絶景の涸沢 〜パノラマ×パノラマ 大満足の紅葉〜


- GPS
- --:--
- 距離
- 30.4km
- 登り
- 1,510m
- 下り
- 1,503m
コースタイム
- 山行
- 9:44
- 休憩
- 2:08
- 合計
- 11:52
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
タクシー 自家用車
平日の為か余裕で駐車できました。 あわよくば乗り合わせて、タクシーで開門と同時に突入も狙うため4時30分には到着。しかし、乗り合わせ相手がいないので、早く行きたいのでやむを得ず一人でタクシーに乗車。定額料金4200円を払いました。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポストは、バスターミナル付近にあります。 バスターミナルから横尾まではほぼ平坦な道を11キロ行きます。 横尾で、槍沢方面を見送り横尾大橋を渡ります。 しばらくは歩きやすい道を行きますが、徐々に緩やかな登りになります。 本谷橋を渡ると本格的な登りへ。岩や木の根のある道を行きます。 混んでいると登りでの待ち、下りでの待ちも長くなります。 どんどん登って行くと徐々に涸沢カールが見え始め、涸沢ヒュッテまで紅葉の登山道を気持ちよく歩くことができます。 ヒュッテから奥穂へ向かうパノラマコースは、岩場続きです。途中で涸沢小屋からザイテングラードへ向かう登山道と合流します。 新村橋へ向かうパノラマコースは、ヘルメット着用が推奨されています。 登山道は、崩壊しやすい部分やロープが設置されている部分もあります。 しかし、慎重に行けば問題ないと思います。 屏風の耳に行く際は、屏風のコルにザックをデポしてい行くと良いです。 新村橋までは、基本的に延々と下りです。砂礫や岩場もあり疲れている足には堪えます。印が見にくい部分もあり、見失わないよう注意したいです。 新村橋に近づくと、舗装されていない車道歩きに変わり進んで行くと新村橋方面への看板に従えばすぐに新村橋があるので、渡ります。 あとは、来た道を戻るだけです。 |
その他周辺情報 | 平湯の森 500円に入浴 |
予約できる山小屋 |
横尾山荘
|
写真
感想
今回は、槍沢の天狗池か涸沢の日帰りか…悩んだ末…4年連続の涸沢を選択しました。
紅葉は見ごろを迎えているとの情報で、期待が膨らみます。
あわよくばタクシ―乗り合わせで早く、無理ならバスですが始発バスが早い沢渡に向かうことに。岩見平に到着。乗り合わせる相手は見つからないので、4200円を払いタクシーで5時10分にはバスターミナルに到着できました。
早く行けるので高くても惜しいと思いませんでした。
周りはまだ薄暗いです。人はごったがえすほどはないものの多くの人がいました。
とりあえずここから横尾までは早歩きで時間短縮をもくろみます。
軽快な感じでいけて、気分よく進めました。ミヤマアズマギクやミヤマアキノキリンソウ、アザミが、道の脇にまだまだ咲いておりたくましく感じます。
明神館前からの明神岳は迫力があり圧巻です。
横尾に着くと、休憩。自動販売機でコーラを買って水分補給をします。美味しい!
人の流れを見ると、槍沢へ行く人は少なくほぼ涸沢に向かわれる人が多いです。
本谷橋に向かって行きますが、まだまだ歩きやすい道が続きます。
徐々に木々の色も黄色や赤に染まりはじめていていよいよか!と思わせてくれます。
橋に行くまでにも、屏風岩や北穂小屋まで見ることができて眺望は飽きません。
本谷橋周辺では、沢山の人が休憩されていました。
皆さん、疲れている感じはなく元気そうな声、楽しそうな声が多かったように思います。本谷橋以降は、徐々に登りになります。下山するかたも多くなりすれ違いが多くなりますし、登る人も多くなり少し渋滞気味に。
ですが、ハッピーイエローの黄色、情熱の赤の紅葉ロードが始まり、ゆっくり行くのが丁度良い感じでした。特に涸沢槍が見え始めると、うわーっという感じで皆さん写真撮影して見えます。もちろん自分も写真撮影。ここで「岳の帽子いいですね」と声をかけて下さった4人のグループが。お話を聞くと、一人の方はヤマレコユーザーさんのようでした。写真撮影をお願いして、涸沢槍をバックに撮影完了。
足取りも軽くなり、一気に涸沢ヒュッテへ…燃えているが、赤の色づきは去年の方が良かったかな?けれどもこのロケーション、スケールの紅葉は圧巻の一言。日帰りから泊りに変えたくなってしまいます。振り返れば紅葉の斜面と大天井岳が綺麗に見えます。真っ赤なナナカマド越しの吊り尾根も美しかったです。
ヒュッテででは、生ビールは完売。なので缶ビールを1本注文。カレーとおでんも食べながら紅葉を見る、至福の時間でした☆
奥穂へ向かうパノラマコース方面のナナカマドがより赤く見えるので足を伸ばしてみることに。どんどん赤や黄に近づき涸沢槍に見下ろされている感じがします。
この角度からは、常念岳もしっかり見えましたし、高度を上げると前穂高岳がより雄大に見え様な気がしました。途中、来た道を折り返す予定でしたが涸沢小屋まで周回するといいよと教えていただき向かうことにします。こちらの紅葉も美しいの一言…赤や黄の紅葉越しに見る常念岳、大天井岳は格別でした。
そして、帰りは今度も新村橋へ向かうパノラマコースで帰ります。まさにパノラマ×パノラマです!涸沢から遠ざかるのは寂しいですが木々の間からみる涸沢カールは雲もでてきてより美しい感じました。一部、ロープがあったり、崩れやすい部分もありますが慎重にいけば問題なし。そして、槍ヶ岳が顔を出します。一帯が紅葉していてまた綺麗です。屏風の頭も紅葉の波に浮かんでるようでした。
屏風のコルに来ると、南アルプスと富士山が薄らですが見えました☆
コルにザックをデポして、屏風の耳に向かいます。頭までは、道が分かりにくいので行く人はいませんでした。屏風の耳の三角点を確認。目の前には、前穂高岳や、北穂高岳〜大キレットの圧巻の景色、そして槍ヶ岳の勇姿。遠くは、野口五郎岳、振り帰れば常念岳や蝶ヶ岳も近くに見えます。ここでプロの写真家という方に写真を撮っていただきました。確かに写真を見せていただきましたが、一味も、二味も違う…カメラ任せでなく自分で写真は作り上げるものだなと思いました。もう少しこだわっていきたいです。写真家さんありがとうございます。屏風の耳では、涸沢に泊まるかたが足を伸ばして来ているかたが多かったです。
そして、ここからは新村橋まで岩や砂礫の道が続きます。時間も遅いためか下山する人は見当たりません。登ってくる方は2人みえました。
一人はチェコ出身の方でした。数日前独標で「LETS GO 独標?」と外国人さんに声をかけて失敗した経験を糧に「Where do yuo go?」と聞き、今日は涸沢ヒュッテに泊まり、その先は奥穂高へ行かれると話してくださり、とてもきつい道のりだと話してくださりました。海外の人も増えてきていて、国際色も豊かになってきましたね。新村橋から徳澤園へ。毎度の、ソフトクリームを食べました。やっぱり美味しい〜。その後は、ゆったり向かい17時10分にはバスターミナルへ 臨時便のバスに乗り、帰りました。
行程は長いですがパノラマコースを2つも歩けて大満足。美しい涸沢の紅葉に惚れ直しました!!また、来年も…来てしまうのかな?久しぶりに紅葉シーズンにテントで泊まってみたいな。
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