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Yamareco

記録ID: 7085132
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

日帰りで行く針ノ木岳と蓮華岳

2014年09月14日(日) [日帰り]
情報量の目安: S
都道府県 富山県 長野県
 - 拍手
GPS
12:00
距離
14.9km
登り
1,796m
下り
1,796m

コースタイム

日帰り
山行
10:10
休憩
1:50
合計
12:00
4:45
60
5:45
5:55
65
7:00
95
8:35
8:50
60
9:50
10:20
40
11:00
11:15
65
12:20
12:45
45
13:30
13:45
60
14:45
55
15:40
65
16:45
天候 晴れのち時々曇り
過去天気図(気象庁) 2014年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
扇沢駐車場に止めました。
早朝の扇沢駅。
未だ暗いが、私と同じようにヘッドランプをつけて登山口に向かう人もいた。
2014年09月14日 04:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 4:41
早朝の扇沢駅。
未だ暗いが、私と同じようにヘッドランプをつけて登山口に向かう人もいた。
扇沢駅に向かって左手奥にある登山口。こんなに暗いうちから歩き始めるのは4年前の三ノ峰以来で4時45分に出発。
2014年09月14日 04:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 4:45
扇沢駅に向かって左手奥にある登山口。こんなに暗いうちから歩き始めるのは4年前の三ノ峰以来で4時45分に出発。
途中で何回か車道と交差しながら緩く登って行く。三度目に車道に出たとき振り返ると、遠くに朝焼けに染まる高い山が見えた。四阿山あたりだろうか。空の雲も予想どおり消え始めている。
2014年09月14日 05:00撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 5:00
途中で何回か車道と交差しながら緩く登って行く。三度目に車道に出たとき振り返ると、遠くに朝焼けに染まる高い山が見えた。四阿山あたりだろうか。空の雲も予想どおり消え始めている。
大沢小屋までの間は、鳴沢岳や赤沢岳の裾を巻いて行く。樹林の中の道の途中でまだ眠っているような針ノ木岳が見えた。
2014年09月14日 05:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 5:18
大沢小屋までの間は、鳴沢岳や赤沢岳の裾を巻いて行く。樹林の中の道の途中でまだ眠っているような針ノ木岳が見えた。
歩くうちに暑くなってきたので、扇沢から30分ほど歩いた鳴沢出会でジャケットを脱ぎ、ヘッドランプもはずした。さらに巻き道を歩き続けるうちにようやく針ノ木岳に朝日が当たってきた。時刻は5時40分頃。
2014年09月14日 05:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 5:41
歩くうちに暑くなってきたので、扇沢から30分ほど歩いた鳴沢出会でジャケットを脱ぎ、ヘッドランプもはずした。さらに巻き道を歩き続けるうちにようやく針ノ木岳に朝日が当たってきた。時刻は5時40分頃。
水量豊かな赤沢を上流側のみに手摺りがある木製の橋で渡る。赤沢岳の稜線に朝日が差している。
2014年09月14日 05:43撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 5:43
水量豊かな赤沢を上流側のみに手摺りがある木製の橋で渡る。赤沢岳の稜線に朝日が差している。
扇沢から1時間で大沢小屋に着く。小屋はもう店終いしていた。小屋の裏手に回って朝食をとり、少し休憩する。
2014年09月14日 05:49撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 5:49
扇沢から1時間で大沢小屋に着く。小屋はもう店終いしていた。小屋の裏手に回って朝食をとり、少し休憩する。
小屋の右にある大きな岩に張り付けられた道標には、扇沢からここまで3km、ここから針ノ木峠まで4kmと書かれている。道標の左に小屋を開設した百瀬慎太郎のレリーフもある。
2014年09月14日 05:59撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 5:59
小屋の右にある大きな岩に張り付けられた道標には、扇沢からここまで3km、ここから針ノ木峠まで4kmと書かれている。道標の左に小屋を開設した百瀬慎太郎のレリーフもある。
大沢小屋からさらに樹林の巻き道を辿ること20分ほどで針ノ木雪渓谷に出る。まだ日が差し込んでいない暗い谷の奥に朝日に輝く針ノ木岳が遥かに高く聳えていた。
