初の北アルプス登頂!双六岳&樅沢岳(新穂高から)



- GPS
- 17:47
- 距離
- 32.9km
- 登り
- 2,381m
- 下り
- 2,475m
コースタイム
- 山行
- 7:27
- 休憩
- 2:05
- 合計
- 9:32
- 山行
- 6:54
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 8:16
天候 | 初日:曇時々晴れ 2日目:晴れ時々曇 ぐらいでした。 雨が降りそうな予報だったので、降らなかっただけでラッキーでした♪ |
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過去天気図(気象庁) | 2024年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
帰りは新穂高から鍋平までロープウェイでショートカット! 標高約200mを4分で登りました(笑) |
コース状況/ 危険箇所等 |
整備されています。 あちこちに狭い道があり、谷側に落ちたら生きて帰れないだろうなと思いました。 |
その他周辺情報 | 鍋平の登山者用無料駐車場、新穂高バスターミナル、新穂高ロープウェイ駅にトイレがあります。 笠新道入口の給水ポイントは水が出ていませんでした😫 それを知っていたのか、少し手前(下ったところ)の給水ポイントとして整備されていないところで給水している方がいました。 ワサビ平小屋、双六小屋で給水できます。 鏡平山荘はどうだったか不明です💦 双六小屋は電波が入ります。 ドコモだけは小屋から出て石垣の辺りに行かないと入らないようです。 |
写真
感想
この山行で学んだこと:シャリばて
「登山に行く前からしっかり食べてエネルギーを補給しておく」
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週末の天気予報は少しずつ良い方に変わって行っていたものの、雨が降ることを想定しつつ計画を決行。
2時頃鍋平の登山者用駐車場に到着して仮眠。
2週間前の赤岳の時は仮眠する暇がなく眠くてしんどかったので、その時よりはコンディションが良いはずと期待して出発。
しばらく下って新穂高バスターミナルに到着。
温泉の湯気がのぼり、硫黄のニオイがしていてテンションが上がります♪
ゲートを通過して左俣林道に入り、きれいな水の流れる音を聞きながら川沿いを歩きます。
ワサビ平小屋では果物や野菜が水の中で冷やされて売られていました。
目を引いたのは「りんご時価」
でも、りんごがない💦
ちなみにトイレは200円です。
しばらく歩いて、秩父沢に到着。
きんつばを食べながら休憩。
もう少し青空を見たいけど、降ってないから上出来。
また歩き始めますが、何かしんどい…
思うように進まない…
おそらく普段より休み休み歩いて、ようやく鏡池に到着。
晴れてたら池の奥に槍ヶ岳が見えて、池に逆さまの槍ヶ岳が映るそうですが、何も見えず。。
帰り道には晴れてることを期待。
少し歩いたところにある鏡平山荘のベンチで、おにぎりを食べました。
もっと暑かったらかき氷を、もっと寒かったらラーメンを食べたいところです。
かき氷は600円(宇治金時は800円)、ラーメンは1200円です。
しばらく登って鏡平山荘を見下ろして、改めて見上げると延々と続く登り道。。
気が遠くなるココは弓折中段。
体や足が重く、ホントに嫌だと思いながら重い体にムチ打って歩き、弓折分岐、弓折乗越に到着。
顔出すか
みんな大好き
槍ヶ岳
登山者の憧れ、槍ヶ岳。
人を寄せ付けない標高と風貌で、かっこいいからでしょうか?
ほとんどみんなが見えそうで見えない槍ヶ岳に一喜一憂しながら歩いています。
すれ違いざまに「槍、見えませんね」
「明日に期待してます」
標高があがり背の高い植物が減り、どんどん見晴らしが良くなっていきます。
滑落したら帰って来れなさそうな登山道をトボトボ進みます。
そして、ついに双六小屋が視界に!
20分ほど歩いて小屋に到着。
きれいな小屋です。
何かの工事が行われていたので、もしまた来た時には変わってることでしょう。
小屋に荷物を置いて楽になりました。
さて、これからどうするか。。
正直なところもう歩きたくないと思ってましたが翌日に双六岳、樅沢岳の両方に登ると時間的に厳しそうなので、今日のうちにどちらかには登っておいた方が良さそうな気がします。
双六岳に向かう人を横目に見ながら、歩く距離の短い樅沢岳を選択。
登り始めるとこれまた本当にしんどくて、(今日)行くと言った自分を呪うほどです。。
励まされながら何とか登頂し、小屋に戻りました。
17時から夕食。
おいしいけど全部食べられず。
でも白いゴハンとお味噌汁がとてもおいしく感じました。
ここのところ胃腸の調子が良くなくて、あまり食べれない日が続いてました。
それがしんどい原因じゃないかと指摘され、登山者は登山中だけでなく登山前から食べるものだと教わりました。
翌朝は元気に歩けますように…
祈りながら就寝。
2-3時間おきに目が覚めて、不安いっぱいの朝がやって来ました。
5時からの朝食は、やっぱり白いゴハンがおいしい!
たまたま、おこげ部分がお櫃に入ってて、なおさらおいしかったです。
準備を整えて、いざ双六岳へ出発。
要らない荷物は小屋に置かせてもらい、身軽にしておきました。
早起きの
三文の得
何だろな
朝焼け、雲海、もうひとつは…?
ハイマツの合間を縫ってどんどん登って行きます。
口呼吸だと酸素をあまり取り込めないとテレビで見たことを思い出して、しんどくなる前から大きく鼻呼吸することを心がけて歩きました。
うーん、どうも今日はあんまりしんどくならないみたい。
双六小屋で食べた、おいしい白ゴハンのおかげかも?
お天気が良く、鷲羽岳や水晶岳がよく見えます。
前日の夕食で隣に座ってた方々は数年越しの念願叶って水晶岳に行けるはず。
そして時々、槍ヶ岳も顔を覗かせるように!
天空を
滑走したら
双六よ
天空の滑走路と言われている平原のようなところを歩き、最後はまた登ります。
振り返ると雲の間に槍ヶ岳。
景色を楽しみながら歩くこと15分程度で双六岳山頂に到着!
快晴とは行きませんが、いいお天気。
日本海は雲で見えませんでしたが、遠くに白山?と思しき高い山々が見え、槍ヶ岳も見えます。
いやー、頑張った(昨日の私が)。
途中すれ違った方から、4羽の雷鳥を見たとか、中道で雷鳥を見たと聞いたので、中道から下りることに。
足元に気を付けながらも、雷鳥さんを探してキョロキョロ。
途中、双六小屋の水源がありました。
たぶん豊富なお水、ありがたや~
感謝しながら通過。
そして中道分岐に到着。
雷鳥さんには会えぬまま、あっという間に双六小屋に戻って来ました。
荷物を引き取って下山開始。
理由はよくわからないけど、登山道の東側はガスが立ち込めているが、西側はガスがない。
不思議な景色を楽しみながら、どんどん歩きます。
池の前
カメラが並ぶ
逆さ槍
行きには見えなかった槍ヶ岳が少しずつ顔を見せ始め、カメラを向ける人が増え始める。
槍ヶ岳が顔を隠し始めると、人がどんどんいなくなる。
鏡池とはそういうところのようです(笑)
が、逆さ槍をカメラに納めて安心したところで珈琲タイム。
だいぶ長居しました。
その後はサクサク歩いて下山しました。
重力に逆らわないというのは良いですね(笑)
無事に自分の足で歩けて良かったです。
いろいろ学びました。
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