*奥穂高岳・紅葉の涸沢*憧れの氷壁の宿☆徳澤園☆で前泊。


- GPS
- 56:00
- 距離
- 34.7km
- 登り
- 2,014m
- 下り
- 2,013m
コースタイム
- 山行
- 8:13
- 休憩
- 3:07
- 合計
- 11:20
- 山行
- 6:59
- 休憩
- 1:51
- 合計
- 8:50
天候 | 一日目:快晴 二日目:AM:快晴、穂高岳山荘はガス。 最終日:終日快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 上高地BT16:00発アルピコパス 17:50松本着 19:21発あずさ34号新宿行 |
コース状況/ 危険箇所等 |
上高地バスターミナルから梓川に沿った遊歩道を観光の方たちと共に歩きます。横尾まではハイキングコース。 横尾大橋を渡ると登山道、本谷橋まで緩やかな道が続きます。本谷橋を過ぎると暫く急登になり、やがてカールが見えてきます。涸沢ヒュッテまで危険箇所はありません。 山荘下のザイテングラートの鎖、ハシゴのすれ違いは声を掛け合って渋滞しないように。 奥穂高岳に向かう山荘近くのハシゴ・鎖の登り下りは三点確保で慎重に行けばさほど難しくはありませんが山頂迄の区間は落ちてくる人為的落石には十分な注意が必要です。また落としてはいけません。 |
その他周辺情報 | 松本駅からタクシーで5分程の(渋滞なければ)の日帰り入浴施設”瑞祥”を利用。 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
職場仲間の第3回目山行で奥穂高岳に行って来ました。
今回は公共交通機関利用の山行、移動中はビール飲で居眠りしたり、車窓から山の景色を眺めたりたまにはこういうのもいいなあ。
久しぶりの上高地入り、SW真只中とあつてバスターミナルは観光客と登山者で溢れかえっていました。上高地食堂で山賊焼定食、カツ丼、そばと各々昼食を摂ったあと奥上高地の雰囲気を感じながら遊歩道を徳澤園まで歩きました。
今回前泊した徳澤園は史実ナイロンザイル事件とそれに関わる男同士の友情と男女の機微を題材とした小説・氷壁に登場する歴史ある小屋です。現在は当時の小屋とはかけ離れた佇まい。完全予約制なので相部屋であっても一人布団一枚のスペースは確保されていて、お風呂ではシャンプー・ソープが使えます。ハイカーにとっては嬉しいことです。そして館内の共有スペースはおしゃれな調度品で飾られリゾートホテルの様な雰囲気、そしてなにより夕食のメニュー全ての調味が素晴らしく、ダイニングスタッフの対応も洗練されていて更に食事を美味しく感じさせます。こんなサービスを提供しているにもかかわらず宿泊料は山小屋と大差ありません。また泊まってみたい。
翌日は朝食をお弁当にしてもらい04:20ヘッデン点灯しスタート、横尾山荘でお弁当休憩中に見えた前穂高のモルゲンがとっても綺麗でした。横尾大橋を渡ると緩い登山道、粛々と歩き本谷橋を渡ったところでこれから始まる急登に備えドーピング休憩。その後涸沢ヒュッテから下山される多くの方たちとスレ違いながらヒュッテに到着、秋に衣替えしつつある涸沢カールの景観はとても素晴らしかった。水の補給とトイレ休憩後ザイテングラートに向かいます。ザイテングラートでは鎖場や道の狭いところでは声を掛け合って渋滞しないように進みます。
穂高岳山荘で受付を済ませ部屋に入ると予想通り布団2枚に3名、これは後でなんとかなりましましたが。
山頂へは空身で登る予定ですがあの一番厳しいところがすれ違いで渋滞してるわガスってるわで今日は諦めビール飲んじゃおうかなんて話をしていたらガスが切れたので山頂に向かいました。山頂につくとガスで眺望はなくちょっと残念。