2014年09月14日 06:22撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 6:22
大沢小屋からさらに樹林の巻き道を辿ること20分ほどで針ノ木雪渓谷に出る。まだ日が差し込んでいない暗い谷の奥に朝日に輝く針ノ木岳が遥かに高く聳えていた。
同じところから針ノ木岳をアップ。まだ雪渓が一部残っているが、もはやその上を歩くことはできないらしい。
2014年09月14日 06:22撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 6:22
同じところから針ノ木岳をアップ。まだ雪渓が一部残っているが、もはやその上を歩くことはできないらしい。
樹林の中の巻き道から河原に出たあとは名物の鯉幟の道標が道案内してくれます。赤沢の橋と同じような木製の橋を渡って右岸に移る。
2014年09月14日 06:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 6:34
樹林の中の巻き道から河原に出たあとは名物の鯉幟の道標が道案内してくれます。赤沢の橋と同じような木製の橋を渡って右岸に移る。
右岸の道から振り返ると爺ヶ岳から岩小屋沢岳にかけての稜線がくっきりと見えた。
2014年09月14日 06:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 6:52
右岸の道から振り返ると爺ヶ岳から岩小屋沢岳にかけての稜線がくっきりと見えた。
右岸の斜面につけられた道は細かい砂利が混ざって崩れやすい。一歩一歩着実に歩いて行く必要がある。夏にはこのあたりは雪渓上を歩くことになるのだろう。
2014年09月14日 06:54撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 6:54
右岸の斜面につけられた道は細かい砂利が混ざって崩れやすい。一歩一歩着実に歩いて行く必要がある。夏にはこのあたりは雪渓上を歩くことになるのだろう。
7時にノドに着く。残雪が多いときは雪渓を直登していくのだが、今は危険なのでここから左岸に移って高巻いて行く。
2014年09月14日 07:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 7:03
7時にノドに着く。残雪が多いときは雪渓を直登していくのだが、今は危険なのでここから左岸に移って高巻いて行く。
沢を渡る時に見た雪渓。さすがにこれでは歩けない。
2014年09月14日 07:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 7:04
沢を渡る時に見た雪渓。さすがにこれでは歩けない。
ノドの高巻き。
鎖が張られた岩を直登する。なかなか険しい。この登りが終わったあともしばらく急登が続く。
2014年09月14日 07:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 7:07
ノドの高巻き。
鎖が張られた岩を直登する。なかなか険しい。この登りが終わったあともしばらく急登が続く。
しばらく急登したあとようやく傾斜も緩くなった巻き道を歩いて行く。
2014年09月14日 07:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 7:16
しばらく急登したあとようやく傾斜も緩くなった巻き道を歩いて行く。
巻き道を進んで行くとノドノタカマキと書かれた岩があった。15分ほどかかった高巻きはここで終わり。
2014年09月14日 07:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 7:24
巻き道を進んで行くとノドノタカマキと書かれた岩があった。15分ほどかかった高巻きはここで終わり。
上の写真と同じところから針ノ木雪渓谷を振り返る。谷からせり上がる稜線上の峰々は、左から鳴沢岳、棒小屋沢岳そして遠くに爺ヶ岳。
2014年09月14日 07:24撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 7:24
上の写真と同じところから針ノ木雪渓谷を振り返る。谷からせり上がる稜線上の峰々は、左から鳴沢岳、棒小屋沢岳そして遠くに爺ヶ岳。
7時45分ごろにレンゲ沢を通過。
2014年09月14日 07:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 7:45
7時45分ごろにレンゲ沢を通過。
7時50分に最終水場着。この近くで5分ほど小休止。 ここまで来れば峠まであと1時間ほどか?
2014年09月14日 07:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 7:52
7時50分に最終水場着。この近くで5分ほど小休止。 ここまで来れば峠まであと1時間ほどか?
