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Yamareco

記録ID: 693608
全員に公開
ハイキング
槍・穂高・乗鞍

新穂高から南岳・中岳・大喰岳・槍ヶ岳を日帰り縦走

2015年08月07日(金) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 長野県 岐阜県
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
11:36
距離
29.1km
登り
2,454m
下り
2,454m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:57
休憩
0:39
合計
11:36
距離 29.1km 登り 2,454m 下り 2,454m
2:58
23
スタート地点
3:34
3:35
21
3:56
28
4:24
4:25
41
5:06
5:08
3
5:11
5:12
108
7:00
7:02
55
7:57
9
8:06
48
8:54
8:55
23
9:18
9:19
8
9:27
11
9:38
9:44
26
10:10
10:17
16
10:33
10:42
9
10:51
10:53
29
11:22
11:23
44
12:07
47
12:54
12:56
4
13:00
13:01
38
13:39
18
13:57
19
14:16
9
14:25
14:26
8
14:34
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
新穂高無料駐車場
コース状況/
危険箇所等
危険箇所は特にありませんが、南沢の雪渓が崩落していてコースマークの通りには通過できませんでした。
予約できる山小屋
槍平小屋
いつものことながら心細いですが暗い中を出発します。
いつものことながら心細いですが暗い中を出発します。
穂高平小屋に到着。夏道ショートカットは、経験上あんまり得にならないと思っているので、今回もパスしました。
穂高平小屋に到着。夏道ショートカットは、経験上あんまり得にならないと思っているので、今回もパスしました。
奥穂登山口へ到着。このあたりからうっすらと夜が明け始めました。
奥穂登山口へ到着。このあたりからうっすらと夜が明け始めました。
白出沢の渡河部です。
白出沢の渡河部です。
工事中で足場が整備されています。
工事中で足場が整備されています。
チビ谷まで来ました。
チビ谷まで来ました。
だいぶ明るくなってきました。
だいぶ明るくなってきました。
滝谷へ到着。
天気も良く、だんだんとモチベーションが上がってきます。
天気も良く、だんだんとモチベーションが上がってきます。
槍平小屋到着。
南岳へ向かいます。
南岳へ向かいます。
南沢をすすみます。
南沢をすすみます。
ずっと休憩なしで来たので、このあたりでちょっと一服。
最初のゼリーで栄養補給します。
ずっと休憩なしで来たので、このあたりでちょっと一服。
最初のゼリーで栄養補給します。
落石だらけで雪渓が崩壊しており、コースマークの通りには渡れそうもないので一旦下へ巻きました。
落石だらけで雪渓が崩壊しており、コースマークの通りには渡れそうもないので一旦下へ巻きました。
後ろを振り返ると、笠がいい感じ。
後ろを振り返ると、笠がいい感じ。
双六方面もいい感じです。
双六方面もいい感じです。
下界にかかる雲もいい感じ。
下界にかかる雲もいい感じ。
少しずつ、笠の高さと同じくらいになってきました。
少しずつ、笠の高さと同じくらいになってきました。
穂高の稜線は何とも造形的で迫力があります。
穂高の稜線は何とも造形的で迫力があります。
まだ笠の高さには届いてません。
1
まだ笠の高さには届いてません。
2630ピークでちょっと休憩です。救急箱がありました。
2630ピークでちょっと休憩です。救急箱がありました。
南岳のピークかな?
南岳のピークかな?
2800m到達
だいぶ笠と同じ高さになってきました。
だいぶ笠と同じ高さになってきました。
2900m到達
ここで槍の穂先が顔を出しました。
ここで槍の穂先が顔を出しました。
南岳小屋到着
いい感じです。
さて、行きますか。
さて、行きますか。
南岳到着
目指す槍の穂先。
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目指す槍の穂先。
かっこいい。
鷲羽岳のあたりもいい感じ。
鷲羽岳のあたりもいい感じ。
この稜線をすすみます。
この稜線をすすみます。
何とも素敵。
金曜日だというのに稜線にはたくさんの登山者が…。すれ違うとき「チワー」というと「アニョンハセヲ」と返されることが多かったような…。
金曜日だというのに稜線にはたくさんの登山者が…。すれ違うとき「チワー」というと「アニョンハセヲ」と返されることが多かったような…。
何度見てもかっこいい。
何度見てもかっこいい。
中岳のピークかな?
中岳のピークかな?
中岳へ到着。
次を目指します。
次を目指します。
大喰岳に到着。
そして、槍ヶ岳山荘まで来ました。
そして、槍ヶ岳山荘まで来ました。
すごい迫力。圧倒されます。
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すごい迫力。圧倒されます。
で、槍の穂先へ到着。
2015年08月07日 10:13撮影 by  iPhone 6, Apple
8/7 10:13
で、槍の穂先へ到着。
ピークからの眺望。
ピークからの眺望。
さすがにここより高いものは見えません。
さすがにここより高いものは見えません。
全ての山は槍へ通じる、って感じです。(^^)
全ての山は槍へ通じる、って感じです。(^^)
下山開始です。飛騨乗越から下ります。
下山開始です。飛騨乗越から下ります。
ここを降りていきます。
ここを降りていきます。
ここまで降りてきた。
ここまで降りてきた。
西鎌尾根を歩く人が見えます。
西鎌尾根を歩く人が見えます。
来るときには気が付かなかった藤木レリーフ。
来るときには気が付かなかった藤木レリーフ。
滝谷まで降りてきました。のどが渇いたのでここで冷たい水を。
滝谷まで降りてきました。のどが渇いたのでここで冷たい水を。
撮影機器:

感想

最近、登山よりマラソンにはまっていて、なかなかこちらに書き込むことができなかったのですが、あんまりいい天気が続くので、かねてより計画していた槍ヶ岳日帰りを決行することにしました。

