小河内岳〜荒川中岳、赤石岳

2010年07月17日(土) 〜 2010年07月19日(月)

• GPS: 51:30
• 距離: 28.1km
• 登り: 2,910m
• 下り: 3,454m

コースタイム

1日目
鳥倉8:45、水場10:00頃、三伏峠10:50/11:20、烏帽子岳12:00頃、前小河内岳12:50/13:15、小河内避難小屋13:45

2日目
小河内岳5:20、大日影山6:30頃、板屋岳7:00、高山裏避難小屋8:00頃、水場8:25、小広場9:00、森林限界(距離標識のある場所)9:40、ニセピーク10:50、荒川前岳11:15、荒川中岳11:25/12:30、荒川小屋13:50

3日目
荒川小屋4:10、大聖寺平4:40、小赤石岳の肩5:20、赤石小屋への分岐6:00頃、赤石岳6:15/6:50、赤石小屋への分岐7:05、水場・砲台休憩所7:45頃、富士見平8:30、赤石小屋9:00、2325m付近10:00、小広場10:30、樺段11:00、椹島ロッジ12:15

天候

晴れのちガス

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

行き:新宿→(高速バス)→松川インター→伊那大島駅→(伊那バス)→鳥倉登山口
帰り:椹島→(東海フォレスト送迎)→畑薙第一ダム→(静鉄ジャストライン)→静岡駅

写真

7/17 8:43

バスで鳥倉登山口へ。
マイカーだと手前の駐車場までしか来れないけど、バスだと直接登山口まで行ける。
ほとんどの山だと立場が逆なので、少しいい気分☆

7/17 10:25

塩川からのルートとの合流点。

7/17 10:51

2時間ちょっと歩いて三伏峠に到着。
ここは日本一高い峠だとか。

7/17 11:26

三伏峠から少し進むとお花畑。

7/17 11:51

烏帽子岳です。ガスって展望ないだろうなぁ。
三伏峠まで登った後の烏帽子は辛かった。。。

7/17 12:41

雲間から見えるのは蝙蝠岳かな。

7/17 13:41

小河内岳の避難小屋。1日目の宿です。

7/17 14:16

小河内山頂。ガスでなんも見えません。

7/17 18:57

夕方、ガスが晴れて小屋から富士山が見えました。

7/17 19:09

そして荒川三山も。

7/18 4:24

2日目の朝。
小河内からは富士山がとてもきれいに見えます。
小屋のご主人によると、プロの写真家さんが撮影に来ることもあるとか。

7/18 4:29

朝焼けをパノラマ撮影してみました。

7/18 5:05

小河内から見た北アルプス。槍穂がよくわかります。

7/18 5:06

ここから見る富士山はやっぱりいい!

7/18 5:06

堂々とそびえる荒川三山。
右奥は赤石岳。

7/18 6:33

大日影山を過ぎたあたりのコル。
眺めもよく休憩にもってこい。

7/18 6:39

小河内を見上げます。
せっかく1日目に2800まで上がったのに、高山裏避難小屋は2400m。じわじわと下っていくー!!
ちなみに小河内岳を過ぎると樹林帯に入り、次に森林限界を越えるのは荒川前岳。人気がない所以はこのへんにあるのかな。

7/18 7:12

荒川と赤石。さすが南ア、緑が濃いです。

7/20 21:50

エアリアの「ガレの縁」展望確かにいいけどね。

7/20 21:50

立ち枯れ。青空とこの枯れの荒涼とした感じ、好きです。

7/20 21:50

一部アザミが茂ってて歩くと痛い・・・
シカの食害がある証拠でもあります。

7/18 7:27

マルバタケブキやバイケイソウが茂ってます。
これらの草もシカの食害のあとに生える2次植生だそうです。

7/18 7:37

樹林帯歩いていると、開けたところがとても気持ちいい!

7/18 7:49

高山裏避難小屋が見えてきました。
ここをすぎると荒川前岳への標高差600mの登りが待ち受けます。

7/18 7:56

小屋の近くでは中央アルプスがよく見えます。

7/18 7:56

左から千畳敷カールと宝剣、檜尾岳、空木岳、南駒ヶ岳と擂鉢窪カール。あそこ縦走したんだ〜ってのが見えるのは楽しいです。
それにしても空木の池山尾根、よくあんなバカ尾根登ったなぁ・・・

7/18 8:59

前岳の登り。エアリアの「小広場」から見たここまでの縦走路。

7/18 9:05

小河内岳をアップでとってみました。
避難小屋がひょこっと乗ってる感じがいいですねぇ。

7/18 9:42

森林限界付近から前岳を見上げる。
カールしてるのがよくわかります。

7/18 9:49

真ん中はゴーロな感じ。
緑と空の青、そしてカールしてる感じがすばらしくて登ってる辛さも我慢我慢!