水場から少し登ったところから仰ぎ見た見たスバリ岳。 だいぶ近づいてきた感じがする。
2014年09月14日 08:07撮影
9/14 8:07
水場から少し登ったところから仰ぎ見た見たスバリ岳。 だいぶ近づいてきた感じがする。
水場からさらに登って行くと谷筋も狭くなる。ようやく背後の赤沢岳から鳴沢岳、棒小屋沢岳へと続く稜線の高さに近づいてきた。
2014年09月14日 08:16撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 8:16
水場からさらに登って行くと谷筋も狭くなる。ようやく背後の赤沢岳から鳴沢岳、棒小屋沢岳へと続く稜線の高さに近づいてきた。
峠までの登りもいよいよ最終段階だ。谷は狭くなり傾斜はますますきつくなってくる。道は相変わらず岩や砂利混じりで歩きにくい。下りの時が心配。
2014年09月14日 08:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 8:17
峠までの登りもいよいよ最終段階だ。谷は狭くなり傾斜はますますきつくなってくる。道は相変わらず岩や砂利混じりで歩きにくい。下りの時が心配。
左手の鞍部に峠の道標が見える。果てしなく続くかのようなつづら折りの登りを終えれば峠だ。あともう少し。
2014年09月14日 08:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 8:28
左手の鞍部に峠の道標が見える。果てしなく続くかのようなつづら折りの登りを終えれば峠だ。あともう少し。
8時35分に針ノ木峠に到着。予定よりも早く登って来ることができたので蓮華岳も視野に入ってきた。しかし雲が湧き立ってきたのが少し気になる。
2014年09月14日 08:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 8:40
8時35分に針ノ木峠に到着。予定よりも早く登って来ることができたので蓮華岳も視野に入ってきた。しかし雲が湧き立ってきたのが少し気になる。
とりあえず小屋の前で休憩する。ここは峠を絵に描いたようなところで、峠を越える道と後立山の稜線とが交差する。
2014年09月14日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 8:41
とりあえず小屋の前で休憩する。ここは峠を絵に描いたようなところで、峠を越える道と後立山の稜線とが交差する。
小屋の前のベンチからは北アルプス中南部の展望が開ける。こちらも雲が湧いてきているが、まだ眺めは何とか得られそう。
2014年09月14日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 8:41
小屋の前のベンチからは北アルプス中南部の展望が開ける。こちらも雲が湧いてきているが、まだ眺めは何とか得られそう。
一番に目が行くのはやはり槍・穂高連峰。特に鋭く天を突く槍ヶ岳の姿は均整が取れていて素晴らしい。9月中旬ともなれば雪化粧を落とした素顔を見ることができる。
2014年09月14日 08:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 8:45
一番に目が行くのはやはり槍・穂高連峰。特に鋭く天を突く槍ヶ岳の姿は均整が取れていて素晴らしい。9月中旬ともなれば雪化粧を落とした素顔を見ることができる。
槍・穂高の右手前は裏銀座の山々だが、雲に遮られてしまったのが残念だった。手前の山は船窪岳。蓮華岳から烏帽子岳までの稜線のほぼ中央に位置する。
2014年09月14日 08:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 8:42
槍・穂高の右手前は裏銀座の山々だが、雲に遮られてしまったのが残念だった。手前の山は船窪岳。蓮華岳から烏帽子岳までの稜線のほぼ中央に位置する。
裏銀座の山々の右手遠くには北アルプス最奥部の水晶岳と赤牛岳。
2014年09月14日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 8:41
裏銀座の山々の右手遠くには北アルプス最奥部の水晶岳と赤牛岳。
黒岳とも呼ばれる水晶岳。この山にも針ノ木岳と同じ宿題を残している。
2014年09月14日 08:46撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 8:46
黒岳とも呼ばれる水晶岳。この山にも針ノ木岳と同じ宿題を残している。
峠での休憩と展望もそこそこにして8時50分に針ノ木岳に向かう。
取り付きの急な登りから蓮華岳を振り返る。山頂のように見えるのは2754mピーク。真下に小屋が見える。
2014年09月14日 08:57撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 8:57
峠での休憩と展望もそこそこにして8時50分に針ノ木岳に向かう。
取り付きの急な登りから蓮華岳を振り返る。山頂のように見えるのは2754mピーク。真下に小屋が見える。
急登を終えると眺めの良い快適な稜線歩きとなる。
2014年09月14日 09:00撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 9:00
急登を終えると眺めの良い快適な稜線歩きとなる。
稜線上に花はほとんど見られなかったが、1箇所だけ終わりかけのイワギキョウの群落がありました。
2014年09月14日 09:01撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 9:01
稜線上に花はほとんど見られなかったが、1箇所だけ終わりかけのイワギキョウの群落がありました。
開けた稜線を行く気分は快適だが、体は峠への登りの疲れがあるためなかなかしんどい。針ノ木岳の上に月齢19.5の月がかかっている。
2014年09月14日 09:03撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 9:03
開けた稜線を行く気分は快適だが、体は峠への登りの疲れがあるためなかなかしんどい。針ノ木岳の上に月齢19.5の月がかかっている。
