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記録ID: 7134499
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無雪期ピークハント/縦走
十勝連峰

望岳台から十勝岳・美瑛岳を周回

2008年06月29日(日) [日帰り]
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GPS
09:00
距離
15.7km
登り
1,513m
下り
1,513m

コースタイム

日帰り
山行
8:35
休憩
0:30
合計
9:05
6:50
55
望岳台
7:45
85
9:10
70
10:20
10:40
145
13:05
13:15
40
13:55
90
15:25
30
15:55
望岳台
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2008年06月の天気図
アクセス 望岳台の駐車場に止めました。
早朝の狩勝峠。立ち込めていた霧が突然晴れてきた。
早朝の狩勝峠。立ち込めていた霧が突然晴れてきた。
偶然得られた狩勝峠からの展望。昨日登ったニペソツ山も見えるようだが、このあとすぐに霧に包まれてしまって確認できなかった。
偶然得られた狩勝峠からの展望。昨日登ったニペソツ山も見えるようだが、このあとすぐに霧に包まれてしまって確認できなかった。
早朝の田園風景
6時35分に望岳台に到着。正面に十勝岳を望む。しかし雲に覆われて山頂部は見えない。
6時35分に望岳台に到着。正面に十勝岳を望む。しかし雲に覆われて山頂部は見えない。
その左手には美瑛富士と美瑛岳。
その左手には美瑛富士と美瑛岳。
また右手には、イソツツジ咲く溶岩台地の彼方に富良野岳が見える。
また右手には、イソツツジ咲く溶岩台地の彼方に富良野岳が見える。
いつもの山歩きに比べて時間的に遅い到着となったが、帯広から3時間近くかかるのでは仕方のないことだった。幸い天気はそれ程悪くはない。簡単な朝食をとって6時50分に駐車場を出発した。
望岳台から1時間ほど緩やかに登って雲ノ平分岐に着く。左に行けば美瑛岳だが、まずは正面の十勝岳を目指す。
いつもの山歩きに比べて時間的に遅い到着となったが、帯広から3時間近くかかるのでは仕方のないことだった。幸い天気はそれ程悪くはない。簡単な朝食をとって6時50分に駐車場を出発した。
望岳台から1時間ほど緩やかに登って雲ノ平分岐に着く。左に行けば美瑛岳だが、まずは正面の十勝岳を目指す。
避難小屋を過ぎると道は左に折れて岩の尾根を行くようになる。
避難小屋を過ぎると道は左に折れて岩の尾根を行くようになる。
1時間ほど登り続けるとようやく稜線が近くなる。
1時間ほど登り続けるとようやく稜線が近くなる。
登り着いたところは昭和噴火口のそばで、火口の彼方には美瑛岳の鋭い頂を見ることが出来た。
登り着いたところは昭和噴火口のそばで、火口の彼方には美瑛岳の鋭い頂を見ることが出来た。
噴煙に包まれた十勝岳の山頂はまだまだ遠い。
噴煙に包まれた十勝岳の山頂はまだまだ遠い。
右手には無味乾燥な火山岩に覆われた峰々が並んでいる。
右手には無味乾燥な火山岩に覆われた峰々が並んでいる。
十勝岳が姿を見せてきました。
十勝岳が姿を見せてきました。
スリバチ火口
殺風景な中を十勝岳目指して進んで行く。
殺風景な中を十勝岳目指して進んで行く。
風向きが変わって姿を現した十勝岳。あと少しです。
風向きが変わって姿を現した十勝岳。あと少しです。
頂上直下の登りはなかなか厳しい。
頂上直下の登りはなかなか厳しい。
望岳台から3時間半で山頂に到達する。時刻は10時18分。雲が多く、残念ながら遠くの眺めは得られなかった。
望岳台から3時間半で山頂に到達する。時刻は10時18分。雲が多く、残念ながら遠くの眺めは得られなかった。
登ってきた道を振り返る。
登ってきた道を振り返る。
眼下には砂山のような平ヶ岳と、険しい山容の鋸岳が見える。その後ろの美瑛岳には雲がまとわりついている。
眼下には砂山のような平ヶ岳と、険しい山容の鋸岳が見える。その後ろの美瑛岳には雲がまとわりついている。
一瞬雲が切れて美瑛岳の全容が現れた。
さて、これからどうしようかと考えた。登ってきた砂礫の道を下るのは味気ない。しかしあの美瑛岳を越えて行くと望岳台に着くのは4時を回ることになり、レンタカーの期限である午後8時までに帯広に戻るには時間的に余裕がない。などと考えたが、結局未知の縦走路や山への気持ちが勝って美瑛岳経由の道を行くこととした。
一瞬雲が切れて美瑛岳の全容が現れた。
