神楽ヶ峰から先はシラネアオイロードが広がっているはずっ・・・。急遽予定変更!!!こういう時はソロだと楽ですね・・・簡単に予定変更・・・。てんくらの予報でも日中はA判定、山頂付近の気温は9度程度で殆んど無風。湯沢町も津南町の天気予報は曇りで日中の最高気温は23度と条件はとても良い。直近の情報では登山道上に少し雪渓あり、との事なので大源太山〜七ツ小屋山〜シシゴヤノ頭周回では持って行かないチェーンスパイクと冬用手袋とソフトシェルとフリースをザックに入れます。※結局チェーンスパイクとソフトシェルは使わず、フリースのみ着用。
自宅をAM4:00出発予定の為、AM3:00に起き、朝ご飯を食べて準備をしていると・・・猛烈な睡魔が・・・襲って来ます。いつもの様に少し横になります。※最近の遊び過ぎが原因かな?何せ❝サンデー毎日❞で❝365連休❞なので、先月末の台湾旅行が終わると、今月末には大人の休日倶楽部パス【東日本】(五日間乗り放題18,800円)を使っての東北旅行の計画・・・高崎ロックフェス二日間etc・・・働いている時より忙しい・・・。でも、人生65年・・・今が一番幸せなんですね・・・。と言う訳で・・・約2時間後に目覚めます。少し体が重いですが・・・シラネアオイロードと久し振りにサンカヨウのスケルトンフラワー(前日も雨でなくても、朝露でも見られるんです)が見られるかと期待して重い体を揺り動かしてAM6:00過ぎに自宅を出発。R17を南下します。途中、道の駅みつまたでトイレで用を足し、祓川ルート登山口駐車場に向かいます。
AM7:00過ぎに祓川ルート登山口駐車場に到着。身支度をしてAM7:12に登山開始。本日は平日の木曜日でしたので、先行車両は10台・・・こんなもんかな?下山時のPM4:00過ぎには1台しか停まっていませんでした。※僕が下山し始めた時に山頂には3組の登山者がいましたが、泊りなのか?それとも、小赤沢コースからの登山者なのか?はたまた、タクシー利用なのか?
先ずは舗装道路を暫く歩いて和田小屋まで登ります。相変わらず、体が重くてだるい・・・そして、眠い・・・。最悪の体調なので・・・途中撤退も頭に入れながら、和田小屋前で登山届を提出してゲレンデを横切ります。この時点では眺望はまずまず、東には谷川連峰を始めとする名立たる名峰が見えますし北にも越後三山、守門岳etcが良く見えます。そして、頭上にはチラッと❝苗場ブルー❞・・・。五合目半先にはお待ちかねのサンカヨウがお出迎え・・・。サンカヨウの花言葉は「親愛の情」、「幸せ」、「自由奔放」・・・。※Copilotでサンカヨウに似ている女優と尋ねたら・・・石原さとみ、綾瀬はるか、新垣結衣と答えました。僕は個人的にはサンカヨウの白は新木優子か歌手のmiletのイメージなんです・・・。。穢れを知らない無垢な白・・・何か清楚な花で大好きな花の一つです。昨年(6/17)は残念ながら全て散り果てていてミッションノットコンプリート・・・でしたので、リベンジ達成。まだ蕾も沢山ありますので、今週末位まで楽しめると思います。
足元にはユキザサの蕾が目立ちます。苗場山にはユキザサ、ヤマトユキザサ、ヒロハユキザサがあるらしいですが・・・まだ僕には特定出来ません。ミヤマカタバミ、ショウジョウバカマ、オオカメノキ、ムラサキヤシオツツジ、ミツバオウレン、イワナシ、マイヅルソウの蕾、タケシマランetcが咲いています。下ノ芝から先からは登山道上に所々雪渓が残っています。踏み抜かない様に注意して進みます。中ノ芝に到着するも、雪が消えたばかりの状態・・・ワタスゲの花、チングルマ、イワカガミ位しか見られません。大好きなベニサラサドウダンツツジはまだまだこれから・・・。しかし、東側の眺望は素晴らしい・・・。赤城山、三国山〜三角山〜大源太山〜平標山〜仙ノ倉山〜万太郎山〜オジカ沢ノ頭〜トマノ耳〜オキノ耳〜一ノ倉岳〜茂倉岳、大源太山、白毛門〜笠ヶ岳〜朝日岳ジャンクションピーク〜巻機山〜金城山〜坂戸山、奥には皇海山、笠ヶ岳〜至仏山〜燧ヶ岳、平ヶ岳〜荒沢岳〜中ノ岳〜八海山〜越後駒ヶ岳、飯士山、権現堂三山、守門岳etcが良く見えます。ここで、いつもの様に小休止。バナナ(小)を2本、山崎製パン薄皮たまごぱん(4個入)を1個頂き、リスタート。※あまりに体調が良く無いので、ここで撤退も考えましたが❝怠重(ダルオモ)❞の体を何とか動かして先に進みます。