登っているときはしんどかったが、帰って写真を見ていると苦しかったことは忘れてまた行きたくなります。
2014年09月14日 09:11撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 9:11
登っているときはしんどかったが、帰って写真を見ていると苦しかったことは忘れてまた行きたくなります。
登りり始めてから約35分。スバリ岳と同じくらいの高さまで来た。しかしその左後ろに見える山は雲を被っている。もしかしたらあれは剣岳では・・・。
2014年09月14日 09:28撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 9:28
登りり始めてから約35分。スバリ岳と同じくらいの高さまで来た。しかしその左後ろに見える山は雲を被っている。もしかしたらあれは剣岳では・・・。
頂上も近くなってきた。あと一登りだ。
2014年09月14日 09:33撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 9:33
頂上も近くなってきた。あと一登りだ。
振り返ると蓮華岳の全容がようやく見えました。今のところ何とかあそこまで行けそうな時間だ。
2014年09月14日 09:40撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 9:40
振り返ると蓮華岳の全容がようやく見えました。今のところ何とかあそこまで行けそうな時間だ。
37年振りの山頂からの眺めを楽しみにして頑張る。
2014年09月14日 09:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 9:41
37年振りの山頂からの眺めを楽しみにして頑張る。
峠から1時間かけて9時50分に針ノ木岳に到着した。
2014年09月14日 09:52撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 9:52
峠から1時間かけて9時50分に針ノ木岳に到着した。
針ノ木岳山頂の三角点。遠くに見える湖は高瀬ダムの湖。ダム湖の両側の稜線付近は雲に覆われているが、大天井岳から続く表銀座の稜線や前穂だけは何とか見えている。
2014年09月14日 09:53撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 9:53
針ノ木岳山頂の三角点。遠くに見える湖は高瀬ダムの湖。ダム湖の両側の稜線付近は雲に覆われているが、大天井岳から続く表銀座の稜線や前穂だけは何とか見えている。
水晶岳や赤牛岳、薬師岳方面はまだ大丈夫。
2014年09月14日 09:54撮影
9/14 9:54
水晶岳や赤牛岳、薬師岳方面はまだ大丈夫。
水晶岳と赤牛岳。水晶岳の左には鷲羽岳が見える。また赤牛岳の左の稜線上には黒部五郎岳の山頂部が覗いている。
2014年09月14日 10:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 10:07
水晶岳と赤牛岳。水晶岳の左には鷲羽岳が見える。また赤牛岳の左の稜線上には黒部五郎岳の山頂部が覗いている。
ボリューム感満点の薬師岳。立山室堂から五色ヶ原経由であの稜線を歩いたのは36年も前のこと。
2014年09月14日 10:07撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 10:07
ボリューム感満点の薬師岳。立山室堂から五色ヶ原経由であの稜線を歩いたのは36年も前のこと。
薬師岳の右には越中沢岳と五色ヶ原。
2014年09月14日 10:08撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 10:08
薬師岳の右には越中沢岳と五色ヶ原。
五色ヶ原の右には立山と剣岳が続くが、この方面は黒部渓谷から湧き立つ雲に遮られて山頂部を見ることはできなかった。残念至極。
眼下には白く縁取られた黒部湖。
2014年09月14日 10:08撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 10:08
五色ヶ原の右には立山と剣岳が続くが、この方面は黒部渓谷から湧き立つ雲に遮られて山頂部を見ることはできなかった。残念至極。
眼下には白く縁取られた黒部湖。
剣岳方面を拡大。
二本の雪渓は平蔵谷と長治郎谷と思われます。したがって山頂はその間の源治郎尾根の延長上にある。山頂部が見えないのは残念だが日帰り登山では仕方ないか。
2014年09月14日 10:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 10:17
剣岳方面を拡大。
二本の雪渓は平蔵谷と長治郎谷と思われます。したがって山頂はその間の源治郎尾根の延長上にある。山頂部が見えないのは残念だが日帰り登山では仕方ないか。
眼下の黒部湖をアップ。右端に黒四ダムの一部が見える。
2014年09月14日 10:19撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 10:19
眼下の黒部湖をアップ。右端に黒四ダムの一部が見える。
この山頂から続く稜線上にはスバリ岳が立ちはだかる。大勢の登山者が登ってきている。
2014年09月14日 10:18撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 10:18
この山頂から続く稜線上にはスバリ岳が立ちはだかる。大勢の登山者が登ってきている。
針ノ木雪渓谷を見おろす。5時間ほどでよく登って来られたと思う。小さな歩みの積み重ねというのは凄いです。
2014年09月14日 10:23撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 10:23
針ノ木雪渓谷を見おろす。5時間ほどでよく登って来られたと思う。小さな歩みの積み重ねというのは凄いです。
山頂で30分ほど過ごしてから峠に戻る。下るのはやはり楽で、特に見晴らしのよい稜線の下りは快適です。これから向かう蓮華岳は雲に包まれかけているが、果たして山頂からの展望は?