さて、これからどうしようかと考えた。登ってきた砂礫の道を下るのは味気ない。しかしあの美瑛岳を越えて行くと望岳台に着くのは4時を回ることになり、レンタカーの期限である午後8時までに帯広に戻るには時間的に余裕がない。などと考えたが、結局未知の縦走路や山への気持ちが勝って美瑛岳経由の道を行くこととした。
そうと決めれば即実行。ということで10時40分に出発。まずは平ヶ岳を目指す。
そうと決めれば即実行。ということで10時40分に出発。まずは平ヶ岳を目指す。
火山礫に覆われた道を行く。
火山礫に覆われた道を行く。
平ヶ岳から十勝岳を振り返る。山頂を見たのはこれが最後だった。
平ヶ岳から十勝岳を振り返る。山頂を見たのはこれが最後だった。
平ヶ岳を越えたあとは鋸岳に向かって下って行く。
平ヶ岳を越えたあとは鋸岳に向かって下って行く。
縦走路は残雪を横切り、鋸岳を巻いて行く。途中で何とも不可思議な山容の平ヶ岳を振り返り見る。
縦走路は残雪を横切り、鋸岳を巻いて行く。途中で何とも不可思議な山容の平ヶ岳を振り返り見る。
砂礫の道を下って進んで行くと美瑛岳との鞍部に着いた。まわりは霧に包まれてくる。
砂礫の道を下って進んで行くと美瑛岳との鞍部に着いた。まわりは霧に包まれてくる。
美瑛岳に取り付くころには、まわりはすっかり霧に包まれてしまった。あとは稜線に咲く花々を見ながら行くしかない。
写真はミネズオウ。
美瑛岳に取り付くころには、まわりはすっかり霧に包まれてしまった。あとは稜線に咲く花々を見ながら行くしかない。
写真はミネズオウ。
メアカンキンバイ
メアカンキンバイ
エゾノツガザクラ
エゾノツガザクラ
キバナシャクナゲ
キバナシャクナゲ
エゾコザクラ
チングルマ。
美瑛岳の稜線は十勝岳付近とは打って変わって緑が多く、高山植物も豊富なところだった。
チングルマ。
美瑛岳の稜線は十勝岳付近とは打って変わって緑が多く、高山植物も豊富なところだった。
霧のため2度ほど道を見失ったが、何とか美瑛富士分岐に着いた。頂上まであと少しです。
霧のため2度ほど道を見失ったが、何とか美瑛富士分岐に着いた。頂上まであと少しです。
岩だらけの稜線を辿ってようやく霧に包まれた美瑛岳の山頂に着きました。
岩だらけの稜線を辿ってようやく霧に包まれた美瑛岳の山頂に着きました。
時間もないので10分ほど休憩してから下山開始。途中にエゾノツガザクラやミネズオウが沢山咲いていた。
時間もないので10分ほど休憩してから下山開始。途中にエゾノツガザクラやミネズオウが沢山咲いていた。
美瑛岳分岐を過ぎてハイマツの中を下って行く。
美瑛岳分岐を過ぎてハイマツの中を下って行く。
途中で見かけたサンカヨウ。
途中で見かけたサンカヨウ。
ポンピ沢目指してドンドン下って行く。
ポンピ沢目指してドンドン下って行く。
ポンピ沢で最後の休憩をとる。
ポンピ沢で最後の休憩をとる。
ポンピ沢から少し行くと雪渓があった。
ポンピ沢から少し行くと雪渓があった。
雪渓のまわりにはエゾコザクラの群落があった。高山植物の眺めをしばし楽しむ。
雪渓のまわりにはエゾコザクラの群落があった。高山植物の眺めをしばし楽しむ。
その後平坦な巻き道を歩いて雲ノ平分岐に着いた。
その後平坦な巻き道を歩いて雲ノ平分岐に着いた。
雲ノ平分岐から30分でようやく望岳台に戻る。時刻は4時前で、人や車もすっかり少なくなっていた。
雲ノ平分岐から30分でようやく望岳台に戻る。時刻は4時前で、人や車もすっかり少なくなっていた。

感想

昨日ニペソツに登ったあと帯広まで戻り、駅前のホテルに泊まった。天気予報では明日は曇りで午後は雨も降るようだった。これは困ったことになったと思ったが、西の方ほど天気は良さそうなので石狩岳は諦めて十勝岳に登ることにした。睡眠不足もあって7時過ぎに消灯し床についた。
ぐっすり眠って目が覚めたのは未明の2時半頃だったろうか。外を見ると雨が降ったらしく地面が濡れている。天気も悪く、体がだるくて今日はどうしようかと思ったが、とにかく行けるところまで行こうと3時20分にホテルを出発した。望岳台には6時35分に到着。幸い天気はそれ程悪くはないので予定どおり十勝岳に登ることにした。
望岳台から十勝岳までは火山らしく殺風景な道だった。帰路は少し考えてから美瑛岳を越えて行くことにしたが、このコースは十勝岳の登りとは違って緑が多く高山植物も豊富だった。こちらの道を帰路としたことで変化に富んだ山歩きが出来ました。

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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
3/5

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