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Yamareco

記録ID: 693831
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

赤岳 〜 登り:県界尾根、下り:真教寺尾根 〜

2015年08月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:34
距離
14.5km
登り
1,486m
下り
1,483m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:01
休憩
0:33
合計
7:34
5:43
5:43
46
6:29
6:29
52
7:21
7:22
75
8:37
8:37
3
8:40
8:53
4
8:57
9:08
4
9:12
9:12
93
10:45
10:47
9
10:56
10:57
48
11:45
11:45
29
12:14
12:17
6
12:33
12:35
0
12:35
ゴール地点
天候 晴れ後所によりくもり
過去天気図(気象庁) 2015年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
美し森の無料駐車場に駐車。出発時も下山時も十分な空きあり。
コース状況/
危険箇所等
【車道終了地点→登山道入口(県界尾根取り付き地点)】
 所々コンクリート舗装箇所が残る荒れた林道。
【登山道入口(県界尾根取り付き地点)→小天狗】
 樹林帯の急登。降雨時、降雨直後はスリップし易そうです。
【小天狗→大天狗】
 緩やかな登り。歩き易い道です。
【大天狗→山頂】
 途中から鎖場の連続。鎖を頼らなくても登ることは可能ですが、足掛かりが丸くなっている所もあるため、鎖を頼った方が登り下りし易く、また安全かもしれません。前後に人がいる場合は、小石等を落とさないよう注意が必要です。
【真教寺尾根鎖場】
 鎖場の連続。足掛かり、手掛かりがきちんとあるため、鎖を頼らなくても登り下りは可能です。鎖を頼った方が素早く登り降りができますが、長い鎖が多いため、鎖に振られないよう注意が必要です。鎖を利用する場合は、バランスをとることを目的に鎖を持ち、腕の力はあまり使わず、足の力で登り下りすると安全です。鎖を頼る場合は、キチンと鎖が固定されているかどうかの確認も必要です。
【鎖場終了地点→牛首山】
 扇山、牛首山以外にも小ピークがあり、アップダウンのある道です。
【牛首山→羽衣池】
 笹が濃い所があり、足元が見にくい所があります。ゴロゴロした石が隠れているので、少し歩きにくかったです。ボランティアの方が笹の刈り払いを進めてくださっていたので、笹の煩わしさは解消されそうです。
その他周辺情報 アクアリゾート清里の天女の湯に入浴。
780円。
駐車場からはしばらく車道を歩きます。
直射日光が当たらないこの時間は涼しく、快適に歩けました。
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駐車場からはしばらく車道を歩きます。
直射日光が当たらないこの時間は涼しく、快適に歩けました。
車道終了地点
奥に赤岳、左手に真教寺尾根が見えます。
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奥に赤岳、左手に真教寺尾根が見えます。
県界尾根取り付き地点
県界尾根取り付き地点
小天狗までは急登です。
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小天狗までは急登です。
小天狗到着。
ここからは歩きやすい道となります。
小天狗到着。
ここからは歩きやすい道となります。
真教寺尾根の奥には権現岳が見えます。
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真教寺尾根の奥には権現岳が見えます。
赤岳。
手前から続いている尾根が県界尾根。
しばらくはゆったりとした登りが続きます。
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赤岳。
手前から続いている尾根が県界尾根。
しばらくはゆったりとした登りが続きます。
遠くに富士山が見えました。
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遠くに富士山が見えました。
少し斜度が急な道を少し我慢して登ると、大天狗に到着です。
少し斜度が急な道を少し我慢して登ると、大天狗に到着です。
タカネナデシコ
ここから鎖場です。
この手前でトレッキングポールをザックに収納し、手をフリーに。
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ここから鎖場です。
この手前でトレッキングポールをザックに収納し、手をフリーに。
二番目の鎖場。
ここは、足掛かりが丸まっているため、鎖なしで登るには一番難しかったです。
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二番目の鎖場。
ここは、足掛かりが丸まっているため、鎖なしで登るには一番難しかったです。
鎖場が続きます。
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鎖場が続きます。
赤岳展望荘と横岳
赤岳展望荘と横岳
まだまだ鎖場は続きます。
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まだまだ鎖場は続きます。