2014年09月14日 10:23撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 10:23
山頂で30分ほど過ごしてから峠に戻る。下るのはやはり楽で、特に見晴らしのよい稜線の下りは快適です。これから向かう蓮華岳は雲に包まれかけているが、果たして山頂からの展望は?
峠に戻ったのは11時ちょうどだった。歩いてきた道を振り返る。
2014年09月14日 11:01撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 11:01
峠に戻ったのは11時ちょうどだった。歩いてきた道を振り返る。
15分ほど休憩してから蓮華岳に向かう。
2014年09月14日 11:14撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 11:14
15分ほど休憩してから蓮華岳に向かう。
蓮華岳の取り付きも急登だった。振り返って針ノ木岳と山小屋を見る。
2014年09月14日 11:17撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 11:17
蓮華岳の取り付きも急登だった。振り返って針ノ木岳と山小屋を見る。
岩の巻き道を登って行く。
2014年09月14日 11:25撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 11:25
岩の巻き道を登って行く。
急登を終えたあとはたおやかな尾根道となる。山頂は遠くに見える2754mピークを越えた奥です。
2014年09月14日 11:29撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 11:29
急登を終えたあとはたおやかな尾根道となる。山頂は遠くに見える2754mピークを越えた奥です。
針ノ木岳を振り返る。雲の動きが速く、眺めが頻繁に変化する。
2014年09月14日 11:34撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 11:34
針ノ木岳を振り返る。雲の動きが速く、眺めが頻繁に変化する。
あれが頂上か、と間違いそうな2754mピークを目指す。
2014年09月14日 11:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 11:48
あれが頂上か、と間違いそうな2754mピークを目指す。
2754mピークを越えて平坦な稜線を10分ほど歩いてゆくと、霧が晴れはじめて蓮華岳の頂きが姿を現わした。
2014年09月14日 12:05撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 12:05
2754mピークを越えて平坦な稜線を10分ほど歩いてゆくと、霧が晴れはじめて蓮華岳の頂きが姿を現わした。
蓮華岳への最後の登り。本日の最後の登りでもあります。
2014年09月14日 12:11撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 12:11
蓮華岳への最後の登り。本日の最後の登りでもあります。
頂上直下。紅葉しているのはオンタデ。
2014年09月14日 12:48撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 12:48
頂上直下。紅葉しているのはオンタデ。
頂上と思って辿り着いたところには小さな祠があり、若一王子神社奥宮と書かれてあった。
2014年09月14日 12:44撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 12:44
頂上と思って辿り着いたところには小さな祠があり、若一王子神社奥宮と書かれてあった。
蓮華岳の頂上は東西に細長く、奥宮から少し東に行ったところに山頂の標識があった。峠から1時間ほどで12時20分に到着した。
山頂の東側に設置されている三角点の傍でしばらく休憩した。
2014年09月14日 12:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 12:42
蓮華岳の頂上は東西に細長く、奥宮から少し東に行ったところに山頂の標識があった。峠から1時間ほどで12時20分に到着した。
山頂の東側に設置されている三角点の傍でしばらく休憩した。
蓮華岳の頂上のまわりには雲が湧き立っており、遠くの眺めは得られなかった。写真は頂上から東に続く稜線だが、こちらには登山道はない。
2014年09月14日 12:41撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 12:41
蓮華岳の頂上のまわりには雲が湧き立っており、遠くの眺めは得られなかった。写真は頂上から東に続く稜線だが、こちらには登山道はない。
蓮華岳で25分ほど休憩してから下山の途に就いた。時刻は午後の1時前だが、まだ次から次へと登山者がやってくる。小屋が近いためハイキング気分で登れる山だ。
前方は2754mピーク。
2014年09月14日 12:50撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 12:50
蓮華岳で25分ほど休憩してから下山の途に就いた。時刻は午後の1時前だが、まだ次から次へと登山者がやってくる。小屋が近いためハイキング気分で登れる山だ。