下山途中うちのパーティが石を落としてしまいずっと下の方にいた女性に向かって落ちて行ったので大声で「らーく、らく・らく・らく・・・・」連呼しました。その女性はこれに気づき落ち着いて身をかがめながら足元に注意して右方向に移動して石を避けてくださいました。落ち着いた対応で回避出来る素晴らしい方だと思います。怖い思いをさせてしまって申し訳ありませんでした。
今回の山行もIさんが宿との連絡、指定券・バスの整理券等全て手配してくれました。楽しい3日間でした。お疲れ様でした。そして本当にありがとうございました。
Nさんも富士山には登った経験があるとは言え初めてのジャンル。鎖ハシゴの握り方や声がけ、石を落としてしまった時の対応、良い経験になったと言ってくれました。
これからも良い山行が出来ますように。お疲れ様でした。
こんばんは
涸沢は色彩の変化が美しいですね
緑に映える緋色と黄の散らばりが輝きながら誇っているようです
涸沢に紅葉を見に行ったことを思い出しています
氷壁は以前に拝読をしました
徳澤園の素敵な一部を垣間見せていただけて
ちょっと得した気分です
手配など分担してくださる同行者がいらっしゃると助かりますね
お天気も良く最高でしたね
コメントをいつもありがとうございます。
初秋の涸沢とても綺麗ですね。
そうですね。山の紅葉は、よく紅葉便りで紹介される大雪山系の空撮映像
緑の中に黄色と赤(緋色)が一番美しいと思います。
今回まだ時期的に早いのではないかと思っていたのですが天候も良く
Just timingだったと思います。
これから日に日に色合いが深みを増して空の青と白い岩肌とのグラデーション
がまた美しく涸沢カールを演出してくれるのでしょうね。
氷壁はだいぶ以前に読んだので忘れてしまった部分が多いのですがナイロン
ザイル疑惑・強度試験を依頼された教授夫婦・親切な小屋の主人や捜索に
協力した人たち・荼毘・亡くなった友人の妹が小屋で魚津を健気に待つ姿
断片的に思い出されますが、いい小説だったと思います。
そんなこともあり氷壁の宿・徳澤園には興味を持っていたのですが泊まる
ことはないだろうと思っていました。春頃だったかI氏からSWに予約が取れている
とのこと。その後打ち合わせを一度しただけであとは全てI氏にお任せしてしまい
ました。信頼出来る仲間と山に行ける自分は幸せものです。感謝・感謝です。
mermaidさん、秋は尾瀬あたりでしょうか。日本の秋を堪能されます様に。
ありがとうございました
oyabunさん;
同じ上高地から同じ日程で穂高入りしてたのですね〜。
ワタシがビバーク地から見下ろした徳澤園の屋根の下では、、ちょうどステーキディナーをお召しになられてたのでせう。
あぁ羨ましww。
でも徳澤園は一度は泊まってみたいですね。写真拝見して益々そう思います。
私が前穂山頂に着いてヤレヤレな頃合いに奥穂山頂に居たのですね、北尾根の途中から度々見下ろした涸沢や対面のザイテンに居られたとは、何とも楽しく感じます。
日の出、紅葉はじめ景色最高で楽しそうなグループ登山、良かったですね & 登山リーダーお疲れ様でした。
hatsuさん こんばんは☆ コメントありがとうございます。
やっぱりこんな近くにいたんですね
hatsuさん見えないかなと目を凝らして捜したのですが見えませんでいたねぇ
hatsuさんSWに北尾根トライすることなんとなく感じていましたから
このへんのことは後ほどhatsuさんのレコにコメントさせていただきます。
徳澤園は時間的に余裕のあるときに是非
自分が歩んできた山々、これから挑戦しようとすることいろいろあると思いますが
ちょっぴり贅沢な山の宿でのんびりするのもたまにはいいものです。
またどこかでお会いしたいですね。
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