ガレ気味の登山道。
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ガレ気味の登山道。
硫黄岳も見えてきました。
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硫黄岳も見えてきました。
この辺りは鎖が無くてもよさそうですが、雨の日の下りのことを考えると鎖があれば安心です。
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この辺りは鎖が無くてもよさそうですが、雨の日の下りのことを考えると鎖があれば安心です。
タカネニガナ
青空まで続く鎖場。
画像では断崖絶壁のように見えますが、実際は鎖を頼らなくても登れる程度の斜面です。
青空まで続く鎖場。
画像では断崖絶壁のように見えますが、実際は鎖を頼らなくても登れる程度の斜面です。
早くも雲が上がってきてしまいました。
早くも雲が上がってきてしまいました。
赤岳頂上山荘が近づいてきました。
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赤岳頂上山荘が近づいてきました。
鎖場はまだまだ続きます。
鎖場はまだまだ続きます。
稜線越しの北アルプス。
今日も北アルプスは快晴のようです。
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稜線越しの北アルプス。
今日も北アルプスは快晴のようです。
赤岳頂上山荘まであと一息。
赤岳頂上山荘まであと一息。
ついに稜線に出ました!
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ついに稜線に出ました!
山頂は間近です。
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山頂は間近です。
四度目の赤岳登頂!
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四度目の赤岳登頂!
無残な串団子標識…
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無残な串団子標識…
阿弥陀岳
下山します。
真教寺尾根の分岐点に向かいます。
分岐点が分からず行ったり来たりしてしまいました。
二年前に通過しているはずなのに…。
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真教寺尾根の分岐点に向かいます。
分岐点が分からず行ったり来たりしてしまいました。
二年前に通過しているはずなのに…。
真教寺尾根分岐点
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真教寺尾根分岐点
イブキジャコウソウかな?
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イブキジャコウソウかな?
ここから鎖場が始まります。
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ここから鎖場が始まります。
鎖場を振り返る。
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鎖場を振り返る。
鎖場は続くよ♪
何処までも…、とまでは言えませんが、まだまだ続きます。
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何処までも…、とまでは言えませんが、まだまだ続きます。
一度、鎖場が途切れるも…
一度、鎖場が途切れるも…
まだ、あと少し鎖場は続きます。
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まだ、あと少し鎖場は続きます。
左側の鎖がかかっている辺りの方が登り下りし易いです。
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左側の鎖がかかっている辺りの方が登り下りし易いです。
小ピークに白い小さな花が群生してました。
小ピークに白い小さな花が群生してました。
扇山到着。
牛首山到着。
崩壊地の脇を通過します。
崩壊地の脇を通過します。
笹が生い茂っている!
二年前はこんなんじゃなかったのに。
笹が生い茂っている!
二年前はこんなんじゃなかったのに。
笹が刈払されていて歩きやすい。
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笹が刈払されていて歩きやすい。
マツムシソウ
賽ノ河原到着
リフト乗り場。
歩いていると暑いのでリフトに乗ってお気楽下山したくなりましたが、なんとか我慢。
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リフト乗り場。
歩いていると暑いのでリフトに乗ってお気楽下山したくなりましたが、なんとか我慢。
羽衣池。
草が生い茂り、荒れ気味でした。
羽衣池。
草が生い茂り、荒れ気味でした。
美し森展望台から赤岳を振り返る。
くもりがちですが、山頂方面が何とか見えています。
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美し森展望台から赤岳を振り返る。
くもりがちですが、山頂方面が何とか見えています。
駐車場まで戻ってきました。
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駐車場まで戻ってきました。