前方は2754mピーク。
2754mピーク付近を行く。雲が多くて展望は利かないが、このようなゆったりとした稜線を下るときの気分はなかなか良い。
2014年09月14日 12:59撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 12:59
2754mピーク付近を行く。雲が多くて展望は利かないが、このようなゆったりとした稜線を下るときの気分はなかなか良い。
2754mピークを過ぎて峠に向かって下ってゆく。
2014年09月14日 13:06撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 13:06
2754mピークを過ぎて峠に向かって下ってゆく。
2754mピークを下ったところから見た針ノ木岳。今日の見納めです。
2014年09月14日 13:21撮影
9/14 13:21
2754mピークを下ったところから見た針ノ木岳。今日の見納めです。
午後1時半に針ノ木峠に戻る。小屋の周りにはさらに人が増えており、今日は超満員のようだった。休憩して腹ごしらえをしてから午後1時45分に扇沢目指して下山開始。
2014年09月14日 13:45撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 13:45
午後1時半に針ノ木峠に戻る。小屋の周りにはさらに人が増えており、今日は超満員のようだった。休憩して腹ごしらえをしてから午後1時45分に扇沢目指して下山開始。
峠直下は砂礫の滑りやすいつづ折りの道だ。滑落すると無事では済まないので慎重に下ってゆく。
2014年09月14日 13:54撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 13:54
峠直下は砂礫の滑りやすいつづ折りの道だ。滑落すると無事では済まないので慎重に下ってゆく。
水場を過ぎてノドノタカマキを下る。夏場だとこのあたりは雪渓上を歩くのだろう。
2014年09月14日 14:35撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 14:35
水場を過ぎてノドノタカマキを下る。夏場だとこのあたりは雪渓上を歩くのだろう。
高巻きからノドを見下ろす。本当に喉のようです。雪渓上の赤い線は登山の道しるべ。
2014年09月14日 14:39撮影
9/14 14:39
高巻きからノドを見下ろす。本当に喉のようです。雪渓上の赤い線は登山の道しるべ。
垂直の岩を鎖を頼りにして慎重に下って右岸に移り、流れに沿って下ってゆく。この辺りは崩れやすい道で、登りの時よりも歩きにくく疲れる。
2014年09月14日 15:04撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 15:04
垂直の岩を鎖を頼りにして慎重に下って右岸に移り、流れに沿って下ってゆく。この辺りは崩れやすい道で、登りの時よりも歩きにくく疲れる。
針ノ木雪渓谷を振り返る。右岸から木製の橋で左岸に移り、小休止してから河原を歩いて樹林の中の巻き道に入る。
2014年09月14日 15:20撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 15:20
針ノ木雪渓谷を振り返る。右岸から木製の橋で左岸に移り、小休止してから河原を歩いて樹林の中の巻き道に入る。
午後3時40分に大沢小屋を通過。
2014年09月14日 15:42撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 15:42
午後3時40分に大沢小屋を通過。
大沢小屋から、登りの時よりも時間をかけて午後4時45分に扇沢に到着。休憩を含めてちょうど12時間の山行だった。
2014年09月14日 16:43撮影 by  Canon EOS Kiss X4, Canon
9/14 16:43
大沢小屋から、登りの時よりも時間をかけて午後4時45分に扇沢に到着。休憩を含めてちょうど12時間の山行だった。
撮影機器:

感想

近年稀に見る不安定な天気が続いた夏も終わり、今年は9月に入るとすっかり秋めいた気候になってきた。7月初めに北海道に行って以来、天候が悪くて山に行く機会もないままに2ヶ月が過ぎてしまったが、この週末の連休は好天気が期待できそうだったので、久しぶりに北アルプスに行ってみようと思った。いくつかの候補を選んで検討した結果、日帰りで針ノ木岳に登り、時間があれば隣の蓮華岳にもと考えて14日の日曜日に決行することとした。
針ノ木岳に始めて登ったのは今から37年前の昭和52年の9月のこと。柏原新道を登って種池経由で新越山荘に泊まり、翌日スバリ岳を経て山頂に立った。しかしあいにくの天気で、赤沢岳あたりで少しの間剱岳方面が見えたのみであとは霧の中をひたすら歩いて扇沢に下り立ったのだった。という訳で、針ノ木岳から北アルプスの山々を眺めることは長い間仕残していた宿題の中の一つだった。
当日は晴れの絶好の登山日和だったが、日帰りのため針ノ木岳の山頂に着くころには雲が湧き立ち始めていた。しかし完全とはいえないまでもそこそこの展望は得られ、そのあとは蓮華岳にも登ることができ、一応所期の目的は達成できた山行でした。

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