7/18 9:59

カールに咲くイワカガミ。

7/18 10:02

だいぶ登ってきたぞ!いままで歩いてた縦走路がどんどん低くなって行く〜。

7/18 10:27

稜線に到達すると赤石岳がデーンと。
空の青と山の緑と残雪の白のコラボが美しい。
が、雲がちょっと邪魔・・・

7/18 10:35

ここまでくればいままでの縦走路はかなり下。

7/18 10:39

登って来た面と反対側は荒川岳の大崩壊地。

7/18 10:45

荒川中岳はすぐそこ!
人影を久々に見ました。

7/18 10:57

前岳の山頂。
崩壊がこんな所まで進んでいるとは・・・

7/20 22:06

小河内岳の小屋の主人さんも言ってたが、前岳直前は登山道が崩壊していてお花畑を踏んで行くしかない状況。。。
心が少し痛みますが、仕方ありません。

7/18 11:01

中岳と悪沢岳(東岳)

7/18 11:02

前岳の山頂の山名標識も崩落に飲み込まれつつあります。

7/18 11:27

そして中岳山頂。
こちらはまだ崩落の影響はないようです。

7/18 11:43

中岳避難小屋。よくこんなところに小屋立てたなぁ〜。

7/18 11:46

塩見や南ア北部の山々を望みます。
ガス出てきたなぁ〜。

7/18 12:10

赤石もガスかかってる〜。
11:00過ぎでこの状況か・・・

7/18 12:52

荒川小屋へ下る途中に咲いていた、ショウジョウバカマ。

7/18 13:03

7/18 14:24

荒川小屋と荒川岳。
小屋ではスイカが売ってて、たまらず即買い!めっちゃおいしかったです。

7/19 5:13

3日目。
この日のうちに椹島に下りないと行けないので4:00過ぎに荒川小屋を出発。
小赤石岳の肩までいくとなんと中央アルプスの向こうの方に山が!?あれが白山か!?

7/19 5:27

荒川中岳。尾根の伸び方がすごい。というか、大昔に氷河に削られてああなったのかな。

7/19 5:29

あまりに展望が良いのでここでもパノラマ撮影。
南ア南部〜中央ア、北アルプス方向です。

7/19 5:31

北アルプスをアップで。槍に穂高に笠が岳、ほかにどれだけ山座同定できるでしょう?

7/19 5:43

南ア南部は写真で撮ると陰になってよくわかんないや。

7/19 5:43

補正で明るくしてもわかるようなわからんような。でも眺めはすごいいんですよ。
緑が深い感じが南ア南部って感じです。

7/19 5:46

小赤石岳からの富士山。

7/19 5:46

小赤石岳からの赤石岳。

7/19 5:47

南ア北部の方を望む。同じく小赤石岳から。
荒川だけの奥には仙丈ヶ岳、間ノ岳、農鳥などなどが見えます。

7/19 5:48

下山路の分岐にザックを置き、赤石山頂へ。
CT25分のところなんと12分で登っちゃった!
相変わらず富士山はキレイです。

7/19 6:16

山頂直下にある赤石岳避難小屋。
この小屋もよくこんなとこに立てれたなぁ。

7/19 6:17

南ア北部の方を望む。
さっきまで見えなかった北岳がちょこっと見えます。

7/19 6:36

金峰山を中心とする奥秩父方向。
山座同定を試みるも敗北・・・

7/19 8:16

山頂には30分以上いました。
もっといたかったけど、時間もあまりないので泣く泣く下山開始。
写真は富士見平からの赤石岳。

7/19 8:24

富士見平からは荒川岳もよく見えます。
かなりいい展望台ですな。

7/19 8:32

もちろん、富士見平その名の通り、富士山も見えます。

7/19 9:04

赤石小屋から聖岳。いつかはあっちも行ってみたい。

7/19 12:09

小屋から下ること3時間ちょい、椹島の登山口に到着。
2000mも下ると足がガクガクです。

それにしてもいい山行だった!

撮影機器：

PENTAX Optio M50 PENTAX Corporation

感想

muse

夏山シーズン最初の三連休ということで、あんまり混んでいないだろう南アルプスのマイナールートにいってみました。
やはり三伏峠〜荒川岳間は人も少なく静かな山行ができました。
荒川岳以降も人は増えるものの、北アや木曽駒、南ア北部のような混みはありませんでした。