木道を少し登ると、僕のプロフィール画像に使っている大好きな場所を通過します。上ノ芝手前の樹林帯の中の登山道上に一部雪渓が残っています。踏み抜き注意。上ノ芝〜小松原分岐〜又スリ岩までの間は振り返ると絶景が広がります。又スリ岩〜神楽ヶ峰間にも登山道上に一部雪渓があります。滑り止めは必要ありませんが、ルートが東側に斜めになっているので、キックステップでしっかり足元を確保して、歩いて下さい。神楽ヶ峰手前からナエバキスミレが足元に沢山咲いていました。神楽ヶ峰から先には足元にはシラネアオイロードの絶景が続きます。富士見坂へ下り始めて直ぐのビュースポットでは、巨大な苗場山は勿論・・・鳥甲山、チラッと妙高山〜火打山、奥には北アルプスもチラッと見えます。富士見坂〜雷清水間にも登山道上にある下り斜面の雪渓はチョットリスキーですので、慎重に進みます。程なく、雷清水に到着。冷たくて、美味しい水を一口飲んで、お花畑へ下ります。まだ、珍しいクルマバツクバネソウは見つけられませんでした。
続いて、やはりちょっと珍しいベニバナイチヤクソウの蕾も発見。お花畑にはカラマツソウ、コメバツガザクラ、ハクサンボウフウ、ミネウスユキソウ、コケモモは全てつぼみ状態でした。これからですね・・・。ニッコウキスゲ、ヤマオダマキ、アオチドリはそのまた先ですね・・・。そして、ここから登り返し9合目〜雲尾坂の急登が続きます。ズダヤクシュやツバメオモトも蕾でした。ヒカリゴケは今年もよく分かりませんでした・・・。※雨が少ないせいなんですかね?程なく山頂台地に到着。
いきなり、200cm位の雪渓が木道上に現れます。まるで、一瞬冬に・・・雪山に逆戻りした様な景色です。頭上には❝苗場ブルー❞消え去り、鉛色の空が・・・。しかし周りには広大な絶景(苗場山頂ゴルフ場みたいな・・・尾瀬みたいな・・・)が広がります。筍山、白砂山、佐武流山、浅間山、草津白根山、岩菅山・・・西には北アルプス(穂高方面かな?)の高くて白い壁が薄っすらと見えます。山頂手前のテラスにザックをデポし、山頂標柱へ向かいます。丁度、山頂に居合わせた男性3人組の一人から僕の写真を撮って頂きました。ありがとうございました。今日は体調が万全では無いので苗場山頂ヒュッテ北側の展望ポイント(その後の苗場神社、チングルマのブーケ、ハートの池塘)には行かず、山頂手前のテラスでランチタイム休憩。本来であれば、苗場山頂ヒュッテ北側の展望ポイントからは眼の前に大きく見える鳥甲山、妙高山〜火打山、北アルプスが良く見えます。ここ山頂手前のテラスで、バナナ(小)を2本、山崎製パン薄皮たまごぱん(4個入)を1個頂きます。
名残惜しいですが、相変わらずの大パノラマを堪能したら、PM0:21に下山開始。平日の木曜日ですので、下山時は2名とスライド。※因みに上りでは今回は誰にも追い抜かれませんでした。(スタート時間が遅かったですからね)雲尾坂〜お花畑〜雷清水〜富士見坂〜神楽ヶ峰へとボロボロ(ゾンビ状態、牛歩戦術)になりながら登り返します。股スリ岩〜小松原分岐〜上ノ芝〜中ノ芝と下り・・・ここで最後の小休止。バナナ(小)を2本、山崎製パン薄皮たまごぱん(4個入)を残りの2個頂きます。稜線隠しの雲が出て来ていましたが・・・まだまだ、ここでも抜群の眺望が見られます。中ノ芝から下は登山道上を雪解け水が川の様に流れ、濡れない様に上手く石に足を運び、何とか下山。程なく、和田小屋前に到着。アスファルト道路を歩いて駐車場へ下ります。そして、最後の最後に、僕の大好きなコシノカンアオイを発見。一昨年以来この苗場山で大好きなコシノカンアオイ(花言葉は「秘められた恋」・・・良いなぁ・・・)を見つけられました。やっぱりチョット嬉しい…。
そして、無事に下山。最後は夢遊病者の様でしたが、今日も楽しい山歩きが出来ました。
ではまた・・・そして、世界が平和になります様に…。
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