ルートとしては、単にピストンでは面白くないと思い、南岳新道と飛騨乗越をぐるりと回ることを想定していましたが、どちらを先に行くかで悩んでいました。
ヤマレコのレポートをいろいろ参考にしましたが、大概の方は南岳新道を下りに使っているようです。しかし皆さんの感想からすると、結構めちゃめちゃ急な道であることがわかりました。
そこで、自分としては
  ○時間短縮のために下りのスピードが重要と思うこと。
  ○さらに夏場であること。
を考慮して、まだ十分に体力があり、日陰になる早朝の内に登りで使った方がいいという結論に達しました。

前日の内に無料駐車場へ入りました。時間は21時ごろでしたが、さすがに平日はスカスカだろうという予想も裏腹に、既にあんまり空きがないような状態です。が、なんとか最上部へ止めることができ、準備しておいた網戸を窓へ装着して、しばしビールを飲んでくつろいだあと、就寝しました。

途中トイレに起きたりして、あんまり熟睡はできませんでしたが、それでも2時間ぐらいはウトウトできたと思います。
準備と食事を済ませ、スタートです。
途中、登山センターでトイレを済ませ、真っ暗な中をすすみます。毎度のことですが、多少心細いので今回はiPhoneで音楽を流しながら歩きました。

白出沢あたりで少しずつ明るくなってきました。
工事中で登山者用の足場が作ってあり、そこを超えると登山道です。
歩くこと約2時間、槍平小屋に到着。ここから南岳新道をすすみます。
途中の南沢では、雪渓を超えるようにコースマークが設定してありましたが、落石だらけで雪渓が崩壊しており、見るからに渡れそうになかったので、少し下流へ下ってから雪渓の無くなったあたりを巻くことにしました。

しばらく行くと、うわさ通りの木製梯子のオンパレード。めちゃめちゃな急登が始まりました。しかし、日陰とさわやかな風のせいであんまりバテずに登れます。振り返ると真っ青な笠ヶ岳、山へ来てよかったと思う瞬間です。

なんやかんやで2630ピークも過ぎ、南岳小屋へ到着。トイレを済ませてピークへ出発です。ピークからは素晴らしい景色が望めます。そしてはるか向こうに、今から向かう槍の穂先が見えています。

南岳、中岳、大喰岳と3000m級のピークを次々に超えます。この稜線は本当に気持ちの良いコースだと思いました。そして、目指す槍の穂先がだんだんと大きく見えてくるのも、とてもワクワクとしてモチベーションが上がります。
途中、たくさんの登山者の方とすれ違いましたが、「こんちわ」というと「アニョンハセヲ」と帰ってくることが多く、さすがに最近は登山も国際化してるなあ、と感じました。

飛騨乗越を超えて、槍ヶ岳山荘へ到着。ここから見る槍の穂先は本当に迫力があります。平日にもかかわらず、結構な人が壁に張り付いているのが見えます。
早速自分も穂先へ向けて壁に取り付くことにしました。

穂先までの道中で、梯子が多少渋滞しているところがありました。よく見ると、小さな男の子がお母さんとお父さんに助けられながら一生懸命登っている最中でした。
ご両親は「お先に行かれますか?」と言っておられましたが、待っている全員が、「もう少し、頑張れがんばれ。!!」という感じで男の子を応援しています。自分も全く同様の気持ちで、一緒に登っていくことにしました。
そして、男の子はみんなの声援を受けて何とか頂上へたどり着くことが出来ました。
「よく頑張ったね」とその場のみんなが激励します。本当にほのぼのとした瞬間でした。後で聴いたところでは、その子はなんと5歳の幼稚園児ということでした。

槍の穂先からの眺望は格別です。360度見渡してもここより高いところはありません。誰かが「すべての山は槍に通じる」ってなことを言っていましたが、全くその通りだと思いました。

一通り眺望を楽しんだ後、下山に取り掛かりました。
飛騨乗越から飛騨沢を下ります。今回はトレラン装備で来たので、登山者とすれ違う時以外は、走ることができます。やっぱり下りにこのコースを選択してよかったと思いました。あっという間に槍平小屋まで降りてきました。が、ここから白出沢までの間が結構遠かった。そして、お決まりの林道歩きもかったるかったのですが、何とか無事に無料駐車場まで降りることが出来ました。

中崎山荘奥飛騨の湯で汗を流し、疲れた体を休めてから帰路となりました。

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コメント

お疲れ様でした
Turkeyさん、
激走ですね。
昨年、自分が槍ヶ岳を訪れた際に、大喰岳・南岳のルートが気になって仕方がなかったのですが、槍ヶ岳登頂後、下山モードで気持ちが切れてしまい、そのまま下ってしまいました。こうして見ると、素晴らしい景色ですね。本ルートを踏破できるように頑張らにゃ!
2015/8/10 15:37
Re: お疲れ様でした
pokepikaさん、どーも。

この時期は、必ずと言っていいほど午後から雲が出てくるので、何とか天気が安定している午前中のうちに行動したいと思い、スピード勝負で行きました。
そのため、装備はトレランスタイルで、荷物もハイドレーションに水2リットルと食料はゼリーを5パックのみ、雨具はなしでその代わりにウィンドブレーカーと念のためにツェルトを準備した程度です。
いつもならビールとコンロと焼き物を持参するのですが…。(^-^;

ということで非常にストイックな山行になり大変疲れましたが、景色も良くとても気持ちよく登れました。
やっぱり山はいいですね。(^^)

ではまた。
2015/8/10 16:19
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
槍ヶ岳/飛騨沢ルート/新穂高温泉起点槍平経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳 〜新穂高から双六、西鎌経由〜
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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