白馬岳【猿倉から白馬鑓温泉を経由してピストン】


- GPS
- 16:39
- 距離
- 29.6km
- 登り
- 3,115m
- 下り
- 3,117m
コースタイム
- 山行
- 8:26
- 休憩
- 3:49
- 合計
- 12:15
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 6:18
天候 | ガスと強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(日曜ということもありましたが、大雪渓の通行止めにより、ガラガラ) |
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし 稜線では極めて強い風 |
その他周辺情報 | 八方の湯(850円、サウナなし) |
写真
装備
個人装備 |
MARMOLADA(SCARPA)
|
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感想
大雪渓を登りたくて、梅雨明け直後に予定してましたが、それでも手遅れで、大雪渓は7月早々に通行止めに。
プラネタリー・バウンダリーを恨めしく、気候変動抑止の取組の重要性を強く認識させられました。
やむを得ず、下山時に予定していた鑓温泉経由で往復することにしました。
猿倉の駐車場に前夜に早々と入り、しっかりと睡眠をとりました。駐車場はガラガラで、大雪渓が通れないことの影響はとても大きいと再認識させられました。
猿倉からは緩い勾配の道から始まり、徐々に勾配がきつくなってきたところで
、小日向のコルに登り詰めます。
そこからは杓子岳と白馬鑓ヶ岳の斜面のいくつもの沢や雪渓を越えながら、鑓温泉のある沢までトラバースします。
白馬鑓温泉小屋でご褒美のコーラを飲みつつ、こらからの急登に備えていると、下山される方が、昨夜の雨と、稜線の強風を口々にしてて、不安がよぎりました。
鑓温泉からは登り一辺倒ですが、高度を稼げるので頑張りがいがあります。
ここでも稜線から撤退されている方々に会い、撤退を勧められましたが、とりあえずは稜線に上がって自分で判断してみたかったので、とりあえず上へ。
稜線では風は強いものの、歩けないほどではなかったので、予定どおり白馬岳方面へ。
白馬鑓ヶ岳の頂上で、ハイマツの茂みに身を隠して昼食をとり、杓子岳は巻き道でパスして、白馬岳頂上山荘を目指しました。
頂上山荘でテントを張り、少し休憩をとったあと、白馬岳の頂上へ。
雲がかかったり、とれたりと、せわしなく雲が強風に煽られやってきてましたが、2日間でもっとも穏やかなときだったと思います。
夜中、風が強くなり、雨も激しく打ちつけてきて、何度も目を覚ましましたが、なんとかでテントは無事でした。
朝起きてみると、周りのテントは散々で、ひどいものは倒れてしまっているものもあり、昨夜の風の強さを思い知りました。
風は初日より強かったので、下山は行程が短く歩きやすい栂池方面も考えましたが、栂池から猿倉までのバスの時間が合わなく、予定どおり、鑓温泉経由で猿倉まで下山することにしました。
頂上山荘から杓子岳巻き道あたりまででの風がとても強く神経を使いましたが、白馬鑓ヶ岳に取り付いたところくらいからは歩きやすくなり、無事に稜線歩きを終えることができました。
稜線からは鑓温泉、小日向のコルを経由して、猿倉まで下山しました。
展望を楽しむことはできませんでしたが、強風の中の稜線歩き、テント泊は、とてもいい経験になりました。
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