感想

 夕方に用事があり、17:30には自宅に戻らないといけなかったため、昼ぐらいまでに下山できそうな赤岳をチョイスしました。
 県界尾根は歩いたことがなかったので、登りに使い、真教寺尾根で下山する周回コースとしました。
 
 赤岳到着時には早々と西側からガスが上がってきてしまい、展望を楽しむには少し残念な状況でしたが、鎖場の続く岩場は久しぶりで、山歩きを楽しむことができました。

 今回の山行では二人のおじさんが印象に残りました。抱いた感情は正反対のものでしたが…。

 一人は、県界尾根の鎖場が連続する場所で後ろから来た軽装のおじさん(靴は登山靴を履き、トレラン用のザックを背負っていた)。
安全に追い越してもらえるところで、追い越してもらいましたが、そこまで後ろにピッタリくっつかれ、かなりストレスがたまりました('A`)
僕が鎖を使ったり、落石を起こしてしまう可能性を考えていなかったのでしょうか。
せめて一つの鎖場を登りきるまでは待ってほしかったです。
 とはいえ、自分が追い越したり、すれ違ったりする際に、期せずして、相手にストレスを与えていることもあるかもしれません。軽装おじさんを反面教師として、山で出会う人にストレスを与えないよう今後気を付けたいと思います。 

 二人目は下山時に出会った方です。
 牛首山からしばらく下ると笹が生い茂り、歩きにくい登山道となりました。二年ちょっと前に真教寺尾根を歩いた際は、笹が邪魔になった記憶はありません。
 歩きにくいなぁ〜、と思いながら、歩いていると、笹を刈り払いしているおじさんと出会いました。
この方は、地元の役場の方でも山岳会の方でもない、純粋なボランティアで笹の刈り払いをしている方でした。
久しぶりに真教寺尾根を歩き、笹が伸びていて足元が見えず、危険を感じたため、笹の刈り払いをすることにしたそうです。
また、外国の方が利用され、笹が伸びていて登山道が分かりにくく、登頂を諦めて戻られたことを知り、「おもてなし」の点でもどうかと考えたことも、刈り払いを決心した理由だそうです。
「日頃ストレスをためている人が、ストレスを発散させるために、山に来ることもあるのだから、気持ちよく歩けるようにしてあげたい」とも。
お話を伺い、感銘を受けました。
 快適に登山道を歩けるのは、快適な登山道を整備してくれている人がいるからということを改めて気づかされました。
登山道を整備してくださる方々への感謝の気持ちを忘れず、これからも登山を楽しみたいです。

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コメント

usofuyuさん初めまして
usofuyuこんばんは。

自分は8月1日に真教寺尾根を登った時に笹刈りしていた方が居ました。
同じ方か分かりませんが、御好意のおかげで歩きやすい登山道で助かりました。

無心で熊笹を刈る後ろ姿はカッコいいの一言ですね。
登山を支える縁の下の力持ちの方々に感謝します。

赤岳頂上の標識の劣化は進んでますよね(笑)
今年何度か登ってていつも気になってました…

県界尾根のレコ参考にさせてもらいました。
また山行拝見させてもらいますので、よろしくお願いします。
2015/8/9 22:18
こちらこそ、初めまして
harukiti さん、こんばんは。
コメントありがとうございます。

 笹の刈り払いをされていた方は、「羽衣池の辺りから登山道に笹が覆いかぶさっていたよ」と言っていたので、harukiti さんがお会いした方と同じかもしれませんね。
 笹が邪魔で鬱陶しいなぁ〜、と思って歩いていたところ、笹の刈り払いしているおじさんに出会ったので、一言お礼を言いたくなって、おじさんに声をかけてみました。

 自分の覚書のようなレコなんで、参考になるかは分かりませんが、また遊びに来てください。
 harukiti さんのレコも参考にさせてください。
 よろしくお願いします。
2015/8/9 23:13
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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杣添尾根と真教寺尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

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